[写真あり] 初めての歯医者で上6番をアンレイにするか?クラウンにするか?

相談者: タンダーツさん (48歳:女性)
投稿日時:2008-04-20 05:08:23
先日も大変よく似たケースが取り上げられており、同じような質問で恐縮ですが、ぜひ私のケースも教えてください。

そのインプラントの診療を受けようかどうか迷っている医師に左上6番の5、6年前に日本で保険で作った金属のアンレイが外れたので診てもらったところ、メタル・フリー主義なのでセラミックのクラウンを被せるということでした。レントゲンは撮りませんでした。

アンレイが外れたままでも痛みもなく、しみもほとんど感じない程度ですが、歯髄に達していないか聞いたところ「大丈夫」とのこと。

自分の希望としては、

1.できるだけ自分のの部分を残したい
2.奥歯にはゴールドがいいと歯チャンネルで知ったので、ゴールド

ということで、「ゴールドのアンレイは?」と聞いてみたところ、

「ゴールドは扱っていないが、自分の扱っているスイス製のセラミックは金属より硬く、5年間の全世界保証も付いている」

クラウンの場合は(値段)、アンレイの場合は(値段)」

とのこと。

患部には仮の詰め物をして一週間後に型を取る予定となりました。

(その際に別の質問の左前1番のインプラントについても詳しく説明してくれるとのこと)

それでいいのかどうか、歯チャンネルの別のケースなど読んで考えています。


<アンレイか?クラウンか?>

アンレイの値段を答えるということは、アンレイでも可能なのかもしれません。

でも大臼歯なので強度の関係から、また虫歯の進行の具合からクラウンですっぽり覆ってしまう方がいいのかもしれませんし、まだアンレイでもいけるけれど自分がクラウンの方が得意なのか、はかり知れません。

虫歯は仮詰めされているのでもう患部の写真を撮ることができませんが、ご参考までにとれたアンレイの写真を2枚添付してみますので、先生方ならアンレイ、クラウンどちらで治療するか教えていただければ幸いです。

歯の外(頬)側はかなり残っていますが、内側はほとんどないという状態です。


<材質>

どこの歯医者も南アでは一般的にゴールドを扱っていない(かどうかわかりませんが)というのならセラミックでも仕方ありませんが、相対する下6番が保険の金属インレイの場合、どんな硬さのセラミックが妥当でしょうか。

硬ければいいというものでもないようですが…。


<神経を守る>

さらに、いくら痛くなくても本当に歯髄に達していないのか、心配です。
レントゲンをお願いした方がいいでしょうか。
(先生も削る前に撮ろうと思っているかもしれませんが…)

根幹治療が必要な場合には、専門医に行こうと考えています。

万一削っていて歯髄に達してしまった場合には覆髄処置をしてもらおうと思っていますので、その旨伝えて、してもらえるかどうか確認しなければなりませんね?

まだ治療してもらったことのない先生の方針や技術を知ること、先生と心を通わせることは難しいものです。

でも私は左上1番を何も知らずに神経を抜かれ、太いポストを立てられ、抜歯しなければならなくなってしまった自分の無知とこの歯の不運が本当に悲しくて、2度と同じ過ちは繰り返したくなく、慎重に慎重になっています。

もしこの先生とは考え方が異なるなら、南アにも他に歯医者はありますので、削る前に「少し考えさせてください」と言おうと思います。

でも日本ではありませんから、万一もしかしたら他に行ってみて、この先生の方がまだいいかも…という結果になるといけないので、気をつけてお話ししてみます。

回答をお待ちしております。

画像1画像1 画像2画像2


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2008-04-20 06:30:12
異国での治療の方法についてあれこれお悩みになるのは、言葉や文化等の壁があって大変なことと思います、今後今回悩まれたことはいつかきっと役に立つと思います。

へこたれないでがんばってください。

タンダーツ様の症状と脱離したアンレーから想像すると、むし歯が無ければ、抜髄は必要ないように思います。

この歯に覆髄あるいは裏装がしてあればそれを除去してむし歯の取り残しの有無を調べた方がいいと思います。

その上でもう一度覆髄、裏装をして白金加金のクラウンで修復するのが無難でしょう。

しかし患者さんからこのように言われたら歯科医はびっくりすると思います。

もう一つ蛇足ですが、お砂糖の摂り過ぎに気をつけてみてはいかがですか。

むし歯の出来ない砂糖の量 
http://www.yamadashika.jp/prevent05.html

お砂糖3本分クイズ
http://www.yamadashika.jp/prevent09.html

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2008-04-20 12:24:57
こんにちは。
当サイトに何時間も張り付いているご様子で・・^^;
心中お察しします。

