歯周病治療後の、デンタルフロスと歯間ブラシの使い方について
相談者:
かなさん (28歳: )
投稿日時:2007-10-16 14:04:00
回答1
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2007-10-16 14:14:00
かなさん、こんにちは。
お久しぶりです。
ほぼポケットが2〜3ミリになったとのことで、順調な経過ですね。
>まだ2週間しか経っていないので、今からまた引き締まるという事でしょうか??
そうですね。
かなさんの以前の経過から考えてみても、現在の歯磨きやデンタルフロスを使ったケアをしていけば、今後その5ミリの箇所も引き締まっていくものと思います。
これからも、しっかりと口のケアをされ、定期健診でプロの手による管理もしてもらい、健康な歯と歯茎をずっと保ってくださいね。
お久しぶりです。
ほぼポケットが2〜3ミリになったとのことで、順調な経過ですね。
>まだ2週間しか経っていないので、今からまた引き締まるという事でしょうか??
そうですね。
かなさんの以前の経過から考えてみても、現在の歯磨きやデンタルフロスを使ったケアをしていけば、今後その5ミリの箇所も引き締まっていくものと思います。
これからも、しっかりと口のケアをされ、定期健診でプロの手による管理もしてもらい、健康な歯と歯茎をずっと保ってくださいね。
相談者からの返信
相談者:
かなさん
返信日時:2007-10-16 14:55:00
回答2
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2007-10-16 15:47:00
洗口剤ですね。
色々議論のあるところですが、私はしっかりとした歯磨き、フロスのあと、さらに補助的に使用する分にはいいのでは、と思います。
こちらも参考にしてみてください↓
市販の歯茎の塗り薬“歯肉炎・歯槽膿漏薬”の効果は?
ただし、洗口剤に頼りすぎは禁物です。
かなさんは、今回の受診でしっかりとしたブラッシング法をマスターされたようですから、あえて洗口剤を使用しなくてもいいのでは、とも思ってしまいますが、いかがでしょうか?
色々議論のあるところですが、私はしっかりとした歯磨き、フロスのあと、さらに補助的に使用する分にはいいのでは、と思います。
こちらも参考にしてみてください↓
市販の歯茎の塗り薬“歯肉炎・歯槽膿漏薬”の効果は?
ただし、洗口剤に頼りすぎは禁物です。
かなさんは、今回の受診でしっかりとしたブラッシング法をマスターされたようですから、あえて洗口剤を使用しなくてもいいのでは、とも思ってしまいますが、いかがでしょうか?
相談者からの返信
相談者:
かなさん
返信日時:2007-10-16 16:23:00
回答3
回答日時:2007-10-16 16:46:00
こんにちは。
前回のスレッドが見つからず・・すみません。
>2週間前に歯石除去をした部分の1箇所だけポケットが5と言われたのがまだあったのですが
とのことですが、歯石除去後に歯周ポケットが落ち着くのには、早くても2ヶ月は必要です。
もともとのポケットが深ければ深いほど(例えば元は8mmあったとか)、もっと長めに考えた方が良いですね。
でも実際には歯石のお掃除が終わってから次の予約を2ヵ月後・・とすると、患者さんが来られなくなってしまったり、被せ物などの治療が、保険の決まり上始められないなどの問題もあり、2週間後などに検査をするのは一般的だと思います。
それと、5mmあっても、検査時の出血がなければあまり神経質に考える必要はないと思いますよ。
歯磨きをしっかりして、定期的に検査をしてもらって、悪化し始めそうになったらすぐにまた歯石の掃除を繰り返していけば大丈夫です。
因みに、デンタルフロスよりは歯間ブラシの方が歯周病予防には向いていると思いますよ。
デンタルリンス(液体歯磨きみたいな物)はどうでしょうか。
目に見える様な効果は期待できないと思います。
参考⇒デンタルリンスや、乳酸菌入り(LS21)タブレットの効果は
前回のスレッドが見つからず・・すみません。
>2週間前に歯石除去をした部分の1箇所だけポケットが5と言われたのがまだあったのですが
とのことですが、歯石除去後に歯周ポケットが落ち着くのには、早くても2ヶ月は必要です。
もともとのポケットが深ければ深いほど(例えば元は8mmあったとか)、もっと長めに考えた方が良いですね。
でも実際には歯石のお掃除が終わってから次の予約を2ヵ月後・・とすると、患者さんが来られなくなってしまったり、被せ物などの治療が、保険の決まり上始められないなどの問題もあり、2週間後などに検査をするのは一般的だと思います。
それと、5mmあっても、検査時の出血がなければあまり神経質に考える必要はないと思いますよ。
歯磨きをしっかりして、定期的に検査をしてもらって、悪化し始めそうになったらすぐにまた歯石の掃除を繰り返していけば大丈夫です。
因みに、デンタルフロスよりは歯間ブラシの方が歯周病予防には向いていると思いますよ。
デンタルリンス(液体歯磨きみたいな物)はどうでしょうか。
目に見える様な効果は期待できないと思います。
参考⇒デンタルリンスや、乳酸菌入り(LS21)タブレットの効果は
回答4
相談者からの返信
相談者:
かなさん
返信日時:2007-10-16 20:22:00
回答5
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2007-10-16 23:24:00
見落としていました。
確かにフロスより歯間ブラシの方が歯周病予防には効果的ですね(もちろんフロスもプラークコントロールに大変有効ですよ)。
ただ、歯間ブラシとフロスは少々使い方が異なります。
歯間ブラシについては、その選び方や入れ方など結構注意点がありまして、誤った方法で行うと歯茎を傷めてしまう可能性があります。やはり、一度衛生士さんに使い方を習った方がいいです。
ただ、次の定期検査が3ヵ月後ですか…
うーん、それまでの間にもう一度受診した方がいいのかな?
