授乳中、抜髄の可能性のある歯の治療を今するべきか?
相談者:
イッチさん (39歳:女性)
投稿日時:2009-02-28 23:21:32
昨年、質問にご回答いただきありがとうございました。
参考:前回のご相談
〔〔写真あり〕左下5番の高さが隣接歯より低く内側に傾き、根が歯茎を突き破りそうです〕
現在 矯正治療は終了し、1月より透明のマウスピース型リテーナーによる保定期間に入っております。
半月ほど前から約2年前に3Mix-MP法で治療した左上5番に、鈍痛を感じることあります。
左上の5番を治療する時は、矯正装置が付いたままで治療しづらい状態だった上に、歯を削り型どりをして1週間後に銀の詰め物をして終了。
(数ケ月後に詰め物を外して再度処置することはしていません)
このためもしかして、虫歯が残っているのではないかという不安がありました。
子育て中のため両親に子供を預け、両親のかかりつけの歯医者へ初診で受診しました。
パノラマレントゲン撮影と先生に目視で見ていただいたところ、虫歯はないとのことでした。
症状としては常に痛みがあるわけではなく、普通に生活している分には気にならない程度。
固いものを噛んだりしたときや、歯に神経が集中しているときに鈍痛を感じる。
熱いもの・冷たいものはしみない。
甘いものを食べるとたまにしみることがある状態です。
先生からは、矯正治療後にある痛みではないか?
軽度の歯周病もあるので、しばらく様子を見てみましょうと言われました。
1週間後の診察の際に状態が変わらないことを告げると、先生が歯を軽くたたいてみるので痛かったら手を上げてくださいと言われ、左上奥歯を順番にたたいていくと、5番に軽い痛みがありました。
先生が歯茎の状態を手で確認され歯根膜炎(だったと思います)と言われました。
このときに初めて以前左上の5番を3Mix-MP法で治療し、素人考えですが虫歯が残っているのではないか?と不安に思っていることを告げると、
「う〜ん・・・ 2年くらい経っているなら次回の受診時に一度外してみましょうか。
もしかすると神経を取ることになるかもしれません。」
と言われ、左上5番の局所レントゲンを撮影し帰宅しました。
過去に神経を抜いたことがなくあまり深く考えていなかったのですが、帰宅後調べると神経を抜くと歯の寿命が短くなったり、治療後の痛みが出たりいろいろと大変なことがあると知りました。
治療後に薬が必要な場合も、授乳中のため処方が限られてしまうと思いまし、本心あまり服用したくありません。
(先生には授乳中のことはお話してあります)
そこで質問なのですが、
1)抜髄後に炎症や痛みが発生する可能性を考えると、このまま断乳後まで治療をせずに様子を見た方がよいでしょうか?
2)詰め物の下に虫歯があったとし、このままの様子を見た場合に2ケ月後にかなり虫歯が進行してしまう可能性は高いでしょうか?
3)局所レントゲンでも抜髄が必要か否か判断が付かぬまま、銀の詰め物を外してみた後に抜髄が必要と判断された場合、銀の詰め物だけをして抜髄は2ケ月先まで待ってもらうことは出来るのでしょうか?
4)ゆくゆく抜髄となりクラウンを被せた場合、透明タイプのリテーナーは作り直しになるのでしょうか?
現在治療中の先生に相談するのが一番だということは承知しております。
想像と素人考えの質問ばかりで申し訳ありませんが、ご回答のほどよろしくお願いします。
参考:前回のご相談
〔〔写真あり〕左下5番の高さが隣接歯より低く内側に傾き、根が歯茎を突き破りそうです〕
現在 矯正治療は終了し、1月より透明のマウスピース型リテーナーによる保定期間に入っております。
半月ほど前から約2年前に3Mix-MP法で治療した左上5番に、鈍痛を感じることあります。
左上の5番を治療する時は、矯正装置が付いたままで治療しづらい状態だった上に、歯を削り型どりをして1週間後に銀の詰め物をして終了。
(数ケ月後に詰め物を外して再度処置することはしていません)
このためもしかして、虫歯が残っているのではないかという不安がありました。
子育て中のため両親に子供を預け、両親のかかりつけの歯医者へ初診で受診しました。
パノラマレントゲン撮影と先生に目視で見ていただいたところ、虫歯はないとのことでした。
症状としては常に痛みがあるわけではなく、普通に生活している分には気にならない程度。
固いものを噛んだりしたときや、歯に神経が集中しているときに鈍痛を感じる。
熱いもの・冷たいものはしみない。
甘いものを食べるとたまにしみることがある状態です。
先生からは、矯正治療後にある痛みではないか?
