海外で再根幹治療を行う予定ですが、いくつか疑問があります

相談者: Suzuさん (27歳:女性)
投稿日時:2008-05-17 22:28:01
こんばんは。
以前ニュージーランドより質問した者です。

[母乳育児中の歯の治療について。抜歯やインプラント治療はしてもよい?]


あれから、別の歯科医院へ行き、根管治療専門医
(Endodontist clinic)を紹介して頂き、
現在に至っております。


専門医によると、根幹治療によって治るとのことです。
再治療のせいもあり、リスクもあるそうですが。

治療費は高いですが(日本円で約16万〜20万円ほど)、
思い切ってこちらで治療して頂こうか、
それとも日本で…と悩んでおります。

その前にいくつか質問があり、再度こちらに投稿いたしました。
お忙しい所申し訳ありませんが、
教えて頂ければとてもありがたいです。


はじめに現在のの状態を分かる範囲で書きます。

治療の必要な歯は左下7番です。

この歯は以前(大分昔)に根幹治療をしたため、
今回は再治療となります。

現在は時々鈍痛を感じることはありますが、
全く痛みを感じない時もあります。

治療に必要な通院は2回です。
1回目の通院で薬を入れ、6ヶ月程期間を開け、
2回目の通院になります。

その間、何度か薬がきちんと入っているか等の
チェックのために医院へ行かねばならないそうですが、
治療としては2回の通院だそうです。

治療はクラウンを取り除かずに、
クラウンに穴を開けて行うそうでうす。

そのため、クラウンを新しく作る必要はない
(別途クラウンを作るお金がかからない)そうです。

治療の際、ラバーダムマイクロスコープを使うかは分かりません。

治療期間中、日本へホリデーで帰ってもよいそうです。


そこで質問です。


?クラウンの上から治療をするとのことですが、
その後、クラウンは本当に作りなおさなくてよいのでしょうか?

英語力が乏しいため、聞き間違いではと心配してます。

(カナダから投稿された方もクラウンの上から
根幹治療をされるとのことですが、
クラウンは作りなおすみたいですね。
またそれに対しタカタ先生もご回答されていますが…)


?再治療でリスクがあるとのことなので、
今一歩治療に踏み出せません。
高いお金を出して、また再発したらと思うと…。

今度日本へ2ヶ月程帰ります。
その時に日本で保険内で治療をした方がよいのでは?
とも考えています。

日本で治療しても再発のリスクはあると思いますが、
同じリスクがある場合どちらで治した方がよいでしょうか?

(日本で治す場合でもラバーダムやマイクロスコープを使う
医院へ行けるかは分かりません。)


?治療の際の薬は、歯の根に入れ、体に入れるものでないから
母乳育児に影響はないと医師は言いますが
本当に影響はないのでしょうか?


?仮にニュージーランドで治療をし、
その間に日本へ一時帰国をした時に、
日本の歯科医院で虫歯の治療をすることは可能でしょうか?

ニュージーランドは歯の治療費が高いので、
もし虫歯があったら日本で治してしまいたいと思っています。


本当にお忙しい所、申し訳ありません。
ご回答の程、よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2008-05-18 09:16:56
こんにちは。


>?クラウンの上から治療をするとのことですが、
その後、クラウンは本当に作りなおさなくてよいのでしょうか?

僕はしたことがありませんが、
クラウンの上から治療をする場合には、
クラウンを作り直す必要は無いと思います。



>?日本で治療しても再発のリスクはあると思いますが、
同じリスクがある場合どちらで治した方がよいでしょうか?

これは何とも言えませんね・・・。
日本でもニュージーランドでも、
良い先生に診て頂けるかどうかに尽きると思います。


Suzuさんが現在かかられているのは専門医ということですので、
日本の一般的な根管治療レベルよりは
高いのではないでしょうか?

実際の治療内容が分かりませんので、
全く責任は持てませんが・・・。

ただいずれにしても、
一時帰国の2ヶ月の間に全ての治療を終わらせるというのは、
ちょっとリスクが高い気がします。



>?治療の際の薬は、の根に入れ、体に入れるものでないから
母乳育児に影響はないと医師は言いますが
本当に影響はないのでしょうか?

