長引く歯性上顎洞炎、抜歯か歯根治療か?
相談者:
okamotoさん (38歳:男性)
投稿日時:2009-01-26 04:07:26
すみませんが、教えてください。
現在歯性上顎洞炎で抗生剤および、歯科治療中です。
参考:前回のご相談
〔歯性上顎洞炎を放置して上顎洞癌になることはありますか?〕
実は歯性上顎洞炎は20年以上の経過です。
今回初めて診断され治療しています。
毎日鼻づまりと鼻水それにそれまでは1から2ヶ月に1回は鼻かぜをひいていたのですが、その原因が歯からだったと診断されました。
現在歯根治療中ですが、まだ蓄膿症状はよくなりません。
いっそのこと抜歯してもらったほうが早いのではと悩んでいます。
というのは、もうすでに根っこの組織が腐っていて歯根治療しても完全に治らないのではと勝手に想像しています。
また、たとえよくなっても再発の可能性もあると聞かされています。
私のように長期間の経過で歯根がくさって(?)歯根治療がうまくいかなかったということは、ありえるのでしょうか。
現在歯性上顎洞炎で抗生剤および、歯科治療中です。
参考:前回のご相談
〔歯性上顎洞炎を放置して上顎洞癌になることはありますか?〕
実は歯性上顎洞炎は20年以上の経過です。
今回初めて診断され治療しています。
毎日鼻づまりと鼻水それにそれまでは1から2ヶ月に1回は鼻かぜをひいていたのですが、その原因が歯からだったと診断されました。
現在歯根治療中ですが、まだ蓄膿症状はよくなりません。
いっそのこと抜歯してもらったほうが早いのではと悩んでいます。
というのは、もうすでに根っこの組織が腐っていて歯根治療しても完全に治らないのではと勝手に想像しています。
また、たとえよくなっても再発の可能性もあると聞かされています。
私のように長期間の経過で歯根がくさって(?)歯根治療がうまくいかなかったということは、ありえるのでしょうか。
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2009-01-26 06:42:20
okamotoさまおはようございます。
20年以上副鼻腔炎で困っていらっしゃったのですね、拝見していないので根治可能かどうかの判断はいたしかねますが、歯根が腐ることはありません。
歯根の外部吸収があるならおそらく治癒することはないので抜歯となりますが、そうでないのなら先ず根管治療を試みてみたほうがいいと考えます。
うまく根管形成が出来れば治癒すると思います、もし治らないようならその時点で抜歯を考えることになるでしょう。
参考になさってください、お大事になさいませ。
歯根の外部吸収
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=146
20年以上副鼻腔炎で困っていらっしゃったのですね、拝見していないので根治可能かどうかの判断はいたしかねますが、歯根が腐ることはありません。
歯根の外部吸収があるならおそらく治癒することはないので抜歯となりますが、そうでないのなら先ず根管治療を試みてみたほうがいいと考えます。
うまく根管形成が出来れば治癒すると思います、もし治らないようならその時点で抜歯を考えることになるでしょう。
参考になさってください、お大事になさいませ。
歯根の外部吸収
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=146
回答2
佐藤歯科医院(大阪市北区)の佐藤です。
回答日時:2009-01-26 09:31:35
そこまで早く決断されなくてもよろしいかと存じます。
根っこの治療をキチンと頑張って受けて、それで経過を見られてから、主治医と口腔外科医のセカンドオピニオンをして頂いた方が良いのではないか?と思います。
御快癒を御祈念しております。
根っこの治療をキチンと頑張って受けて、それで経過を見られてから、主治医と口腔外科医のセカンドオピニオンをして頂いた方が良いのではないか?と思います。
御快癒を御祈念しております。
回答3
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2009-01-26 12:17:07
okamotoさん、こんにちは。
前回のご質問、
参考⇒歯性上顎洞炎を放置して上顎洞癌になることはありますか?
