[写真あり] 大きな歯根嚢胞があり原因となる歯が不明で不安

相談者: tamuさん (28歳:女性)
投稿日時:2009-02-09 22:16:53
今日歯医者で、歯根嚢胞の可能性が高いと言われました。

左の上顎洞に膿が下から八割くらい埋まっていて、6番は神経の治療済みで7番は過去に治療したで、生きていたはずの神経が今日の検査で死んでいるのがわかりました。

そこで、先生いわく、

「6番の可能性も7番の可能性もある、もしかしたら、両方という可能性もある。」

との事でした。

抜歯しかないと言われましたが、どうしても歯を残したいと言ったら、保存の治療を専門でやっていて、なおかつインプラントや手術の出来る先生のいる病院を紹介します。との事でした。


先生いわく、

「もし保存の治療をしても、逆に悪化する可能性があるという事、根菅治療では膿は小さくなっても残る可能性はあるから、ずっと膿と共存になるけど、根菅治療ではそれがゴールとする場合もある。」

という事。

抜歯をするにしても、7番か6番か原因が分からないから、抜歯してみて、違ったり両方だったりした場合は両方の歯を抜歯になるかもしれないという事。

そして、抜歯したとしても治らなかったら、手術になるという事。
(私の歯は、上顎洞に繋がっているので根の先を切る治療は出来ないとの事)

という診断でした。


そこで、質問があるのですが、

?6番か7番か原因が分からないのに、とりあえずどっちか抜歯してみるというのはリスクが大きすぎると思うのですが、普通なのでしょうか?

?根菅治療をやったとして、成功して、小さくなっていっても消えることは、この大きさでは考えにくいと言われたのですが、そのまま小さくなった膿は上顎洞に残るそうなのですが、その膿が将来、になったりするんじゃないかとか、そういう心配はあまり必要ないのでしょうか?

?抜歯しても完治しないことがあると言われたのですが、抜歯しても膿を全部出したり、しないのでしょうか?

?抜歯での完治の確立はひくいのですか?


よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-02-10 00:04:25
>?6番か7番か原因が分からないのに、とりあえずどっちか抜歯してみるというのはリスクが大きすぎると思うのですが、普通なのでしょうか?

必要であれば2本抜く必要があるでしょうが、これはレントゲンなどがないと何とも言えませんね^^;


>?根菅治療をやったとして、成功して、小さくなっていっても消えることは、この大きさでは考えにくいと言われたのですが、そのまま小さくなった膿は上顎洞に残るそうなのですが、その膿が将来、になったりするんじゃないかとか、そういう心配はあまり必要ないのでしょうか?

癌化することは考えなくてもいいですよ。


>?抜歯しても完治しないことがあると言われたのですが、抜歯しても膿を全部出したり、しないのでしょうか?

原因を抜いてしっかり掻爬などを行えば問題ないと思います。


>?抜歯での完治の確立はひくいのですか?

完治とは何を意味するのでしょうか!?
嚢胞が無くなるということでしょうか!?
歯根嚢胞の原因歯をきっちり抜歯すれば大丈夫だと思いますが。



不安が先行していますね。
1〜2週間で病状は大きく変化しないと思いますから、担当の先生とよく話し合われてください。


お大事に。

 

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: tamuさん
返信日時:2009-02-10 00:51:58
井野泰伸先生へ

とても丁寧な回答ありがとうございます。


そこで分からなかった言葉などがあるので教えて下さい。

>?原因を抜いてしっかり掻爬などを行えば問題ないと思います。
 
↑の掻爬とはなんでしょうか?


>?必要であれば2本抜く必要があるでしょうが、これはレントゲンなどがないと何とも言えませんね^^;

 ↑これはレントゲン見た先生でも分からないって言ってたんですが、どうしてでしょうか?


?抜歯での完治の確立はひくいのですか?とは再発のリスクや、膿がなくならなくてもいいのかとかそういう事ですが、どうでしょうか?


?根菅治療での膿が残るっていうのは、残ってても問題ないのでしょうか?


?↑この場合何十年も膿と共存になると思うのですが、それでの化などは聞いた事はないですか?


