パーフォーレションを起こしている歯の再根治は難しいのでしょうか?
相談者:
ベアーさん (36歳:女性)
投稿日時:2008-11-16 20:11:47
はじめまして。
数ヶ月前に根治した歯が痛くてセカンドオピニオンとして他の歯科へ行った処、細菌根管と診断され、そうは しました。
頬側がわの骨が溶けていたそうです。
画像もない相談で申し訳ありません。
その後も痛みが引かない為、1週間程前にFCKとコアを外して貰いました。
パーフォレーションですと告げられました。
困ったね、どうする?と聞かれたのですが、最善の方法が分かりません。
歯チャンでMTAの事を読みました。
しかし数年単位で結局の所は抜歯になるのでしょうか?
インプラントの話は冗談交じりで出ました。
(冗談じゃなかったのですね^^;)
現在は血が滲んでる為、根管の薬を入れてくれて蓋をした処置をしてます。
テックはしてません。
再根治は難しい事も少し伺いました。
このまま放置して置くわけにもいかないので、まず再根治を選択するべきなのか、治療を始めるまでの猶予期間のリミットなど、教えて頂けると助かります。
その際はエンド専門の先生を探した方がいいのでしょうか?
今の先生の所はラバーを使用していないそうなので、もうどうしていいか分かりません。
そして、この事を最初に治療した先生にお知らせした方が良いか迷ってます。
しかし、感情的に成ってしまうかもしれないので避けるべき事なのでしょうか?
訴えたいのか分からぬ感情です。
只、自分の歯が無くなるかもしれないと言う現実を悲しく思います。
何か良い方法が有りましたらよろしくお願いします。
数ヶ月前に根治した歯が痛くてセカンドオピニオンとして他の歯科へ行った処、細菌根管と診断され、そうは しました。
頬側がわの骨が溶けていたそうです。
画像もない相談で申し訳ありません。
その後も痛みが引かない為、1週間程前にFCKとコアを外して貰いました。
パーフォレーションですと告げられました。
困ったね、どうする?と聞かれたのですが、最善の方法が分かりません。
歯チャンでMTAの事を読みました。
しかし数年単位で結局の所は抜歯になるのでしょうか?
インプラントの話は冗談交じりで出ました。
(冗談じゃなかったのですね^^;)
現在は血が滲んでる為、根管の薬を入れてくれて蓋をした処置をしてます。
テックはしてません。
再根治は難しい事も少し伺いました。
このまま放置して置くわけにもいかないので、まず再根治を選択するべきなのか、治療を始めるまでの猶予期間のリミットなど、教えて頂けると助かります。
その際はエンド専門の先生を探した方がいいのでしょうか?
今の先生の所はラバーを使用していないそうなので、もうどうしていいか分かりません。
そして、この事を最初に治療した先生にお知らせした方が良いか迷ってます。
しかし、感情的に成ってしまうかもしれないので避けるべき事なのでしょうか?
訴えたいのか分からぬ感情です。
只、自分の歯が無くなるかもしれないと言う現実を悲しく思います。
何か良い方法が有りましたらよろしくお願いします。
相談者からの返信
相談者:
ベアーさん
返信日時:2008-11-16 21:09:47
何度も申し訳ございません。
補足:コアを外してもらったら痛みは無くなりました。
補足:コアを外してもらったら痛みは無くなりました。
回答1
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2008-11-16 21:30:52
>細菌根管と診断され、そうは しました。頬側がわの骨が溶けていたそうです。
⇒感染根管と診断され、掻爬しました。頬側の骨が溶けていたそうです。
>画像もない相談で申し訳ありません
いいですよ^^
>歯チャンでMTAの事を読みました。
>しかし数年単位で結局の所は抜歯になるのでしょうか?
