虫歯治療後3ヶ月、消えない鈍痛。このまま数年でも様子を見るべき?

相談者: AKIさん (32歳:女性)
投稿日時:2008-12-17 00:06:22
3か月ほど前にの治療が完了して、銀の詰め物をしていただきました。
その後、急に熱いものと冷たいものが染みて、更に歯の中がズキズキする痛みがありました。

それから3か月たちましたが、熱いものと冷たいものは染みなくなりましたが、歯の中がズキズキとする鈍痛の様なものは残っています。
ただ物が痛くて噛めない、というほどのものではありません。

そういう状態で不安に思い、こちらのサイトを読んでいましたら、治療後、歯が熱いもの冷たいものが染みて更にずきずきしていたものが、3か月位経ってもまだ痛い場合は神経を抜いてしまった方がいいかもしれません、という回答などが多い様なのですが、私の場合、熱いもの冷たいものはすでに染みなくなってしまっているので、これはもしかして神経がもう死んでしまっているという事なのでしょうか。

ただ、まだズキズキとする鈍痛はあるので、今はまだ大丈夫だけど、このままほおっておくと神経が死んでしまうという事なのでしょうか。

先週レントゲンを撮ってもらったのですが、レントゲンでは特に問題ないという事と、

「銀を詰めた場合などは、数年痛む場合もありますので、痛みがいまよりひどくならなければ、そのまま我慢して様子を見た方が神経を残せるのでいいと思います」

と治療していただいている先生に言われました。


とりあえずこのまま様子を見ようと思ってはいるのですが、ここで質問があります。

1、レントゲンで神経が死んでいるか生きているかは判断できるものなのでしょうか?
(あと、もし炎症が内部でおこっている場合はそちらもレントゲンで分かるものなのでしょうか?)

2、また、私の場合はこのまま放っておくと神経が死んでしまうかもしれなく、やはり早めに神経を抜いてしまう処置をしていただいた方がいいのでしょうか。

3、もし、このまま様子を見る場合は、現在で3か月様子を見ていますが、生活に支障がない程度(我慢できる程度)の痛みの場合は数年でも様子をこのまま見るべきなのでしょうか。


お忙しい中、大変申し訳ないのですが上記の件についてご回答をいただけますと幸いです。

こちらのサイトを見て痛みを我慢するのは3か月位なのかな、と思い3か月たった先週に歯科に行ったところ、まだこのままで様子を長い目でみましょうと言われた為、少しだけ不安です。

どうか先生方のご意見をいただけますととても助かります。
宜しくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2008-12-17 04:00:29
AKIさまおはようございます。

むし歯の治療が終ったにもかかわらず痛みが続いているとのことですね。
このままで治ってしまうのか、それとも歯髄炎になって抜髄することになるのか心配なさっているのですね。

私もたまにそのようなことになってしまうことがあります。
むし歯がそれほど大きくないのに、インレーを装着したあと強い痛みを訴えられて知覚過敏の状態と診断して、レーザーを照射したり歯頚部に鈍麻剤を塗布したりすることがあります。

それで治ってしまう場合がほとんどですが、中には治らなくてインレーを除去して作り直し、ダイカルで仮着して様子を見ているうちに治ってしまう場合もあります。

なかなか症状が改善しない場合が一番困るわけですが、その場合の判断基準は日常生活に支障があるかどうかで判断いたします。

支障があればやむなく抜髄することになると思います。

参考になさってください、お大事になさいませ。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2008-12-17 10:09:10
AKIさん、こんにちは。

こういうケースは良くありますね。
おそらく、この相談室の中でもかなり多いパターンだと思います。

冷たいものにしみるだけなら、経過観察でよいと思います。
ただ、何もしなくても痛みがある場合や、熱いものに痛みを感じる場合は神経を抜く可能性が高くなります。


>1、レントゲンで神経が死んでいるか生きているかは判断できるものなのでしょうか?
>(あと、もし炎症が内部でおこっている場合はそちらもレントゲンで分かるものなのでしょうか?)

