クラウンに穴を開けて抜髄。治療方法は一般的?成功率は? (ドイツ)

相談者: messeさん (30歳:女性)
投稿日時:2008-09-06 15:40:53
こんにちは。2回目のご相談です。

【前回の相談】
右下7番、クラウン取替え後から継続的(約1ヶ月)な痛みがある


1ヶ月半前、クラウン取替えの治療を行った結果、痛みが続き、同じ歯医者ではしばらく様子をみるように言われ続け、痛みが激しくなったので他の歯医者に行った所、神経に炎症が起こっているため、抜髄する必要があるといわれました。

その抜髄の方法ですが、セラミックのクラウンなので、取り外さずに上から穴を開けて治療するといわれました。
その場合、治療中にもしクラウンが壊れた場合は、新しいクラウンを作り直すそうです。

こちらの歯チャンネル歯科大辞典等を読んだところ、普通はクラウンを取り外してから根幹治療を行うのではないだろうか、と疑問を抱いています。


【質問1】

セラミックだと、クラウンを簡単に取り外せないため上から治療するのが一般的なのでしょうか?


【質問2】

上から穴を開けてやる場合とクラウンを取り外してやる場合と、治療の成功率が変わってくる可能性は高いのでしょうか?


よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2008-09-06 18:23:44
>【質問1】セラミックだと、クラウンを簡単に取り外せないため上から治療するのが一般的なのでしょうか?

いいえ。
クラウンを除去してから根管治療を行った方が術者としては楽な方法です。
むしろ、クラウンの上から穴をあけて治療するのは「メタルボンドを壊さないように‥」と気を使ってくれているのだと思います。


>【質問2】上から穴を開けてやる場合とクラウンを取り外してやる場合と、治療の成功率が変わってくる可能性は高いのでしょうか?

どうなんでしょう?

ラバーダムが確実にかかると言う意味では感染のリスクは下がります。
しかし、クラウンの高さを落とさないとしっかり根管を見つけることができない場合もあります(肉眼の場合)。
そうすると、神経の取り残しなどを生じます。

どちらが良いかは、担当の先生の持っている機材と技術により左右されます。


ラバーダム、マイクロスコープを使うのであればベストな方法と言えるかも知れません。



歯チャンネル歯科大辞典等を読んだところ、普通はクラウンを取り外してから根幹治療を行うのではないだろうか、と疑問を抱いています。

日本の保険治療においては、クラウンを除去するのが一般的ですからそのように記載されているのでしょう(ね、田尾先生)。

今回の方法は一般的な方法では無いので、疑問を持たれたのかもしれませんが、非常に良い方法で治療されていると思いますよ。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2008-09-06 22:05:45
こんにちは。

タイヨウ先生と同じ意見で、心配する必要はないかと思いますよ。


成功率についてですが、ラバーダムをしないのなら同じでしょうし、する場合、クラウンと残存歯質の間に「漏れ」がある様だと成功率も落ちる可能性はもしかしたらあるかも知れません。

でも今回の場合、神経のあった(=歯質の十分ある歯)で、しかも作ったばかりのメタルボンド(=歯とぴったり隙間がない・・はず)なので、全くと言って良いほど心配はないと思いますよ。

ただせっかく神経を残して良いクラウンにして貰ったのに、抜髄しなくてはいけないというのが残念ですね・・。

今の先生にお任せして、治療頑張って下さい。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2008-09-06 22:41:19
渡辺先生の同意します。
大丈夫だと思いますよ。

お大事にして下さいね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: messeさん
返信日時:2008-09-09 20:58:39
タイヨウ先生、渡辺先生、佐藤先生

お忙しい中、ご回答頂きありがとうございます。

言葉があまり分からない海外生活の中での、初めての経験(抜髄)で、とても神経質になっていますが、先生方の回答を聞いて、安心しました。

明日、抜髄の治療を受けに行く予定です。

ありがとうございました。



タイトル クラウンに穴を開けて抜髄。治療方法は一般的?成功率は? (ドイツ)
質問者 messeさん
地域 非公開
年齢 30歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯科治療後の歯の痛み
根管治療の治療法
クラウンを被せた後の痛み
ドイツ
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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