6.7番を失った場合、インプラントより短縮歯列にするのは?(南半球)

相談者: うささん (33歳:女性)
投稿日時:2008-08-26 18:29:19
こんにちは。
どうぞ宜しくお願いします。

上7番は虫歯抜歯済みで上6番は根もほとんどなく、かろうじてクラウンを作っていただいたのですが、最近取れてしまいました。

おそらく上6番もいずれは抜となると思うのですが、気になることがあります。


上5番が下6番に半分以上かみ合っているので、もし上6番を失っったとしても、放置という選択は間違っているでしょうか?

部分入れ歯なら上5番に負担がかかり過ぎる、インプラントは手術に対しての不安があります。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2008-08-26 18:37:45
実際にお口の中を拝見していないので‥

でも

>上5番が下6番に半分以上かみ合っているので、もし上6番を失っったとしても、放置という選択は間違っているでしょうか?

これはダメだと思いますよ。
やはり力の分担が5番と6番では違いますからね。

よほど特殊な咬み合わせでないと、そこまで都合良くはいかないと思いますよ。

できればインプラントを前提に治療計画を立てられてはいかがでしょうか?

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: うささん
返信日時:2008-08-26 18:47:42
タイヨウ先生、迅速なアドバイスありがとうございます♪

私は南半球に住んでいるので、子供を連れて日本に帰るのは一苦労です。

インプラントが最適な方法なのはわかっているのですが、時間がかかりますよね。
いっそ日本に1年くらい帰るつもりで、インプラントを前提に治療を考えてみます。

あと思い出したことなのですが、以前どこかで、確か、短縮咬合??という言葉を聞いたのですが、女性なら5番目までのがあれば、日常生活に支障がない、という言葉をきいたことがあるのですがどう思われますか?

恐れ入ります。。。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2008-08-26 19:32:40
うささまこんばんわ。

タイヨウ先生ではありませんが・・・・。

5番までの短縮咬合?についてですが、当面はそれほど問題がないかもしれません。
しかし私の経験では10年〜20年以上経過している症例では、エナメルが欠けてきていたり著しい咬耗をきたしている方を何例か経験しております。

咬み癖や食べ物によるかも判りませんが、やはり無理をして咬んでいるからと考えております。
そのようなリスクもあることを認識しておかれたほうがいいように思います。

お大事になさいませ。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: うささん
返信日時:2008-08-26 19:43:28
山田先生、ありがとうございます★

子供がまだ2歳で、こちらでは子供をみてくれる設備が整った歯科医院が日本のようにはなく、いつでもすぐに歯医者さんにかかれるわけではないのが現状でもあります。 

先生がおっしゃる通り、しばらくは放置するかもしれませんが、いずれはインプラントか最悪の場合は部分入れ歯という選択をしようと思います。

やはりまだ部分入れ歯にはかなり抵抗があります。
主人にも相談したら、インプラントの方が良いのでは?といわれております。
  
タイヨウ先生、山田先生、ご丁寧にアドバイスをありがとうございました。
また質問させていただくことがあるかと思います。宜しくお願いします。。 

皆様、南半球から応援しています〜!!
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2008-08-26 20:05:27
あ、なんだか1時間ちょっとであっという間に解決されたようですが。。。

短縮歯列に関しては日本では否定される先生が多いですが、ヨーロッパのほうでは比較的支持されていますので、一応参考までに。

⇒参考:インプラント VS ブリッジ VS 短縮歯列咬合(SDA)



うささんはまだお若いので、短縮歯列にするリスクはちょっと高いかもしれませんね。

でも、どの方法にもリスクはあるわけですから、何がベストなのかはなかなか難しいところだと思います。

個人的にはインプラントが一番良さそうな気がしていますが、歯医者さんによっても考え方は様々ですし、時間的・経済的問題もありますから、本当にチョイスは難しいですね…。

また、実際にお口の中を見るとまた意見が変わってくることもあると思いますので、実際に歯医者さんに行ってよく相談して、今後の対応についてご検討されたほうが良いと思いますよ。

お大事にどうぞ。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2008-08-26 22:02:23
こんにちは。

えーと、田尾先生のおっしゃる通りでもう書くことはないのですが、この話題は顔を出しておかないと。。。

日本人の(歯科医師の)場合は、短縮歯列咬合に抵抗感が強すぎる気がします。

ですからまともにはなかなか取り合ってもらえないですよね。
日本で歯科にかかれば、入れ歯インプラントしか勧められないと思いますよ。

個々によって判断が異なりますのでここでうささんはどうかとかの結論は出せませんが、短縮歯列咬合も含めて、どの方法にも一長一短あるのは確かです。

お大事にどうぞ^^

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: うささん
返信日時:2008-08-27 18:39:00
田尾先生、渡辺先生までコメントしてくださって感激です☆

