[写真あり] 妊娠中、折れた根管治療の器具が神経に残っている
相談者:
ゼロゴウさん (33歳:女性)
投稿日時:2008-12-16 21:51:37
以前、妊娠中の根官治療について質問したものです。
参考:前回の相談
〔妊娠中にできる、グラついている前歯の治療について〕
掛かり付けだった歯科医院では、
「妊婦でのレントゲンが撮れない。
痛い歯はやってみるけど、痛くないなら出産後に。」
と言われました。
結局その歯科医院で根官治療を進めていましたが、不安が増幅する一方でしたので、別の歯科施設に診てもらいました。
安定期に入っており(23週)、産科医も防御服を着ていれば大丈夫とのことを告げ、レントゲン画像を見ながら診断して頂いたところ、その根官治療の歯に神経を取るための治療器具の一部が折れて、神経管に残っていることが判明しました。
右下7番で、局部レントゲン画像では根の先の方に入り込んでいるようです。
それを見つけて頂いた担当医は、歯を削らずにその治療器具の一部を少しづつ抜いてみるようにすると言っていましたが、はっきりと「抜けます」とは言っておりません。
たぶん針にギザギザが付いたような器具でその先端部分が歯に残っているのかと思われますが、取り除くことは難しいのでしょうか?
もし取り除くことができなかった場合、この歯はどういう措置をしなければならないでしょうか?
参考:前回の相談
〔妊娠中にできる、グラついている前歯の治療について〕
掛かり付けだった歯科医院では、
「妊婦でのレントゲンが撮れない。
痛い歯はやってみるけど、痛くないなら出産後に。」
と言われました。
結局その歯科医院で根官治療を進めていましたが、不安が増幅する一方でしたので、別の歯科施設に診てもらいました。
安定期に入っており(23週)、産科医も防御服を着ていれば大丈夫とのことを告げ、レントゲン画像を見ながら診断して頂いたところ、その根官治療の歯に神経を取るための治療器具の一部が折れて、神経管に残っていることが判明しました。
右下7番で、局部レントゲン画像では根の先の方に入り込んでいるようです。
それを見つけて頂いた担当医は、歯を削らずにその治療器具の一部を少しづつ抜いてみるようにすると言っていましたが、はっきりと「抜けます」とは言っておりません。
たぶん針にギザギザが付いたような器具でその先端部分が歯に残っているのかと思われますが、取り除くことは難しいのでしょうか?
もし取り除くことができなかった場合、この歯はどういう措置をしなければならないでしょうか?
[過去のご相談]
回答1
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2008-12-16 21:59:13
こちら読ませて頂きました。
〔妊娠中にできる、グラついている前歯の治療について〕
>マタニティブルーも重なって
重なって不安になりますね。
赤ちゃんには殆どまず影響はないですから安心してください^^
歯のことばかり考えずにしてくださいね。
ファイルが歯の中に入っていることで不安のようでしたら。
過去色々出てきていますのでまずこちらを読んでみてください。
参考→http://www.google.co.jp/search?q=%83t%83@%83C%83%8B%81@%94j%90%DC&hl=ja&as_sitesearch=www2.ha-channel-88.com&ie=Shift_JIS&oe=Shift_JIS
現在痛みは引いてきているのでしょうか!?
特に痛みもなく、病変もなく、歯の中でファイルが止まっていれば、大きな問題になることはありませんから次亜塩素酸ナトリウムなどでよく洗浄などをしてもらえばいいですよ。
ただ、先生の考え方がこの辺りは様々で基準がないと言えば全くありません。
この辺りは根の得意な先生・専門の方が診断は良いのもになると思います。
ファイルは金属でアレルギーなども気になると思いますが、口の中に入っている金属(銀歯)の方が唾液と言う電解質の中にありますからそちらの方が問題があると思います。
ですから歯の中にファイルがあっても赤ちゃんには影響ありませんから安心してください^^
>歯を削らずにその治療器具の一部を少しづつ抜いてみるようにすると言っていましたが、はっきりと「抜けます」とは言っておりません。
根の先端付近で折れたファイル除去はマイクロがあってもそんなに簡単に取れるものではありませんし、取りに行く方がリスクが大きくなることもありますから、取れますとは誰も言えないと思います。
毎日顕微鏡を使用している経験から言うと、
「見えない物はまず取れません」
見えていても取れないこともよくありますからね。
裸眼で取れれば、奇跡に近いと思います。
また1つ大事な事を言うと。
マイクロを用いてファイル除去をする為には、道具が入るように根管内上部の歯質をかなり太く削る時もあります。
取らない方が後々抜歯のリスクが少なくなることもあると思います。
歯の中を大きく削ればそれだけ歯は弱くなりますからね。
症例写真などでもここまで削ってファイルを取ることがはたして良いものか!?
と思う時も。。。
不安を解消するには根の治療が得意な歯科医院にセカンドオピニオンを求めた方がいいかもしれませんね。
お大事に^^
〔妊娠中にできる、グラついている前歯の治療について〕
>マタニティブルーも重なって
重なって不安になりますね。
赤ちゃんには殆どまず影響はないですから安心してください^^
歯のことばかり考えずにしてくださいね。
ファイルが歯の中に入っていることで不安のようでしたら。
過去色々出てきていますのでまずこちらを読んでみてください。
参考→http://www.google.co.jp/search?q=%83t%83@%83C%83%8B%81@%94j%90%DC&hl=ja&as_sitesearch=www2.ha-channel-88.com&ie=Shift_JIS&oe=Shift_JIS
現在痛みは引いてきているのでしょうか!?
