広がった歯根膜の治療方法
相談者:
秋風さん (33歳:男性)
投稿日時:2009-02-11 02:38:14
お世話になります。
以前、虫歯の治療で歯を削り患部が悪化してしまった件で、先日、山田先生とタイヨウ先生から「歯髄炎」である可能性があると指摘して頂いて早速、他の歯科で診察をしてもらいました。
参考:前回のご相談
〔痛くなかった歯に金属を詰めた後、症状が悪化しました〕
(○悪化した症状
1、冷たいもの、熱いものまでが患部に触れると20〜30分ズキズキと痛みが走る
2、物を噛むと痛む。
3、上記が酷い状態になると肩と頭に激痛がはしる。(これは噛み合せ調整でなくなった。)
そこで、市立病院の歯科を受診して、打診とエアーで患部を診察してもらい、やはり歯髄炎と診断されました。
治療を求めると
「神経を抜くか、自然治癒をまって、壊死して歯茎が腫れてしまったら神経を抜く」
と言われ、山田先生から頂いた治療内容での治療をお願いすると
「この治療方法はできない」
と言われました。
そこで、歯チャンネルに登録されている歯科で診察してもらう事を考え、多少距離はありましたが、診察をしてもらいました。
その結果、何点か治療方法を言われましたが、
「歯髄炎の患部に極力負荷を掛けないようにするための治療からしてみましょう」
との事で、知覚過敏の治療と、噛み合せを丁寧に調整してもらいました。
結果、治療後2週間で痛みが5分の1になり、今では多少の違和感が残るだけで冷たい物も、熱いものも噛めるようになりました。
残りの痛みと違和感は、X線画像から歯根膜が広がっているためと、金属なので熱の伝導率の問題でしようが無いと説明を受けました。
(歯チャンネルに登録しているネット相談の先生の回答や、登録している歯科の丁寧な対応で、歯チャンネルや先生方には大変感謝しております。)
歯根膜が広がっているのは自然治癒するのか、質問をすると、先生にも知識の限界があるのか、
「わからない。人による。」
と言われてしまい、またもや悩んでしまいました。
そこで、何件かの歯科に電話で聞いた所、
「歯周病の一種で治らない。
痛みを軽減する方法はある」
との説明でした。
そこで、何かの治療方法はないのかと考え、質問させていただきます。
1、歯根膜が広がっているのは自然治癒するのか?
治療するべきか?
その方法は?
2、又、歯髄炎は自覚症状が和らいだのは治癒している方向にいっているのか?
又、違う案件にはなりますが、虫歯治療をした歯科に不信感を持ったので回答をお願いいたします。
1、虫歯治療を受けた歯科医が「僕は他の医師とは違い光を当てただけで、虫歯の進行具合と位置が分かる。」は本当なのか?(X線を撮影したり、何種類かの診察で判断はしないのか?)
2、歯を削る前までは歯髄炎の症状がなかったが、なぜ削ってから(その日から)症状がでたのか?
以上です。
質問が多くなり申し訳ありませんが、3ヶ月間悩まされ、生活に支障が出ている状態なので、この現状を解決したい為、是非、ご回答をお願いいたします。
虫歯治療までの経緯
冷たい物が歯に沁みるので、知覚過敏か、虫歯かの口内検査をしたいと考え数箇所の歯科に行きましたが、何処の歯科も検査結果の説明をしないし、歯の磨き方の指導だけでした。
しかし、一箇所だけ
「今の時代は無闇に削ったり抜いたりしない。
CoとC1は予防で対処して、C2の虫歯を治療しましょう」
など具体的で丁寧な説明をしてもらい、治療計画書を作成するとの事で信用し、治療をする事にしました。
結果、歯髄炎の不具合が生じました。