これは心配ないと思います。
歯の根に入れる薬の量は非常〜に微々たるものです。



>?仮にニュージーランドで治療をし、
その間に日本へ一時帰国をした時に、
日本の歯科医院虫歯の治療をすることは可能でしょうか?

確かに治療費の問題があるので、これは悩みますね・・・。

実際には、
ニュージーランドの主治医と日本の歯医者さんとの間で
連携が取れていれば可能だと思いますが、
そうでない限りは難しいのではないかと思います。

もしくは、虫歯が複数あるのであれば、
神経まで達していない浅い虫歯に関しては
日本で治療するというのはおそらく可能だと思います。

このあたりについても、できれば現在の担当の先生と
お話し合いされることをお勧めします。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Suzuさん
返信日時:2008-05-18 11:40:11
田尾先生

こんにちは。
本日は日曜日というのに早速のご回答を頂きありがとうございます。


?についてですが、クラウンは作り直さなくてよいのですね!

治療費+クラウン代となると大変な額になってしまうので、
そのように教えて頂き、安心しました。


?についてですが、治療内容が医師からの手紙に
簡単に書かれてあったのでそれをこちらに書きます。

また、訂正ですが治療の必要なは左下6番だそうです。
ただ、時々鈍痛があるのは7番です。
症状が出た当初は6番が痛かったのですが、
最近は7番の方が気になります。

レントゲンは専門医を紹介してくれた歯科医院でも、
専門医でも撮りました。
しかし、7番については何も言われてはいません。
治療するのは6番の1本だけだとも言われました。

このような場合でも6番のみの治療で
7番の違和感も治るものなのでしょうか?

すみません、話が脱線してしまいました。

さて、治療内容ですが…

This involves root canal location, debridement, sterilization, and antibiotic paste therapy.

と書かれてあります。

何となくは分かるような気もするのですが、
分からない単語もあり、専門用語のため英語で書きました。

Debridement とはどういう意味なのでしょうか?
辞書にも載っていなく、インターネットの翻訳サイトで
調べても出てきませんでした…。



?については、母乳育児の身としては、
問題ないと知ることができ、助かりました。


?についてですが、まだ他に虫歯があるかは分かりません。
(専門医を紹介してくれた歯科医院で検診も行いましたが
その際は特に何も言われませんでした。)
これについてはこちらの先生にきいてみます。
日本で検診だけでも受けられればと思っています。

新たにまた質問をしてしまいましたが、
田尾先生、そして先生方、ご回答を頂ければ嬉しいです。

よろしくお願いいたします。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2008-05-19 13:04:23
基本的に田尾先生に同意です。

しかし、2,3私からの意見を記載させて頂きます。

A,クラウンのやり直しの件。
これには保障はありません、
根っこの中の治療の障害になるようでしたら、
積極的に除去して作り直されることをお勧め致します。


B,再発のリスクはいつでもどんなこと気でもあります。
これを追求し始めると治療自体ができなくなります。


C,キチンとした治療を望まれるのであれば、
居住地で、専門医に診査診断加療して頂くことが
基本的に優位です。


D,授乳中のようですが、
根管治療程度の薬剤など気にされる必要性もありません。
排気ガスや、食品添加物の中の薬剤の方が
私は、よほど気になりますが。
気にされなくて結構です。



短期間帰国されるようですが、
良い治療をされたいのであれば、
居住地ではなく、期間の制限もある場所での
治療はお勧めできません。

期間内で終わる保証もありませんし、
必要最低限度の治療を受けられるのであれば、
日本で治療されるのはいいですが、
ある程度以上の結果を求めらるのであれば、
専門医での治療となります。

日本で通常行われる保険制度内での治療では
現実的には最低限度の治療しか行えません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Suzuさん
返信日時:2008-05-19 21:52:07
佐藤先生

こんばんは。
ためになるご意見を頂きありがとうございます。

再発のリスクは日本で治しても、
ニュージーランドで治しても、なくなることはない…
それならば、少しでもリスクの少ない居住地
(私の場合はニュージーランド)で治した方が良いかな
と考え始めております。

