授乳中の歯の根元の炎症(根の病気)と激痛・治療しても膿が出ない
相談者:
こころさん (33歳:女性)
投稿日時:2007-12-17 15:07:37
一ヵ月半の新生児(約5キロ)に授乳中の母親です。
6日前から突然右下6番の歯が痛み出し、歯科にいったところ、
「治療済み(神経は抜かれている)の歯の根元が炎症を起こしている」
とのことでした。
一日目は、「かぶせ物を取ったら炎症が鎮まることがあり、若い人はそれで直ることも多い」とのことでしたが、痛みは治まるどころかどんどんひどくなっていき、二日目は、その歯を削り?細い針のようなもので(なにかの器具に繋がれており、音がしました)
「膿がでたら痛みは治まるはずなのだが、膿が一向に出ない、血は出る。これは歯のマタがやぶれているためのようだが、あまり今の炎症とは関係ないだろう」
とのことで痛み止め(ボルタレン一錠と抗生物質ケフラール)を処方されました。
痛み止めが3時間程度しか持たず、激痛のあまり眠れず、授乳も不安で泣きたくなりました。
三日目、同じような治療を10分程度行いましたが、やはり膿はでず、痛みも治まりません。
4日目.5日目に同じ治療後、薬は、ボルタレンを二錠(一日に4回は飲んでよいとのこと)とケフラールを二錠、授乳は控えるのを条件に、それぞれ倍に出していただきました。
このときから頬がぷっくりとはれてきました。(歯茎ははれず)
痛みは腫れてから、すこし納まり、ボルタレンも1錠で6時間から8時間くらいはきくようになっていきました。
6日目の今日、おたふくのような腫れは変わらず、歯茎にぷっくりと腫れがあったのでこれでやっと膿を切除してもらえる、と期待したところ、切除してもなんと、血が出るばかりで膿がでらず、お医者さんは「100人に一人くらい珍しい」とのことでした。(薬はケフラールを一錠に変更です)
また、詳しい説明があり、
「根っこはこの歯に3つほどあったが、どれも途中までは行くが、根っこの根元まで針が到達しない。(膿がそこから出せない)そのためこの先再発の可能性がある。」
ということをいわれました。
痛みは徐々に治まりつつあるとはいえ、まだ痛みますし、頬は腫れています。
不安でたまりません。
授乳はいつから心配なくやれるのか、食欲も睡眠も満足に行えず精神的に弱ってきて、すべてが不安で涙が出てきます。
こういうことはよくあることなのでしょうか。
なにか別の科を受診したほうがよいのでしょうか。(口腔外科?など)
また、この歯は抜歯をしたほうがよいのでしょうか。
6日前から突然右下6番の歯が痛み出し、歯科にいったところ、
「治療済み(神経は抜かれている)の歯の根元が炎症を起こしている」
とのことでした。
一日目は、「かぶせ物を取ったら炎症が鎮まることがあり、若い人はそれで直ることも多い」とのことでしたが、痛みは治まるどころかどんどんひどくなっていき、二日目は、その歯を削り?細い針のようなもので(なにかの器具に繋がれており、音がしました)
「膿がでたら痛みは治まるはずなのだが、膿が一向に出ない、血は出る。これは歯のマタがやぶれているためのようだが、あまり今の炎症とは関係ないだろう」
とのことで痛み止め(ボルタレン一錠と抗生物質ケフラール)を処方されました。
痛み止めが3時間程度しか持たず、激痛のあまり眠れず、授乳も不安で泣きたくなりました。
三日目、同じような治療を10分程度行いましたが、やはり膿はでず、痛みも治まりません。
4日目.5日目に同じ治療後、薬は、ボルタレンを二錠(一日に4回は飲んでよいとのこと)とケフラールを二錠、授乳は控えるのを条件に、それぞれ倍に出していただきました。
このときから頬がぷっくりとはれてきました。(歯茎ははれず)
痛みは腫れてから、すこし納まり、ボルタレンも1錠で6時間から8時間くらいはきくようになっていきました。
6日目の今日、おたふくのような腫れは変わらず、歯茎にぷっくりと腫れがあったのでこれでやっと膿を切除してもらえる、と期待したところ、切除してもなんと、血が出るばかりで膿がでらず、お医者さんは「100人に一人くらい珍しい」とのことでした。(薬はケフラールを一錠に変更です)
また、詳しい説明があり、
