事故で前歯を二本連続で欠損、今後はインプラント?ブリッジ?
相談者:
ハハハさん (20歳:男性)
投稿日時:2007-11-09 14:22:11
先日交通事故を起こしてしまいました。
体の傷はたいしたことはなかったのですが、
上の真ん中の前歯が二本折れてしまいました。
まだ若いのでインプラントを入れてもらおうと思ったのですが
歯列不正のクラス2(外科矯正必要)なので矯正を行ってからでないと
インプラントはできないといわれました。
期間は最短で1年半はかかると言われました。
大学生で1年以内には就職活動しなくてはいけません。
治療は歯槽骨骨折をしていて、神経や根がないようで
インプラントかブリッジしかできないといわれました。
外科矯正は色々調べてみると怖いイメージがあります。
就職活動があったりするので一応ブリッジを考えているのですが・・・
1.この場合はどちらのほうがいいのでしょうか?
2.もしブリッジの場合両隣の健康な歯を削って今後大丈夫でしょうか?
3.二本ブリッジの場合強度はどのぐらいになるのでしょうか?
4.ブリッジにすると後々、必ず問題が起きるのでしょうか?
体の傷はたいしたことはなかったのですが、
上の真ん中の前歯が二本折れてしまいました。
まだ若いのでインプラントを入れてもらおうと思ったのですが
歯列不正のクラス2(外科矯正必要)なので矯正を行ってからでないと
インプラントはできないといわれました。
期間は最短で1年半はかかると言われました。
大学生で1年以内には就職活動しなくてはいけません。
治療は歯槽骨骨折をしていて、神経や根がないようで
インプラントかブリッジしかできないといわれました。
外科矯正は色々調べてみると怖いイメージがあります。
就職活動があったりするので一応ブリッジを考えているのですが・・・
1.この場合はどちらのほうがいいのでしょうか?
2.もしブリッジの場合両隣の健康な歯を削って今後大丈夫でしょうか?
3.二本ブリッジの場合強度はどのぐらいになるのでしょうか?
4.ブリッジにすると後々、必ず問題が起きるのでしょうか?
回答1
回答日時:2007-11-09 14:45:24
こんにちは。
まずは身体がたいしたことなかったみたいで、何よりです。
ただ歯の方は少し困りましたね。
私にはよく分からないのですが、就職活動中に矯正治療をしていたりすると印象が悪くなったりするのでしょうか?
もしもそうだとすると、ちょっと情けない社会と言うか・・。
私が面接官だったら、必ずプラスポイントなんですけどね。
1.について
可能ならインプラントの方が、ブリッジと較べればまだリスクが少なく、長持ちはするかと思います。
ただ審美性については多少の不満は残るかも知れませんね。
2〜4について
どれも楽観的には考えない方がいいと思います。
必ず悪くなるとも断言は出来ませんし、幸運にも長持ちする可能性もあります。
・・が、上の前歯というのは天然歯でも非常に壊れやすい部位ですから、トラブルの元になりそうな予感はかなりあります。
出来れば複数の医師の意見も聞いて、よく検討されて下さいね。
まずは身体がたいしたことなかったみたいで、何よりです。
ただ歯の方は少し困りましたね。
私にはよく分からないのですが、就職活動中に矯正治療をしていたりすると印象が悪くなったりするのでしょうか?
もしもそうだとすると、ちょっと情けない社会と言うか・・。
私が面接官だったら、必ずプラスポイントなんですけどね。
1.について
可能ならインプラントの方が、ブリッジと較べればまだリスクが少なく、長持ちはするかと思います。
ただ審美性については多少の不満は残るかも知れませんね。
2〜4について
どれも楽観的には考えない方がいいと思います。
必ず悪くなるとも断言は出来ませんし、幸運にも長持ちする可能性もあります。
・・が、上の前歯というのは天然歯でも非常に壊れやすい部位ですから、トラブルの元になりそうな予感はかなりあります。
出来れば複数の医師の意見も聞いて、よく検討されて下さいね。
相談者からの返信
相談者:
ハハハさん
返信日時:2007-11-09 14:52:04
回答2
回答日時:2007-11-09 15:05:33
矯正が必要かどうかは拝見してみないと分かりませんが、一度インプラントを埋入すると、良くも悪くもその位置で骨とくっついてしまい、2度と位置を動かすことは出来なくなってしまいます。
それで嫌がられるのだと思いますよ。
それで嫌がられるのだと思いますよ。
相談者からの返信
相談者:
ハハハさん
返信日時:2007-11-09 15:16:18
回答3
回答4
回答日時:2007-11-09 16:20:22
>二度と位置を動かせなくなった場合のデメリットとはどのようなものがあるのでしょうか?