再根幹治療をして頂けると思って帰国したものの、
できないと言われる可能性もあるわけですし、
期間内に終わるとも限りません。

ニュージーランドでは、治療で治る
(再発の可能性もありますが)と言われておりますし、
期間の制限もありません。
治療費が高いので、再発したらショックを受けますが…。

佐藤先生から頂いたお言葉をふまえ、
よく考えた上で決めたいと思います。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2008-05-20 19:48:35
そうですね、、
お金もかかるし、時間もかかる、
その上に再発の可能性もあると
言われたら、どうしたらいいのか解らないですよね。

慰めになりえるのか解りませんが
命にかかわるような病気でないのが、
不幸中の幸いかもしれないですね。


変な言い方でごめんなさいね。



絶対に再発するわけでもないし、
治ることも十分あるのですよ。
なおらない酷い状態なら、再治療の話も出ないでしょうしね。


安くはないですが、借金するほどでもないのであれば、
あとは自分の体の値段を自分がいくらに考えられるのか?
ですね。


話はそれますが、
私はGWにカンボジアで医療ボランティアを毎年しに行ってます。

カンボジアの無医村エリアで歯科医科合同で小学校を回ります。

一度も医療を受けずに生きておられる方も
たくさんおられるのを直接に眼で見て、感じてます。
世界のほとんどは
一生一度もドクターに会わずに死んじゃうんですよ。

世界にはそういった人の方が多くて、
僕らみたいに、ちょっとお金を出せば
病院もたくさんあって、医師もたくさんいるのって
ものすごい実は贅沢なんですよ。



Suzuさんが困っておられるのも事実ですが、
僕らも含めて、実は結構、恵まれているんですよね?


あんまり心配しないで下さいね。
笑う門には福来るの反対になっちゃいますからね?

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2008-05-21 16:48:33
Suzu さん
こんにちは

驚かないでくださいね。
僕は歯科医はろくなことしない人だと考えています。

最も大切なことは診断ですよ。
それが出来ない人が多すぎる。

Suzuさんの情報には以下のようなことが書いてありました。

治療の必要なは左下7番です。
以前(大分昔)に根幹治療した
現在は時々鈍痛を感じる
全く痛みを感じない時もある
治療の必要な歯は左下6番とわかった
ただ、時々鈍痛があるのは7番
症状が出た当初は6番が痛かったが、
最近は7番の方が気になる



これからは、根管治療が必要であるとは思えないですね。
こういうタイプの痛みの変化が感じられる場合は
要注意ですよ。
根管治療してなくなるとは限りません。


「時々鈍痛」ですよね。
どのくらいの頻度で起こりますか?

ちょっと心配なので、、、

それ(痛み)とは関係なく、
根管治療は行う必要がある場合はあります。

そのコミニュケーションが取れてるのかなーと
感じましたので、、、、

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Suzuさん
返信日時:2008-05-22 20:27:42
佐藤先生

こんばんは。
暖かいお言葉を頂きありがとうございます。

そうですね、命に関わる病気ではなく、治る見込みもあるので
不幸中の幸いと思わなければなりませんね。

笑う門には福来る!になるよう、前向きに考えたいと思います。

先生は毎年カンボジアへ
医療ボランティアへ行っていらっしゃるのですね。

しかもGWにだなんて、先生もお休みをとる時ではありませんか。
素晴らしいですね。

これからも沢山の方を救って頂きたく思います。




宮下先生

こんばんは。
アドバイスを頂きありがとうございます。

痛みの頻度についてですが、
意識していなければ痛くはありません。

日々の生活に追われ忘れている
(実際は痛いのに忘れているというわけではなく、
痛くないのでが悪いことを忘れているのです)
時の方が多いかもしれません。

ふと、気が付くと少し違和感がある時があり、
そういえば歯が悪かったんだと思い出すのです。


この痛みは出産直前に始まりました。
痛みの強さはその頃より大分小さくなりました。


妊娠によるホルモンのバランスによって
痛くなったのかと思っていたのですが、
3回レントゲンを撮って
(3回とも別々の歯科医院で別々の先生が撮りました)、
3回とも治療が必要だと言われたので、
治療自体は必要なのだと思います。


1回目の時は、インプラントを強く勧められました。
2回目の時は、根管治療が必要だからと専門医を紹介されました。
3回目、専門医の先生の時は根管治療で治ると言われました。

