7番の歯が重度の歯周病。歯を残す治療は可能ですか?
相談者:
きちさん (33歳:男性)
投稿日時:2008-11-11 16:43:58
お忙しいところ失礼致します。
先程、この掲示板のことをよく分からずに、相談を引き受けて下さっている先生方に、直接メールを送信してしまいました。
すみません。
再度、歯周病の治療法についてお問い合わせさせて頂きたく、メールしました。
先日、歯茎が痛むとのことで近くの歯科医院で診察して頂いたところ、歯槽骨が溶け出しており、現段階で3分の1程度しか残っておらず、重度の歯周病だと言われました。
奥から2番目の上の右7番の歯です。
その隣の2本の歯は大丈夫だということでしたが、 今後のことを考えると、歯を抜いて、ブリッジ、インプラントの方向で進めていきたいとのことでした。
現在は、化膿止めの薬(セクロダン)と、痛み止めの薬(ロキソプロフェンナトリウム)を飲んでいます。
出来れば、抜歯をせずに歯を残したいと思いますが、この状態で、歯を残す治療というのは可能なのでしようか?
よろしくお願い致します。
先程、この掲示板のことをよく分からずに、相談を引き受けて下さっている先生方に、直接メールを送信してしまいました。
すみません。
再度、歯周病の治療法についてお問い合わせさせて頂きたく、メールしました。
先日、歯茎が痛むとのことで近くの歯科医院で診察して頂いたところ、歯槽骨が溶け出しており、現段階で3分の1程度しか残っておらず、重度の歯周病だと言われました。
奥から2番目の上の右7番の歯です。
その隣の2本の歯は大丈夫だということでしたが、 今後のことを考えると、歯を抜いて、ブリッジ、インプラントの方向で進めていきたいとのことでした。
現在は、化膿止めの薬(セクロダン)と、痛み止めの薬(ロキソプロフェンナトリウム)を飲んでいます。
出来れば、抜歯をせずに歯を残したいと思いますが、この状態で、歯を残す治療というのは可能なのでしようか?
よろしくお願い致します。
回答1
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2008-11-11 17:47:50
きちさん、こんにちは。
現在の状況が良くわからないのですが、その右上の7番には何か症状があるのでしょうか?
もう抜歯をせざるを得ない状況なのでしょうか?
もしそうでなければ、抜かず歯周病の治療を行うことで、もう少し延命させることは可能だと思います。
そのためには歯科医院での治療(歯石の除去や歯周病の手術など)だけでなく、きちさん自身のブラッシングが非常に重要なウェイトを占めてきます。
参考にしてください。
現在の状況が良くわからないのですが、その右上の7番には何か症状があるのでしょうか?
もう抜歯をせざるを得ない状況なのでしょうか?
もしそうでなければ、抜かず歯周病の治療を行うことで、もう少し延命させることは可能だと思います。
そのためには歯科医院での治療(歯石の除去や歯周病の手術など)だけでなく、きちさん自身のブラッシングが非常に重要なウェイトを占めてきます。
参考にしてください。
回答2
中山歯科医院(石川県金沢市)の中山です。
回答日時:2008-11-11 18:03:04
抜歯をせずに残したいということですね?
答えで言うと、残せます。
ただし!!
残すことが、良いことなのかどうか?は分かりません。
今まで、問題なく使えていたものが、いきなり抜かなければならないというのは、なかなか受け入れられないことと思います。
しかしながら、問題を残したままにすることにより、より大きな問題を引き起こす可能性もゼロではありません。
極端な例を出すと、胃ガンが見つかったとして、全く症状はない。
だからといって、手術しなければ、そのうち死というものに直面する可能性は高くなります。
歯科に置いては、命に関わるということはありませんが、程度の差こそアリはすれ、同じような状況は多々あります。
その辺のリスクを十分、ご理解された上で、歯を抜かずに残すという選択をされた場合に限り、歯は残すことは可能だと思います。
まずは、担当の先生と、その辺を十分お話しされることをオススメします。
答えで言うと、残せます。
ただし!!