ケースによりますね。
また掻爬を行った際に頬側の骨が溶けていたそうですが、結構大きく歯茎よりの骨がなければ抜歯⇒インプラントも1つの方法ではあると思います。
>再根治は難しい事も少し伺いました。
>このまま放置して置くわけにもいかないので、まず再根治を選択するべきなのか、治療を始めるまでの猶予期間のリミットなど、教えて頂けると助かります。
難しい所ですね。
まず大切なのはしっかりとした診断です。
パフォレーションも穴の開いてからの期間、位置、大きさ、感染の有無で結果は大きく異なります。
で今回の場合、症状がある、長期間経過している、骨がやられているということであれば難しいかもしれません。
たぶん今回の歯はトライケースになります。
どうしてもやってみて駄目なら諦めるということであれば、専門医のオフィスなどに相談にいくのがいいかもしれません。
抜いてもいいが少し引っかかると言うことであれば、セカンドオピニオンを1人ぐらいは求めては!?
>今の先生の所はラバーを使用していないそうなので、もうどうしていいか分かりません。
過去のものを読んでもらえば書いていますが、日本ではラバーしている先生は少ないですよ^^;
>そして、この事を最初に治療した先生にお知らせした方が良いか迷ってます。
話しても問題は解決しないと思いますよ。
弁護士を雇って裁判に持ち込んでも。。。
パフォレーションは根の治療の際には起こってしまうリスクの1つです、もし先生が穴が開いてしまったて、それを先生が分かっていれば話ぐらいあってもよかったとは思いますが。
辛いと思いますが、一度他の先生にも意見を求めることをお勧めします。
過去にもこのようなケースの相談はあったので、参考にしてみてください。
何とか保存できるといいですね^^
⇒感染根管と診断され、掻爬しました。頬側の骨が溶けていたそうです。
>画像もない相談で申し訳ありません
いいですよ^^
>歯チャンでMTAの事を読みました。
>しかし数年単位で結局の所は抜歯になるのでしょうか?
ケースによりますね。
また掻爬を行った際に頬側の骨が溶けていたそうですが、結構大きく歯茎よりの骨がなければ抜歯⇒インプラントも1つの方法ではあると思います。
>再根治は難しい事も少し伺いました。
>このまま放置して置くわけにもいかないので、まず再根治を選択するべきなのか、治療を始めるまでの猶予期間のリミットなど、教えて頂けると助かります。
難しい所ですね。
まず大切なのはしっかりとした診断です。
パフォレーションも穴の開いてからの期間、位置、大きさ、感染の有無で結果は大きく異なります。
で今回の場合、症状がある、長期間経過している、骨がやられているということであれば難しいかもしれません。
たぶん今回の歯はトライケースになります。
どうしてもやってみて駄目なら諦めるということであれば、専門医のオフィスなどに相談にいくのがいいかもしれません。
抜いてもいいが少し引っかかると言うことであれば、セカンドオピニオンを1人ぐらいは求めては!?
>今の先生の所はラバーを使用していないそうなので、もうどうしていいか分かりません。
過去のものを読んでもらえば書いていますが、日本ではラバーしている先生は少ないですよ^^;
>そして、この事を最初に治療した先生にお知らせした方が良いか迷ってます。
話しても問題は解決しないと思いますよ。
弁護士を雇って裁判に持ち込んでも。。。
パフォレーションは根の治療の際には起こってしまうリスクの1つです、もし先生が穴が開いてしまったて、それを先生が分かっていれば話ぐらいあってもよかったとは思いますが。
辛いと思いますが、一度他の先生にも意見を求めることをお勧めします。
過去にもこのようなケースの相談はあったので、参考にしてみてください。
何とか保存できるといいですね^^
回答2
回答日時:2008-11-16 21:49:12
はじめまして。
いきなり抜歯の可能性を告げられて、大変不安なことと思います。
さて、まずはどこの歯なのかが分からないので(4〜7番だとは思いますが)、それによっても多少コメントが変わる可能性があります。
それと根管治療は何回目でしたか?
1回目(抜髄処置)が失敗して、2回目(感染根管処置)を診て貰ったところパーフォレーションが見つかったということでしょうか。
私も今ちょうど2日間の抜髄だけの実習の為に高い受講費を払って東京まで行って戻ってきたところなのですが、非常に難しいですよ。
(因みにこの実習を受ける為に4日間の講義も受けてます)
2日間(講義も合わせて6日間)の最終的な結論として、どこまで丁寧に時間もコストも湯水の様にかけてやったとしても、100%安心出来る様な処置には全くならない、と言うことを再確認してきました。
(※だから手を抜いて良いということには絶対になりませんが!)