でもコメントしましたが、okamotoさんの鼻詰まりの症状が、20年前の時点から上顎洞炎であったかどうかは、今となっては分からないと思います。
以前から病院を受診されていたにも関わらず、今回はじめて上顎洞炎と診断されたのであれば、以前からの経緯は切り離して考えられた方が良いと思います。
ですので、「抜歯すれば長年悩んできた蓄膿症状がキレイさっぱりと消え去るのでは…」という可能性は、高いとは思えません。
特に、okamotoさんの症状に関しては、前回のご質問において、『慢性副鼻腔炎』『後鼻漏』『幼少時から耳鼻科を受診しても改善されない』といったことが書かれています。
これらのコメントをうかがう限り、幼少時からの「鼻詰まり」「慢性副鼻腔炎」と、今回の「右頬痛」は別物である可能性も充分考えられるように思えます。
したがって、現在の上顎洞炎の治療の成果が、「以前からの鼻詰まりがなくなった」という指標のみで図られるのは少々困難であると考えます。
担当の先生にも詳しいお話をお聞きになってください。
お大事にどうぞ。
前回のご質問、
参考⇒歯性上顎洞炎を放置して上顎洞癌になることはありますか?
でもコメントしましたが、okamotoさんの鼻詰まりの症状が、20年前の時点から上顎洞炎であったかどうかは、今となっては分からないと思います。
以前から病院を受診されていたにも関わらず、今回はじめて上顎洞炎と診断されたのであれば、以前からの経緯は切り離して考えられた方が良いと思います。
ですので、「抜歯すれば長年悩んできた蓄膿症状がキレイさっぱりと消え去るのでは…」という可能性は、高いとは思えません。
特に、okamotoさんの症状に関しては、前回のご質問において、『慢性副鼻腔炎』『後鼻漏』『幼少時から耳鼻科を受診しても改善されない』といったことが書かれています。
これらのコメントをうかがう限り、幼少時からの「鼻詰まり」「慢性副鼻腔炎」と、今回の「右頬痛」は別物である可能性も充分考えられるように思えます。
したがって、現在の上顎洞炎の治療の成果が、「以前からの鼻詰まりがなくなった」という指標のみで図られるのは少々困難であると考えます。
担当の先生にも詳しいお話をお聞きになってください。
お大事にどうぞ。
回答4
歯科医師の松山です。
回答日時:2009-01-28 16:06:26
20年以上前は18才ですが、そのときから上顎洞炎を誘発するような、難治性の根尖性歯周囲炎があったのでしょうか。
またそのような歯が20年間そうたいして大きな問題を起こさずに、ここまで経過してこれたでしょうか。
歯性ならば、なぜ歯の治療に専念しなかったのかと言う疑問がわいてきます。
20年前の歯性上顎洞炎という診断自体に疑問があるような気がします。
またそのような歯が20年間そうたいして大きな問題を起こさずに、ここまで経過してこれたでしょうか。
歯性ならば、なぜ歯の治療に専念しなかったのかと言う疑問がわいてきます。
20年前の歯性上顎洞炎という診断自体に疑問があるような気がします。
回答5
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2009-01-28 21:38:13
okamoto さん、こんにちは。
>私のように長期間の経過で歯根がくさって(?)歯根治療がうまくいかなかったということは、ありえるのでしょうか。
もし、20年間も歯性上顎洞炎だとすると根管治療のみで完治することは難しいかもしれません。
原因歯の抜歯を行うことで改善することもありますし、それでも改善が見られない場合には上顎洞炎根治手術を行います。
口腔外科で診察を受けることをお勧めいたします。
>私のように長期間の経過で歯根がくさって(?)歯根治療がうまくいかなかったということは、ありえるのでしょうか。
もし、20年間も歯性上顎洞炎だとすると根管治療のみで完治することは難しいかもしれません。
原因歯の抜歯を行うことで改善することもありますし、それでも改善が見られない場合には上顎洞炎根治手術を行います。
口腔外科で診察を受けることをお勧めいたします。
タイトル | 長引く歯性上顎洞炎、抜歯か歯根治療か? |
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質問者 | okamotoさん |
地域 | 愛知 |
年齢 | 38歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 会社員(技術系) |
カテゴリ |
歯が抜けた・抜く予定 その他 根管治療の治療法 上顎洞炎(蓄膿症) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。