右下6番抜歯。インプラントはどのように駄目になる?また、その後は??

相談者: めぐめぐ3302さん (55歳:女性)
投稿日時:2009-01-12 18:22:57
右下6番の入れ歯について教えてください。

2008年10月まで上下左右ともに6番までがありました。

2008年7月に下6番の歯根に影がみつかり歯茎から治療しましたが、経過が悪く10月に抜歯しました。

抜歯してからすでに3ヶ月が経過しているので、医師よりインプラントを薦められています。
(抜歯した手前の5番の歯はすでにかぶせてあります。)


インプラントはすばらしいと書いてありますが、手入れの仕方によっては、一生ものではないとも書かれています。

そこで教えていただきたいのですが、

1)どのようにしてインプラントがだめになるのでしょうか?

2)歯周病になるためでしょうか?

3)もし、10年後にインプラントがだめになった場合、その後の入れ歯はどのようのものになるのでしょうか?

4)インプラントにしなかった場合、ほかの仕方で最良の入れ歯は私の場合なにがあるでしょうか?
(プライベート保険可能です。方法、材料、だいたいの金額)

5)5番の歯に持たせたブリッジは可能でしょうか?

6)4,5番両方ともにもたせたブリッジではなくてはいけないでしょうか?


以上宜しくお教えください


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-01-13 10:35:33
まあ、インプラントに関しては賛否両論あるのすが、どちらかと言うと「否」の意見を多く聞かされているような気がします。

>1)どのようにしてインプラントがだめになるのでしょうか?
>2)歯周病になるためでしょうか?

基本的には同じ考えですね。
「インプラント周囲炎」と言う状態です。


>3)もし、10年後にインプラントがだめになった場合その後の入れ歯はどのようのものになるのでしょうか?

再インプラントが可能な場合もあります。


>5)5番のに持たせたブリッジは可能でしょうか?
>6)4,5番両方ともにもたせたブリッジではなくてはいけないでしょうか?

え?
5番だけを支えにすると言う事でしょうか?

それは無理ですよ。

最低でも??6の形にする必要があります(正直、お勧めはしませんが)。



えっと。
まずはインプラントに関してもう少し前向きに考えられても良いと思いますよ。

下顎6番部へのインプラントに関しては、10年以上経過している例が世界中の歯科医師からの統計データで95%以上と言われています。

つまり、めぐめぐ3302さんは、インプラント失敗の「5%」を危惧されているわけですよね。
もちろん、100%ではありませんから、心配なさるのは確かだとは思いますが、そこまで心配されなくても‥と言う感じです。


また、インプラント周囲炎に関しても適切なブラッシングと定期的なメインテナンスを継続する事で予防する事は可能です。
  (↑これが重要!!)

ただ、稀にチタンアレルギーであるとか、手術の不備などで失敗する可能性も無くは無いですが‥。
インプラント治療に実績のある先生に診てもらえれば、特に問題は無いように思いますよ。


タイムリーにもインプラントロジストの先生が回答して下さっているので、参考にしてください。

参考:インプラント治療後、不良になった場合の次の処置は?

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-01-14 12:26:03
以下のタイヨウ先生のコメントに同意します。

『まあ、インプラントに関しては賛否両論あるのすが、どちらかと言うと「否」の意見を多く聞かされているような気がします。

>1)どのようにしてインプラントがだめになるのでしょうか?
>2)歯周病になるためでしょうか?

基本的には同じ考えですね。
「インプラント周囲炎」と言う状態です。


>3)もし、10年後にインプラントがだめになった場合その後の入れ歯はどのようのものになるのでしょうか?

再インプラントが可能な場合もあります。』


5)5番のに持たせたブリッジは可能でしょうか?

6)4,5番両方ともにもたせたブリッジではなくてはいけないでしょうか?

に関しては、5番のみでは無理です。
また、??6のブリッジは長期安定が望めないので、行わないで下さい。

7番があり、6番のインプラントの単独植立であれば非常にイイ成績が期待できると私は思いますよ。

インプラント専門医や補綴専門医にご相談されることを私はお勧め致します。
主治医とゆっくりきちんと相談されることを、まずは行って頂きたいと思います。


御快癒を御祈念しております。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-01-14 12:38:54
めぐめぐ3302さまこんにちわ。

下顎の6番を抜歯なさって、そのあとの補綴についてインプラントがどの程度信頼性があるか心配なさているのですね。

下顎のインプラントは上顎に比べて信頼性は高いといわれています、審美部位ではないので、手術するのを受け入れることが可能なら、骨の状態を審査した上でインプラントになっさっていいと思います。

もし仮に7番も欠損しているなら、そこを含めてどのように補綴するかを考えることになります。

私なら2本欠損であったら、インプラントでも、義歯でもお好きなほうを選んでいただきます。

6番欠損だけなら支台として5・7を削ることにはなりますが、それらとブリッジが候補になるでしょう。



インプラントのロストの原因については、タイヨウ先生が仰っていることが原因になると考えています。



参考になさってください。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2009-01-14 12:39:36
歯周病のような状態になることもありますし、インプランとが折れることもありますし、イロイロあります。


で、ダメになったら再度インプラントを入れることになるでしょう。

もともと 一生もの なんて考えを捨てることが必要です。


膝や股関節に人工関節を入れて、それを一生ものと考える人もいれば、車椅子よりはマシと考える人もいます。
そういうのと同じで、入れ歯よりはマシ、でも所詮人工物なのでいつかはダメになる、、、位の気持ちでよいと思います。


治療方針に関しては、残っているの状態もわかりませんし、顎の骨の状態も分かりませんのでここで書くことはできません。
あしからず。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: めぐめぐ3302さん
返信日時:2009-01-15 04:16:19
いろいろ有難うございました。


ヨーロッパにきて20年、抜かなくても良いをだいぶ抜かれました。
言葉の不自由なためだったか?

歯をすべて再治療しなおしたのら17年前。
そのときすべての歯を6番までにされて?しまいました。


こんなこともあり治療にはとても心配でしたが、インプラントを考えることにしました。

遠い海外にいてアドバイスを受けることができた心強いです。



これからも皆さんのためにがんばってください。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2009-01-15 09:27:12
お役にたてて光栄に存じます。

海外では、本邦とは異なる診断基準で治療が行われることもあります。

それは制度上の問題や、民族的な考え方の違いからくるものです。
決して、診断能力や技術の差では無いとご理解た頂きたいです。
もちろん、一部の途上国ではこういったことも十分に考えられます。


多分『抜かなくてもよいを抜かれた』のは、日本でならばウジウジと『何とか残しましょう』で数年引っ張る歯を、すっぱりすっきり抜いてしまう傾向にあるせいではないか?と思います。

ヨーロッパの歯科医療のすべてがプアなのではないので、キチンとお話をして頂き、知ったかぶりで進まず、理解できない部分は日本語同士でも非常に困難ですので、メモ書きにして、頭の中を整理して診察に臨んで下さい。



御快癒を御祈念しております。




タイトル 右下6番抜歯。インプラントはどのように駄目になる?また、その後は??
質問者 めぐめぐ3302さん
地域 非公開
年齢 55歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯、根の病気で抜けた・抜く予定
抜歯:6番(第一大臼歯)
インプラント治療法
ブリッジ治療法
海外その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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