前歯の詰め物破損、その後のメキシコでの歯科治療について

相談者: yokiさん (30歳:女性)
投稿日時:2007-11-09 08:56:56
初めて質問させていただきます。

実は、先日食事中に誤ってフォークをかんでしまい、上前歯詰め物が欠けました(取れた)。歯そのものの破損はないように思えます。

当方、メキシコ在住、これが、初めての歯医者となりました。

歯医者さんからは、ねじを入れてセラミックかぶせ物をするのを勧められました。

歯は前歯二本の接触部分を中心に虫歯でおそらく5年以上前に治療した部分です。2/3くらいは自分の歯だと思います。過去のかぶせ物はおそらくレジン

まず、歯を抜くとは言われていないので、インプラントではなく、ねじの事は、Endopostesと言っていたので、このページで言われているポストを装着するタイプだと思っております。

ただ、そのポストの素材がなんであるかまでは、現時点で不明です。


質問:

1、この"ねじ"止め方式で、ポスト装着以外に該当するものがあるのか。
2、ポスト装着だとして、本当にやる必要があるか。

その他、他の治療済み歯に対しても Resina Fotocurableというものをやると言っていますが、ネーミングからすると、ここで言っているレジンをつめるのと一緒だと思いますが、違うものがあるのでしょうか。

Resinaはレジン、Foto-curableのFotoは光を表す接頭語、curableは治療可みたいな感じでしょうか。

これ、結局、レジンの光照射のことで良いのかと思いますが、なにか別にあれば教えてください。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2007-11-09 12:35:21
はじめまして。
外国での歯科治療は、不安だと思います。

メキシコの歯科事情は、想像もつきませんが。。
おそらく日本と同じく、担当の先生によってもピンキリだろうと思います。


1.について

レジンコアのことだと思います。

ねじの部分(※ねじで止める訳ではなく、柱・芯として根管に立てて使用します)が、日本の場合は粗悪な金属を使うことがあり、その場合は後々歯が緑っぽい様な変な色になったりすることがあるのですが、外国ならかえってそういう心配はないかと思います。

一応ねじの素材は確認されて下さい。
(チタンなどの高そうな金属なら大丈夫です)

無髄歯の力に対する予後は、コアの素材そのものよりも歯の削り方(残し方?)が重要だと思います。

yokiさんは歯質が十分に残っていそうですから、教科書通りにフェルールをしっかりと残してやって貰えればそれほど心配はないだろうとは思いますよ。


2.について

これについては担当の先生の得意不得意や考え方などにも随分左右されるかと思います。

私なら10中8,9かそれ以上で再度レジン充填にするかと思いますが、担当の先生の自信のある方法でしてもらった方が良いでしょうね。

先生がとりあえず信頼できそうであればお任せしても良いかと思いますし、心配でしたら他にも数件回ってみるのも良いかと思いますよ。


Resina Fotocurableについては光重合型コンポジットレジン充填(口の中で直接充填する一般的な方法)で良いと思いますよ。

綴りは知りませんが、「重合」のことを「キュアー」とは言いますね。

昔は化学重合型と言って、混ぜただけで固まるタイプも使われていたので、その名残(?)です。

また不明な点があれば書き込んで下さい。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: yokiさん
返信日時:2007-11-09 14:45:08
渡辺先生、コメントどうもありがとうございます。
とても安心しました。過剰に心配していたので。

本日、歯医者に行ってきました。

詳しく聞いたところ、前歯を冠をかぶせる感じに削って、裏側からほんとに螺のような直径2ミリ程度のチタン製のものを入れるのだそうです。

冠はジルコニアとの事。

素材的には安心できるもののようですし、何しろねじが小さかったので、やることにしました。

レジンに関しても、結局虫歯が小さくともあるようなので、全部やることにしました。

ちなみに、9本分のレジン、前歯2本分のチタン製螺止め(?)と2個のジルコニア冠で、総額約15万円で見積りされました。

この螺止めの値段が不明で、ネットで参考を見つけられなかったんですが、このような施術で一般的な日本での価格はどのようなものでしょうか。

それと、ポストによる破損があるようなので、気にしていたのですが、メキシコの担当医は歯は徐々に栄養がいかず脆くなるが、根っこの方はそんなことはない、チタンの螺で歯がかけることはなく、むしろレジンでのかぶせもので、また数年後にかたいものを噛み破損することの方が問題だと言います。

この根っこは脆くはならないというのに根拠はありますか。

お忙しいところ見ていただきありがとうございます。
海外にいると、こういうお医者さんのサイトはほんとに助かります。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2007-11-10 11:02:40
安心できた様で良かったですね。

>この螺止めの値段が不明で、ネットで参考を見つけられなかったんですが、このような施術で一般的な日本での価格はどのようなものでしょうか。

コストや手間を考えると、ファイバーコアと似た様なものだと思います。

レジン充填自費だと3万円ぐらいのことが多いと思いますから、全体的には安いと思いますよ。質と相関するのかどうかは全く分かりませんが。


>この根っこは脆くはならないというのに根拠はありますか。

歯質そのものの硬さは変わらないのですが、コアを入れたり繰り返しの根管治療をすることで薄っぺらくなっていくことが問題です。

yokiさんの場合はそれほど手の入れられてない歯の様ですので、多分心配は少ないのではないかと思いますよ。

参考⇒無髄歯(神経を抜いた歯)の寿命について




タイトル 前歯の詰め物破損、その後のメキシコでの歯科治療について
質問者 yokiさん
地域 海外
年齢 30歳
性別 女性
職業 その他
カテゴリ 歯が割れた・折れた・欠けた
レジン(白いプラスチック)
詰め物、インレーのトラブル
メキシコ
詰め物、インレーが取れた・外れた
詰め物、インレーが割れた・欠けた
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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