1歳2ヶ月の子供、仕上げ磨きを全力で嫌がります
相談者:
snowさん (1歳:女性)
投稿日時:2008-04-18 10:06:41
1歳2ヶ月の息子の歯について相談に乗って頂きたく、投稿したしだいです。
息子の歯は現在、左右上下A〜Dまで生えている状態です。
毎食後とおやつを食べた後に頑張って仕上げ磨きをしています。
ちなみにおやつは、おにぎり、果物(バナナや季節のもの)、ヨーグルト、赤ちゃんせんべいなどをローテーションさせてあげてます。
飴・チョコレートやジュースはまだまだ、あげるつもりはありません。
最近は仕上げ用の歯ブラシを見ると後ずさりもしくは無視をされ、仰向けにすると暴れだします。
でも、仕上げ磨きをしない訳にはいかないので、時に押さえつけて磨いています。
息子は酷く泣き叫びますが…。
別に出血するくらいの強さでは磨いてないのですが。
鉛筆を持つ感じでブラシを持ち、細かく動かしてるだけなのに。
ちなみに、親も行動を見せないとと思い、食後一緒に洗面所に行って「ご飯食べたら歯磨きね」と話し、息子には子供用の歯ブラシを持たせ、私も子どもの前で歯磨きを見せるようにしています。
そのときは、ニコニコしながら歯ブラシをくわえてゴシゴシのまねをしているのですが、いざ、仕上げ磨きとなると全身で嫌がるのです。
私自身、虫歯で難儀しているので、息子にはこんな思いをさせたくありません。
嫌がっても仕上げ磨きはきちんとしようと、そのときは心を鬼にしているのですが、あまりの嫌がりように仕上げ磨きも最近は物凄いストレスに感じます。
このまま、歯磨きが嫌いな子になったらどうしようと不安にも思います。
かと言って仕上げ磨きを適当にして、虫歯ができてしまうのはもっと嫌ですし。
歯磨きの歌とかも歌って、楽しい雰囲気になるようにしているのに、なんでやろ?って思います。
何かいい方法はないでしょうか?
それとも、地道に今の方法を続けた方がいいでしょうか?
アドバイスを頂ければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
息子の歯は現在、左右上下A〜Dまで生えている状態です。
毎食後とおやつを食べた後に頑張って仕上げ磨きをしています。
ちなみにおやつは、おにぎり、果物(バナナや季節のもの)、ヨーグルト、赤ちゃんせんべいなどをローテーションさせてあげてます。
飴・チョコレートやジュースはまだまだ、あげるつもりはありません。
最近は仕上げ用の歯ブラシを見ると後ずさりもしくは無視をされ、仰向けにすると暴れだします。
でも、仕上げ磨きをしない訳にはいかないので、時に押さえつけて磨いています。
息子は酷く泣き叫びますが…。
別に出血するくらいの強さでは磨いてないのですが。
鉛筆を持つ感じでブラシを持ち、細かく動かしてるだけなのに。
ちなみに、親も行動を見せないとと思い、食後一緒に洗面所に行って「ご飯食べたら歯磨きね」と話し、息子には子供用の歯ブラシを持たせ、私も子どもの前で歯磨きを見せるようにしています。
そのときは、ニコニコしながら歯ブラシをくわえてゴシゴシのまねをしているのですが、いざ、仕上げ磨きとなると全身で嫌がるのです。
私自身、虫歯で難儀しているので、息子にはこんな思いをさせたくありません。
嫌がっても仕上げ磨きはきちんとしようと、そのときは心を鬼にしているのですが、あまりの嫌がりように仕上げ磨きも最近は物凄いストレスに感じます。
このまま、歯磨きが嫌いな子になったらどうしようと不安にも思います。
かと言って仕上げ磨きを適当にして、虫歯ができてしまうのはもっと嫌ですし。
歯磨きの歌とかも歌って、楽しい雰囲気になるようにしているのに、なんでやろ?って思います。
何かいい方法はないでしょうか?
それとも、地道に今の方法を続けた方がいいでしょうか?