処置方法についてですが、画像を見る限りでは私もまず間違いなく「クラウン」をお勧めすると思いますよ。

アンレイ」では現実に外れてきたのですから、素材よりも、何か根本的な問題があると捉えられた方が良いのではないでしょうか。

神経の保存について不安な気持ちは大変に良く分かりますが、突き詰めて理想を言えば、

【削り始めは根管治療の専門医】
【後半はクラウンの専門医】

の組み合わせが良い訳です。

ですが、根管治療の専門医はクラウンが苦手だったり、クラウンの専門医は根管治療が苦手だったりすることが多い訳で、理想と現実はなかなか・・・。

現在の症状がないことと、外れたアンレイの厚み、年齢から推測すると、これからクラウンのために削っても、神経に達してしまう確率は非常に低い様には思いますよ^^

それに万が一、抜髄処置が必要になっても、日本の一般的な処置内容と較べれば、外国で受けられた方がむしろマシだと思います。


あと硬さについてですが、もちろん硬ければいいという物ではありません。

理想はダンターツさんの削る前のと「同じ硬さ」でしょうが、そういう材質は今のところ望んでも無理な話です。

ゴールドと一口に言っても純金ではないので、何を何パーセント混ぜるかによって硬さはピンキリですし、セラミックでも多少違いがあります。

選べるものが限られている現状で、あまりそこに固執する必要はない様に思いますよ。


もうひとつのご相談の中でも書きましたが、材質、方法にこだわりすぎるよりも、先生のお人柄を重要視された方が良さそうな気がします。

私は日本人が大好き!なので、外国人に歯を削られるとなればタンダーツさんと同じで、もう気が気ではなくなりそうですが・・。

でも日本人歯科医を受診したところで、理想を言い出せば受けられる治療はなくなってしまいますよ。

私なんてそこら辺の歯科医院には、患者としては怖くて絶対に入れません。

それでも人が人にする仕事なのですから、担当の先生としっかり向き合われて下さいね、陰ながら応援しています。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: タンダーツさん
返信日時:2008-04-22 00:34:31
先生方、素早い回答をありがとうございました。
おかげさまでかなりホッとしました。


<山田先生>

>へこたれないでがんばってください。

ありがとうございます。落ち込んだらこのお言葉を思い出して踏ん張ります。


>しかし患者さんからこのように言われたら歯科医はびっくりすると思います。

覆髄・裏製処置をしても患者にはわざわざ告げないことが多いのでしょうか。
ともあれ、一応確認してみます。

お砂糖の摂り過ぎ注意のアドバイスもありがとうございました。

残念ながら、多分PC環境によるものと思いますが、なぜか先生のサイトが見られないので詳しいことが分からないのですが、これからもアクセスしてみます。

もともと甘いもの好きタイプではないのですが、手入れの重要性の認識が甘かったと思います。

残りの人生、しっかりケアしていきます。



<渡辺先生>

>当サイトに何時間も張り付いているご様子で・・^^;心中お察しします。
 
あはは‥まったくその通りです、お恥ずかしい。


>処置方法についてですが、画像を見る限りでは私もまず間違いなく「クラウン」をお勧めすると思いますよ。「アンレイ」では現実に外れてきたのですから、素材よりも、何か根本的な問題があると捉えられた方が良いのではないでしょうか。

まだ十分アンレイでカバーできるかなと思いましたが…「根本的な問題」というと、外れやすい形態とか?


