根管治療で一旦回復していた歯が、再度悪くなってしまうことはありますか?

相談者: norikanさん (40歳:女性)
投稿日時:2008-02-25 18:52:32
(ハンドルネームnorika でしたがnorikanに変更させてもらいます。)

以前は、アメリカから何度もいろいろな質問させていただきましたが、今回は根管再治療した歯、右下奥歯についての質問についてお願いします。

約7ヶ月前に根管再治療し、その後経過はとても良かったのですが、今年1月の終わりに喉が急に痛くなり、鼻風邪をひいたあとから、その歯が浮いた感じがし始めました。

まず、鼻詰まりしているときは最初に上の歯のあちこちまで痛くなりましたが、夜に寝れなかったので痛み止め(イボフラビン600mg)を飲み、鼻の中を塩水と重曹で洗い(鼻の穴片方から流し入れ、反対側の穴や喉から流しだします。)、詰まりを取り去ることで、3日ほどで鼻詰まり症状と上の歯の痛みは治まりました。

しかし、そのあと、根管再治療した右下奥歯が浮いた感じがしてきて、最近は時々軽い痛みを感じることがあります。

しばらく忙しかったので、様子を見ていたのですが、1ヶ月以上経過しても改善しないので、やはり明日にはエンドドンティストに電話しようと思っています。


右下奥歯の再治療後の時間の経過と症状を箇条書きします。

2007年
6月中旬 
根管治療終了

7月中旬 
歯医者Aのところで、PMTCと根管治療した穴にレジンを詰める。

9月中旬 
3ヶ月検診 レントゲンでは骨が薄っすらと出来てきている。エンドドンティストも、とても回復が良いとニコニコ顔。この歯で物を食べてマイナーな痛みがある程度。

10月  
違和感も痛みも感じなくなる。

12月初旬 
歯医者AのところでPMTC。このときはぐらつきがなくなり、かなり回復している感じ。歯医者Aもクラウンを被せてもいいというが、4月のエンドドンティスト再検診で回復度を確認してからクラウンを入れることを希望する。

12月下旬 
反対側の下奥歯(左)のセラミッククラウンがシリアルを食べていて4分の1ほど欠けたので、なるべく右(右下奥歯)で食べ物を噛むようになる。

2008年
1月初旬 
新しいマウスウォッシュを2日間ほど使うが、歯のセメント質あたりが敏感になったので使用を止める。

1月中旬 
以前通っていた信用できない歯医者Bのところでクラウンやり直しのため(やり直しのため無料)仮歯をいれるが、歯医者Bになるべくこの仮歯はプラスチックで壊れやすいのであまり左側で噛まないようにと言われる。

1月後半 
左下に新しいセラミッククラウンをいれる。
この数日後喉が痛くなり、次に鼻がつまり、上の歯があちこち痛みだす。鼻の洗浄して、2〜3日ほど続けて風邪が治りるが、右下奥歯が浮いた感じがする。

2月   
1週間ほど前、消毒と漂白のための、また新しいマウスウォッシュを2日間ほど使うが、またまた歯のセメント質のあたりが敏感になったので使用を止める。
現在、連続的な浮いた感じと時々我慢できる痛み。その歯で噛んでも全然平気。 今日はちょっと浮いた感じが強いので、炎症を抑えるためと安眠のために、イボフラビン600mgを夕食後に飲む。(あまり薬は飲みたくないのですが...)


せっかく回復してたのでショックです。
原因は何なのか...自分自身思い当たることで、

1.疲れが溜まって体の免疫が弱くなった。
(風邪も流行っています。)

2.左のクラウンが壊れたため、右ばかり使いすぎて負担がかかってしまった。

3.サイネスの炎症を起こし、そのばい菌が右下奥歯に進入し、炎症を起こしている。

4.新しいマウスウォッシュ(2種類とも主成分は安定化二酸化塩素)が刺激になり、炎症をおこす原因になった。

5.その右下奥歯はクラウンが被せてありますが、少々欠けていて、亀裂が一本たぶん数年前からはいっていますが、それが原因。
ずっと気になっていたのですが、今まで定期健診やPMTCでも、何も指摘されませんでした。

...でしょうか。


現在のこの症状、状態で考えられることあれば、教えて下さい。

なるべく睡眠と栄養も取るよう、心がけています。

アメリカの地で一番頼りになるのは、やっぱり、歯チャンネルの勉強熱心な先生方なのですよね。

よろしくお願いします。


相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: norikanさん
返信日時:2008-03-01 12:20:39
他の方の質問例も読んでいますが、それを自分の例として当てはめるのはなかなか難しいですね^^;

もしかしたら、他の方と同じような質問を繰り返してしまっているかも知れませんが、よろしくお願いします。


数日前エンドの先生に診てもらいました。

先生によるとレントゲン写真では、新たな病巣は見られず、
歯茎の所から歯根をチェックしましたが、
特に異常がないとのことでした。

クラウンの上部を少し削って上の歯の当たりを減らし
(削る機械が時々隣の歯に当たっていました...反抗すべなしです...)
念のため抗生剤で様子を見ることになりました。

抗生剤を飲んでも、治らなく我慢できないようだったら
私しだいですが抜歯!とのことでした。

違和感があっても、それでもよければキープすればよいとのことです。
クラウンのヒビは関係ないはずとのことでした。

現在の回復度は現時点で約50%らしいです。
ちなみに、再治療する前の回復0%の写真です。

歯根嚢胞(歯根のう胞)


