メタルボンドと24Kボンドのクラウンについて

相談者: たいまるさん (35歳:女性)
投稿日時:2008-05-16 16:24:16
こんにちは。

いつもお世話になっています。

今回は、クラウンの種類について質問で。
使用するは、左右一番・左2番です。

私の場合、噛み合わせが強いのでオールセラッミクは
止めた方が良いと言われました。

そこで、
メタルボンド」か「24Kボンド」にしようと思っています。

価格はメタルが10万円、24Kが13万円と
3万も差があるので考えてしまいます。

根の再治療をするのであれば、
ファイバーポストに変えてもらおうと思っていましたが、
再治療をしなくて済むのであれば、
入れ替えるのは止めようと思っています。

そうなると、24Kにしても審美的には、
メタルボンドと変わりませんか?

また、24Kボンドのメリット・デメリットを教えてください。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2008-05-16 16:36:07
24Kボンドとは・・・恐らくガルバニッククラウンだと思います。

ガルバニッククラウンの最大のメリットは
クラウンと歯牙との境目、すなわちマージンのフィットが
現在あるクラウンの中では最高の精度を誇ります。


ただ、デメリットとして装着後3〜5年したころに
金の表面に焼き付けてあるポーセレンが割れるケースが
多発しております。

その理由は多くの場合、
歯科医師技工士のテクニックの問題が多いのですが、
メタルボンドでは割れないようなケースでも結構割れます。


メタルボンドの場合には内部に硬い金属を使って
コーピングを作りますのでガルバニックのように
軟らかい純金を使う場合と異なり
コーピング自体の変形が少なく、
そのために長期的な安定性があります。
反面 マージンフィットはガルバニックには劣ります。


色に関しては、ガルバニックを使った
若干黄色っぽく仕上がります。
それは内部の純金が透けるために起きるのですが、
日本人のやや黄色っぽい歯には適合しやすい
色味に仕上がります。

メタルボンドは内部の金属が灰色のため、
ガルバニックに比べると極々わずかに暗い感じに
仕上がることがあります。


私は以前は メタルボンドを その後 ガルバニックを使い、 
そして、 再び メタルボンドに戻り、
現在では ジルコニアコーピングのオールセラミック
使っております。

どれも、歯科医師と技工士の技術が一定レベル以上であれば
”良い”材料だと思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2008-05-16 16:57:45
たいまる様こんにちわ、
の治療を自費でするのは高額のため、
色々迷われていらっしゃるようですね。
いろいろな人の意見をお聞きになって
参考になさればいいと思います。


ファイバーポストに変えてもらおうと思っていましたが、

私はファイバーポストは1症例しか使ったことがありません、
ですからその予後について詳しい知見はありません。

なぜかというと必要が無かったからです。
メタルコアでなんら不都合はありませんでした。


>そこで、「メタルボンド」か「24Kボンド」に
しようと思っています。

24Kボンドがよくわかりませんが、
おそらくAGCメタルボンド(電鋳とも言います)
だと解釈して説明いたします。


メタルボンドはセラミック系修復物では一番長い歴史があり
色々改良されて一応完成した修復システムだと考えております。


しかし歯頸部マージンブラックラインが出ることや、
歯頸部の微妙な色合いが表現しにくい所があって
それの欠点を除くため出てきたのがAGCメタルボンドです。

このアイデアはずいぶん前からあったようですが、
実用化にはいたらなかったが、
何年前かは忘れましたがヨーロッパで実用化されて
大信貿易が輸入したのが最初のように思います。

ですから基本的なところはメタルボンドと同じで、
メッキの技術を使って純金でフレームを作って
陶材を焼き付けたものです。

フレームに純金を使っているため
歯頸部の色合いがかなりいいようです。

私ははっきり覚えていませんが
多分10年ほど前から使っていたと思います。

最初フレームが純金なので変形が心配でしたが
そのようなことは無く、
今のところセラミックのチッピングが1ケースあっただけです。

マージンの適合性はメタルボンドよりかなりいいようです。

ただ私の症例はメタルボンドに比べて1/10位だと思います。

審美修復 http://www.yamadashika.jp/filler.html#a03

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2008-05-16 17:32:12
補足で・・・

ガルバニッククラウン = AGCクラウン です。

他にもガルバノと呼ばれていたりします。

メタルボンドも陶材焼付冠とか、
歯科医院によってはセラミック冠とか呼ばれていたりして、
様々な呼び方がありますから、
ちょっと分かりにくいですよね(^^;)

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: たいまるさん
返信日時:2008-05-16 21:56:41
タカタ先生、山田先生、田尾先生、ありがとうございます。

私のはやや黄色めなので、24Kボンドは魅力的です。
ただ、割れやすいとのこと、
とてもわかりやすい説明で納得できました。
保障期間が3年なので微妙な感じですね。

メタルボンドで一番気になっていたのは
黒いラインが出る事でした。
ただ、私は笑っても歯茎はあまり見えないようなので、
メタルボンドで決めようかなと思います。

一番重要なのは「歯科医技工士の腕!!」
でもそれが一番、患者からはわかりづらいところですよね・・・

何だか運試しみたいな気分になってきてしまいます。
でも、こちらで回答してくださっているような先生方も
いるのだと思うと少し気持ちは楽になりますが・・・

丁寧なご回答ありがとうございました。



タイトル メタルボンドと24Kボンドのクラウンについて
質問者 たいまるさん
地域 非公開
年齢 35歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ オールセラミック(陶器の被せ物)
メタルボンド
ゴールドクラウン(金の被せ物)
クラウンの作り直し・再治療
お勧めのクラウン(被せ物・差し歯)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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