又、治療計画書はその場では簡単に説明させられただけで、急かされるように治療台に行かされたため、治療計画書を家で確認しました。
(専門家なので間違いはないだろうと安易な気持ちを持たずに、一旦家に帰ってよく確認してから治療をしてもらうべきであったと思う。)
よく確認した結果、治療した事のない場所に「治療した形跡有り」みたいな事が記載されていたり、自覚症状の無いところに「C2治療する」など記載されていたり、これに疑問を持ったために、他の歯科で診察してもらいました。
結果、治療計画書の内容は矛盾だらけで、「治療するべき虫歯はない」といわれました。
(これらの事から考えた結果、削らなくてよかった歯を削られたのでは?と考えるようになりました。)
この疑問を治療してもらった歯科に行き質問をすると、専門用語ばかり言い出し、訳のわからない答えしか言わなくなったため悩んでおります。
以前、虫歯の治療で歯を削り患部が悪化してしまった件で、先日、山田先生とタイヨウ先生から「歯髄炎」である可能性があると指摘して頂いて早速、他の歯科で診察をしてもらいました。
参考:前回のご相談
〔痛くなかった歯に金属を詰めた後、症状が悪化しました〕
(○悪化した症状
1、冷たいもの、熱いものまでが患部に触れると20〜30分ズキズキと痛みが走る
2、物を噛むと痛む。
3、上記が酷い状態になると肩と頭に激痛がはしる。(これは噛み合せ調整でなくなった。)
そこで、市立病院の歯科を受診して、打診とエアーで患部を診察してもらい、やはり歯髄炎と診断されました。
治療を求めると
「神経を抜くか、自然治癒をまって、壊死して歯茎が腫れてしまったら神経を抜く」
と言われ、山田先生から頂いた治療内容での治療をお願いすると
「この治療方法はできない」
と言われました。
そこで、歯チャンネルに登録されている歯科で診察してもらう事を考え、多少距離はありましたが、診察をしてもらいました。
その結果、何点か治療方法を言われましたが、
「歯髄炎の患部に極力負荷を掛けないようにするための治療からしてみましょう」
との事で、知覚過敏の治療と、噛み合せを丁寧に調整してもらいました。
結果、治療後2週間で痛みが5分の1になり、今では多少の違和感が残るだけで冷たい物も、熱いものも噛めるようになりました。
残りの痛みと違和感は、X線画像から歯根膜が広がっているためと、金属なので熱の伝導率の問題でしようが無いと説明を受けました。
(歯チャンネルに登録しているネット相談の先生の回答や、登録している歯科の丁寧な対応で、歯チャンネルや先生方には大変感謝しております。)
歯根膜が広がっているのは自然治癒するのか、質問をすると、先生にも知識の限界があるのか、
「わからない。人による。」
と言われてしまい、またもや悩んでしまいました。
そこで、何件かの歯科に電話で聞いた所、
「歯周病の一種で治らない。
痛みを軽減する方法はある」
との説明でした。
そこで、何かの治療方法はないのかと考え、質問させていただきます。
1、歯根膜が広がっているのは自然治癒するのか?
治療するべきか?
その方法は?
2、又、歯髄炎は自覚症状が和らいだのは治癒している方向にいっているのか?
又、違う案件にはなりますが、虫歯治療をした歯科に不信感を持ったので回答をお願いいたします。
1、虫歯治療を受けた歯科医が「僕は他の医師とは違い光を当てただけで、虫歯の進行具合と位置が分かる。」は本当なのか?(X線を撮影したり、何種類かの診察で判断はしないのか?)
2、歯を削る前までは歯髄炎の症状がなかったが、なぜ削ってから(その日から)症状がでたのか?