ただ、気になるのが、レントゲン写真で、3ヶ月検診のレントゲン写真は歯槽骨全体が薄っすら白くなっていたのですが、今回の写真は、下の部分はかなり白くなっていたけど、歯根と歯根の山の上の部分が黒かったので気になりました。

歯根を足に例えると、股下の部分3分の1から~4分の1ほどです。

もちろん専門医の言っていることを信用すればいいのですが、^^;
痛みが伴うと、とても不安になってしまいます。
現在抗生剤を飲んで3日目ですが、まだ薬が効いてはいません。



質問ですが、


1.レントゲン写真から、一旦60%回復したけど、何かの原因でマイナス10%悪くなり、現在も下り坂状態...ということはないでしょうか?

専門医の治療によって一時回復しても、またダメになってしまうこともよくありますか?


2.原因か確定できなくても、抗生剤を処方するということは、ばい菌があるということを想定してですよね?

抗生剤だけで、再々治療をしなくても大丈夫なのでしょうか?
オーバー充根ですが...。


3.まだ弱い歯槽骨に圧力が加わったための、一時的な炎症とは考えられないでしょうか?

イメージでは打ち身や捻挫のような炎症です。
その場合、痛みが消えるまでの期間は?



エンドの先生に質問してもあまり的確な説明が頂けなかったので、
不安も増している今日この頃で...。
(信頼度が以前の90%から60%へ...)

長くなりましたが、よろしくお願いします。
回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2008-03-01 23:58:36
すみません・・・。

norikaさん・・・じゃなくてnorikanさんのご相談に回答が付いていないのは、ご相談が長くて回答に時間がかかりそうなことと、今どの先生も確定申告などで忙しいからだと思います(^^;)

別にnorikanさんを避けているわけではないので、そこは安心されてくださいね。

で、実は僕も根管治療は僕より詳しい先生が大勢おられるのでちょっと様子を見ていたのですが、なかなかレスがつかないようなので、分かる範囲で回答させて頂きますね。

もう一回しっかり読みますので、しばしお待ちを・・・

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2008-03-02 00:38:19
読み終わりました。

要は一旦治ったと思っていた歯の痛みが体調が崩れたのと同時にまた再発したということですよね?

であれば、単純にまだ完治していなかったところに、体調不良での免疫低下が影響した可能性が高いのではないかと思いますが・・・。

一般的には痛みが我慢できるのであれば、このまましばらく様子を見て、レントゲン上で進行が見られるようであれば抜歯も検討する・・・という感じではないかと思います。


>違和感があっても、それでもよければキープすればよいとのことです

という意見に全面的に賛成です。
ただし、半年に1回程度はレントゲンで確認することが必要だと思います。
治るか治らないか、今の段階では何とも言えないはずですので。

一度は回復してきていたということは、治療は奏功していたということだと思いますので、今後また回復する可能性は十分に考えられるのではないかと思いますが・・・。

歯周ポケットのことが書かれていませんでしたが、歯周ポケットもちゃんと測定していて問題が無いのであれば、文面からは特に治療方針に問題はないのではないかと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: norikanさん
返信日時:2008-03-07 03:55:33
田尾先生、遅くなりなしたが、
返答をどうも有り難うございました。

一応、抗生物質をきっちりと飲み終えましたが、浮いた感じはかなり収まったものの、まだまだ違和感がのこっています。

特に、子供がダダをこねたりして精神的なストレスがかかった時なんか、ズキズキしたりもするのですが...。でも、


>一度は回復してきていたということは、治療は奏功していたということだと思いますので、今後また回復する可能性は十分に考えられるのではないかと思いますが・・・。

の田尾先生のお言葉を信じて、もうすこし様子を見てみようと思います。

ちなみに、歯周ポケットは、9ヶ月前(根管再治療のすぐ後)のものでしたら、
外側が奥からから5、3、3、内側が奥から4,3,3です。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2008-03-08 01:34:37
>ちなみに、歯周ポケットは、9ヶ月前(根管再治療のすぐ後)のものでしたら、
>外側が奥からから5、3、3、内側が奥から4,3,3です。

9ヶ月前にポケットを測っているということでしたら、今のポケットの状態と比較してみたいところですね。

特に根分岐部病変がちょっとくさそうな気がしていますので・・・。

本当はファーケーション根分岐部)のポケット測定のようなものもあるので、それも知りたいところなのですが、あまりにも専門的になりすぎるので、ここまでご説明をするべきかどうか・・・というのは、ちょっと迷っています。

一応こちらも参考にされてみて下さい。

⇒参考:根分岐部病変


ただ現実問題としては、すでに専門医の先生も診てもらい、やるだけのことはされているようですので、回復を祈りながら様子を見て、回復が難しいようであれば次の手を考える・・・ということしかないのではないかな・・・と思います。

いろいろと知ることで安心したり不安になったりすると思いますが、患者さんには治療はできませんので、身に付けた知識を担当の先生とのコミュニケーションに上手く活用して下さいね。




タイトル 根管治療で一旦回復していた歯が、再度悪くなってしまうことはありますか?
質問者 norikanさん
地域 海外
年齢 40歳
性別 女性
職業 主婦
カテゴリ 歯科治療後の歯の痛み
根管治療の失敗・再治療
根管治療後の痛み
アメリカ(米国)
回答者




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