>渡辺先生、いかがでしょうか?
ちなみに以前のかなさんのご相談は↓です。
歯周病治療で歯石取りをしていますが、麻酔が辛いです…
確かにフロスより歯間ブラシの方が歯周病予防には効果的ですね(もちろんフロスもプラークコントロールに大変有効ですよ)。
ただ、歯間ブラシとフロスは少々使い方が異なります。
歯間ブラシについては、その選び方や入れ方など結構注意点がありまして、誤った方法で行うと歯茎を傷めてしまう可能性があります。やはり、一度衛生士さんに使い方を習った方がいいです。
ただ、次の定期検査が3ヵ月後ですか…
うーん、それまでの間にもう一度受診した方がいいのかな?
>渡辺先生、いかがでしょうか?
ちなみに以前のかなさんのご相談は↓です。
歯周病治療で歯石取りをしていますが、麻酔が辛いです…
回答6
回答日時:2007-10-17 00:50:00
あ、麻酔が怖いかなさんでしたね。
最後までやり切られたんですね、私も陰ながら心配していたのですが、良かったですね。頑張って今の状態を維持して下さい。
次回の検診時には5mmのところが4mmに・・なってるといいですね。
(下の歯の一番奥ではなかったですよね? 年齢からすると親知らずの影響とかでは??)
フロスと歯間ブラシですが、向き不向きの明確な線引きがある訳ではありません。
ひとつの意見として聞いておいて下さい。
フロスはその働きから、歯と歯の隣合って当たっているところの汚れを落とすのが専門になります。
ですから、10〜20代ぐらいに頻繁に発生する隣接面の虫歯予防に一番効果を発揮するのではないかと予想できます。
(・・と言って、フロスを使ったから虫歯が減ったという証明はない様ですが)
歯間ブラシは、歯と歯と歯ぐきの隙間の汚れをワサワサと落としてくれる道具ですから、歯周病の起始点である歯の横面の歯周ポケットの入り口の掃除が専門です。
また、この場所は、歯周治療後にトラブルの発生しやすい場所(根面カリエス、歯周病の再発)でもありますから、理にかなっている・・と言えると思います。
ただし、歯と歯の隙間が小さいと、歯間ブラシが入れられない場合もありますので、もしかするとそういう事情もあったかも知れませんね。
20代だとまだ隙間が小さいことの方が多いですしね。
やはり一度、「歯間ブラシも使えるなら使ってみたいんですけど・・」なんて言ってみて、担当の衛生士さんに一度指導を受けてみてはどうでしょうか。
(※保険請求の都合上、出来れば来月の予約を取ってもらえると歯科医院としては嬉しいです。歯磨きや歯周病についての指導は、なぜか月に1回しか保険請求出来ないので、2回目以降は無料なんですよ。)
それまでは、こちらのサイトの歯磨き教室も参考にして下さい。
歯間ブラシの話もちょこっと出てますよ。
最後までやり切られたんですね、私も陰ながら心配していたのですが、良かったですね。頑張って今の状態を維持して下さい。
次回の検診時には5mmのところが4mmに・・なってるといいですね。
(下の歯の一番奥ではなかったですよね? 年齢からすると親知らずの影響とかでは??)