解決したと思ったのですが、またアドバイスしていただいたのでコメントさせていただきます。
 
実は10代に摂食障害になり、30歳になってから抜歯せざるおえないがでてきたのです。
 
問題の病気はもう完治!!!!!しているので、これ以上歯を悪くしないよう毎日ケアに没頭しています。
 
私がいる国では水道水にもフッ素がたくさん含まれているので歯が丈夫なひとがたくさんいます。
 
主人も同い年で、最近治療した虫歯1本のみです。羨ましい限りです。こちらでは歯科治療が非常に高く、先日主人が受けた神経の治療は日本円にして10万円くらいでした。
 
そこにメタルボンドの冠が10万円ちょっとでした。国民保険では歯科治療費はカバーされないので、自分で民間保険に入っていれば、半額の負担くらいの支払いで済みます。
 
20年以上も日本に住んで、安い歯科治療費を払っていたので、こちらではそんなに払いたくない!というのが庶民の本音です。
なので、治療費が凄く高いこちらでは、抜歯という選択を簡単に薦められています。

治したら20万以上、抜くなら3万位だけど、どうする?みたいなやり取りはよくあることです。
 
きっと治療がしたくても出来ない人々がたくさんいるのでは?と思ってしまいます。
なので抜いたままの方も多いのか?と思うことがあります。。
 
歯が悪くなって鬱のようになって、ネットで先生方の意見やアドバイスを拝見させていただいて、元気が出てきました。日本に帰れたらぜひ先生方に治療していただきたいです。
 
お忙しい中、大変ありがとうございました。先生方のファンとしてまた質問に来させてください! (゚∇^*)
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2008-08-28 02:18:15
解決後に再度、しつこく・・


> きっと治療がしたくても出来ない人々がたくさんいるのでは?と思ってしまいます。なので抜いたままの方も多いのか?と思うことがあります。。

短縮歯列咬合について研究され始めたきっかけは、そうなんですよ。
ヨーロッパの、歯医者のほとんどいない島(だったかな)や、医療費が高すぎて治療がなかなか受けられない国(イギリス?)で、この人達本当に大丈夫なのかな?と調査され始めた概念だったと思います。

先のリンク先でも少し書いていると思いますが、実際に色々な事情で短縮歯列になっている方達を調べてみると、意外にも問題が少なかったんですね。

一般に短縮歯列と言うと5番〜5番ぐらいを言うことが多いのですが、更に少ない、超短縮歯列の研究もあるぐらいです。



ただ基本的に、大多数の歯医者は7番から7番までの咬み合わせを間違いなく好みます。

入れ歯インプラントも何故か7番まで作ろうとしますし、穿った見方をすればそうすることが収入源でもありますよね。

日本の場合は7番から7番まで咬み合わせを作ることが「あたりまえ」と教育されてきていますし、が悪くなったら誰もが医療を受けられることも「あたりまえ」です。

ついでに深刻な医療費の削減・歯科の収入減もありますから、わざわざ短縮歯列を検証しようとする風潮は今後もなかなか生まれないと思いますよ。

ヨーロッパの方とは骨格も食習慣も違い、無髄歯もとにかく多いですから、日本人で同じ概念を適用するには実際は注意が必要です。

実は今某大学の補綴科でデータを集めている最中で、大変期待しているのですが、どんなに良い結果が出たとしてもメジャーな治療法にまではまずならないでしょうね。



で、うささんがどうすればいいのか・・と言うと難しい問題なのですが、そちらでも日本でも、歯科医には相談された方が良いでしょうね。
それと、国によって考え方の土壌自体が異なることも、頭の片隅に入れておかれると良いかも知れませんね。



まずは

>問題の病気はもう完治!!!!!しているので、これ以上歯を悪くしないよう毎日ケアに没頭しています。

が、何よりです^^

無理しない範囲で、是非頑張って下さい。




タイトル 6.7番を失った場合、インプラントより短縮歯列にするのは?(南半球)
質問者 うささん
地域 非公開
年齢 33歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯、根の病気で抜けた・抜く予定
抜歯:6番(第一大臼歯)
インプラントその他
噛み合わせ(咬合)その他
海外その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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