アドバイスを頂ければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2008-04-18 13:31:07
お母さんの気持ちはよくわかります。
しかし嫌がる子どもを押さえつけて磨くのは子どもの精神的な発育によくありません。
3歳まではお菓子を与えなければ歯磨きの必要はありません。
仕上げ磨きは3歳になってからです。
3歳まではお母さんの手の内で育ちますから、お菓子を与えない育児はしようと思えばできます。
ところが3歳を過ぎるとお母さんの手の内から外の世界へ少しずつ出て行くようになって、たとえばお友達のお家に遊びに行ったりするようになります。
そうするとお菓子の制限も難しくなってきます、もちろん先方さんにそのような育児をしているので、お菓子は控えてくださいといえる方には言っておくことは、大切な事です。
また3歳を過ぎると仕上げ磨きができるようになってきます。
ところでどうして3歳までお菓子を与えない育児をお勧めしているかと言うと、もっと大切な味覚形成をしっかりする必要があるからです。
これはどういうことかというと、何でも好き嫌いなく、パクパク食べるお子さんに育ってほしいからです。
そのためには甘いお菓子の味は邪魔になってしまいます。
3歳までに食べなれたものが、うまい味として、インプットされます、ですから、3歳までにいろんな味に慣れさせていただきたいと考えているのです。
甘い味は誰にとっても無条件にうまい味です、ところがきゅうり、にんじん、ピーマン、セロリなどの生野菜の味は、食べなれないとうまい味にはなりません。
その食べなれさせているとき、甘い味・お菓子を与えるとすぐに嫌いになってしまう事が多いのです。
そうすると偏食が始まります、そして甘い味の好偏食になってしまいます、つまり甘党になってしまうわけです。
いったん甘党になると一生甘党ですから、一生むし歯と歯周病のリスクを背負っていかなくてはなりません、それでは余りにもかわいそうです。
そして偏食になっているでしょう。これでは健康のために一日30品目の食品を食べましょうといったって、どだい無理な話になります。
また総いれ歯の人は例外なく甘党です。
ところが3歳までお菓子を与えない育児をすると何でもパクパク食べる子どもに育って、おまけでむし歯ゼロがついてきます。
せっかくほとんどお菓子を与えない育児をされておられるわけですから、もう少し徹底して、赤ちゃんせんべいなども避けられたほうがいいかとは思います。
むし歯ゼロ育児の事例
http://www.yamadashika.jp/0care.html
「はじめの一歩」育児体験集
http://www.yamadashika.jp/step.html
むし歯を作らない子育て
http://www.yamadashika.jp/prevent.html#01
子育てと砂糖に関する考え方
http://www.yamadashika.jp/prevent10.html
少しがんばればできますよ、特にお父さんに協力してもらうと助かります、またジジ、ババにどう理解してもらうかが大変です、応援しています。
しかし嫌がる子どもを押さえつけて磨くのは子どもの精神的な発育によくありません。
3歳まではお菓子を与えなければ歯磨きの必要はありません。
仕上げ磨きは3歳になってからです。
3歳まではお母さんの手の内で育ちますから、お菓子を与えない育児はしようと思えばできます。
ところが3歳を過ぎるとお母さんの手の内から外の世界へ少しずつ出て行くようになって、たとえばお友達のお家に遊びに行ったりするようになります。
そうするとお菓子の制限も難しくなってきます、もちろん先方さんにそのような育児をしているので、お菓子は控えてくださいといえる方には言っておくことは、大切な事です。
また3歳を過ぎると仕上げ磨きができるようになってきます。
ところでどうして3歳までお菓子を与えない育児をお勧めしているかと言うと、もっと大切な味覚形成をしっかりする必要があるからです。
これはどういうことかというと、何でも好き嫌いなく、パクパク食べるお子さんに育ってほしいからです。
そのためには甘いお菓子の味は邪魔になってしまいます。
3歳までに食べなれたものが、うまい味として、インプットされます、ですから、3歳までにいろんな味に慣れさせていただきたいと考えているのです。
甘い味は誰にとっても無条件にうまい味です、ところがきゅうり、にんじん、ピーマン、セロリなどの生野菜の味は、食べなれないとうまい味にはなりません。
その食べなれさせているとき、甘い味・お菓子を与えるとすぐに嫌いになってしまう事が多いのです。
そうすると偏食が始まります、そして甘い味の好偏食になってしまいます、つまり甘党になってしまうわけです。
