土台を外すリスクと、歯根端切除のリスク、どちらのほうが高い?

相談者: kuraさん (43歳:女性)
投稿日時:2008-03-18 21:49:41
こんばんわ
すごく悩んでます。

ずーっとの調子が悪く近くの歯医者へ毎年通ってもよくならず
2年前に良い先生に出会うことが出来てすごく嬉しくて
1年近く2時間もかかり 毎週通院して根の治療
すべてやり直して治療も終わりよかったと思っていたのですが
10日ほど前から前歯歯茎が痛み出し腫れて来ました。

先生に診てもらうと 根の治療が甘かったと言うことでした。
悪くなった歯は前歯左2番です。

この歯は5本連結のブリッジ(右2番から左3番まで)になってまして
歯がないのは右1番と2番です。

先生はブリッジを切り離して 左2番の根の治療をやり直そうというのですが
その際土台が太いので 上手く外せるかどうかと言うことです。

先生も高齢で最近調子が悪いらしく
衛生士さんは土台を外すのはリスクが高いので
歯根端切除のほうがリスクが少ないと言います。

それにレントゲンでみるかぎり 根の先まで薬が入ってるというのです。
その医院ではラバーダムマイクロスコープも使用していません。

ブリッジが70万したので土台が上手く外せない場合
抜歯になるとやり直すのはお金もありません。

でも歯根端切除もリスクがあるとのことで
すごく悩んでいます。

やはり根の治療を試してみたほうがよいでしょうか?

この歯は随分前に神経を抜いて その際の治療が悪く
根の先端まで薬が入ってないのを2年前に治療してもらいました。
痛みは全然なかったです。

よろしくお願いします。


相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: kuraさん
返信日時:2008-03-18 21:54:51
すみません
間違えました ブリッジは左2番から右3番です
よろしくおねがいします
回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2008-03-18 22:25:54
根の先まで薬が入っていて、腫れているというのは歯周病もしくはの破折が疑われます。

現在の状態で歯が割れている可能性も考慮に入れる必要性があるように感じます。

歯が割れていれば歯根端切除を行っても回復しません。

補綴物が高額な物のようですから、原因が根の先の病気であれば歯根端切除の方がリスクが低いように感じます。

ただ、これは歯根端切除にある程度精通している歯科医師が担当した場合の話です。

現在の状況としては?21??という状態ですから(丸印の部分が土台になっているブリッジ)左?番は保存したい所です。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: kuraさん
返信日時:2008-03-18 22:42:10
ありがとうございました

の先まで薬が入ってると言うのは衛生士さんの意見でして
レントゲンで先生は治療をやり直したら治るとおっしゃってます

ただ歯茎を切ると歯茎が綺麗にならないと言うことで
(すごく審美に気をつけてくれる先生なので)
根の治療を進めてくるのですが 私としては審美も大切ですが
歯の機能のほうが大事なので悩んでいます

先生は高齢で最近余り調子がよくないらしく
衛生士さんもすごく心配してくれて 新しい歯医者
探したほうがと言ってくれるのですが 良い先生を探すのは
本当に大変です

でもがんばって探してみます
ありがとうございました
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2008-03-18 23:00:26
補綴物が高額な物のようですから、原因が根の先の病気であれば歯根端切除の方がリスクが低いように感じます。

私も荒木先生がおっしゃるようにこの場合根切がベターな選択だと思います。

ただし、根切は根の長さがある程度必要ですから短ければ治療の対象にならないこともあります。

原則根の先3ミリほどをカットした方が良いとされていますので、まずセカンドオピニオンを求められて、

どちらがを残せる確立が高いか!?
根切はこの長さで行えるか!?

を聞いたほうがいいと思いますよ。


>ただ歯茎を切ると歯茎が綺麗にならないと言うことで

高いレベルで治療を行う先生であれば殆ど傷口が分からないように処置できますが、ほんの一握りの先生だけです・・・

ただし、目立たないように切開線をいれれば大きく歯茎が下がったりするようなことはありませんよ。



>その医院ではラバーダムマイクロスコープも使用していません。

使用していない歯科医院が殆どで両方ある歯科医院を探すのは非常に難しいですよ^^

また、両方があれば成功するという物ではありません。

特に上の前歯であれば殆どがシンプルな形の根が多いのでマイクロ&ラバーが無くても、私自身そこまで成功率に大きな差は出ないと思います。

まずは他の先生の診察を受けてみてください。 

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2008-03-18 23:32:12
日本では、根っこの先にきちっとお薬が入っていることをことさらに重要視する傾向がありますが、必ずしもそれだけで決まるものではありません。

