歯周病を他人に感染させない為にはどうしたらいいか

相談者: レイナさん (28歳:女性)
投稿日時:2009-02-27 16:35:03
歯周病と診断されたのですが、歯周病は他人に感染するのでしょうか?

感染するとすればどのような事で感染しますか?

唾液を介して感染すると思うのですが、家族と同じコップを洗わないで使用したり、キス等で感染しますか?


色々調べましたが、どこを探しても同じ質問が見当たりませんでした。

よろしくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-02-27 16:52:56
歯周病菌は、垂直感染(親子間)、水平感染(家族間)ともに起きる可能性があるとされています。

食器などを介して感染する可能性はあります。
ただし個人の抵抗力、感受性も関係してくることです。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-02-27 17:53:30
レイナさまこんにちわ。

歯周病と診断されて、人に感染させてはいけないとお考えなのですね。

これはほとんどの場合全員親からすでに感染させられているので、新たに人に感染させることはありません。

したがって心配はありません、今までどおり普通に生活なさって結構です。


それよりご自分の歯周病を治すための歯磨きを、練習なさったらいいと思います。

お大事になさいませ。



歯周病 
http://www.yamadashika.jp/perio.html

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-02-27 22:25:30
宿主に常在している微生物によって症状を起こす場合を内因感染(内因性感染)、生体外から進入した微生物によって感染が起こるものを外因感染(外因性感染)と言います。
歯周病は基本的に前者です。

ですので、山田先生もお書きのように、人から人への感染予防を考えても意味がありません。


重度の歯周病の人でのみ検出されることが多い歯周病の原因菌も存在しますが、感染経路については不明なため、現在のところ(人から人への感染の)対策は取りようがないと思われます。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2009-02-28 10:00:39
お三人の先生方と同意です。

あまり気にしすぎるのは徒労に終わると思います。

山田先生もお書きのように、歯周病菌は「場合全員親からすでに感染させられている」のですから、他人への感染は考える意味がりません。

>それよりご自分の歯周病を治すための歯磨きを練習なさったらいいと思います。

です。


お大事にされてください。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2009-02-28 18:05:58
お母さんの産道を通過する際に、非常に多くの細菌に感染します。
それのおかげで人間の体の表面には多数の細菌が住んでいます。

彼らのおかげで、我々は毒性の高い細菌を遠ざけることが出来ているのです。
ちなみに口の中も体の表面と同じ扱いです。


乳酸菌は彼らの作る乳酸のおかげで、大腸菌の繁殖を防ぎます。
それがなければ、人類はここまで繁栄出来ていないのです。

歯周病菌も何千年も人間と共生している関係にあります。
彼らの異常繁殖さえ防ぐことができれば、何も怖いことはありませんよ。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2009-02-28 22:31:46
歯周病の原因菌のひとつにP.g菌というのがあるのですが、そのDNAを調べると配偶者間で30%〜70%の一致がみられるとのデーターもあります。

ムシ歯の原因菌であるミュータンス菌が母子感染が主体なのとは、異なっています。


疫学的な裏付けはないと思われるのですが、歯周病はパートナーからうつる性感染症の1つと考える説もあります。

人に感染させないようにするには、接触をしないのが一番かもしれないですけども、これは非現実的です。



あくまでも私見ですが、やはり正しいブラッシング定期検診、メンテナンスなどの基本的な事で、口腔内の衛生状態を良好に保って、歯周病の治療もキチンと行うのが良いと思われます。

歯周病菌がお口の中に存在したとしても、必ずしも発症するものではなく感受性や全身状態、口腔清掃状態、ストレスなどの2次的な要因とからみあって症状が現れるのがわかっています。


あまり、人に感染してしまうのではと考えすぎると日常生活にも支障をきたしてしまいます。

佐藤先生のおっしゃる様に、菌を異常繁殖させないのが肝要と考えられます。

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2009-03-01 17:24:07
周内科学会というものがありまして、賛否あるのですが、そこでは歯周病細菌感染は性感染症の一つに近いような扱いのお話もあります。

人に感染させない、人から貰わないことが出来ればいいのですが現実的には非常に難しいお話です。

また、保菌者が必ず発症するわけでもないので、そこまで掘り下げて考えなくてもイイと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: レイナさん
返信日時:2009-03-02 14:34:40
解答ありがとうごさいます。


歯周病菌は親からすでに感染させられている」、また、そうでない場合も「菌を異常繁殖させないのが肝要」と言うことですので、日頃のメンテナンスをしっかりすることが重要ということがよく分かりました。

