感染が完全に治っていない状態で、ガッタパーチャを入れても問題はない?
相談者:
みきんこさん (29歳:女性)
投稿日時:2008-05-30 23:55:11
感染根管の治療法についての質問です。
以前、別の内容で質問させていただいたのですが、
現在、アメリカ在住のみきんこです。
左下6番(抜髄済)の歯茎にフィステル出現、ボルトを抜き、
マイクロスコープにて、穿孔を確認→MTAで埋める。
という治療を行いました。
その結果、フィステルは消失したので、
上記治療、2週間後にガターチャーパを封入しました。
歯科に行き、消毒をしてもらったときは歯の調子が良いのですが、
2週間ほど経つと、歯茎に違和感
(少々の腫れと歯茎の緊張
(収縮のようなもの:麻酔を打ったときのような歯茎))
を感じました。
歯科医に相談したところ、
フィステルは消失しているので、良い兆候である。
感染が完全に治っていないので、違和感を感じる、とのことでした。
現在、メールにて、相談中なのですが、
言葉が不自由なため、私自身、勉強しないといけない状況です。
そこで、質問なのですが、
?感染が完全に治っていない状態で、ガターチャーパを入れても
問題は無いのでしょうか?
?GPという薬はどんな薬なのでしょうか?
Ca(OH)2やGPを一時的に詰めることも可能なようです。
GPを検索したのですが、ヒットしませんでした。
?もし、バクテリアが残っている場合、
抗生物質(飲み薬)を併用した方がよいのでしょうか?
?レントゲンも無い状態で難しいと思いますが、
歯茎の違和感、緊張の原因は、感染以外に何か考えられるのでしょうか?
どうぞよろしくお願いいたします。
以前、別の内容で質問させていただいたのですが、
現在、アメリカ在住のみきんこです。
左下6番(抜髄済)の歯茎にフィステル出現、ボルトを抜き、
マイクロスコープにて、穿孔を確認→MTAで埋める。
という治療を行いました。
その結果、フィステルは消失したので、
上記治療、2週間後にガターチャーパを封入しました。
歯科に行き、消毒をしてもらったときは歯の調子が良いのですが、
2週間ほど経つと、歯茎に違和感
(少々の腫れと歯茎の緊張
(収縮のようなもの:麻酔を打ったときのような歯茎))
を感じました。
歯科医に相談したところ、
フィステルは消失しているので、良い兆候である。
感染が完全に治っていないので、違和感を感じる、とのことでした。
現在、メールにて、相談中なのですが、
言葉が不自由なため、私自身、勉強しないといけない状況です。
そこで、質問なのですが、
?感染が完全に治っていない状態で、ガターチャーパを入れても
問題は無いのでしょうか?
?GPという薬はどんな薬なのでしょうか?
Ca(OH)2やGPを一時的に詰めることも可能なようです。
GPを検索したのですが、ヒットしませんでした。
?もし、バクテリアが残っている場合、
抗生物質(飲み薬)を併用した方がよいのでしょうか?
?レントゲンも無い状態で難しいと思いますが、
歯茎の違和感、緊張の原因は、感染以外に何か考えられるのでしょうか?
どうぞよろしくお願いいたします。
回答1
番町デンタルクリニック(千代田区三番町)の吉田です。
回答日時:2008-05-31 07:49:59
?感染が完全に治っていない状態で、ガターチャーパを入れても
問題は無いのでしょうか?
もし感染が残っていれば、
ガッタパーチャを入れてしまっては歯が細菌の培養室になってしまいますから、
これはまずいと思います。
ただし、細菌が残っているかどうか、
完全に調べる方法は今のところありません。
症状が消えることが一番わかりやすい指標でしょう。
ある程度一回よくなっていた場合は細菌はかなり減少したと考えられます。
しかし根の治療は治療を行っているところが複雑な場所
(まるで鍾乳洞の様)なので、消毒薬が、
すべての穴の中にいきわたっているとは限りません、
ですから一度少なくなった細菌がまた増殖しだすことも全くない
というわけではありません。
この辺は難しいところです。
とりあえず少し様子を見て治ってくるかどうか見ておき、
どうしても経過が悪ければ
先生に相談してもう一度治療してもらうべきだと思います。
?GPという薬はどんな薬なのでしょうか?
Ca(OH)2やGPを一時的に詰めることも可能なようです。
GPを検索したのですが、ヒットしませんでした。
たぶんGPはガッタパーチャの略だと思いますが・・。
Ca(OH)2を一時的に貼薬として使うことはあります。
?もし、バクテリアが残っている場合、抗生物質(飲み薬)を
併用した方がよいのでしょうか?