できません。
炎症が広がって骨を溶かすくらいになったら、わかると思いますが、基本的にレントゲンでは骨とかのような硬い組織しか写ってきません。


>2、また、私の場合はこのまま放っておくと神経が死んでしまうかもしれなく、やはり早めに神経を抜いてしまう処置をしていただいた方がいいのでしょうか。

神経が死んでいるのであれば早いほうが良いです。
しかし、生きて回復望みがあるのであればもう少し様子を見ても良いと思います。

>3、もし、このまま様子を見る場合は、現在で3か月様子を見ていますが、生活に支障がない程度(我慢できる程度)の痛みの場合は数年でも様子をこのまま見るべきなのでしょうか。

「痛みがなくなった=良くなった」と言うことではありません。
「痛みがなくなった=神経が死んでしまった」と言う可能性もありますのでいずれにせよ、歯科医院を受診して精査してもらったほうが良いでしょうね。

ご参考に

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2008-12-17 14:30:10
僕もお二人の意見と同じです。

キーワードは

「日常生活に支障があるか?」

です。


しっかり担当の先生に診てもらいましょう。

お大事にしてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: AKIさん
返信日時:2008-12-17 18:32:23
山田先生、畑田先生、タイヨウ先生、ご回答いただき有難うございました。

先生方のご回答を読んでとても納得できました。
本当にありがとうございます。

やはりレントゲンでは軽い炎症や神経が死んでいるかどうかなどは分からないのですね。
あと、痛みを我慢する基準は「生活に支障が出るか出ないか」で判断すればいいのですね。
とても安心しました。

今は多少ずきずきと痛んだり押されたりする圧迫感などが残っていますが、我慢できないほどではないので、もう少し、出来たらあと半年〜1年位は長い目で見てみたいと思います。


そこで、もう一つ質問なのですが、

1、もし神経が死んでしまった場合は自分で分かるものなのでしょうか? 
神経が死んでしまっているのでもう痛みなどは感じない様な気がするのですが、やはり歯科を受診しないと分からないものなのでしょうか。
また、歯科で神経が死んでいるかどうかの診断というのはどういう検査で分かるものなのでしょうか。

2、今回、銀の詰め物をして痛い箇所に1か所に、ひびが入っているといわれました。
これはあるとしても本当にまれにだと思うのですが、銀の詰め物の大きさが少し大きめに出来ていた為、装着したらその圧迫により歯にひびが入ってしまう、という事は考えられるのでしょうか? 
可能性があれば、銀の詰め物を様子を見て作り直すのもありなのかな、と少しだけ思ってしまうのですが。

今回はご回答いただき本当に感謝しています。
お忙しい中本当にありがとうございました。


お忙しい中申し訳ないのですが、上記の件につきましてもご回答頂けます様お願いいたします。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2008-12-17 21:25:04
>1、もし神経が死んでしまった場合は自分で分かるものなのでしょうか? 

わからないと思います。
先にも書きましたが、冷たいものがしみるのはよくあることです。
その後に温かいものに痛みを感じたら要注意です。


>神経が死んでしまっているのでもう痛みなどは感じない様な気がするのですが、やはり歯科を受診しないと分からないものなのでしょうか。

わからないですね。
歯科医院で神経が生きているか死んでいるか検査する方法がありますので、その検査をされてみればわかると思います。


>また、歯科で神経が死んでいるかどうかの診断というのはどういう検査で分かるものなのでしょうか。

上の質問とも関連しますが、冷刺激を与えて検査するものや電気で神経が生きているか診断する機械があります。


>2、今回、銀の詰め物をして痛い箇所に1か所に、ひびが入っているといわれました。
>これはあるとしても本当にまれにだと思うのですが、銀の詰め物の大きさが少し大きめに出来ていた為、装着したらその圧迫により歯にひびが入ってしまう、という事は考えられるのでしょうか?

あまり考えられません。
銀の詰め物を作る場合は型を採ってそれから作ります。
なので、精度がよほど悪くない限りそこまで大きなものはできないと考えます。


一人であれこれ考えずに、歯科医院で見てもらったほうがはっきりとして良いと思いますよ。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: AKIさん
返信日時:2008-12-18 00:23:31
畑田先生、とてもご丁寧な回答を本当に有難うございました。
ご説明分かりやすく、とても良く分かりました。
今後は歯科医に相談しつつ、経過を見ていきたいと思います。

今回は不安に思っていることにすぐに回答していただき本当に有難うございました。
心より感謝いたします。

本当に有難うございますm(__)m



タイトル 虫歯治療後3ヶ月、消えない鈍痛。このまま数年でも様子を見るべき?
質問者 AKIさん
地域 非公開
年齢 32歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療後の痛み
歯科治療後の歯の痛み
むし歯 治療後の痛み
保険のインレー(銀・金属)
詰め物、インレー治療後の痛み
回答者




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