インレーを入れた後、糸ようじが使えない

相談者: 聖子さん (40歳:女性)
投稿日時:2007-11-06 10:54:31
昨日、左下4番と5番に、銀のインレーを入れました。

治療後、4番と5番の歯間、5番と6番の歯間に、糸ようじが入るけど、出なくなります。

はさみで糸を切らなければならない状態です。

さらに、治療後ずっと、歯と歯の間に、微妙に、何か挟まっているように感じ(実際は挟まってないと思う)、治療を受けていない6番の歯にまで少し違和感を感じます。

歯科医に電話をすると、

「そこは、糸ようじをせず、歯間ブラシだけにしてください。もしくは、糸ようじではなくフロスを使用すれば抜けます。」

といわれました。

「もう10年も糸ようじを使っていて、やるなと言われてもやってしまう。フロスは、不器用なので使えない。」

と私は言いました。

今までの先生は、糸ようじが入る隙間は空けておきます、とおっしゃってました。

糸ようじが、入るが抜けないと言う状態は、歯の治療としては、問題ないのでしょうか?

糸ようじが、出入りする隙間ができるようにやり直しを依頼しようと思いますが、それが個人の習慣を貫く、わがままなのでしょうか?

そこだけ、糸ようじをしないよう習慣を変えるべきなら、それもいたしかたないと思うので、先生方のご意見をお聞かせください。

よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2007-11-06 11:38:15
こんにちは。

糸ようじというのはホルダーについているフロスの事ですよね?
それをはさみで切っていては確かにもったいないですね。

インレークラウンを入れる際には、一応フロスが抵抗感を持って入れられる(=同じく出せる)様に調整することが努力目標(?)にはなっています。

今回の聖子さんの場合、文面からするとそれがややきつすぎる様ですね。

ただ歯というのは簡単に動きますので、おそらく数日から1〜2週間の間には糸ようじも出し入れ出来る様になるのではないかと思います。

ですから担当の先生には、「1〜2週間ぐらい様子を見てみるけど、それでも駄目だったら調整か再製作をお願いします」という感じで伝えてみてはどうでしょうか。

ただ保険のインレーに補償はありませんので(※クラウンなら大抵はあります)、再製作となると応じて頂けるかは交渉次第になるのかも知れません。


ところで、糸ようじ(フロス)についてですが、こちらは隣り合う歯と歯の接触面のお掃除が主な役割になります。

参考⇒歯周病治療後の、デンタルフロスと歯間ブラシの使い方について


聖子さんのインレーがどの様な形かは分かりませんが、もしもインレー面とインレー面の間の糸ようじをされているのでしたら、それは金属の掃除をしているだけになりますから、ほとんど意味はありません。

どちらかと言えばインレーと残っている歯質の境目のお掃除を一生懸命しないといけません。

金属と歯質には必ず隙間が存在しますので、新たな問題を引き起こさないためにはそこのお掃除が一番重要ですよ。

参考⇒視診やレントゲンで異常ないように見えるインレーを外す理由は?


となると、糸ようじ(フロス)よりは歯間ブラシの方が向いているかな、と思いますよ。

糸ようじが悪いということはもちろんありませんので、この機会に、歯間ブラシも使う習慣をつけてみてはいかがでしょうか?

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2007-11-06 12:30:25
僕はあんまり「ホルダー付きの糸ようじ」は推奨していません。
特にメタルのインレーを入れている方は。

やはり、上に引き抜くとインレーを外す方向に力がかかりますから、特に保険のインレーの場合、接着が弱いので、取れやすくなります。

ま「取れたらきちんとした方法でやり直ししましょうね」と言うのであれば、別にそこまで気にしなくても良いのですが‥。

ですから「指に巻きつけて使うフロス」か「歯間ブラシ」の方をお奨めしています。




タイトル インレーを入れた後、糸ようじが使えない
質問者 聖子さん
地域 非公開
年齢 40歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 保険のインレー(銀・金属)
詰め物、インレーのトラブル
詰め物、インレーその他
歯磨きに関するトラブル
歯磨き(プラークコントロール) その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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