[写真あり] 前歯の神経の横に膿があり、難しい治療になると言われた
相談者:
ジャグ兄さん (40歳:男性)
投稿日時:2009-02-26 00:17:55
はじめまして。
2〜3日前から前歯が浮くような感じで(これと言った「痛み」はないです)今日、行きつけの歯医者へ行きました。
レントゲンを撮ってみてみると、確かに前歯の1番と2番の「間に膿」ができてました。
この前歯は、10年以上前に差し歯の治療してから何の問題もなく過ごしてきましたが、ここにきてこのようになりました。
ここで厄介なのは、本来ならば根間治療した「先」によく膿ができるようですが、私の場合根っこの間に出来てしまい、先生に「難しい治療」になるといわれました。
その時に差し歯を一旦取ることになるが、その時に内圧の変化で痛みが伴うといわれました。
幼少期に強引な治療(痛い、削る音、抜歯)で、未だに「歯医者恐怖症」で行くのをためらっている反面、このままでは何も解決できないと悩んでいます。
このような症状は、通常どのような方法で治療を行い、どのくらいの通院回数で解消できるのでしょうか?
よろしくお願い致します。
2〜3日前から前歯が浮くような感じで(これと言った「痛み」はないです)今日、行きつけの歯医者へ行きました。
レントゲンを撮ってみてみると、確かに前歯の1番と2番の「間に膿」ができてました。
この前歯は、10年以上前に差し歯の治療してから何の問題もなく過ごしてきましたが、ここにきてこのようになりました。
ここで厄介なのは、本来ならば根間治療した「先」によく膿ができるようですが、私の場合根っこの間に出来てしまい、先生に「難しい治療」になるといわれました。
その時に差し歯を一旦取ることになるが、その時に内圧の変化で痛みが伴うといわれました。
幼少期に強引な治療(痛い、削る音、抜歯)で、未だに「歯医者恐怖症」で行くのをためらっている反面、このままでは何も解決できないと悩んでいます。
このような症状は、通常どのような方法で治療を行い、どのくらいの通院回数で解消できるのでしょうか?
よろしくお願い致します。
回答1
回答日時:2009-02-26 02:00:57
はじめまして。
困ったことになりましたね。
話すべきか・・・たぶん、確率として一番高いのは「歯根破折」かと。
もちろん違う可能性も十分ありますが、歯を抜かずに済めばそれだけでも幸運!ぐらいに思われた方がいい様な気がします。
確かに先生のおっしゃる通り、「難しい治療」だと思いますよ。
ただ処置期間中(根管治療を想定)の痛みは、必ず出ると言うものではありません。
ある報告では、約6割の方に「なんらかの症状」と言われていますが、そのほとんどは、大した事のない症状と考えて良いと思います。
まず心配には及ばないと思いますが。。
でも仮に確実にひどい痛みを伴う様な処置が必要だったとしても、放置するメリットは何もないですよね。
早急な処置が望ましいと思います。
>このような症状は、通常どのような方法で治療を行いどのくらいの通院回数で解消できるのでしょうか?
担当の先生のお見立て通り、感染根管であれば
・差し歯の除去
・古い根管充填材の除去
・根管内の消毒(※長引くことがあります)
・根管充填
・土台の型採り
・土台のセット、形成(削ること)
・クラウンの型採り
・クラウンのセット
の工程が必要でしょうね。
とっても順調に進んで最短でも5回ぐらい?長いと半年とかかかることもあると思います。
根管治療について少し予習してから、ぜひ頑張って下さいね。
お大事にどうぞ。
困ったことになりましたね。
話すべきか・・・たぶん、確率として一番高いのは「歯根破折」かと。
もちろん違う可能性も十分ありますが、歯を抜かずに済めばそれだけでも幸運!ぐらいに思われた方がいい様な気がします。
確かに先生のおっしゃる通り、「難しい治療」だと思いますよ。
ただ処置期間中(根管治療を想定)の痛みは、必ず出ると言うものではありません。
ある報告では、約6割の方に「なんらかの症状」と言われていますが、そのほとんどは、大した事のない症状と考えて良いと思います。
まず心配には及ばないと思いますが。。
でも仮に確実にひどい痛みを伴う様な処置が必要だったとしても、放置するメリットは何もないですよね。
早急な処置が望ましいと思います。
>このような症状は、通常どのような方法で治療を行いどのくらいの通院回数で解消できるのでしょうか?