後から矯正をしたくなったとしても出来ませんし、隣の歯が将来もしも抜かなくてはいけなくなったりした時にも、「変な前歯」のままになるかも・・。
>今の状態で前歯は作るのが難しく変な前歯になるよと脅されたのですが・・・
なんだか想像がつく気もしますよ。
ただでさえ前歯に2本並べてのインプラントは、長細くて四角い歯(馬の歯みたいな感じ?)になりがちです。
実際に拝見すると意見も変わるかも知れませんが。
ともあれ社会人になって良い人間関係を築いていく際に、美しい前歯&健康的な笑顔というのは、物凄く強い武器になるかと思っているのですが・・。
タカタ先生と同じく、良い機会が出来たと考えてこの際矯正もされたら良いのでは??とも思います。極めて歯医者的な発想かも知れませんが。
色々な人とも相談してみて下さいね。
後から矯正をしたくなったとしても出来ませんし、隣の歯が将来もしも抜かなくてはいけなくなったりした時にも、「変な前歯」のままになるかも・・。
>今の状態で前歯は作るのが難しく変な前歯になるよと脅されたのですが・・・
なんだか想像がつく気もしますよ。
ただでさえ前歯に2本並べてのインプラントは、長細くて四角い歯(馬の歯みたいな感じ?)になりがちです。
実際に拝見すると意見も変わるかも知れませんが。
ともあれ社会人になって良い人間関係を築いていく際に、美しい前歯&健康的な笑顔というのは、物凄く強い武器になるかと思っているのですが・・。
タカタ先生と同じく、良い機会が出来たと考えてこの際矯正もされたら良いのでは??とも思います。極めて歯医者的な発想かも知れませんが。
色々な人とも相談してみて下さいね。
相談者からの返信
相談者:
ハハハさん
返信日時:2007-11-09 18:23:42
回答5
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。
回答日時:2007-11-10 02:56:57
こんにちは。
確かに就職などの諸事情と歯科治療の兼ね合いはなかなか難しいですよね。
ただどちらも避けては通れないわけですから、
ハハハさんにとって何が一番大切なのか?ということも考えて、
一番ご自身が後悔しないようにすることが大切だと思いますよ。
個人的には、歯科治療と平行して就職活動や卒業研究をするのは、
そんなに問題無いような気もしますが…。
僕だったら社会に出るにあたって準備をしっかりするという意味で、
歯科治療もきっちりとしておこうと思うと思います。
まぁ、このあたりは個人個人によって考え方も変わってくるでしょうけど…。
担当の先生や周りの人とも相談して、一番良さそうな方法を探してみて下さいね。
確かに就職などの諸事情と歯科治療の兼ね合いはなかなか難しいですよね。
ただどちらも避けては通れないわけですから、
ハハハさんにとって何が一番大切なのか?ということも考えて、
一番ご自身が後悔しないようにすることが大切だと思いますよ。
個人的には、歯科治療と平行して就職活動や卒業研究をするのは、
そんなに問題無いような気もしますが…。
僕だったら社会に出るにあたって準備をしっかりするという意味で、
歯科治療もきっちりとしておこうと思うと思います。
まぁ、このあたりは個人個人によって考え方も変わってくるでしょうけど…。
担当の先生や周りの人とも相談して、一番良さそうな方法を探してみて下さいね。
回答6
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2007-11-10 11:20:52
こんにちは
究極の選択ですね、残念ながら、両方ともに将来後悔せずに満足の行く答えを見つけることは、不可能に近いように思えます。
歯科医師はたいていの人が就職活動らしい活動をしたことがないので、就職活動の厳しさを知りません。
歯科の範囲で見れば、他の先生方が言われるように外科的矯正をお勧めします。
もし矯正をしないで前歯だけの治療をすれば、将来問題起こす可能性は大きいと思います。
どちらかをあきらめざるを得ないと思います。
ほかの方法としては、
1)留年して1年就職活動を延期する。
2)就職が決まったら早めに手術をする。
(可能かどうか、先生と話し合って、タイムスケジュールをしっかり決めておかないといけないです)
3)ひとまず入れ歯にしておいて、就職してから本格的な治療を行う。
(あまり時がたつと、骨が吸収してインプラントが入れにくくなることがあるので注意が必要。外科的矯正は入院が必要なので、仕事を休めるか。職種によって、矯正装置をつけていても問題はないか。)
これらのほうこうも検討されてみてはいかがですか。