特に痛みもなく、病変もなく、歯の中でファイルが止まっていれば、大きな問題になることはありませんから次亜塩素酸ナトリウムなどでよく洗浄などをしてもらえばいいですよ。
ただ、先生の考え方がこの辺りは様々で基準がないと言えば全くありません。
この辺りは根の得意な先生・専門の方が診断は良いのもになると思います。
ファイルは金属でアレルギーなども気になると思いますが、口の中に入っている金属(銀歯)の方が唾液と言う電解質の中にありますからそちらの方が問題があると思います。
ですから歯の中にファイルがあっても赤ちゃんには影響ありませんから安心してください^^
>歯を削らずにその治療器具の一部を少しづつ抜いてみるようにすると言っていましたが、はっきりと「抜けます」とは言っておりません。
根の先端付近で折れたファイル除去はマイクロがあってもそんなに簡単に取れるものではありませんし、取りに行く方がリスクが大きくなることもありますから、取れますとは誰も言えないと思います。
毎日顕微鏡を使用している経験から言うと、
「見えない物はまず取れません」
見えていても取れないこともよくありますからね。
裸眼で取れれば、奇跡に近いと思います。
また1つ大事な事を言うと。
マイクロを用いてファイル除去をする為には、道具が入るように根管内上部の歯質をかなり太く削る時もあります。
取らない方が後々抜歯のリスクが少なくなることもあると思います。
歯の中を大きく削ればそれだけ歯は弱くなりますからね。
症例写真などでもここまで削ってファイルを取ることがはたして良いものか!?
と思う時も。。。
不安を解消するには根の治療が得意な歯科医院にセカンドオピニオンを求めた方がいいかもしれませんね。
お大事に^^
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2008-12-17 04:19:46
ゼロゴウさまおはようございます。
またずいぶん大変なことが見つかって不安なことと思います。
私はマイクロは持っていないのでマイクロについての知見はありませんが、友人でマイクロを使っている人に聞いたところではマイクロで見ながら超音波スケーラーでエンドファイルを付けて振動を与えるとうまく取れてくることがあるそうです。
私の場合は前歯では除去したことはありますが大臼歯では偶然に取れた事しかありません。
主治医と相談なさってこれからどうするかお決めになってください。
お大事になさいませ。
またずいぶん大変なことが見つかって不安なことと思います。
私はマイクロは持っていないのでマイクロについての知見はありませんが、友人でマイクロを使っている人に聞いたところではマイクロで見ながら超音波スケーラーでエンドファイルを付けて振動を与えるとうまく取れてくることがあるそうです。
私の場合は前歯では除去したことはありますが大臼歯では偶然に取れた事しかありません。
主治医と相談なさってこれからどうするかお決めになってください。
お大事になさいませ。
回答3
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2008-12-17 11:48:50
そうですね。
井野先生の回答の通りだと思います。
ファイルやリーマーの破折は「起こしてはいけない、しかしながら起きてしまう偶発事故」です。
また、破折器具そのものが病気の原因となることは無く、洗浄をしっかりと行い、そのまま経過観察を行う事で症状が悪化する事はありません。
現時点で根尖病巣が無く、痛みなどの自覚症状が無ければ経過観察をしましょう。
器具の破折片除去はマイクロスコープを見ながらチマチマ行えば出来なくはないですが、その分、歯質を削ります。
井野先生もお書きのように「歯の中を大きく削ればそれだけ歯は弱くなります」から、メリットとデメリットを十分考慮した上で行うべきだと考えます。
もし、将来的に除去が必要な状況となった場合には根管治療を得意としている先生(または専門医)に診てもらう事をお勧めします。
画像1は術前
画像2は除去後
です。
この場合、レントゲン的に明らかな根尖病巣がある事と患者さん自身に自覚症状があることから除去しました。
術前の写真に比べ、根管を大きく(太く)削って除去している事が理解されると思います。
画像1 画像2
井野先生の回答の通りだと思います。
ファイルやリーマーの破折は「起こしてはいけない、しかしながら起きてしまう偶発事故」です。
また、破折器具そのものが病気の原因となることは無く、洗浄をしっかりと行い、そのまま経過観察を行う事で症状が悪化する事はありません。
現時点で根尖病巣が無く、痛みなどの自覚症状が無ければ経過観察をしましょう。
器具の破折片除去はマイクロスコープを見ながらチマチマ行えば出来なくはないですが、その分、歯質を削ります。
井野先生もお書きのように「歯の中を大きく削ればそれだけ歯は弱くなります」から、メリットとデメリットを十分考慮した上で行うべきだと考えます。
もし、将来的に除去が必要な状況となった場合には根管治療を得意としている先生(または専門医)に診てもらう事をお勧めします。
画像1は術前
画像2は除去後
です。
この場合、レントゲン的に明らかな根尖病巣がある事と患者さん自身に自覚症状があることから除去しました。
術前の写真に比べ、根管を大きく(太く)削って除去している事が理解されると思います。
画像1 画像2
タイトル | [写真あり] 妊娠中、折れた根管治療の器具が神経に残っている |
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質問者 | ゼロゴウさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 33歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
妊娠中の歯科治療 その他(写真あり) リーマー・ファイルが折れた |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。