パーフォレーションリペア後の歯列矯正のリスク

相談者: ブルドッグさん (22歳:男性)
投稿日時:2009-01-28 22:54:12
こんばんは。

以前こちらでパーフォレーションについて相談させて頂きました。

参考:前回のご相談
パーフォレーションリペアは時間がかかる治療なのでしょうか


あれから歯根治療に力を入れている先生のところで、パーフォレーション(左下7番)の部分をマイクロスコープラバーダム使用して塞いで頂きました(MTAは使ってません)。
今のところ痛みもなく、レントゲンでも問題ないそうです。


そこで以下のことを相談させて下さい。

1.パーフォレーションリペア後、どれぐらいの期間様子を見れば今後も問題がないと判断できるのでしょうか。

2.パーフォレーションリペアをしたがある状態で矯正するのは、やはりリスク高いですか。
(先生方でそういった状態で矯正の治療をしたことがあれば教えて頂きたいです。)


ホントはパーフォレーションした歯は「抜歯インプラント」というのが一番安心できる方法だと思います。
しかし、まだ諦めたくはないんです…。

今後は矯正をしようと考えてます。
ただ、期間が長くなってしまうので、その間に何かトラブルが起こるのではないか…という心配で困ってます。

「どうなるかわからない!!」ということになってしまう気もするのですが、先生方ならどういう対応とるか教えて頂きたいです。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-01-28 23:22:58
?についてはなんとも言えないと思います。

1カ月でダメに事が判明する事もあるし、5年とか10年たってダメになる事もあるでしょう。
「今後」という事を「一生」という概念で考えるのであれば「今後も問題ない」という判断は出来ないと思います。



?については経験がないので判断いたしかねます。

健康なよりもリスクは高いという認識を持たれるのが正解にちかいご判断になると思われます。



最終的な判断はご自身と担当医の相談の上でになると思われますが、やるべき事をすべてやった上でダメになってしまったらあきらめるというのも一つの考え方ではないかと思います。



ご参考になさってください。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-01-29 02:14:51
こんばんは。

非常に判断の難しいところですね。

担当の先生はどう言われているのでしょうか?

たぶんそのご判断が一番の参考になるのではないかと思いますよ。



以下は、あくまでひとつの目安として、個人的な意見です。

>1.について

自分なら、半年経過後のレントゲン写真を見ておおよその判断をすると思います。(通常の根管治療と同じ)



>2.について

経験はないですが、楽観的に言えば普通のと同じ扱いで良いと思います。

ただパーフォレーションの位置や程度も重要ですし、それによっては矯正治療プラークコントロールが困難になると言うことが、予後の悪化の要因になる可能性もなきにしもあらずです。

担当医のご判断を伺ってみて下さい。



うまく問題が解決するといいですね。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-01-29 02:41:25
ブルドッグ さまこんばんわ。

パーホレーションを封鎖なさったのですね。

私の場合は、一般的には目先は1週間もすれば判断できると考えています。

要するに根管充填と同じです、患者さんも良くなったことがわかるようです、現在症状がないようなので成功したと考えていただいていいでしょう。

ただ私は長期的なフォローは出来ていないので長期的には不明です、しかし今まで悪くなっていらっしゃったことはないのでおそらく大丈夫だと考えています。



そのを含めて矯正治療をなさるとのことですが、私も経験はありません、したがってわからないと言うのが正直な所です。

MTAは使ったことがないので判りませんが、これならかなり固く硬化するようなので大丈夫のように思いますが・・・・。



参考になさってください。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2009-01-29 10:47:43
僕は基本的には荒木先生の意見に同意ですね。


まず、顕微鏡を使った歯科治療自体がここ10年で始まったと言う事。
そして2007年5月に「ProRoot MTA」が国内で販売が開始された事。

つまり、本格的に「パーフォレーションリペア」と言う治療法が広まってきたのはわずか数年である事。
(もちろん、肉眼で目視可能なものは以前からされていましたが)


僕もMTAが発売されて以降、パーフォレーションリペアを本格的に始めたので、最も長い経過でもまだ1年半しか経っていません(今の所、良好です)。


なので、荒木先生の書かれた

>「今後」という事を「一生」という概念で考えるのであれば「今後も問題ない」という判断は出来ないと思います。

なのです。
もっと言えば「一生」よりも「10年後」すら「大丈夫」と断言するにはデータが無さ過ぎる治療法です。

僕は2007年7月以降、パーフォレーションリペアを19ケース行ってきましたが、1ケースを除いて順調に経過しております。

良好に経過しているケースの多くは、山田先生がおっしゃられているように1週間後には不快症状が消えております。
また、渡辺先生もおっしゃられているように半年後のレントゲン(やCT像)においても「治癒傾向」が認められています。


上述したように「2」のご質問についても「(おそらく)誰も経験が無い」と思います。

もしかしたら「日本初」のケースかもしれません。

上手く行ったら、担当の先生に「パーフォレーションリぺア後の矯正治療について」と言う症例報告を学会で発表してもらいたいくらいです(笑)。


と、まあ、いろいろと書きましたが、渡辺先生の「通常の根管治療と同じ」「楽観的に言えば普通のと同じ扱いで良い」と言う意見が適切かと思います。(^−^)

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2009-01-29 10:49:33
パーフォレーションリペア後の矯正治療についてですが。
の移動は歯髄ではなくて歯根膜の反応が鍵ですので、パーフォレーション後しっかりとした処置をして頂き、保存可能な状態であれば歯は移動し、移動後も問題ないでしょう。


抜髄をした失活歯は正常な有髄歯よりも歯根吸収を起こしやすい傾向はありますが、乱暴な矯正力をかけなければ大丈夫です。

ただその歯の根尖部に慢性的な炎症が残っていた場合、歯を移動した時のリアクションとして、急性症状を誘発し疼痛などが出る恐れはあります。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2009-01-29 11:00:25
リペア部分は通常の歯根膜が再生しているのでしょうか?
それは病理的に正常な歯根膜があるのでしょうか?
ちょっと気になりました。

タカタ先生、タイヨウ先生、井野先生、宜しくお願い致します。




タイトル パーフォレーションリペア後の歯列矯正のリスク
質問者 ブルドッグさん
地域 非公開
年齢 22歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
根の穴・穿孔(パーフォレーション)
根の穴・穿孔(パーホレーション)
回答者




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