究極の選択ですね、残念ながら、両方ともに将来後悔せずに満足の行く答えを見つけることは、不可能に近いように思えます。
歯科医師はたいていの人が就職活動らしい活動をしたことがないので、就職活動の厳しさを知りません。
歯科の範囲で見れば、他の先生方が言われるように外科的矯正をお勧めします。
もし矯正をしないで前歯だけの治療をすれば、将来問題起こす可能性は大きいと思います。
どちらかをあきらめざるを得ないと思います。
ほかの方法としては、
1)留年して1年就職活動を延期する。
2)就職が決まったら早めに手術をする。
(可能かどうか、先生と話し合って、タイムスケジュールをしっかり決めておかないといけないです)
3)ひとまず入れ歯にしておいて、就職してから本格的な治療を行う。
(あまり時がたつと、骨が吸収してインプラントが入れにくくなることがあるので注意が必要。外科的矯正は入院が必要なので、仕事を休めるか。職種によって、矯正装置をつけていても問題はないか。)
これらのほうこうも検討されてみてはいかがですか。
回答7
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。
回答日時:2007-11-10 16:16:34
>歯科医師はたいていの人が就職活動らしい活動をしたことがないので、就職活動の厳しさを知りません。
うっ・・・確かに・・・。
僕達の勤務先って、ほぼ歯科医院だけですしね・・・。
ちなみに、僕も22歳の時に矯正をしています。
矯正器具を付けながら、一応カラオケ屋の店長代理とかもやってましたよ。
女性に比べれば男性のほうが、
矯正をしていても周囲の反応は薄いような気はします。
ただ、外科矯正の場合はしばらく入院が必要になると思うので、
その点がちょっとネックですが・・・。
うっ・・・確かに・・・。
僕達の勤務先って、ほぼ歯科医院だけですしね・・・。
ちなみに、僕も22歳の時に矯正をしています。
矯正器具を付けながら、一応カラオケ屋の店長代理とかもやってましたよ。
女性に比べれば男性のほうが、
矯正をしていても周囲の反応は薄いような気はします。
ただ、外科矯正の場合はしばらく入院が必要になると思うので、
その点がちょっとネックですが・・・。
回答8
佐藤歯科医院(福島県田村市)の佐藤です。
回答日時:2007-11-11 09:14:50
初めて投稿させていただきます。
歯の欠損に対しての治療方法は大きく分けて3通りあります。
1.インプラント
2.ブリッジ
3.床義歯(入れ歯)
インプラントかブリッジで説明を受けていらっしゃるようですが、ファーストチョイスとしてもう一つの方法の義歯を装着されるのがいいと思います。
しかもノンクラスプ義歯であればまったくクラスプ(金属のバネ)が見えませんし、透明の床も選択できます。
なにより、健全歯を削ることなく、短期間で装着可能だということです。
そして義歯を使用しながら次のステップ(ブリッジ、インプラント、矯正)をじっくり検討されるのがいいと思いますがいかがでしょうか。
数ヶ月前に左上4+5+6番を欠損された30代女性が床を透明にしたノンクラスプ義歯を装着され大変満足なさっておられました。
歯の欠損に対しての治療方法は大きく分けて3通りあります。
1.インプラント
2.ブリッジ
3.床義歯(入れ歯)
インプラントかブリッジで説明を受けていらっしゃるようですが、ファーストチョイスとしてもう一つの方法の義歯を装着されるのがいいと思います。
しかもノンクラスプ義歯であればまったくクラスプ(金属のバネ)が見えませんし、透明の床も選択できます。
なにより、健全歯を削ることなく、短期間で装着可能だということです。
そして義歯を使用しながら次のステップ(ブリッジ、インプラント、矯正)をじっくり検討されるのがいいと思いますがいかがでしょうか。
数ヶ月前に左上4+5+6番を欠損された30代女性が床を透明にしたノンクラスプ義歯を装着され大変満足なさっておられました。
回答9
回答日時:2007-11-11 12:46:56
>頂いた意見は分かります。
>ただ就職活動が手術とかぶってできなくなったり、
>卒業研究ができなかったりするのが怖いのです。
そうですね。
小牧先生のご指摘どおりで、事情もよく分からずにすみません。
外科矯正も、入院は早ければ2〜3週間と聞いているのですが、その後の顎間固定(人としゃべり難い状態)がまだ1〜2ヶ月もあると言うことも考えると、確かに就職活動と手術の同時進行は厳しそうな気がします。
(その間以外の通常の矯正期間中は、月に1度程度の通院で、生活に支障はありません)
であれば、術前矯正+インプラントまでを学生の間にされて、(矯正目的の)外科手術+術後の固定&矯正は就職してまとまった休みがもらえる様になってから・・というのも担当の先生との相談次第ではアリかも・・。
