根管治療し現在は良い状態でも、将来は根の病気になることもあるのか?

相談者: 塾長さん (40歳:男性)
投稿日時:2008-05-30 00:05:24
お世話になります。
今回は根のないについてお伺いします。

私は最近また歯科治療のため新しい歯科医院に通っていますが、はじめの時撮ったレントゲンを見ました。

根管治療のしてある歯が5本ほどありますが、皆いつにやったのか覚えていません。
最後は7,8年前だったとおもいます。

薬の入り方は各歯色々ですが、先生は病気はないと言われました。

全てラバーダムなどしていません。
が、それは一応50%の成功の方に入っているとになるのでしょうか。

また、今の状態でも将来根の病気になることはあるのでしょうか。
よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2008-05-30 01:39:19
抜髄処置に関しては成功率は60%ぐらいはあると思いますよ。


また5本治療しても全く病巣のない人もいます。

私の患者さんで最も見るに耐えない状態であった患者さんは20代の前半でしたが10本中9本に大きな病巣がありました。

この方の成功率は10%です。


ですからあくまでも大体の目安です。


ここで言うラバーダムもないよりあった方が良いという程度の物で、あれば成功が保障されているというものではありませんよ^^;


>また、今の状態でも将来根の病気になることはあるのでしょうか。

ないとは言えませんね。
神経を取ったはやはりトラブルが出やすいです。

私の感覚として神経を取ってしまった歯の価値は半分程度しかないとおもいます。
また抜歯になる歯の6割は神経のない歯です。

ですから今ある神経は何とか取らないように定期的に歯科医院でメンテナンスを受け守っていってくださいね。


 

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2008-05-30 06:18:53
塾長 様おはようございます。

抜髄したについてご心配なようですね。

抜髄した歯のトラブルは

1.根管充填の不備によるもの。

2.修復の不備によるもの。

3.歯根破折によるもの。

4.無髄歯であるためカリエスの抵抗力が落ちているためむし歯になるもの。

等があります。


この一つひとつについて対策を講じる必要があります。

1については再治療。

2については修復のやり直し。

3についての対策は有効かどうか検証されたものはあまり無いようには 思いますが、エクストルージョンやコア・セメントの選択。

4については間食、歯磨きに気をつける。

以上が考えられます、これらを積極的に行うかどうかは主治医の先生ともよく話し合われて決められたらいいように思います。

ただ間食、歯磨きについてはいい指導者がいればご自分でできることなので是非やって見られることをお勧めいたします。

お大事にどうぞ。

むし歯の出来ない砂糖の量
http://www.yamadashika.jp/prevent05.html
お砂糖3本分クイズ
http://www.yamadashika.jp/prevent09.html
歯磨き講座
http://www.gcdental.jp/hamigaki/index.html

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2008-05-30 09:08:01
井野先生のおっしゃられているように抜髄してある、全てに病巣の無い方はいらっしゃいます。

お世辞抜きで「いい先生に治療してもらえましたね」と。


逆に治療済みの歯のほとんど全てに病巣がある患者さんもいらっしゃいます。

心の中で「あらら‥。残念でしたね‥。」と(それ以上にその歯科医に憤りすら感じますが)。



塾長さんを治療された先生は「いい先生」だったのだと思いますよ。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 塾長さん
返信日時:2008-05-30 09:08:58
井野先生、山田先生早速のご解答ありがとう御座います。

今なんでもないからと油断は出来ないのですね。
根管充填がお粗末なものもありました。

再治療が必要な場合もあるのですか・・。


先生によく聞いてみることにます。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 塾長さん
返信日時:2008-05-30 09:17:24
タイヨウ先生、偶然にも同じ時間に投稿いただきました。

5本共同じ先生にやっていただいたわけではないんですが、ラッキィーだったとしか言いようがないですね。そういう先生に会えたのが。

ありがとう御座いました。



タイトル 根管治療し現在は良い状態でも、将来は根の病気になることもあるのか?
質問者 塾長さん
地域 非公開
年齢 40歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
根管治療の失敗・再治療
根管治療その他
根管貼薬
回答者




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  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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