治療方針については、実際に見ていませんのではっきりとはいえませんが、お二方の先生と同意見で、外科的な方法が向いているようにも思います。

破折の可能性もありますが、正確なレントゲンと、読影する技術があればある程度は判別が可能です。

審美的にも歯周病が無ければほとんど問題なく手術できます。
(切開線の入れ方にもよりますが)

もしされるなら経験豊富な先生にしていただいたほうが良いでしょう。

マイクロスコープは、外科的な根管治療には私の臨床経験からは、必要だと思います。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2008-03-18 23:45:28
こんにちは。

私も歯根端切除術に一票?ですね。

ただ、普通の根管治療はまだしも、歯根端切除をするとなればやはりマイクロスコープはあるところを探した方がいい様な気がします。

最近知ったのですが、従来は歯根端切除術も大して成功率は高くなかったのですが(60%程度)、最新の方法(マイクロスコープ+MTAを使用 ※自費診療になります)であれば、どうやら90%を超えそうな気配らしいんですよね。。

もちろん、基本的には知識や技術の問題なので、設備や材料だけでの断言は出来ませんが。

歯周病歯根破折ではないことが最低条件で、かつ井野先生のおっしゃる様に根の長さなどの問題はありますが、まずはそういった条件(マイクロスコープ+MTA)で根管治療の得意そうな・・と言うか"相当"得意そうな先生を試しに捜してみて、運良く見つけられればそちらがベストかと思いますよ。

MTAはなくても良いかも知れませんが・・。

MTAと言う材料については、実は半信半疑だったのですが、最近受けたセミナーで随分印象が変わりまして^^;

詳しくはMTAについて日本一詳しい解説(注;この解説とは使い方は異なります)のある、井野先生の医院(愛知県!笑)のHPで勉強してみて下さい。

参考→EEデンタル【MTAを用いた直接覆髄法】


ともあれ良い治療法が見つかるといいですね。




おっと、小牧先生とかぶってしまいました^^;

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: kuraさん
返信日時:2008-03-18 23:56:13
荒木先生 井野先生 小牧先生 渡辺先生
本当にありがとうございました^^

すごく嬉しいです。
ずーっと迷っていたのですが決まらなくて これで1歩進めそうです
 
良い先生を探してみようと思いますが
手術の場合は 何回くらいの通院が必要でしょうか

私の住んでるところは田舎なので 少し遠くても良い先生を
探したいと思います。

たくさんの回答いただきまして 本当に感謝します。
ありがとうございました
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2008-03-19 18:41:06
>手術の場合は 何回くらいの通院が必要でしょうか

これはフォローなど含めると数回の通院が必要になると思いますよ。
受診先の先生に聞いてみてください。


あっ、MTAは過去もっと詳しく書いていますのでこちらを参考に

MTAってどのように使う薬ですか?


大学の歯内療法科の先生と最近話していたのですが、
東京などでは徐々にMTAが売れ始めているそうですよ。

患者さんのニーズのある場所では徐々に普及していく気配がありますね。
ですがまだまだ地方では時間がかかると思います。


私はけっして、DENSPLYの回し者ではありませんので^^;

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: kuraさん
返信日時:2008-03-19 20:37:49
井野先生ありがとうございます<(_ _)>

いろいろpcで検索しましたが
良い先生を探すのは本当に難しいですね

口コミなんかみても よくわからないですし
やはり近くにはいないようです
じっくり探してみようと思います

いろいろありがとうございました。



タイトル 土台を外すリスクと、歯根端切除のリスク、どちらのほうが高い?
質問者 kuraさん
地域 非公開
年齢 43歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の失敗・再治療
歯根端切除術
歯の土台に関するトラブル
マイクロスコープ
土台(コア)の除去・交換
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

歯磨きをしても虫歯になる原因 デンタルフロスは効果無し? 歯ブラシとデンタルフロスどっちが先? 歯科衛生士が就職前に絶対に知っておきたい

Total total   今日 今日   昨日 昨日  
現在 人が閲覧中