先生の仰るとおり、痛みと根管治療は別物なのかもしれません。
今は根管治療をして頂き、痛みもなくなることを祈るばかりです。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2008-05-23 10:28:45
Suzu さん
おはようございます。

痛みの情報ありがとうございました。

3回レントゲンを撮って
3回とも治療が必要だと言われたわけですので、
その根管治療自体は必要と考えて良いでしょう。

それは、2つ可能性があります。
A:根の先に病気がみられる
B:根の中の治療が理想的ではない
C:上記両方が存在する
です。

よく歯科医はレントゲンで判断するのですが、
痛みに限っては、レントゲンでは何もわかりません。
最も大切なことは、問診です。
痛みがどのように発生し、
どういうタイプのものかで判断するしかないのです。

だからこそ、
痛みをどうSuzuさんが伝えるかが大切になります。

意識していなければ痛くなく
気が付くと少し違和感がある時がある
この痛みは出産直前に始まり、
痛みの強さはその頃より大分小さくなった。

何も治療していないのに、
痛みは変化をしています。
何もしていない状態でも、
痛みを感じる時と、感じない時がありますね。
鈍痛ですよね。

そういうタイプの痛みは、
根管治療とは関係ないと考えた方が自然です。

ですが、
その歯自体は、問題があるのですから、
治療を受けられる事が、悪いわけではありません。



しっかりと、冠と歯肉の境目をブラッシングしてくださいね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Suzuさん
返信日時:2008-05-23 20:21:22
宮下先生

こんばんは。
お忙しい所、早速のアドバイスを頂きありがとうございます。

また、先生のおかげで曖昧だった痛みが明確になりました。
ありがとうございました。

私のような痛みのタイプだと、根管治療と関係ない場合、
原因は何なのでしょうか?

根管治療と関係ない場合、根管治療をしてもこの痛みは
治らないということになりますよね?


冠と歯肉の境目のブラッシングが大切ということは、
境目に問題があるのでしょうか?


2件目の歯科医院で、歯科衛生士間の掃除をして頂きました。

その時に、クラウン歯茎の間に少し隙間があって、
そこからバクテリアなどが入り痛くなるのだと言われました。

その後、医師による診察でレントゲンを撮り、
根管治療が必要だと言われたのです。

歯科衛生士からはフロスをするよう勧められました。
毎日フロスで掃除するようになってから
痛みはなくなってきました。

そのため、これで治ったのかもと思っていたのですが、
専門医でのレントゲンでも治療が必要と言われたので、
治っていなかったようです。

クラウンと歯茎の間に少しでも隙間がある場合、
クラウンを作り直さなければならないのでしょうか?

鏡で見た限りでは隙間は分かりません。
でもクラウンと歯茎の境目は少し青紫色っぽい色をしています。
他の歯と歯の境目とは違う色のような気がします。

(これも根管治療によって治るものだと思っていましたが
どうなのでしょう?)

お忙しい所申し訳ありませんが、
再度アドバイスを頂ければ嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2008-05-27 13:04:48
Suzu さん
こんにちは


金 (歯内療法学会の委員会)
土日 青山の研修会で忙しく、毎日書かなければと思いつつ、
今日の休診日まで、延びてしまいました。



「冠と歯肉の境目のブラッシングが大切ということは、
境目に問題があるのでしょうか?」


そうです。
その通りです。
僕が何を気にしていたかというと、
「冠をはずさないで根管治療」という部分です。

もしも、痛みの診断のできない歯科医で、根管治療のことも
あまり熱心でなければ、
冠をはずして、とりあえず根管治療を行い、、、

これで、一時的に磨きやすくなるので、
痛みは取れてしまうことがあります。
(正しく診断できてないですが、、、)

ところが、
「冠をはずさないで根管治療」すると、
結局痛みは取れません。

ですので、
大変ですが、歯科衛生士の指導のもと
ブラッシングをしっかり行うか、

きちんと根管治療も行ってもらって、
磨きやすい形態で、冠を被せてもらい、
しっかり管理してゆくかです。

冠をはずさなくても、
管理できる程度かどうかは僕にはわかりませんが、
少なくとも、その歯科衛生士の言われたことが
正しいです。

疾患=痛みではありません。


根管治療は適切におこなわれていない、
磨きにくい冠が被さったの、
歯茎炎症があることが原因の痛みであると
文面から、わかったということです。


痛みは、様々な生活の変化で、突然出てきます。
出産、引越し、結婚、、、、

医師、歯科医はそういう因子を診もせず
疾患しか診ない人たちがあまりにも多くて、
間違いが起こるのですよ。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Suzuさん
返信日時:2008-05-31 18:14:49
宮下先生