「根っこはこの歯に3つほどあったが、どれも途中までは行くが、根っこの根元まで針が到達しない。(膿がそこから出せない)そのためこの先再発の可能性がある。」
ということをいわれました。
痛みは徐々に治まりつつあるとはいえ、まだ痛みますし、頬は腫れています。
不安でたまりません。
授乳はいつから心配なくやれるのか、食欲も睡眠も満足に行えず精神的に弱ってきて、すべてが不安で涙が出てきます。
こういうことはよくあることなのでしょうか。
なにか別の科を受診したほうがよいのでしょうか。(口腔外科?など)
また、この歯は抜歯をしたほうがよいのでしょうか。
回答1
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2007-12-17 15:40:54
こころさん、こんにちは。
大変お困りのことと思います。ご心中お察しします。
こころさんの今回のご質問の内容を拝見しましたが、確かに一般的なケースとは少々異なる経緯を示しているように思えます。
この場合、こころさんもお書きになられている通り、できるだけ早期に、大学病院・総合病院の口腔外科を受診されることが望ましいと思われます。
そこで精密検査を受けた上で、担当の先生に今後の治療方針などを聞かれてください。
なお、問題の歯を抜歯した方がいいかどうかも、残念ながらレントゲン等を診てみなければ分かりませんが、その点も口腔外科で説明があると思います。
あまりお役に立てずに申し訳ありません。
お大事にどうぞ。
大変お困りのことと思います。ご心中お察しします。
こころさんの今回のご質問の内容を拝見しましたが、確かに一般的なケースとは少々異なる経緯を示しているように思えます。
この場合、こころさんもお書きになられている通り、できるだけ早期に、大学病院・総合病院の口腔外科を受診されることが望ましいと思われます。
そこで精密検査を受けた上で、担当の先生に今後の治療方針などを聞かれてください。
なお、問題の歯を抜歯した方がいいかどうかも、残念ながらレントゲン等を診てみなければ分かりませんが、その点も口腔外科で説明があると思います。
あまりお役に立てずに申し訳ありません。
お大事にどうぞ。
相談者からの返信
相談者:
こころさん
返信日時:2007-12-17 16:20:21
相談者からの返信
相談者:
こころさん
返信日時:2007-12-17 16:22:25
とりあえず、痛みは現在すこしあるけれども、
最悪の状態よりはずいぶんおさまり、
痛み止めを本日は服用していません。
最悪の状態よりはずいぶんおさまり、
痛み止めを本日は服用していません。
回答2
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2007-12-17 16:34:46
こころさん、あらためまして。
実際にこころさんを診ておられる先生が、
>膿は出ていないけれど、とりあえず炎症や痛みは治まりつつあるので、頬の腫れもじきひきますよ。
と言われている以上、とりあえず今の症状は消退していくことと思います。ですから、明日・明後日などに再度腫れてきたとか、痛みが増強してきた、ということが無い限り、3日後の受診で構わないのではないか、と思います。
ただ、担当の先生も、
>今後が問題です。
と言われているように、原因は何だったのかは、やはりできる限り突き止めた方が良いと思います。
今の症状が治まったあとにでも、(できれば担当の先生に紹介状を書いていただいて)大学病院に行かれてみてはいかがでしょうか?
実際にこころさんを診ておられる先生が、
>膿は出ていないけれど、とりあえず炎症や痛みは治まりつつあるので、頬の腫れもじきひきますよ。
と言われている以上、とりあえず今の症状は消退していくことと思います。ですから、明日・明後日などに再度腫れてきたとか、痛みが増強してきた、ということが無い限り、3日後の受診で構わないのではないか、と思います。
ただ、担当の先生も、
>今後が問題です。
と言われているように、原因は何だったのかは、やはりできる限り突き止めた方が良いと思います。
今の症状が治まったあとにでも、(できれば担当の先生に紹介状を書いていただいて)大学病院に行かれてみてはいかがでしょうか?