いろいろ不安になってしまい、いっぱい聞いちゃってすみません・・・

どうかよろしくお願いします。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-02-10 05:31:23
tamuさまおはようございます。


上顎洞に膿が下から八割くらい埋まっていて、原因が不明のためもしかすると2本とも抜歯することになるかもしれないとの診断??だったのですね。

文面からは主治医の説明を正確に理解なさっていないのか、説明が不十分なのか判りかねますが、いきなり抜歯するようなことは無い様に思いますが・・・・。

少なくとも患者さんが病状を理解して受け入れていただいてから抜歯するのがいいと思うのですが、そこが不十分のように思います。


>?6番か7番か原因が分からないのに、とりあえずどっちか抜歯してみるというのはリスクが大きすぎると思うのですが、普通なのでしょうか?

普通かどうかは判りかねますが、とりあえず抜歯するのは避けたほうがいいでしょう、一旦抜歯してしまえば再び歯は生えてきません、慎重にことを進めるのがいいと思います、先ず正確な診断が必要でしょう。



>?根菅治療をやったとして、成功して、小さくなっていっても消えることは、この大きさでは考えにくい

私の経験では根管治療が成功すれば消えてしまいます、消えなければ摘出を考えるでしょう、にはならないと思います。



>?抜歯しても完治しないことがあると言われたのですが、

そのようなことは経験したことはありません、抜歯すれば治ります。

私なら転医をお勧めいたします、参考になさってください。



歯根嚢胞 
http://yamadashika.jp/infection.html#a00

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: tamuさん
返信日時:2009-02-10 08:26:51
山田 豊和先生へ

ブログの方拝見させていただきました。


抜歯の件ですが、上顎洞が8割ほど膿の袋で埋まっている状態なので、これは完全に抜歯適応だと言われてしまいました・・・

根っこの治療だと、余計、急性症状を起こし、痛みが出たり膿が大きくなる可能性が高いと言われました。

それでも、根っこの治療をと今お願いして、違う病院を紹介される所です・・・


7番か6番か分からないのは、6番は神経の治療済みで、7番は神経がいつの間にか死んでいて治療していないので、どちらにも可能性があるし、

どちらかが原因だったとしても、どちらも上顎洞に根っこの先が出ているので、悪くなかったにも膿で炎症がおきて悪くなっている可能性もあるし、

悪くなっていなかったとしても、どちらも上顎洞に繋がっているから、悪くない方の根っこの治療をしても排膿する可能性があるので、どちらが原因かを突き止める事は難しいから、一個ずつやってみるしかないとの事でした・・・


そこで質問なのですが・

?私の経験では根管治療が成功すれば消えてしまいます。との事でしたが、ここまで大きいと全部出きらないし、なくなる事はないと言われてしまったのですが・・・

先生のそれは上顎洞に8割もの大きさ(一番大きなところで3.5CMくらい)の場合もそうなのでしょうか?先生は診た事ありますか?



?にはならないと思います。との事でしたが、それは膿が小さくはなったけど残ってしまった場合、大きくはならなくてもこれからの長い人生、膿との共存になると思うのですが、それでも癌化とかそういう心配はいらないでしょうか?


?抜歯しても完治しないというのは、上顎洞の場合、抜歯しても、膿の袋ごと取るわけではないから、ここまで大きいと膿が取りきれなかったり、炎症が治らなかったりすると言われたのですが、どうなのでしょうか?


お返事おまちしております。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-02-10 09:38:35
tamuさん、こんにちは。


?のご質問についてのみお答えします。

化についてですが・・・

口の中の癌は約90%が病理組織学的に扁平上皮癌と言うものです。

元々、口の中の粘膜は重層扁平上皮というものからできておりこの上皮ががん化するものを、扁平上皮癌といいます。

すなわちこの上皮(重層扁平上皮)があるところは、すべて癌化の可能性があると言うことになります。

つまり、逆に言えばとりわけ歯根嚢胞ができたからそこからがん化するとか、がん化しやすいということはありません。

もちろん、可能性としてはゼロではありませんが、現時点でそこまで考えると言うのは取り越し苦労と言うものです。


私は比較的大きな病院の口腔外科を受診してご相談することをお勧めします。
残念ながらここではtamuさんが納得できるような結論は導き出せないと思います。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2009-02-10 10:03:19
根の治療をした場合、膿等は治療中に出るものもありますが残るものもあります。

しかし根の治療がうまくいっていれば、残ったものは自分の身体の能力によって吸収されてなくなります。
それは井野先生もおっしゃるように量は10%でも80%でも違いはあまりありません。
ただどっちみち時間がかかるということです。

半年あるいは何年単位での経過観察が必要であるということです。
これは個人医院でも大学病院でも耳鼻咽喉科でも同じでしょう。

いままでそこそこの年月を経て悪くなったと思われる部分を、一朝一夕に治したいというのは無理であると思いますよ。


なのでまずは根の治療にトライしてくれる医院を紹介されているようなので、そこでお話をもう一度聞いてみて、さらにご納得されないようであれば大きな大学病院の歯科口腔外科でのご相談をお勧めいたします。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2009-02-10 10:04:47
歯根嚢胞では無くて歯性上顎洞炎なのかもしれません、いずれにしろ感染源は根管の感染なので、そこの治療を考えてみるのがいいように思います。

資料が何もないので断定できないことは含みおきください。


>先生は診た事ありますか?