そして再根治(感染根管処置)は更に難しくなりますし、パーフォレーションがあれば尚更です。
特に2回目の処置(感染根管治療)は、成功率の平均が60〜70%ぐらいで言われていますが、1回目に根管の中を雑に触っているかいないかだけで、成功率が40%→80%ぐらいの違いが出てくるそうです。
(※外国の専門医のデータ)
ベアーさんの場合、前回の処置でパーフォレーションを起こしているぐらいですから、残念ながら期待は出来ない方だと思います。
ただし、当サイトの過去の回答でも繰り返し書いてきてある様に、極めて重要な抜髄処置について、日本では気軽に短時間、異常な安価で行われすぎている現状があります。
・・ということを、抜髄する前に少しでも知っていてもらえれば良かったかも知れませんね。。^^;
当サイトをお読みになっていればもうお分かりだと思いますが、日本の一般的な保険治療ではラバーダムは実質使用出来ませんし、パーフォレーションも、起きうる偶発症です。
(もちろん丁寧な処置かどうかで発生率は変わると思いますが、保険で丁寧にやること自体が難しい訳です)
冷たい言い方になってしまいますが、前医を責めても何にもならないと思いますし、得られるものもないと思いますよ。
>困ったね、どうする?と聞かれたのですが、最善の方法が分かりません。歯チャンでMTAの事を読みました。
>しかし数年単位で結局の所は抜歯になるのでしょうか?
最善の方法は、今、予算や時間のことを考えた上で可能な限り、根管治療の得意そうな先生の判断を仰ぐことだと思いますよ。
状態によっては根管の消毒とパーフォレーションリペア、それとセルフケアによって、一生使える様になるかも知れません。
ただ抜髄してパーフォレーションしてFCKの入っていた歯に、最大限の処置を行うと費用的には30万円前後ぐらいかかるかも知れません。
考え方によっては抜歯する方が合理的な場合もありますし、インプラントの方が有意義な場合もありますよね。
ここでは何の資料もありませんから、まずは実際に信頼出来そうな先生を探されて、相談された方が良いと思いますよ。
>治療を始めるまでの猶予期間のリミットなど、教えて頂けると助かります。
はっきりとしたリミットというのはないと思いますが、数ヶ月単位になってくると根管の中から虫歯、そして抜歯・・と言う危険もなくはないですね。
出来れば仮でもある程度きちんとした蓋(水硬性セメント以上の、硬くて丈夫なもの)をしてもらって、1ヶ月以内ぐらい?で予約の電話を入れる取るところまでは目標にされたらいかがでしょうか。
余談ですが、現在根管治療の(実質的な意味での)専門医の数が全然足りてません。
全国探してもひと桁ですからね・・。
どちらの先生もすぐの予約を取るのは困難な様ですから、そういうところは多少待つことにはなるでしょうね。
来年から米国の、世界的に有名な大学とのコラボで専門医の育成コース(1年間)も始まる様ですが、初年度の募集がたったの8名で。。
まだまだ当分、需要と供給のアンバランスが続くと思われますので、当サイトなどである程度予備知識をつけて、専門医ではなくても「得意そうな先生」は見落とさない様にされるのが安心かと思いますよ。
参考⇒よくある歯科相談・おススメの歯科相談<《根管治療が得意な歯科医院を見つける》
良い方法が見つかるといいですね。
また、今回のことは今後の他の歯を守っていくことにも生かされて下さい。
お大事にどうぞ。
(長々書いてる間に井野先生とかぶりました・・^^;)
いきなり抜歯の可能性を告げられて、大変不安なことと思います。
さて、まずはどこの歯なのかが分からないので(4〜7番だとは思いますが)、それによっても多少コメントが変わる可能性があります。
それと根管治療は何回目でしたか?