いったん甘党になると一生甘党ですから、一生むし歯と歯周病のリスクを背負っていかなくてはなりません、それでは余りにもかわいそうです。
そして偏食になっているでしょう。これでは健康のために一日30品目の食品を食べましょうといったって、どだい無理な話になります。
また総いれ歯の人は例外なく甘党です。
ところが3歳までお菓子を与えない育児をすると何でもパクパク食べる子どもに育って、おまけでむし歯ゼロがついてきます。
せっかくほとんどお菓子を与えない育児をされておられるわけですから、もう少し徹底して、赤ちゃんせんべいなども避けられたほうがいいかとは思います。
むし歯ゼロ育児の事例
http://www.yamadashika.jp/0care.html
「はじめの一歩」育児体験集
http://www.yamadashika.jp/step.html
むし歯を作らない子育て
http://www.yamadashika.jp/prevent.html#01
子育てと砂糖に関する考え方
http://www.yamadashika.jp/prevent10.html
少しがんばればできますよ、特にお父さんに協力してもらうと助かります、またジジ、ババにどう理解してもらうかが大変です、応援しています。
回答2
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2008-04-18 20:30:38
>何かいい方法はないでしょうか?
>それとも、地道に今の方法を続けた方がいいでしょうか?
同様の相談は良くうけるのですが、短期的にすぐに改善できるような方法はなかなかないと思います。
子育て、しつけも同じかと思いますが、お子さんがいやがらないようにしてあげているだけでは、良い方向に向かうとは限りません。
歯磨きも保護者の方が、お子さんのためを思って行っていることであり、なおかつ、どうしてもやらなければならないことであれば、その行為はお子さんのためになることはあっても、お子さんにとっての良くない経験となることは最終的にはないはずです。
気持ちの中に、どこか「やらなくてもいいのでは?」とか「無理かも?」とかいったことがあるため、苦痛に感じるのではないでしょうか。
「絶対にやるしかない!」と保護者の方の気持ちがしっかりとすれば、それほど遠くはない時期に、すんなりとできるようになるのではないかと思います。
ただ、虫歯予防という観点からすると、必ずしも歯磨きはそれほど有効とは言えません。
この相談室でも、たびたび話題に上っていますので参考にされるとよろしいかと思います。
個人的には、仕上げ歯磨きは1歳2ヶ月なら行ったほうがよろしいかと思いますが、その理由は虫歯予防というよりも、お子さんの口の中に関心を持ち、口の中を気にしてあげることが大切だからと考えています。
>それとも、地道に今の方法を続けた方がいいでしょうか?
同様の相談は良くうけるのですが、短期的にすぐに改善できるような方法はなかなかないと思います。
子育て、しつけも同じかと思いますが、お子さんがいやがらないようにしてあげているだけでは、良い方向に向かうとは限りません。
歯磨きも保護者の方が、お子さんのためを思って行っていることであり、なおかつ、どうしてもやらなければならないことであれば、その行為はお子さんのためになることはあっても、お子さんにとっての良くない経験となることは最終的にはないはずです。
気持ちの中に、どこか「やらなくてもいいのでは?」とか「無理かも?」とかいったことがあるため、苦痛に感じるのではないでしょうか。
「絶対にやるしかない!」と保護者の方の気持ちがしっかりとすれば、それほど遠くはない時期に、すんなりとできるようになるのではないかと思います。
ただ、虫歯予防という観点からすると、必ずしも歯磨きはそれほど有効とは言えません。
この相談室でも、たびたび話題に上っていますので参考にされるとよろしいかと思います。
個人的には、仕上げ歯磨きは1歳2ヶ月なら行ったほうがよろしいかと思いますが、その理由は虫歯予防というよりも、お子さんの口の中に関心を持ち、口の中を気にしてあげることが大切だからと考えています。
タイトル | 1歳2ヶ月の子供、仕上げ磨きを全力で嫌がります |
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質問者 | snowさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 1歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯予防 歯磨きに関するトラブル 歯磨き(プラークコントロール) その他 子供の虫歯予防 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。