担当の先生のお見立て通り、感染根管であれば
・差し歯の除去
・古い根管充填材の除去
・根管内の消毒(※長引くことがあります)
・根管充填
・土台の型採り
・土台のセット、形成(削ること)
・クラウンの型採り
・クラウンのセット
の工程が必要でしょうね。
とっても順調に進んで最短でも5回ぐらい?長いと半年とかかかることもあると思います。
根管治療について少し予習してから、ぜひ頑張って下さいね。
お大事にどうぞ。
回答2
佐藤歯科医院(大阪市北区)の佐藤です。
回答日時:2009-02-26 07:19:57
いつでも最悪の状態を想定しておくことは大事ですので、渡辺先生のご意見に私も同意です。
通常のケースであれば根っこの先端に膿は発生します。
それが横であるというのは、その部分に細菌が集まる訳があるはず。
よほど大きな側枝か異常な吸収の類、破折。
どれにしても非常に困難なのでは?という印象です。
主治医の現状の見解と、今後の見通しについてディスカッションを受けて下さいね。
お大事に。
通常のケースであれば根っこの先端に膿は発生します。
それが横であるというのは、その部分に細菌が集まる訳があるはず。
よほど大きな側枝か異常な吸収の類、破折。
どれにしても非常に困難なのでは?という印象です。
主治医の現状の見解と、今後の見通しについてディスカッションを受けて下さいね。
お大事に。
回答3
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2009-02-26 10:35:15
僕も渡辺先生、佐藤先生に同意です。
おそらく、歯根破折か大きな側枝なのではないかと思います。
まずは、担当の先生のおっしゃられているように「難しい治療」になるとは思いますが、頑張って治療に臨まれてください。
ただし、写真のように抜歯となってしまう可能性もあると言う最悪の事態も想定しておいてください。
お大事にどうぞ。
画像1 画像2
おそらく、歯根破折か大きな側枝なのではないかと思います。
まずは、担当の先生のおっしゃられているように「難しい治療」になるとは思いますが、頑張って治療に臨まれてください。
ただし、写真のように抜歯となってしまう可能性もあると言う最悪の事態も想定しておいてください。
お大事にどうぞ。
画像1 画像2
回答4
佐藤歯科医院(大阪市北区)の佐藤です。
回答日時:2009-02-26 10:59:44
側枝(そくし)の説明が用語解説にありませんので、念のために私の言葉で説明させて頂きます。
根っこの中には神経の管があり、歯の頭の方から根っこの先に延びています。
その途中に枝分かれしたり、ちょうど植物の根っこのように、ひげ根の状態になっていることがあります。
それらの枝分かれした根っこの管のことを言うものと、イメージして頂ければ結構です。
枝分かれした場所が特定できればいいのですが、不規則で見えない部分なので、その部分の治療は非常に困難で現実的にはもしも、治療出来れば、ものすごいラッキーだと思っていただけれましたら、幸いです。
無事治療が終わりますようご祈念致しております。
根っこの中には神経の管があり、歯の頭の方から根っこの先に延びています。
その途中に枝分かれしたり、ちょうど植物の根っこのように、ひげ根の状態になっていることがあります。
それらの枝分かれした根っこの管のことを言うものと、イメージして頂ければ結構です。
枝分かれした場所が特定できればいいのですが、不規則で見えない部分なので、その部分の治療は非常に困難で現実的にはもしも、治療出来れば、ものすごいラッキーだと思っていただけれましたら、幸いです。
無事治療が終わりますようご祈念致しております。
相談者からの返信
相談者:
ジャグ兄さん
返信日時:2009-02-28 00:38:30
渡辺先生、佐藤先生、タイヨウ先生
非常に丁寧かつ解りやすい説明ありがとうございます。
いよいよ明日(土曜日)再度、かかりつけ医で治療をしてきます。
ある程度の予備知識と心の準備は出来ましたので、あとは運を天に任せてみます。
いずれにせよ、一度失った歯は元に戻らないことと最悪の事を想定して、思っていたより状況が悪くなければラッキーと思うようにします。
また、佐藤先生については側枝の説明まで補足いただきありがとうございます。
各先生方の意見がほぼ一致したことで、安堵感を持ってかかりつけ医にて治療してきます。
非常に丁寧かつ解りやすい説明ありがとうございます。
いよいよ明日(土曜日)再度、かかりつけ医で治療をしてきます。
ある程度の予備知識と心の準備は出来ましたので、あとは運を天に任せてみます。
いずれにせよ、一度失った歯は元に戻らないことと最悪の事を想定して、思っていたより状況が悪くなければラッキーと思うようにします。
また、佐藤先生については側枝の説明まで補足いただきありがとうございます。
各先生方の意見がほぼ一致したことで、安堵感を持ってかかりつけ医にて治療してきます。
タイトル | [写真あり] 前歯の神経の横に膿があり、難しい治療になると言われた |
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質問者 | ジャグ兄さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 40歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の治療法 根管治療の失敗・再治療 その他(写真あり) 根の病気(根尖病変・根尖病巣) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。