抗生剤を飲んでもその場しのぎ、対症療法にすぎません。
原因を取らねばなりません。
?レントゲンも無い状態で難しいと思いますが、
歯茎の違和感、緊張の原因は、感染以外に何か考えられるのでしょうか?
感染以外には、根の周りの治癒が単に悪いという可能性もあります。
これは様子を見るか、再治療を行うかは歯の状況で
判断するしかないと思います。
問題は無いのでしょうか?
もし感染が残っていれば、
ガッタパーチャを入れてしまっては歯が細菌の培養室になってしまいますから、
これはまずいと思います。
ただし、細菌が残っているかどうか、
完全に調べる方法は今のところありません。
症状が消えることが一番わかりやすい指標でしょう。
ある程度一回よくなっていた場合は細菌はかなり減少したと考えられます。
しかし根の治療は治療を行っているところが複雑な場所
(まるで鍾乳洞の様)なので、消毒薬が、
すべての穴の中にいきわたっているとは限りません、
ですから一度少なくなった細菌がまた増殖しだすことも全くない
というわけではありません。
この辺は難しいところです。
とりあえず少し様子を見て治ってくるかどうか見ておき、
どうしても経過が悪ければ
先生に相談してもう一度治療してもらうべきだと思います。
?GPという薬はどんな薬なのでしょうか?
Ca(OH)2やGPを一時的に詰めることも可能なようです。
GPを検索したのですが、ヒットしませんでした。
たぶんGPはガッタパーチャの略だと思いますが・・。
Ca(OH)2を一時的に貼薬として使うことはあります。
?もし、バクテリアが残っている場合、抗生物質(飲み薬)を
併用した方がよいのでしょうか?
抗生剤を飲んでもその場しのぎ、対症療法にすぎません。
原因を取らねばなりません。
?レントゲンも無い状態で難しいと思いますが、
歯茎の違和感、緊張の原因は、感染以外に何か考えられるのでしょうか?
感染以外には、根の周りの治癒が単に悪いという可能性もあります。
これは様子を見るか、再治療を行うかは歯の状況で
判断するしかないと思います。
回答2
佐藤歯科医院(大阪市北区)の佐藤です。
回答日時:2008-05-31 10:23:20
根管充填後、数週間のようなので、もう少し経過をおいて、
12週から15周くらいで一度レントゲンを撮影されることをお勧めします。
そのくらいの期間があれば、感染によって起きた、
根っこの周囲の骨の消失が改善されているのか?いないのか?が解ります。
改善があれば感染は取り除けた可能性が大きいですし、
改善がなければ、問題がありうる可能性が大きいです。
12週から15周くらいで一度レントゲンを撮影されることをお勧めします。
そのくらいの期間があれば、感染によって起きた、
根っこの周囲の骨の消失が改善されているのか?いないのか?が解ります。
改善があれば感染は取り除けた可能性が大きいですし、
改善がなければ、問題がありうる可能性が大きいです。
相談者からの返信
相談者:
みきんこさん
返信日時:2008-05-31 23:01:17
吉田先生、佐藤先生、
返信ありがとうございます。
完全に滅菌できているのかは、確かに判断が難しいと思います。
先生方のおっしゃるとおり、根管充填して、2週間ほどですので、
少し様子を見てみます。
骨吸収もかなり進んでいたので、
骨が元通りになるまで半年はかかるといわれましたが、
指標にはなりますね。
GPはガッタパーチャの略だったのですね。
だとすると、文章の内容もしっくりきます。
以前貰ったアモキシシリンを飲もうか迷っていたのですが、
服用はやめて様子をみることにします。
確かに対処療法ですね。
すでに、完治していない状況で20万を超える請求が来ていて、
どうしても治さなければ!と不安になっていました。
お忙しい中、ありがとうございました。
返信ありがとうございます。
完全に滅菌できているのかは、確かに判断が難しいと思います。
先生方のおっしゃるとおり、根管充填して、2週間ほどですので、
少し様子を見てみます。
骨吸収もかなり進んでいたので、
骨が元通りになるまで半年はかかるといわれましたが、
指標にはなりますね。
GPはガッタパーチャの略だったのですね。
だとすると、文章の内容もしっくりきます。
以前貰ったアモキシシリンを飲もうか迷っていたのですが、
服用はやめて様子をみることにします。
確かに対処療法ですね。
すでに、完治していない状況で20万を超える請求が来ていて、
どうしても治さなければ!と不安になっていました。
お忙しい中、ありがとうございました。
タイトル | 感染が完全に治っていない状態で、ガッタパーチャを入れても問題はない? |
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質問者 | みきんこさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 29歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の治療法 根管治療その他 アメリカ(米国) 根管充填 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。