以上です。
質問が多くなり申し訳ありませんが、3ヶ月間悩まされ、生活に支障が出ている状態なので、この現状を解決したい為、是非、ご回答をお願いいたします。
虫歯治療までの経緯
冷たい物が歯に沁みるので、知覚過敏か、虫歯かの口内検査をしたいと考え数箇所の歯科に行きましたが、何処の歯科も検査結果の説明をしないし、歯の磨き方の指導だけでした。
しかし、一箇所だけ
「今の時代は無闇に削ったり抜いたりしない。
CoとC1は予防で対処して、C2の虫歯を治療しましょう」
など具体的で丁寧な説明をしてもらい、治療計画書を作成するとの事で信用し、治療をする事にしました。
結果、歯髄炎の不具合が生じました。
又、治療計画書はその場では簡単に説明させられただけで、急かされるように治療台に行かされたため、治療計画書を家で確認しました。
(専門家なので間違いはないだろうと安易な気持ちを持たずに、一旦家に帰ってよく確認してから治療をしてもらうべきであったと思う。)
よく確認した結果、治療した事のない場所に「治療した形跡有り」みたいな事が記載されていたり、自覚症状の無いところに「C2治療する」など記載されていたり、これに疑問を持ったために、他の歯科で診察してもらいました。
結果、治療計画書の内容は矛盾だらけで、「治療するべき虫歯はない」といわれました。
(これらの事から考えた結果、削らなくてよかった歯を削られたのでは?と考えるようになりました。)
この疑問を治療してもらった歯科に行き質問をすると、専門用語ばかり言い出し、訳のわからない答えしか言わなくなったため悩んでおります。
[過去のご相談]
回答1
横浜相鉄ビル歯科医院(横浜市西区)の田中です。
回答日時:2009-02-11 03:11:35
こんばんわ。
ずいぶんあちらこちらで色々な意見が出て迷ってしまいますね。
歯科医師もそれぞれに専門や得意分野があったりして、先生によって意見が食い違うということはあります。
この事でドクター同士の激しい討論(ケンカじゃないですよ)があったりもします。
まず歯根膜の拡大ですが、現状維持しつつ治るかどうかはこの場では判断いたしかねますが、通常はその原因が取り除かれればある程度元に戻ると思っています。
ただし歯髄や歯周組織が感染してしまって、その歯根膜のある空隙が排膿路になってしまった場合は、歯根膜そのものが消失してしまうため元に戻すことは非常に難しい状況となります。
今の秋風さんの状態は痛みは収まっておられるようですが、歯髄が生きていて症状が無いのか、あるいはもうすでに失活してしまっていて感じなくなっているのかが判りません。
歯に光をあてただけでというのは、ちょっと私の理解の範疇を超えておりますのでお答え出来ません。
虫歯があったり又はその他の何らかの理由で歯を削った場合、特に歯髄(神経)近くまで削る必要があった時には、歯髄そのものを触らなくとも何らかのダメージがあることは避けられません。
高速回転した器具で削るわけですから摩擦熱が生じますので注水下で削るのですが、水の量が少なかったりあるいは削った場所の形のせいで水が削っている場所によく届かなくても起こりうると思われます。
しかしこういった点に注意しながら治療を進めているつもりであっても、治療後にお痛みが出現してしまうこともそう珍しくはありません。
なので私の場合は一応そういう事もあり得る、というご説明はさせていただいております。
したがって今まで症状の無かった歯に治療を施した後にお痛みが出ることは、ご不快ではありましょうが可能性としてはあることだと思います。
ずいぶんあちらこちらで色々な意見が出て迷ってしまいますね。
歯科医師もそれぞれに専門や得意分野があったりして、先生によって意見が食い違うということはあります。
この事でドクター同士の激しい討論(ケンカじゃないですよ)があったりもします。
まず歯根膜の拡大ですが、現状維持しつつ治るかどうかはこの場では判断いたしかねますが、通常はその原因が取り除かれればある程度元に戻ると思っています。
ただし歯髄や歯周組織が感染してしまって、その歯根膜のある空隙が排膿路になってしまった場合は、歯根膜そのものが消失してしまうため元に戻すことは非常に難しい状況となります。
今の秋風さんの状態は痛みは収まっておられるようですが、歯髄が生きていて症状が無いのか、あるいはもうすでに失活してしまっていて感じなくなっているのかが判りません。
歯に光をあてただけでというのは、ちょっと私の理解の範疇を超えておりますのでお答え出来ません。
虫歯があったり又はその他の何らかの理由で歯を削った場合、特に歯髄(神経)近くまで削る必要があった時には、歯髄そのものを触らなくとも何らかのダメージがあることは避けられません。
高速回転した器具で削るわけですから摩擦熱が生じますので注水下で削るのですが、水の量が少なかったりあるいは削った場所の形のせいで水が削っている場所によく届かなくても起こりうると思われます。
しかしこういった点に注意しながら治療を進めているつもりであっても、治療後にお痛みが出現してしまうこともそう珍しくはありません。
なので私の場合は一応そういう事もあり得る、というご説明はさせていただいております。
したがって今まで症状の無かった歯に治療を施した後にお痛みが出ることは、ご不快ではありましょうが可能性としてはあることだと思います。
回答2
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2009-02-11 03:14:42
秋風さん、こんにちは。
歯の治療に関して、色々とお考え・お悩みのことと思います。
歯根膜(腔)の拡大に関して、
>歯根膜が広がっているのは自然治癒するのか?
>治療するべきか?
>その方法は?