事務職であれば退院後早期に再開することも可能だそうです。
他の選択肢としては、今までも上げられている通りにいくつかに絞られるのですが、「このままの歯並びでのインプラント」にはちょっと注意点もあります。
この辺りは実際に診査された先生がチェックされてるとは思いますが、歯とインプラントの距離、インプラントとインプラントの距離がある程度保てないと骨が吸収して悲惨な状態になりかねません。
具体的には、2番と2番の間の距離が、15mmぐらいは最低でも必要になってきます。でないとインプラントを2本埋入することは出来ません。
歯並びに乱れがある場合、歯と歯の距離は狭くなることが多いですので、もしもこの条件が満たせてない様ですと「このままの状態でのインプラント」という選択肢自体が不可能になりますよ。
それともしもブリッジにされる場合、強度の問題から、私だったら左右2本ずつを削って、3から3の6本ブリッジにすると思います。
部分入れ歯は一時しのぎ的な使用法であれば最適だとは思いますが、長期的な使用としてはお勧めしません。
参考⇒歯の破折の見極めと、部分入れ歯がなぜ良くないのかについて
あと部位が部位ですから、発音に多少の障害が出る可能性もあり、それも少し心配です。
ハハハさんにとってはどれも未知の治療でしょうから不安な点も多いかと思います。色んな人の意見を参考にされて下さいね。
>ただ就職活動が手術とかぶってできなくなったり、
>卒業研究ができなかったりするのが怖いのです。
そうですね。
小牧先生のご指摘どおりで、事情もよく分からずにすみません。
外科矯正も、入院は早ければ2〜3週間と聞いているのですが、その後の顎間固定(人としゃべり難い状態)がまだ1〜2ヶ月もあると言うことも考えると、確かに就職活動と手術の同時進行は厳しそうな気がします。
(その間以外の通常の矯正期間中は、月に1度程度の通院で、生活に支障はありません)
であれば、術前矯正+インプラントまでを学生の間にされて、(矯正目的の)外科手術+術後の固定&矯正は就職してまとまった休みがもらえる様になってから・・というのも担当の先生との相談次第ではアリかも・・。
事務職であれば退院後早期に再開することも可能だそうです。
他の選択肢としては、今までも上げられている通りにいくつかに絞られるのですが、「このままの歯並びでのインプラント」にはちょっと注意点もあります。
この辺りは実際に診査された先生がチェックされてるとは思いますが、歯とインプラントの距離、インプラントとインプラントの距離がある程度保てないと骨が吸収して悲惨な状態になりかねません。
具体的には、2番と2番の間の距離が、15mmぐらいは最低でも必要になってきます。でないとインプラントを2本埋入することは出来ません。
歯並びに乱れがある場合、歯と歯の距離は狭くなることが多いですので、もしもこの条件が満たせてない様ですと「このままの状態でのインプラント」という選択肢自体が不可能になりますよ。
それともしもブリッジにされる場合、強度の問題から、私だったら左右2本ずつを削って、3から3の6本ブリッジにすると思います。
部分入れ歯は一時しのぎ的な使用法であれば最適だとは思いますが、長期的な使用としてはお勧めしません。
参考⇒歯の破折の見極めと、部分入れ歯がなぜ良くないのかについて
あと部位が部位ですから、発音に多少の障害が出る可能性もあり、それも少し心配です。
ハハハさんにとってはどれも未知の治療でしょうから不安な点も多いかと思います。色んな人の意見を参考にされて下さいね。
回答10
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2007-11-11 14:18:32
ハハハさん、こんにちは。
以前私が所属していました大学病院では外科矯正(いわゆる骨切り)を特に専門にやっていました。
私の記憶にある限り、社会人の方で骨切りをされた方は、ほとんどいなかったか、と思います。
多くが大学生や専門学校生でした(年齢的に18歳から22歳前後)。
やはり、就職前に、ということでした。
私がいた大学病院では、外科矯正は、もともと口蓋裂であった方や、高度の顎変形症の方などが中心であり、真に止むを得ない処置でしたが、正直な話、全身麻酔下での外科矯正は、様々なリスクがあることも事実です。
(もちろん、あらゆる医療行為にリスクはあるのですが)
特に時間的制約は、思われている以上に厳しいです。手術と術前術後の入院自体はほぼ1ヶ月ですが、その前段階の通院や検査、および退院後も長期間外来に通院しなければならないことを考えると、相当な時間を要します。