>それに万が一、抜髄処置が必要になっても、日本の一般的な処置内容と較べれば、外国で受けられた方がむしろマシだと思います。

う〜ん、それはどうでしょう。

専門医に行けばマシかもしれませんが、一般歯科では…自費診療でも多分ラバーダムなども使っていないと思います。

まだこの国の現状を十分に知らないので私の見た限りですが。


>それでも人が人にする仕事なのですから、担当の先生としっかり向き合われて下さいね、陰ながら応援しています。

ありがとうございます。

先生はそうやってしっかり患者と向き合っていらっしゃるんですね。
患者にとってはなんと心強いことか。

歯医者を選ぶようになったのは、この数年です。

予期せず「抜歯です」と言われ、何とかならないものかとセカンドオピニオンを求めたことからです。

それまでは状態や今後どうなる恐れがあるのかを具体的に説明してもらったこともなく、知らなかったし、質問もしませんでした。

幸いまだ抜かずに治療してくれる医師に巡り合いました。

その先生は模型も使って分かりやすく治療の方法、過程、コストなど話してくださいました。

ご自分が納得がいかなければ、頭を下げてもう一度やり直しを提案されました。
海外でのことでしたので、今はもう通えないのが残念です。

その後帰国し、日本でもホーム・ドクターを持ちたいと思い、期待と不安をもってとある歯科にかかったのですが、そこで出会った先生も話をよく聞いてくださって、以前と今の治療の違いの説明や治療の方向性を提案してくださり、一緒に考えてくださいました。

そして私にとっての「いい医者」とは、「きちんと向き合ってわかりやすく説明してくれる」ことが一番大切と感じました。それが信頼の源だからです。

設備や腕前は理想に敵わないのが現実であっても、信頼できる医者がベストを尽くしてくれた結果なら、多くは受け入れられると思います。

歯チャンネルは画期的ですね。
巡り合えてよかったです。

お忙しい先生方に大変お世話になりました。

その感謝の気持ちをもって今後私も期待に応えられる勉強、ケアをし、治療を受けていこうと気持ちを新たにしました。

ありがとうございました。
またご報告します。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: タンダーツさん
返信日時:2008-04-25 19:04:02
その後のご報告です。
昨日型取りに行ってきました。

前もって改めて「説明してもらわないと不安」という旨メールを送っておいたせいか、

「ゆっくり削るから」
抜髄になる可能性は低く20%位」(私にしては結構高いですが)

のように気を遣ってくれました。

説明の方は相変わらずこちらが突っ込まないと的を得ていないのですが、先生なりに私の泣きメールに応えてくれているようです。

で、無事に削り終わって、歯茎の間に糸を詰めて型取りをして(先生曰く、「あまり使われないテクニック」(私、日本でもしてもらいましたよ、と心の中で)自慢気に型も見せてくれました。

設備も手順も、日本で受けてきた保険診療と変わらないように思われます。
ラバーダムとか虫歯を染めだす薬とか、特になく。

仮歯はその場でプラスチックを練って作ってくれました。
そういうの初めて見ました。

私の日本の保険で作った金属の被せものを見て衛生士曰く、

「それこそテンポラリークラウンよ。私たちはもっと質のいい、長くもつ物を提供しているの」

日本の保険制度を説明してみましたが、聞き流されました。
しょうがないですね。

使用するクラウンは、プロセラとわかりました。
でも仕上がりが5月12日なんです。

連休があるとはいえ、ラボは市内に何か所もあるのに、ずいぶんかかるのでちょっとびっくり。

でも何とか無事終わり、私は先生と握手しました。

ところが、帰宅後麻酔が切れてくると痛むんです!
でまた歯チャンネルにかじりつくことになりました。

市販の鎮痛剤を飲もうかとも思ったのですが、とりあえず我慢して寝ることに。

午前4時に目覚めた時には、前日よりは良くなっていました。
午前8時に目覚めた時には、少し鈍い痛みが残っているだけでした。

ちょっと勇気を出して熱いミルクティーとマフィンを朝食にとってみたところ…じわ〜っと痛みを感じました。噛む時もです。

心配ではありますが、痛みは減ってきているし、たたいても痛くないので、しばらく様子を見てみようと思います。

もしかしたら今日午後、先生に報告に行くかもしれません。

虫歯を削った後に痛みを感じることは、記憶している限りなかったので大変不安な一夜ではありましたが、歯チャンネルの「治療後の痛み」などの過去のQ&Aを参考にさせていただいたおかげで、落ち着いて対処することができました。

他にも海外からの相談が後を絶たないわけがわかります。

本当にこのサイトに感謝しています。



タイトル [写真あり] 初めての歯医者で上6番をアンレイにするか?クラウンにするか?
質問者 タンダーツさん
地域 海外
年齢 48歳
性別 女性
職業 主婦
カテゴリ オールセラミック(陶器の被せ物)
クラウン(差し歯・被せ)その他
アフリカ
お勧めのクラウン(被せ物・差し歯)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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