フロスと歯間ブラシですが、向き不向きの明確な線引きがある訳ではありません。
ひとつの意見として聞いておいて下さい。
フロスはその働きから、歯と歯の隣合って当たっているところの汚れを落とすのが専門になります。
ですから、10〜20代ぐらいに頻繁に発生する隣接面の虫歯予防に一番効果を発揮するのではないかと予想できます。
(・・と言って、フロスを使ったから虫歯が減ったという証明はない様ですが)
歯間ブラシは、歯と歯と歯ぐきの隙間の汚れをワサワサと落としてくれる道具ですから、歯周病の起始点である歯の横面の歯周ポケットの入り口の掃除が専門です。
また、この場所は、歯周治療後にトラブルの発生しやすい場所(根面カリエス、歯周病の再発)でもありますから、理にかなっている・・と言えると思います。
ただし、歯と歯の隙間が小さいと、歯間ブラシが入れられない場合もありますので、もしかするとそういう事情もあったかも知れませんね。
20代だとまだ隙間が小さいことの方が多いですしね。
やはり一度、「歯間ブラシも使えるなら使ってみたいんですけど・・」なんて言ってみて、担当の衛生士さんに一度指導を受けてみてはどうでしょうか。
(※保険請求の都合上、出来れば来月の予約を取ってもらえると歯科医院としては嬉しいです。歯磨きや歯周病についての指導は、なぜか月に1回しか保険請求出来ないので、2回目以降は無料なんですよ。)
それまでは、こちらのサイトの歯磨き教室も参考にして下さい。
歯間ブラシの話もちょこっと出てますよ。
相談者からの返信
相談者:
かなさん
返信日時:2007-10-17 02:09:00
渡辺先生、ありがとうございます。
そうです(恥)麻酔にビビッていました(泣)
年に1回の歯科検診に行きながら麻酔と言われるといつも途中で逃げてたのですが、今回は最後まで治療してもらいました。
と言っても、歯医者さんでは毎回半泣きでしたが(恥)
でも今回行った先生と衛生士さんは私に合うみたいでとても安心して通えました。
歯周ポケット5の部分ですが下の歯だったのですが1番奥ではなかったと思います。(紙面で貰えるとかではなく、測っているのを聞いていただけですが)
私の場合、上には親知らずはなく下の左に半分顔を出してる親知らずと、下の右には斜めに見えない親知らずがあります。
これは、以前別の歯医者さんでレントゲンを撮ってもらった時に判明しました。
衛生士さんへの歯間ブラシの相談、また来月以降に相談してみます。
今回治療が終わって、やはり歯茎が引き締まってきた所は歯と歯の間に隙間ができてきて、奥歯が爪楊枝が結構入ってビックリしました。
逆にここが虫歯にならないように、最悪虫歯になっても細かく定期健診で歯医者さんに通う事で早期発見してもらえる様に頑張ろうと思います。
今まで、前歯(特に下の4本)は常に腫れてる状態で、歯医者さんに行く決意をしたのは出血はなかったのですが、膿が出るようになって焦って行きました。
病院で先生には歯肉炎と歯周病の間くらいだから十分治りますよと言われ、衛生士さんにも大掃除と思って1回頑張れば後は細かく歯石取りに定期メンテナンスをすれば痛い思いは少なくて済むと説明を受けて、治療を進めていただきもう4年くらい歯石除去から逃げてた自分が悪いと思い通いましたが、今は毎日歯磨きの後に鏡を見るのが楽しみになっています。
この状態を保てるように、これからも大事にしていきます。
そうです(恥)麻酔にビビッていました(泣)
年に1回の歯科検診に行きながら麻酔と言われるといつも途中で逃げてたのですが、今回は最後まで治療してもらいました。
と言っても、歯医者さんでは毎回半泣きでしたが(恥)
でも今回行った先生と衛生士さんは私に合うみたいでとても安心して通えました。
歯周ポケット5の部分ですが下の歯だったのですが1番奥ではなかったと思います。(紙面で貰えるとかではなく、測っているのを聞いていただけですが)
私の場合、上には親知らずはなく下の左に半分顔を出してる親知らずと、下の右には斜めに見えない親知らずがあります。
これは、以前別の歯医者さんでレントゲンを撮ってもらった時に判明しました。
衛生士さんへの歯間ブラシの相談、また来月以降に相談してみます。
今回治療が終わって、やはり歯茎が引き締まってきた所は歯と歯の間に隙間ができてきて、奥歯が爪楊枝が結構入ってビックリしました。
逆にここが虫歯にならないように、最悪虫歯になっても細かく定期健診で歯医者さんに通う事で早期発見してもらえる様に頑張ろうと思います。
今まで、前歯(特に下の4本)は常に腫れてる状態で、歯医者さんに行く決意をしたのは出血はなかったのですが、膿が出るようになって焦って行きました。
病院で先生には歯肉炎と歯周病の間くらいだから十分治りますよと言われ、衛生士さんにも大掃除と思って1回頑張れば後は細かく歯石取りに定期メンテナンスをすれば痛い思いは少なくて済むと説明を受けて、治療を進めていただきもう4年くらい歯石除去から逃げてた自分が悪いと思い通いましたが、今は毎日歯磨きの後に鏡を見るのが楽しみになっています。
この状態を保てるように、これからも大事にしていきます。
タイトル | 歯周病治療後の、デンタルフロスと歯間ブラシの使い方について |
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質問者 | かなさん |
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年齢 | 28歳 |
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カテゴリ |
歯周病(歯槽膿漏)治療 歯周病(歯槽膿漏)予防 歯周病その他 歯磨きに関する疑問 歯磨き(プラークコントロール) その他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。