上顎洞炎は気づかなかったのかもしれませんがほとんど経験がありません、したがってわかりかねます。

歯根嚢胞のような根尖病変なら治療を試みると思います。


>それは膿が小さくはなったけど残ってしまった場合、大きくはならなくてもこれからの長い人生、膿との共存になると思うのですが、それでも化とかそういう心配はいらないでしょうか?

根尖病巣の場合は膿はおそらく吸収されてしまうのだと理解しています、決して残ることは無いでしょう。


抜歯しても完治しないというのは、・・・・

申し上げたように副鼻腔炎としたら手術の経験は無いのでわかりかねますが、感染源が無くなれば自然治癒力で治してしまうと思いますがどうなんでしょうか。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: tamuさん
返信日時:2009-02-11 03:09:06
お返事ありがとうございます。


いろんな歯根嚢胞の研究をやっている先生を調べて電話で聞いてみたのですが、上顎洞に出来る歯根嚢胞で八割くらいの大きさを診たことのある保存科の先生があまりいなくて、あんまり診た事ないけどって方が多いのですが、上顎洞に出来る歯根嚢胞で八割くらいの大きさを保存方法(根っこの治療)でやられた事のある先生はいらっしゃしますでしょうか?

上顎洞にそんなのが出来て保存治療というのはそれほどリスクが高いのでしょうか?

成功する確率はそんなに少ないのでしょうか?

上顎洞に出来る歯根嚢胞で、八割くらいの大きさの膿を根っこの治療で成功した先生はいらっしゃいませんか?



後、どんなリスクが考えられるんでしょうか?

教えて下さい。
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2009-02-11 03:20:35
私はそこまで大きなものには遭遇しておりませんが、抜歯が確定でないのであれば、保存というより根管治療に一度トライしてみてもよいのではないでしょうかと思っています。

少なくともまず一番リスクの少ない方法にトライできるのは、根管からのアプローチだと思いますよ。


まず根管から治療するというのは、根管からその膿が全部出てくれればそれはラッキーだと思いますが、私たちはそれを目指してはおりません。

tamuさんは膿を全部出さねば治らないと思っておられるようですが、それはちょっと違います。

根の治療をする=原因と思われる部分を改善する
これが好奏してくれたなら、自分の身体の働きでのう胞が治癒に向かってゆく


という事を目指しています。

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2009-02-11 05:17:59
上顎洞内に出来た歯根嚢胞は経験がありません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: tamuさん
返信日時:2009-02-11 06:03:07
田中 泰彦先生へ

やはりここまで大きいのは診た事ないですか・・・

?先生は上顎洞の今まで最大のでどの程度の大きさのでしょうか?

?上顎洞を八割も占めている歯根嚢胞根管治療にトライする上でのリスクは何かありますか?

?上顎洞を八割も占めている歯根嚢胞での根菅治療で成功する確率はそんなに少ないのでしょうか?


教えて下さい。

よろしくお願いします。
回答 回答8
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2009-02-11 12:06:51
上顎洞の中には歯根嚢胞は出来得ません。

ネット上のうわべだけの知識だけで延々と続けても、意味がないと思われます。

この辺で止めてしかるべところで、きちんと説明を受けられる環境を探してください。

回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2009-02-11 13:43:01
松山先生の書かれているように、上顎洞歯根嚢胞が8割占めるということはありません。
あくまで私も上顎洞の嚢胞であるという立場でお答えさせていただいておりました。

根本的にご自分の病態を間違って読み取られておられるようです。

この点がご理解いただけないようであれば、過去に何度も他の先生方も同じ事をお書きになられていますので、このまま回答を続行することは私だけではなく回答者サイドとして難しい状況にあります故、これ以上の回答はこの場では控えさせて頂きます。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: tamuさん
返信日時:2009-02-12 00:48:01
松山 哲朗先生へ

田中 泰彦先生へ


?私は都内の大きな病院で、耳鼻科と口腔外科で診断していただいた結果、6番か7番の根っこから出来た膿の嚢胞だと言われたんですが、それは歯根嚢胞の事ではないという事ですか?