とありますが、「歯根膜腔の拡大」とは、本来それ自体が疾患なのではなく、疾患のサインに過ぎません。
ですから、患者さんから突然、
「歯根膜が広がっているのは自然治癒するのか?」
と診療の場や電話で質問されたら、私を含めて多くの歯科医師は返答に窮すると思います。
これは『知識の限界』ではなく、どのように説明したらよいか、どこから説明したらよいか分からないからです。
担当の先生が言われた、
>X線画像から歯根膜が広がっているため
というのは、おそらくは噛みあわせの問題で、慢性的に歯に過剰な力がかかっていた、ということを伝えたかったのかなとも思いますが、こちらでは実際に診察をしていない以上、正確なところは分かりません。
ですので、秋風さんのケースでは、
>歯根膜が広がっているのは自然治癒するのか?
>治療するべきか?
>その方法は?
という側面から治療法を模索されるのではなく、秋風さんの歯において、
「歯根膜腔が広がっているというのはどういう状態であるか?」
ということを、診察をされた(レントゲンを撮られた)先生にしっかりと確認され、その対処法について検討されることだと思います。
>この疑問を治療してもらった歯科に行き質問をすると、専門用語ばかり言い出し、訳のわからない答えしか言わなくなったため悩んでおります。
お気持ちは分かりますが、これは直接、秋風さんの口の中とレントゲン写真を見た歯科医師にしか説明できないことだと思います。
良い方向に状況が進むことを願っています。
お大事にどうぞ。
…と、こんな深夜に田中先生とかぶってしまいました^^;
歯の治療に関して、色々とお考え・お悩みのことと思います。
歯根膜(腔)の拡大に関して、
>歯根膜が広がっているのは自然治癒するのか?
>治療するべきか?
>その方法は?
とありますが、「歯根膜腔の拡大」とは、本来それ自体が疾患なのではなく、疾患のサインに過ぎません。
ですから、患者さんから突然、
「歯根膜が広がっているのは自然治癒するのか?」
と診療の場や電話で質問されたら、私を含めて多くの歯科医師は返答に窮すると思います。
これは『知識の限界』ではなく、どのように説明したらよいか、どこから説明したらよいか分からないからです。
担当の先生が言われた、
>X線画像から歯根膜が広がっているため
というのは、おそらくは噛みあわせの問題で、慢性的に歯に過剰な力がかかっていた、ということを伝えたかったのかなとも思いますが、こちらでは実際に診察をしていない以上、正確なところは分かりません。
ですので、秋風さんのケースでは、
>歯根膜が広がっているのは自然治癒するのか?
>治療するべきか?
>その方法は?
という側面から治療法を模索されるのではなく、秋風さんの歯において、
「歯根膜腔が広がっているというのはどういう状態であるか?」
ということを、診察をされた(レントゲンを撮られた)先生にしっかりと確認され、その対処法について検討されることだと思います。
>この疑問を治療してもらった歯科に行き質問をすると、専門用語ばかり言い出し、訳のわからない答えしか言わなくなったため悩んでおります。
お気持ちは分かりますが、これは直接、秋風さんの口の中とレントゲン写真を見た歯科医師にしか説明できないことだと思います。
良い方向に状況が進むことを願っています。
お大事にどうぞ。
…と、こんな深夜に田中先生とかぶってしまいました^^;
回答3
歯科医師の松山です。
回答日時:2009-02-11 11:47:47
歯根膜が広がっている・・・ のみについて
歯根膜が広がっていると言うのは、レ線上で歯の根のまわりと、骨との間のスペースの事だと思うのですが、この事でしたら歯科界では歯根膜腔の拡大と言います。
歯根膜が広がっているというのは間違った言い方です。
実際解剖学的にあるいは組織学的に、歯と骨との間を繋ぐシャーピー繊維と言われる繊維の集まりを言っているだけで、膜が存在する訳では有りません。
レ線上の歯根膜腔の拡大は、歯に対する過剰な力、根尖性歯周囲炎、辺縁性歯周囲炎、歯根破折などが原因の時に見られる現象です。
歯根膜腔の拡大そのものに対する治療概念は有りません。
上記の予想される原因の治療にあたり指標にするのが普通です。
歯根膜が広がっていると言うのは、レ線上で歯の根のまわりと、骨との間のスペースの事だと思うのですが、この事でしたら歯科界では歯根膜腔の拡大と言います。