また、これは事前にしっかりと知られていた方がよろしいか、と思うのですが、手術後しばらくは大変痛みますし、精神的・肉体的苦痛は少なからずあります。
通常は術後しばらくの間、経鼻チューブでの栄養補給となりますし、顔も親知らずを抜いたときとは比較にならないほど腫れます。
このことを意外と軽視されておられる方もおり、また病院からも「外科矯正すればこんなにキレイになるよ」との甘い言葉?はあっても、術後のこういった事情の説明が少ないことが多いです。
そのため、実際にその場で大変な苦痛を味わい、「こんなことになるなら、手術なんてしなければ良かった」と言われる方もいるのは事実です。
ですので、ハハハさんが今後の選択を考えられる際には、こういった事情(時間的制約や術後の苦痛と比較しても、外科矯正を選択するメリットや動機付けなど)も考慮されながら、最終的な判断をしていただければ、と思います。
色々な意見があり、ハハハさんはかえって混乱されるかもしれませんが、渡辺先生が言われている通り、色々な方の意見を聞いてみて(ご家族の方も含めて)判断されてくださいね。
以前私が所属していました大学病院では外科矯正(いわゆる骨切り)を特に専門にやっていました。
私の記憶にある限り、社会人の方で骨切りをされた方は、ほとんどいなかったか、と思います。
多くが大学生や専門学校生でした(年齢的に18歳から22歳前後)。
やはり、就職前に、ということでした。
私がいた大学病院では、外科矯正は、もともと口蓋裂であった方や、高度の顎変形症の方などが中心であり、真に止むを得ない処置でしたが、正直な話、全身麻酔下での外科矯正は、様々なリスクがあることも事実です。
(もちろん、あらゆる医療行為にリスクはあるのですが)
特に時間的制約は、思われている以上に厳しいです。手術と術前術後の入院自体はほぼ1ヶ月ですが、その前段階の通院や検査、および退院後も長期間外来に通院しなければならないことを考えると、相当な時間を要します。
また、これは事前にしっかりと知られていた方がよろしいか、と思うのですが、手術後しばらくは大変痛みますし、精神的・肉体的苦痛は少なからずあります。
通常は術後しばらくの間、経鼻チューブでの栄養補給となりますし、顔も親知らずを抜いたときとは比較にならないほど腫れます。
このことを意外と軽視されておられる方もおり、また病院からも「外科矯正すればこんなにキレイになるよ」との甘い言葉?はあっても、術後のこういった事情の説明が少ないことが多いです。
そのため、実際にその場で大変な苦痛を味わい、「こんなことになるなら、手術なんてしなければ良かった」と言われる方もいるのは事実です。
ですので、ハハハさんが今後の選択を考えられる際には、こういった事情(時間的制約や術後の苦痛と比較しても、外科矯正を選択するメリットや動機付けなど)も考慮されながら、最終的な判断をしていただければ、と思います。
色々な意見があり、ハハハさんはかえって混乱されるかもしれませんが、渡辺先生が言われている通り、色々な方の意見を聞いてみて(ご家族の方も含めて)判断されてくださいね。
回答11
回答日時:2007-11-11 14:31:27
なるほど。。
私も今回のご相談がきっかけで外科矯正について色々調べているのですが、私たち一般歯科医が思っているよりも患者さんの負担は大きそうですね。
無事に終わりさえすれば非常に良い方法だとは思うのですが・・。
と言って留年まではなかなか決断できることではないでしょうから、本当に難しいところですね。
私も今回のご相談がきっかけで外科矯正について色々調べているのですが、私たち一般歯科医が思っているよりも患者さんの負担は大きそうですね。
無事に終わりさえすれば非常に良い方法だとは思うのですが・・。
と言って留年まではなかなか決断できることではないでしょうから、本当に難しいところですね。
相談者からの返信
相談者:
ハハハさん
返信日時:2007-11-14 01:49:18
タイトル | 事故で前歯を二本連続で欠損、今後はインプラント?ブリッジ? |
---|---|
質問者 | ハハハさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 20歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
ぶつけたり、打ったりして抜けた 抜歯:1番(中切歯) 抜歯:複数の歯(前歯部) インプラント治療法 インプラントその他 ブリッジその他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。