残すことが、良いことなのかどうか?は分かりません。
今まで、問題なく使えていたものが、いきなり抜かなければならないというのは、なかなか受け入れられないことと思います。
しかしながら、問題を残したままにすることにより、より大きな問題を引き起こす可能性もゼロではありません。
極端な例を出すと、胃ガンが見つかったとして、全く症状はない。
だからといって、手術しなければ、そのうち死というものに直面する可能性は高くなります。
歯科に置いては、命に関わるということはありませんが、程度の差こそアリはすれ、同じような状況は多々あります。
その辺のリスクを十分、ご理解された上で、歯を抜かずに残すという選択をされた場合に限り、歯は残すことは可能だと思います。
まずは、担当の先生と、その辺を十分お話しされることをオススメします。
回答3
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。
回答日時:2008-11-11 22:52:12
歯を残せるかどうかは状況により異なりますので、実際に拝見させて頂かないとなんとも言えません。
また、抜歯の基準も歯科医師によって様々ですので、A先生だったら残せるけども、B先生には残せない・・・ということもあります。
ですので、少しでも残す可能性を高めるために最善を尽くそうと思われるのであれば、数件の歯科医院を受診して数人の歯医者さんから意見を聞いたほうが良いと思います。
ただし、中山先生もお書きになられているように、状況によっては必ずしも残すことが最善ではないこともあります。
ですので、もし残すことが可能だと言われたとしても、残すリスクについては十分に聞いておかれたほうが良いと思います。
また、抜歯の基準も歯科医師によって様々ですので、A先生だったら残せるけども、B先生には残せない・・・ということもあります。
ですので、少しでも残す可能性を高めるために最善を尽くそうと思われるのであれば、数件の歯科医院を受診して数人の歯医者さんから意見を聞いたほうが良いと思います。
ただし、中山先生もお書きになられているように、状況によっては必ずしも残すことが最善ではないこともあります。
ですので、もし残すことが可能だと言われたとしても、残すリスクについては十分に聞いておかれたほうが良いと思います。
回答4
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2008-11-12 07:57:06
きちさまおはようございます。
右上の7番が歯周病で、歯槽骨の吸収が起きて1/3位しか残っていないとのことですね。
時々このような方がいらっしゃいます。
歯周病はプラークのコントロールと、力のコントロールが出来れば治ると考えられています。
おそらく原因は、過大な力がかかっているために生じた歯周病の可能性が高いように思います。
かみ合わせの慎重な診査が必要です。
もしそのようなことがあれば咬合調整をして、力がかかりすぎないかみ合わせに変える必要があります。
またプラークコントロールが出来ているかどうかの診査も必要です。
出来ていなければ歯磨きの練習をして、きれいに磨ける様になる必要があります。
まだ1/3歯槽骨が残っているので、十分治癒する可能性はあるでしょう。
お大事になさいませ。
歯周病 http://www.yamadashika.jp/perio.html
右上の7番が歯周病で、歯槽骨の吸収が起きて1/3位しか残っていないとのことですね。
時々このような方がいらっしゃいます。
歯周病はプラークのコントロールと、力のコントロールが出来れば治ると考えられています。
おそらく原因は、過大な力がかかっているために生じた歯周病の可能性が高いように思います。
かみ合わせの慎重な診査が必要です。
もしそのようなことがあれば咬合調整をして、力がかかりすぎないかみ合わせに変える必要があります。
またプラークコントロールが出来ているかどうかの診査も必要です。
出来ていなければ歯磨きの練習をして、きれいに磨ける様になる必要があります。
まだ1/3歯槽骨が残っているので、十分治癒する可能性はあるでしょう。
お大事になさいませ。
歯周病 http://www.yamadashika.jp/perio.html
回答5
回答日時:2008-11-12 09:04:53
こんにちは。
メール、来てましたね^^;
ご質問の7番についてですが、ここで聞かれても分かりませんよ。
情報が少なすぎます。