軽度の歯周病もあるので、しばらく様子を見てみましょうと言われました。
1週間後の診察の際に状態が変わらないことを告げると、先生が歯を軽くたたいてみるので痛かったら手を上げてくださいと言われ、左上奥歯を順番にたたいていくと、5番に軽い痛みがありました。
先生が歯茎の状態を手で確認され歯根膜炎(だったと思います)と言われました。
このときに初めて以前左上の5番を3Mix-MP法で治療し、素人考えですが虫歯が残っているのではないか?と不安に思っていることを告げると、
「う〜ん・・・ 2年くらい経っているなら次回の受診時に一度外してみましょうか。
もしかすると神経を取ることになるかもしれません。」
と言われ、左上5番の局所レントゲンを撮影し帰宅しました。
過去に神経を抜いたことがなくあまり深く考えていなかったのですが、帰宅後調べると神経を抜くと歯の寿命が短くなったり、治療後の痛みが出たりいろいろと大変なことがあると知りました。
治療後に薬が必要な場合も、授乳中のため処方が限られてしまうと思いまし、本心あまり服用したくありません。
(先生には授乳中のことはお話してあります)
そこで質問なのですが、
1)抜髄後に炎症や痛みが発生する可能性を考えると、このまま断乳後まで治療をせずに様子を見た方がよいでしょうか?
2)詰め物の下に虫歯があったとし、このままの様子を見た場合に2ケ月後にかなり虫歯が進行してしまう可能性は高いでしょうか?
3)局所レントゲンでも抜髄が必要か否か判断が付かぬまま、銀の詰め物を外してみた後に抜髄が必要と判断された場合、銀の詰め物だけをして抜髄は2ケ月先まで待ってもらうことは出来るのでしょうか?
4)ゆくゆく抜髄となりクラウンを被せた場合、透明タイプのリテーナーは作り直しになるのでしょうか?
現在治療中の先生に相談するのが一番だということは承知しております。
想像と素人考えの質問ばかりで申し訳ありませんが、ご回答のほどよろしくお願いします。
[過去のご相談]
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2009-03-01 06:33:55
イッチさまおはようございます。
約2年前に3Mix-MP法で治療した左上5番に鈍痛を感じ歯科を受診なさった所、抜髄の可能性を伝えられてどうしたものかと迷っておられるのですね。
授乳中薬の服用をためらっていらっしゃるので、我慢できるなら卒乳まで先送りになさってもいいと思います。
しかし服用したお薬が乳汁に移行する量は、それほど気になさらなくてもいいと考えています。
むし歯の進行については3Mixが有効に働いていたのなら無菌になっているので進行しないはずです、歯髄炎については別問題です。
詰め物をはずしたあと抜髄を先送りすることは歯髄炎の状態にはよりますが、感染がひどくなければ可能かもしれません、しかし私なら続けて抜髄してしまうと思います。
丁寧にすればほとんど痛むことはありません、先送りにして症状がひどくなってしまうよりいいように思います。
リテーナーはおそらく作り直しになると思います、作り直さなくて済めばラッキーだと考えてください。
参考になれば幸いです。
約2年前に3Mix-MP法で治療した左上5番に鈍痛を感じ歯科を受診なさった所、抜髄の可能性を伝えられてどうしたものかと迷っておられるのですね。
授乳中薬の服用をためらっていらっしゃるので、我慢できるなら卒乳まで先送りになさってもいいと思います。
しかし服用したお薬が乳汁に移行する量は、それほど気になさらなくてもいいと考えています。
むし歯の進行については3Mixが有効に働いていたのなら無菌になっているので進行しないはずです、歯髄炎については別問題です。
詰め物をはずしたあと抜髄を先送りすることは歯髄炎の状態にはよりますが、感染がひどくなければ可能かもしれません、しかし私なら続けて抜髄してしまうと思います。
丁寧にすればほとんど痛むことはありません、先送りにして症状がひどくなってしまうよりいいように思います。
リテーナーはおそらく作り直しになると思います、作り直さなくて済めばラッキーだと考えてください。
参考になれば幸いです。
回答2
佐藤歯科医院(大阪市北区)の佐藤です。
回答日時:2009-03-01 11:22:53
緊急性は高くないと思われますので、断乳まで待たれてもいいのではないか?と思います。
しかし、乳汁中への薬物の移行は本当に微量であり、大気中の汚染物質や、食品に残る残留農薬の方がよほど大きいと思いますので、完全母乳教の信者でなければ、明日から始めても宜しいかと存じますよ。
お大事なさって下さい。
しかし、乳汁中への薬物の移行は本当に微量であり、大気中の汚染物質や、食品に残る残留農薬の方がよほど大きいと思いますので、完全母乳教の信者でなければ、明日から始めても宜しいかと存じますよ。
お大事なさって下さい。
相談者からの返信
相談者:
イッチさん
返信日時:2009-03-01 23:12:06
山田先生 佐藤先生 お忙しい中ご回答いただきありがとうございました。
乳汁中への薬の移行が少ないと知り安心しました。
今のところは、生活に支障をきたすような痛みはないので、様子を見ながら考えてみたいと思います。
乳汁中への薬の移行が少ないと知り安心しました。
今のところは、生活に支障をきたすような痛みはないので、様子を見ながら考えてみたいと思います。
タイトル | 授乳中、抜髄の可能性のある歯の治療を今するべきか? |
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質問者 | イッチさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 39歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯、知覚過敏の痛み 根管治療の治療法 根管充填 授乳中の歯科治療 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。