?もし上顎洞に八割の歯根嚢胞がありえないのならば、先生達はこれはなんだと思いますか?

先ほどの回答で、凄く不安になってしまいました。


歯根嚢胞として病院探しをしている所なので、もしありえないと言われるのでしたら、主治医の先生はありえない事を診断で言ったという事なのでしょうか?

上顎洞の八割くらいの歯根嚢胞について書かれたサイト(ここの先生が書かれているようです・・・)があるようですが、いかがでしょうか?
http://dental-diamond.jp/2008/ddtest0805_2q.html


本当に上顎洞の8割くらいの歯根嚢胞というのは、ありえない事なのでしょうか?

根本的な部分で間違いがあるなら、病院探しにも関わってくることなので、お返事下さい。


画像1画像1
回答 回答10
  • 回答者
回答日時:2009-02-12 00:59:45
両先生のコメントはネットでの相談に関して、個別の症例の限界を超えており、あなたのことを決して見捨てておられるわけでは
ありませんよ。

下を向いたり振動で左奥歯が痛く、上顎洞に何か溜まっている

上顎洞内の嚢胞について(水様、粘液、膿)


でも十分以上に皆さん答えておられます。

これ以上は現実の主治医の診察を妨害するものになりかねません。

ネットの相談ではなく、現実の主治医と話をして、ご自身が信じる方法を取って下さい。
自分が信じられる方法が一番正しい治療方法であると、思われます。

必要以上の、基礎的知識と臨床経験に基づかない情報の蓄積は、高確率でネット発の不幸のもとです。
これにて終了としましょう。

ご快癒をご祈念しております、
これは関わったすべてのドクターの願いであると思います。
おやすみなさい。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: tamuさん
返信日時:2009-02-12 01:14:25
わかりました。

じゃあ、最後に上顎洞の8割くらいの歯根嚢胞というのはありえるかありえないかだけ答えて下さい。

私は、しかるべき病院にも通っていて、今は保存の専門の先生を探している段階です。


ありえないと言われてしまっては今までの病院自体にも疑問が出てきますし、このようなサイト
http://dental-diamond.jp/2008/ddtest0805_2q.html
も疑問に思ってしまいます。

というより、ありえない事を診断で言われたという事になりますと凄く不安になってしまうので、そのさっきの回答についてはちゃんと私の始めの文章をよく読んだ上で、責任を持ってお答え頂けませんか?

実際にありえる事なのかありえない事なのかは、私の診断をしてくれと言っているわけではないので、過去にあったかなどを辿ればお答えできる範囲だと思います。

凄く不安になり病院探しもどうしたらいいかわからなくなってしまいました。


なので、お答え下さい。
お願いします。
回答 回答11
  • 回答者
回答日時:2009-02-12 01:29:01
答えは非常にシンプルです。
この世に絶対が存在しないように、医学にも絶対は存在しません。

あるのか、無いのか。どちらもあり得ます。

大学でたての研修医でも正しい診断は下せます、超一流のベテランドクターでもミスはします。

それを受け入れて、それでも前に進める人しか十分な医療は受けられません。

あなたの判断が正しいのか?否か?
私の判断が正しいのか否か?誰も解りません。

あなたの信じる主治医の診断であれば、それは正しいし。
あなたの信じない医師の診断は間違いなのです。


あり得るのか、あり得ないのか?の議論は、すでに歯科の話では無く哲学か精神の話です。
医学的混乱というよりは短期的な心の持ちようの問題ではないかと心配しております。


以上です。

回答 回答12
  • 回答者
回答日時:2009-02-12 05:05:00
湯浅先生の記事「上顎洞に充満する不透過像」を拝見いたしました。

私は今までこのような症例に遭遇したことがありませんでした。

今後認識を改めたいと思います有難うございました、tamuさまの診断が確定するよう祈っております。




タイトル [写真あり] 大きな歯根嚢胞があり原因となる歯が不明で不安
質問者 tamuさん
地域 非公開
年齢 28歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
その他(写真あり)
根の病気(根尖病変・根尖病巣)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

歯磨きをしても虫歯になる原因 デンタルフロスは効果無し? 歯ブラシとデンタルフロスどっちが先? 歯科衛生士が就職前に絶対に知っておきたい