歯根膜が広がっているというのは間違った言い方です。
実際解剖学的にあるいは組織学的に、歯と骨との間を繋ぐシャーピー繊維と言われる繊維の集まりを言っているだけで、膜が存在する訳では有りません。
レ線上の歯根膜腔の拡大は、歯に対する過剰な力、根尖性歯周囲炎、辺縁性歯周囲炎、歯根破折などが原因の時に見られる現象です。
歯根膜腔の拡大そのものに対する治療概念は有りません。
上記の予想される原因の治療にあたり指標にするのが普通です。
相談者からの返信
相談者:
秋風さん
返信日時:2009-02-11 13:59:14
田中先生、中本先生、松山先生早速のご回答ありがとうございます。
歯根膜の拡大についてですが、中本先生の仰るように歯髄炎治療をしてもらった医師の見解も「過剰な負荷」と言う説明でした。
その為、歯髄炎が悪化している可能性があり、歯根膜にも負荷がかかり、歯根膜が広がってしまい(例で説明されたのが殴られた場合なりやすいとの事。やはり過剰な負荷)双方の原因で噛むと痛みが出る。という説明でした。
もう少し細かく説明いたしますと。
1、下顎が出ているため前歯などが噛み会っておらずに左右上下の大臼歯、小臼歯でしか噛んでいない状態である。
2、噛んでいる時は負荷があまり掛からないが、誰でも夜15分位は歯を食いしばる。
この時が一番負荷が掛かる。
上記の説明で、普通の人より過剰に大臼歯と小臼歯に負荷が掛かっているために、夜はマウスピース?を装着して寝るようにと説明されました。
(そのため大臼歯と小臼歯の知覚過敏が、普通の人より進行しやすいらしいい。)
「歯根膜腔が広がっているというのはどういう状態であるか?」の質問方法を、説明を受けた時にした結果、上記の説明と、「わからない。人による。」の説明でした。
私も素人なので、「分からない」といわれれば、どうしても「歯根膜の治療方法」の質問しか出来ないわけです。
しかし、中本先生の見解と今治療してもらっている医師の見解に「過剰な負荷」という共通点の意見をいただけたので、当面、現状の治療方針で行ってもらおうと思います。
又、田中先生の「通常はその原因が取り除かれればある程度元に戻ると思っています。」も上記の原因の可能性であると考え当面、今の医師に治療を委ね、原因を一つ一つ解決していきたいと思います。
>「歯髄や歯周組織が感染してしまって、その歯根膜のある空隙が排膿路になってしまった場合は歯根膜そのものが消失してしまうため元に戻すことは非常に難しい状況となります」も参考に医師と相談をして最悪の状態だけは避けたいと考えております。
>歯髄が生きていて症状が無いのか、あるいはもうすでに失活してしまっていて感じなくなっているのかが判りません。
これについては、市立病院で、壊死の確認方法として、スプーンなどで患部を打診してみて痛みも感覚もなくなったら壊死した。
他の歯と感覚を照らし合わせて、同じ感覚で痛みがなくなったら治癒した。と説明され、打診で確認しております。
感覚は他の歯と同じで有り、熱いもの冷たいものが沁みるのは未だにあります。(ピーク時の5分の1ですが)
>虫歯があったり又はその他の何らかの理由で歯を削った場合、特に歯髄(神経)近くまで削る必要があった時には、歯髄そのものを触らなくとも何らかのダメージがあることは避けられません。
>高速回転した器具で削るわけですから摩擦熱が生じますので注水下で削るのですが、水の量が少なかったりあるいは削った場所の形のせいで水が削っている場所によく届かなくても起こりうると思われます。
この説明で歯を削った場合、今の症状が出る可能性がある事を学びました。
大変参考になりました。
歯根膜の拡大についてですが、中本先生の仰るように歯髄炎治療をしてもらった医師の見解も「過剰な負荷」と言う説明でした。
その為、歯髄炎が悪化している可能性があり、歯根膜にも負荷がかかり、歯根膜が広がってしまい(例で説明されたのが殴られた場合なりやすいとの事。やはり過剰な負荷)双方の原因で噛むと痛みが出る。という説明でした。
もう少し細かく説明いたしますと。
1、下顎が出ているため前歯などが噛み会っておらずに左右上下の大臼歯、小臼歯でしか噛んでいない状態である。
2、噛んでいる時は負荷があまり掛からないが、誰でも夜15分位は歯を食いしばる。
この時が一番負荷が掛かる。
上記の説明で、普通の人より過剰に大臼歯と小臼歯に負荷が掛かっているために、夜はマウスピース?を装着して寝るようにと説明されました。