回答3
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2007-12-18 09:18:52
少し状態が良くなったようですね。
さて
>膿がでたら痛みは治まるはずなのだが、膿が一向に出ない、血は出る。これは歯のマタがやぶれているためのようだが、あまり今の炎症とは関係ないだろう」
とのことですが、これが本当だとしたら
「パーフォレーション」
と言う状態だと思います。
一般的な歯科医院でパーフォレーションを発見したら第一選択は抜歯になります。
しかし、根管治療の専門医やマイクロスコープを使っている歯科医院で根管治療に力を入れている先生であればMTAと言う薬を使って穴を埋める処置が行えます。
実は僕もまだ数例ですが、MTAでパーフォレーションリペアを行いましたが、とりあえず半年経過時点では不快症状も無くなり、抜歯せずに済みそうな感じです。
まずは大学病院を受診され、そこで「パーフォレーションです。抜歯しましょう」と言われたら、専門医を探されてはいかがでしょうか?
あくまでも抜歯は最後の手段です。
もう少し、悪あがきをされても良いのではないでしょうか?
授乳中との事もあり、大変だとは思いますが、頑張ってみてください。
さて
>膿がでたら痛みは治まるはずなのだが、膿が一向に出ない、血は出る。これは歯のマタがやぶれているためのようだが、あまり今の炎症とは関係ないだろう」
とのことですが、これが本当だとしたら
「パーフォレーション」
と言う状態だと思います。
一般的な歯科医院でパーフォレーションを発見したら第一選択は抜歯になります。
しかし、根管治療の専門医やマイクロスコープを使っている歯科医院で根管治療に力を入れている先生であればMTAと言う薬を使って穴を埋める処置が行えます。
実は僕もまだ数例ですが、MTAでパーフォレーションリペアを行いましたが、とりあえず半年経過時点では不快症状も無くなり、抜歯せずに済みそうな感じです。
まずは大学病院を受診され、そこで「パーフォレーションです。抜歯しましょう」と言われたら、専門医を探されてはいかがでしょうか?
あくまでも抜歯は最後の手段です。
もう少し、悪あがきをされても良いのではないでしょうか?
授乳中との事もあり、大変だとは思いますが、頑張ってみてください。
相談者からの返信
相談者:
こころさん
返信日時:2007-12-22 19:25:14
両先生、ご親切な回答どうもありがとうございました。
万障繰り合わせて、歯の大学病院にいってきました。
調べた結果、
「骨の炎症とも歯茎の炎症ともどちらが原因なのかわからない、へんな言い方だが病気が熟していない」
といわれました。
とりあえず、あれから痛み、腫れともに収まり、激痛からも開放されました。
その先生によって、3本の根のうちの一つが貫通しましたが、やはり膿は出ませんでした。
歯のマタの破れに関して何もいわれませんでした。
とりあえず様子を見ながら根の治療をし、最終的な決断は正月明けになるが、根のうちのひとつは正常だが、ふたつはすでに石灰化しているので、その後ろ半分を切断して抜歯するという方向でいくのはどうだろうか、といわれました。
とりあえずもやもやしたまま終わらず、安心することができました。
こちらに相談して大学病院にいってよかったです。
どうもありがとうございました。
万障繰り合わせて、歯の大学病院にいってきました。
調べた結果、
「骨の炎症とも歯茎の炎症ともどちらが原因なのかわからない、へんな言い方だが病気が熟していない」
といわれました。
とりあえず、あれから痛み、腫れともに収まり、激痛からも開放されました。
その先生によって、3本の根のうちの一つが貫通しましたが、やはり膿は出ませんでした。
歯のマタの破れに関して何もいわれませんでした。
とりあえず様子を見ながら根の治療をし、最終的な決断は正月明けになるが、根のうちのひとつは正常だが、ふたつはすでに石灰化しているので、その後ろ半分を切断して抜歯するという方向でいくのはどうだろうか、といわれました。
とりあえずもやもやしたまま終わらず、安心することができました。
こちらに相談して大学病院にいってよかったです。
どうもありがとうございました。
タイトル | 授乳中の歯の根元の炎症(根の病気)と激痛・治療しても膿が出ない |
---|---|
質問者 | こころさん |
地域 | 福岡 |
年齢 | 33歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 主婦 |
カテゴリ |
虫歯、知覚過敏の痛み 神経の無い(神経を取った)歯の痛み 根管治療後の痛み 根管治療に関するトラブル 根の病気(根尖病変・根尖病巣) 授乳中の歯科治療 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。