右上6番の分割(トライセクション)をした歯の今後の治療について

相談者: みずなさん ( : )
投稿日時:2007-10-16 22:13:00
3年ほど前に右上6の治療をした際、3本ある根のうち1本を抜きました。

痛みはありませんでしたが、歯茎にできた穴から膿が出て、確か根が割れていたように思います。

6は根が2本しか残っていないので、隣の7と連結させるようにかぶせてあります。

その後特に問題はありませんでしたが、最近6と7の間から何らかの液が出てきているように感じます。明らかに左とは違う味がします。

そこで先日近医にかかり、レントゲンを撮ったところかなり残りの根が少なく、状況は良くないようでした。

実際中を開けてみないとどうなっているのかわからないとの事でしたが、根を1つ抜いて2つ残すことは通常しないとの事でした。

その先生ならば抜いてしまうとの事でした。

今のままでも、特に痛みも歯茎の腫れもそれほどでもないので、歯周病の治療をしていくのも一つの手であるとのことでした。

(いきなり抜歯するのはショックでしょうから…との事でした)

しかしながら、このまま放置しておいては周りの歯に悪い影響があるとのことで心配しています。

先生は開けてみないとわからないとの事でしたが、抜歯したらブリッジインプラント、でも2本の根を残す可能性もあるかもしれないとの事でした。

そこの先生はインプラント治療はしていません。

私としてはなるべく残したいとは思いますが、このサイトで勉強したところによると、隣の歯への悪影響が心配です。

もし抜歯した場合は、右上に親知らずが残っているので、インプラントより歯牙移植をしたいと思いますが、この場合可能でしょうか?

このまま様子を見ていいのか、もしくは積極的に治療していった方がいいのか悩んでいます。

先生方のアドバイスをお聞かせいただきたいです。
よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2007-10-16 23:21:00
たいてい 僕も抜いてしまいます。

一昔前は 根を一部だけ抜根する治療法が世に広く普及していたのですが、長期予後が悪いことにプラスしてインプラントの成功率が急速に良くなってきたため 近年では抜いてインプラントをする治療がスタンダードになってきています。

歯牙移植は高校生くらいまでは成功率が高いですが、それよりも上の年齢層になるとちょっと成績が良くないです。

歯の周囲の歯根膜セメント芽細胞の活性度合いによります。

私なら比較的積極的な治療を考えます。
10年後に喜んでもらえるために今は敢えて積極的に攻めます。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2007-10-16 23:41:00
よく勉強されているようですね。
こちらもお読みになられたのでしょうか?

⇒参考:根が折れている歯の、ヘミセクションについて


今後の治療法としてはタカタ先生と同じく、基本的には6番は抜歯だと思います。

2本の根を残せないことも無いかもしれませんが、あくまでも延命処置という感じだと思います。

もし6番を抜歯した場合は、その後インプラントブリッジによる治療になると思いますが、それぞれにメリット・デメリットがありますので、担当の先生ともよく相談して治療法を選択されて下さいね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: みずなさん
返信日時:2007-10-17 11:49:00
タカタ先生、田尾先生、ご回答ありがとうございました。
やはり、抜歯したほうが長期的に見て良いのかと思いました。

よく考えたうえ、今後の治療を進めていきたいと思います。
重ねてありがとうございました。



タイトル 右上6番の分割(トライセクション)をした歯の今後の治療について
質問者 みずなさん
地域  
年齢  
性別  
職業  
カテゴリ 歯のひび割れ、破折で抜く予定
抜歯:6番(第一大臼歯)
歯が割れた・折れた・欠けた
ヘミセクション(トライセクション)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
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