1回目(抜髄処置)が失敗して、2回目(感染根管処置)を診て貰ったところパーフォレーションが見つかったということでしょうか。
私も今ちょうど2日間の抜髄だけの実習の為に高い受講費を払って東京まで行って戻ってきたところなのですが、非常に難しいですよ。
(因みにこの実習を受ける為に4日間の講義も受けてます)
2日間(講義も合わせて6日間)の最終的な結論として、どこまで丁寧に時間もコストも湯水の様にかけてやったとしても、100%安心出来る様な処置には全くならない、と言うことを再確認してきました。
(※だから手を抜いて良いということには絶対になりませんが!)
そして再根治(感染根管処置)は更に難しくなりますし、パーフォレーションがあれば尚更です。
特に2回目の処置(感染根管治療)は、成功率の平均が60〜70%ぐらいで言われていますが、1回目に根管の中を雑に触っているかいないかだけで、成功率が40%→80%ぐらいの違いが出てくるそうです。
(※外国の専門医のデータ)
ベアーさんの場合、前回の処置でパーフォレーションを起こしているぐらいですから、残念ながら期待は出来ない方だと思います。
ただし、当サイトの過去の回答でも繰り返し書いてきてある様に、極めて重要な抜髄処置について、日本では気軽に短時間、異常な安価で行われすぎている現状があります。
・・ということを、抜髄する前に少しでも知っていてもらえれば良かったかも知れませんね。。^^;
当サイトをお読みになっていればもうお分かりだと思いますが、日本の一般的な保険治療ではラバーダムは実質使用出来ませんし、パーフォレーションも、起きうる偶発症です。
(もちろん丁寧な処置かどうかで発生率は変わると思いますが、保険で丁寧にやること自体が難しい訳です)
冷たい言い方になってしまいますが、前医を責めても何にもならないと思いますし、得られるものもないと思いますよ。
>困ったね、どうする?と聞かれたのですが、最善の方法が分かりません。歯チャンでMTAの事を読みました。
>しかし数年単位で結局の所は抜歯になるのでしょうか?
最善の方法は、今、予算や時間のことを考えた上で可能な限り、根管治療の得意そうな先生の判断を仰ぐことだと思いますよ。
状態によっては根管の消毒とパーフォレーションリペア、それとセルフケアによって、一生使える様になるかも知れません。
ただ抜髄してパーフォレーションしてFCKの入っていた歯に、最大限の処置を行うと費用的には30万円前後ぐらいかかるかも知れません。
考え方によっては抜歯する方が合理的な場合もありますし、インプラントの方が有意義な場合もありますよね。
ここでは何の資料もありませんから、まずは実際に信頼出来そうな先生を探されて、相談された方が良いと思いますよ。
>治療を始めるまでの猶予期間のリミットなど、教えて頂けると助かります。
はっきりとしたリミットというのはないと思いますが、数ヶ月単位になってくると根管の中から虫歯、そして抜歯・・と言う危険もなくはないですね。
出来れば仮でもある程度きちんとした蓋(水硬性セメント以上の、硬くて丈夫なもの)をしてもらって、1ヶ月以内ぐらい?で予約の電話を入れる取るところまでは目標にされたらいかがでしょうか。
余談ですが、現在根管治療の(実質的な意味での)専門医の数が全然足りてません。
全国探してもひと桁ですからね・・。
どちらの先生もすぐの予約を取るのは困難な様ですから、そういうところは多少待つことにはなるでしょうね。
来年から米国の、世界的に有名な大学とのコラボで専門医の育成コース(1年間)も始まる様ですが、初年度の募集がたったの8名で。。
まだまだ当分、需要と供給のアンバランスが続くと思われますので、当サイトなどである程度予備知識をつけて、専門医ではなくても「得意そうな先生」は見落とさない様にされるのが安心かと思いますよ。
参考⇒よくある歯科相談・おススメの歯科相談<《根管治療が得意な歯科医院を見つける》
良い方法が見つかるといいですね。
また、今回のことは今後の他の歯を守っていくことにも生かされて下さい。
お大事にどうぞ。
(長々書いてる間に井野先生とかぶりました・・^^;)
タイトル | パーフォーレションを起こしている歯の再根治は難しいのでしょうか? |
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質問者 | ベアーさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 36歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の失敗・再治療 根管治療に関するトラブル 根の穴・穿孔(パーフォレーション) 根の穴・穿孔(パーホレーション) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。