(そのため大臼歯と小臼歯の知覚過敏が、普通の人より進行しやすいらしいい。)
「歯根膜腔が広がっているというのはどういう状態であるか?」の質問方法を、説明を受けた時にした結果、上記の説明と、「わからない。人による。」の説明でした。
私も素人なので、「分からない」といわれれば、どうしても「歯根膜の治療方法」の質問しか出来ないわけです。
しかし、中本先生の見解と今治療してもらっている医師の見解に「過剰な負荷」という共通点の意見をいただけたので、当面、現状の治療方針で行ってもらおうと思います。
又、田中先生の「通常はその原因が取り除かれればある程度元に戻ると思っています。」も上記の原因の可能性であると考え当面、今の医師に治療を委ね、原因を一つ一つ解決していきたいと思います。
>「歯髄や歯周組織が感染してしまって、その歯根膜のある空隙が排膿路になってしまった場合は歯根膜そのものが消失してしまうため元に戻すことは非常に難しい状況となります」も参考に医師と相談をして最悪の状態だけは避けたいと考えております。
>歯髄が生きていて症状が無いのか、あるいはもうすでに失活してしまっていて感じなくなっているのかが判りません。
これについては、市立病院で、壊死の確認方法として、スプーンなどで患部を打診してみて痛みも感覚もなくなったら壊死した。
他の歯と感覚を照らし合わせて、同じ感覚で痛みがなくなったら治癒した。と説明され、打診で確認しております。
感覚は他の歯と同じで有り、熱いもの冷たいものが沁みるのは未だにあります。(ピーク時の5分の1ですが)
>虫歯があったり又はその他の何らかの理由で歯を削った場合、特に歯髄(神経)近くまで削る必要があった時には、歯髄そのものを触らなくとも何らかのダメージがあることは避けられません。
>高速回転した器具で削るわけですから摩擦熱が生じますので注水下で削るのですが、水の量が少なかったりあるいは削った場所の形のせいで水が削っている場所によく届かなくても起こりうると思われます。
この説明で歯を削った場合、今の症状が出る可能性がある事を学びました。
大変参考になりました。
回答4
佐藤歯科医院(大阪市北区)の佐藤です。
回答日時:2009-02-12 09:32:21
『1、下顎が出ているため前歯などが噛み会っておらずに左右上下の大臼歯、小臼歯でしか噛んでいない状態である。
2、噛んでいる時は負荷があまり掛からないが、誰でも夜15分位は歯を食いしばる。
この時が一番負荷が掛かる。
上記の説明で、普通の人より過剰に大臼歯と小臼歯に負荷が掛かっているために、夜はマウスピース?を装着して寝るようにと説明されました。(そのため大臼歯と小臼歯の知覚過敏が普通の人より進行しやすいらしいい。)』
主治医のマウスピース使用の方針は正鵠を得ていると思います。
きちんと使用して過重負担を避けるよう精進して下さい。
御快癒を御祈念しております。
2、噛んでいる時は負荷があまり掛からないが、誰でも夜15分位は歯を食いしばる。
この時が一番負荷が掛かる。
上記の説明で、普通の人より過剰に大臼歯と小臼歯に負荷が掛かっているために、夜はマウスピース?を装着して寝るようにと説明されました。(そのため大臼歯と小臼歯の知覚過敏が普通の人より進行しやすいらしいい。)』
主治医のマウスピース使用の方針は正鵠を得ていると思います。
きちんと使用して過重負担を避けるよう精進して下さい。
御快癒を御祈念しております。
回答5
相談者からの返信
相談者:
秋風さん
返信日時:2009-02-12 23:59:39
先生方の見解で「過剰な負荷」という共通意見をいただけましたので、今緊急を要するほど酷いわけではないので、まずは寝る時にナイトガードをしたり、負荷を軽減する対策をしようと思います。
大変有難うございました。
大変有難うございました。
タイトル | 広がった歯根膜の治療方法 |
---|---|
質問者 | 秋風さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 33歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯治療 歯軋り(歯ぎしり) 歯医者への不満・グチ その他(その他) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。