感染症(B型、C型肝炎)の不安…(破れたグローブで器具を洗った)
相談者:
よりよちさん (33歳:女性)
投稿日時:2008-04-05 22:19:11
歯科助手として、歯科医院で働いています。
神経質な気質の為、念のためドクターの方にお聞きしたいのですが、普段からグローブをしての診療補助、器具洗浄等をしていますがグローブが破れている事に気付かずに器具を洗っていて、手を見るとひっかきキズがあり、
『もしかしたら、感染症の病気(B型、C型肝炎)に感染したかも?』
と思ってしまいました。
血液がついた器具もたくさんありますし、院内にはとがった物が沢山あるので、気が付かずにグローブが裂けている事が。。。。
神経質で、申し訳ございません。
ドクターからの回答がもらえれば、ありがたいです。
よろしくお願いします。
神経質な気質の為、念のためドクターの方にお聞きしたいのですが、普段からグローブをしての診療補助、器具洗浄等をしていますがグローブが破れている事に気付かずに器具を洗っていて、手を見るとひっかきキズがあり、
『もしかしたら、感染症の病気(B型、C型肝炎)に感染したかも?』
と思ってしまいました。
血液がついた器具もたくさんありますし、院内にはとがった物が沢山あるので、気が付かずにグローブが裂けている事が。。。。
神経質で、申し訳ございません。
ドクターからの回答がもらえれば、ありがたいです。
よろしくお願いします。
[過去のご相談]
回答1
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2008-04-05 23:45:05
よりよちさん、こんにちは。
大学病院等の感染対策のセオリーから考えると、念のために血液検査を追跡的(定期的)に行うこととなります。
私が勤務していた大学病院であれば、同様のケースであれば血液検査が義務付けられていました。
よく原因が分からない引っ掻き傷であり、さらにその傷の部位に血液が付着したかも不明であり、加えてウイルスキャリアの方が本日受診されたかどうかも分からないため、これらの確率をトータルで考えてみれば、肝炎感染の可能性は決して高いとはいえないでしょう。
とはいえ、その確率は「ゼロ」ではありません。
こればかりは検査をしなければ分かりません。
そして、歯科助手という医療に従事する職にあるわけですから、御自身の為にも、患者さんのためにも、念のためお近くの内科で事情をお話の上、検査をされた方が良いと思います。
ご参考になれば幸いです。
大学病院等の感染対策のセオリーから考えると、念のために血液検査を追跡的(定期的)に行うこととなります。
私が勤務していた大学病院であれば、同様のケースであれば血液検査が義務付けられていました。
よく原因が分からない引っ掻き傷であり、さらにその傷の部位に血液が付着したかも不明であり、加えてウイルスキャリアの方が本日受診されたかどうかも分からないため、これらの確率をトータルで考えてみれば、肝炎感染の可能性は決して高いとはいえないでしょう。
とはいえ、その確率は「ゼロ」ではありません。
こればかりは検査をしなければ分かりません。
そして、歯科助手という医療に従事する職にあるわけですから、御自身の為にも、患者さんのためにも、念のためお近くの内科で事情をお話の上、検査をされた方が良いと思います。
ご参考になれば幸いです。
回答2
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2008-04-07 00:16:10
感染してしまったかどうかについては、中本先生もお書きのように定期的に調べることになるかと思います。
ただ、今後必要なことは、感染してしまったかどうか心配することではなく、現在の環境では心配なわけですから、感染が起こらないようにするにはどうしたらよいか考え、対策をとることかと思います。
B型肝炎に関しては、ワクチンがあり、歯科医師会の補助もありますので、院長に相談して接種しておくのもよいかと思います。
C型に関しては、ワクチンはありませんが、感染の危険性はB型と比べてかなり低いです。傷口に直接血液が付着するようなことがないかぎり心配はないと思います。
また、血液が付着した器具は、最初はできるだけ手で触れずに超音波洗浄器等に入れてある程度付着物を落としてから、手袋をつけた手で触れるようにするとか、先が鋭利なものは手で洗わないとか、(もっとも危険性が高い)注射針のキャップを戻す時は両手でフリーな状態では行わないようするとかいった対策をとられるとよろしいかと思います。
ただ、今後必要なことは、感染してしまったかどうか心配することではなく、現在の環境では心配なわけですから、感染が起こらないようにするにはどうしたらよいか考え、対策をとることかと思います。
B型肝炎に関しては、ワクチンがあり、歯科医師会の補助もありますので、院長に相談して接種しておくのもよいかと思います。
C型に関しては、ワクチンはありませんが、感染の危険性はB型と比べてかなり低いです。傷口に直接血液が付着するようなことがないかぎり心配はないと思います。
また、血液が付着した器具は、最初はできるだけ手で触れずに超音波洗浄器等に入れてある程度付着物を落としてから、手袋をつけた手で触れるようにするとか、先が鋭利なものは手で洗わないとか、(もっとも危険性が高い)注射針のキャップを戻す時は両手でフリーな状態では行わないようするとかいった対策をとられるとよろしいかと思います。
タイトル | 感染症(B型、C型肝炎)の不安…(破れたグローブで器具を洗った) |
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質問者 | よりよちさん |
地域 | 大阪 |
年齢 | 33歳 |
性別 | 女性 |
職業 | パート・アルバイト |
カテゴリ |
歯科助手関連 衛・技・助その他 その他(スタッフ関連) その他(その他) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。