こんばんは。
風邪をひいていて、なかなかこちらのページを
拝見することができないでいました。

お忙しい中、ご回答頂きありがとうございます。
お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。

冠をはずさない限りは痛みは取れない可能性が大きいのですね。

とりあえず今のところ痛みはありません。
痛みがなくても(痛みの有無に関わらず)、
根管治療はする必要があるのですよね?
(3度も治療が必要と言われていることですし)


歯茎炎症=根幹治療で炎症が治る
というわけではないのでしょうか。

茎の炎症を治すには
ブラッシングをしっかりしていればよいのでしょうか。

次から次へと何度も質問してしまいすみません。

ご回答よろしくお願いします。
回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2008-05-31 18:59:02
Suzu さん
こんばんは


「とりあえず今のところ痛みはありません。」

良かったです。

--------------

歯茎炎症を治すには
ブラッシングをしっかりしていればよいのでしょうか。」

そうです。ですが、
ブラッシングがきちんと出来ているかどうかが問題です。
本当は、歯科衛生士にチェックしてもらった方が
安心です。

--------------

「冠をはずさない限りは痛みは取れない可能性が
大きいのですね。」

歯肉からの痛みの場合は、と歯茎の境目の部分に
取れていない細菌があって原因となっています。

ですから、もしもブラッシングで、それが取れるようになれば、
痛みはなくなりますよ。
その場合、冠をはずさなくても、
痛みが出ないですむこともあります。

問題は、
冠が歯とぴったり合っていない場合には、
ブラッシングで細菌が取りにくい場合があるという意味です。
自分で取れているかどうかわからないでしょ。
ですから、歯科衛生士に相談した方がいいのです。

どの程度冠が合っていないのかが
僕にはわからないので、これ以上は判断できません。


--------------

「痛みがなくても(痛みの有無に関わらず)、
根管治療はする必要があるのですよね?
(3度も治療が必要と言われていることですし)」

そうなのだろうと想像してます。

もしも
今、冠を被せる治療をするのであれば、
再根管治療をしてもらってから方が良いと思います。

もしも
今、冠を被せる治療をしないのであれば、再根管治療ではなく、
経過を観察してもらうことも選択です。
そして、たまにレントゲンを撮ってもらい、
いつ治療開始するかの判断をしてもらえば
良いのではないでしょうか?

症状がないのであれば、焦ることはないです。

先生に、「根の先に病気があるかどうか」聞いてくださいね。
「病気はないけど、治療が悪い」という答えなら、
待ってもOKです。


--------------


「歯茎の炎症=根管治療で炎症が治る
というわけではないのでしょうか。」

はい。治りません。別の疾患です。

根管治療で改善できる炎症は、根の先の部分の炎症です。
その部分はレントゲンでしか見えません。
通常痛みはありません。

痛みがある場合は、根の先が腫れてますよ。



少しはすっきりしましたか?

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Suzuさん
返信日時:2008-06-01 18:58:08
宮下先生

こんばんは。
お忙しい所早速のご回答を頂きありがとうございました。

お蔭様でとてもすっきりしました。

歯科衛生士の方には、今後も定期的に
間の清掃(フロス)をしてもらいに行く予定なので、
その時にまたきちんと診てもらいたいと思います。

また再根管治療をする前には、
根の先に病気があるのかを聞いてみたいと思います。
回答によっては治療開始時期を延ばしてもよいのですね。




先生方のお陰で自分の歯の状況について、
どんな治療が必要かなど詳しく知ることができました。
本当にありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします。



タイトル 海外で再根幹治療を行う予定ですが、いくつか疑問があります
質問者 Suzuさん
地域 非公開
年齢 27歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
根管治療の失敗・再治療
根管治療その他
ニュージーランド
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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