と言うのも、他の先生方からもご指摘がありますが、その歯だけの問題とはとても思えないからです。
特に33歳という若さで、最も古い永久歯である6番ならともかく、2番目に新しい7番(1番新しいのは8番)だけが、重度の歯周病というのが解せませんね。
色々と疑問がわいてきてしまいます。
7番をどうするか?と言うことばかりに気をとられず、何故その歯だけがそうなったのか、今後の予防策はどうされるべきなのか、そういった相談を担当の先生とはよくなさって下さいね。
参考⇒歯周病で7番を抜歯後、開いた穴の蓋は必要?6番の治療時期は
参考⇒侵襲性歯周炎かも?(歯周病治療が得意な歯科医院の見分け方)
個人的な考えとしては、6番を守る方を優先しますから、7番は早期に諦めることが多いです。
7番欠損・放置でもほとんどの方では問題は起きないとと思いますが、先生の考え方にもよりますし、ケースバイケースと理解されて下さい。
お大事にどうぞ。
メール、来てましたね^^;
ご質問の7番についてですが、ここで聞かれても分かりませんよ。
情報が少なすぎます。
と言うのも、他の先生方からもご指摘がありますが、その歯だけの問題とはとても思えないからです。
特に33歳という若さで、最も古い永久歯である6番ならともかく、2番目に新しい7番(1番新しいのは8番)だけが、重度の歯周病というのが解せませんね。
色々と疑問がわいてきてしまいます。
7番をどうするか?と言うことばかりに気をとられず、何故その歯だけがそうなったのか、今後の予防策はどうされるべきなのか、そういった相談を担当の先生とはよくなさって下さいね。
参考⇒歯周病で7番を抜歯後、開いた穴の蓋は必要?6番の治療時期は
参考⇒侵襲性歯周炎かも?(歯周病治療が得意な歯科医院の見分け方)
個人的な考えとしては、6番を守る方を優先しますから、7番は早期に諦めることが多いです。
7番欠損・放置でもほとんどの方では問題は起きないとと思いますが、先生の考え方にもよりますし、ケースバイケースと理解されて下さい。
お大事にどうぞ。
相談者からの返信
相談者:
きちさん
返信日時:2008-11-14 10:00:07
おはようございます。
先生方、丁寧な回答、アドバイス等ありがとうございました。
先生方の回答を読ませて頂いて、この歯だけの問題ではないと感じ、個人でやっていらっしゃる総合歯科医院ではなく、歯周病治療を専門とされていらっしゃる歯科医院で早速見て頂きました。
結果、「若年性歯周炎(後期)」もしくは「急速進行性歯周炎」との診断でした。
一番ひどかったのは右上7番の歯でしたが、その歯だけではなく歯全体が重度から中度の歯周病になっていました。
かみ合わせも悪く、歯周病になりやすい体質であるとの指摘もありました。
まずは、ブラッシングの改善からはじめ、歯周病治療をし、全体的に状態が良くなってきてから、再生療法、抜歯ともに視野に入れて治療していくとのことでした。
適切なアドバイスありがとうございました。
とても、参考になりました。
先生方、丁寧な回答、アドバイス等ありがとうございました。
先生方の回答を読ませて頂いて、この歯だけの問題ではないと感じ、個人でやっていらっしゃる総合歯科医院ではなく、歯周病治療を専門とされていらっしゃる歯科医院で早速見て頂きました。
結果、「若年性歯周炎(後期)」もしくは「急速進行性歯周炎」との診断でした。
一番ひどかったのは右上7番の歯でしたが、その歯だけではなく歯全体が重度から中度の歯周病になっていました。
かみ合わせも悪く、歯周病になりやすい体質であるとの指摘もありました。
まずは、ブラッシングの改善からはじめ、歯周病治療をし、全体的に状態が良くなってきてから、再生療法、抜歯ともに視野に入れて治療していくとのことでした。
適切なアドバイスありがとうございました。
とても、参考になりました。
タイトル | 7番の歯が重度の歯周病。歯を残す治療は可能ですか? |
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質問者 | きちさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 33歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯茎(歯ぐき)の痛み 歯周病(歯槽膿漏)治療 侵襲性歯周炎(若年性の歯周病) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。