あまり神経質になりすぎず、普通に生活しても大丈夫そうなので安心しました。


歯周病は現在歯科医院で治療中で、大分よくなってきているとの事です。

また、今回病気が発覚した事で今までの生活習慣やブラッシング方法を見直すいい機会になり、このサイトで頑張って勉強しています。

大分正しいブラッシング方を習得できてきたので、歯垢染色液を購入しようと思い、薬局に買いに行ったのですが、どこも置いていませんでした(T T)


松山哲朗先生、山田豊和先生、森川先生、タイヨウ先生、佐藤修一郎先生、吉田松平先生

どうもありがとうございました!
回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2009-03-03 15:14:05
歯周病はちゃんと結果を持続させようと思うのでしたら、ご夫婦とかのカップル単位で治療する事をお勧めします。

互いに菌が行き来している可能性がありますので。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: レイナさん
返信日時:2009-03-03 15:22:09
松元先生

そうなんですか?!夫が42歳なのですが、多分歯周病(私よりは軽度)だと思うのですが、その菌をもらって私の方だけが悪化してしていくと言うこともあるのでしょうか?!
回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2009-03-03 15:23:30
松元先生に賛成!

奥さんだけが悪くなるとは思いませんが、二人で菌を交換し合って、二人で悪くなって行くとすると二人ともきっちり管理しないとダメなんです。

回答 回答10
  • 回答者
回答日時:2009-03-03 16:26:26
遺伝等の体質で差が出る事がありますが、ご夫婦で治療した方が良いと思います。

お子様にも感染する可能性がありますから、早い内に治される事をお勧めします。


他人から温泉とかプールとかで感染する可能性は極めて低いと思いますので、ご家族内でのスキンシップで広がる可能性がある事を用心されて下さい。

汚い例えで御免なさい、水虫とかに比べて感染力はそこまで強くないのが普通ですから、余り恐がらないでいただきたいと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: レイナさん
返信日時:2009-03-03 17:04:23
菌を交換し合うって怖いですね(> <)

きちんとしたブラッシングと、歯科医院で定期的にメンテナンスを受けても配偶者が歯周病だと歯周病にかかるリスクが高まるってことですよね?


私は今歯周病の治療中なのですが、夫が歯周病なので治療しても治りにくいと言うことなのでしょうか?

子供はいませんが、今後の事を考えて夫にも歯周病に対する意識を高めてもらうようにします!
回答 回答11
  • 回答者
回答日時:2009-03-03 17:32:36
>夫が歯周病なので治療しても治りにくいと言うことなのでしょうか?

遺伝とかの体質問題もありますので、一概には言い切れないと思います。

治り難いとしたら、そのDRの実力の問題も関わって来てしまいます。


コルチコトミーの方でもご質問されてますか?
私は歯周病とか矯正絡んでいるのでしたら、腕の良いDRに掛かれば矯正の掛かる力を小さく出来て、歯周病治療矯正治療両方で骨を再生させる治療も可能であると考えていますし、そう言うDRも存じ上げています。

非常に高度で、矯正用インプラントとかコルチコトミーとか使いこなし、歯科用CT等で診断、治療計画を立てられる方をお勧めします。

頑張って探してみては如何でしょうか。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: レイナさん
返信日時:2009-03-04 16:44:40
コルチコトミーでも質問させて頂いています。

歯周病に力を入れている矯正の先生がおられる医院を探して、数軒見つけてはいるのですが、東京など(私は京都の北の方在住です)かなり遠方で毎月かかるのはちょっと難しい状況です。

しかし、日本歯周病学会が公開している認定医の名簿で探しましたが、やはり最低でも京都市内や大阪まで行かないと腕の良い先生はおられないようですね・・・。


私が今歯周病治療(明日で3回目)をしている医院は、雑誌にも載っていて一応有名な感じだったので受診しましたが、初診の診断で

「歯周病ですので治療していきます」

と先生(矯正の先生は別におられます)に言われただけで、程度やポケットの深さ、今後の治療方針などの説明は全くありませんでした。

明日、治療予定なので詳しく訊いてみます。


このサイトで勉強していて自分の症状が侵襲性歯周炎ではないかと思い、もしそうならきちんとした病院にかからないとなかなか治らないようなので、矯正も含めて松元先生がおっしゃるように腕の良い先生を頑張って探してみます。



どうもありがとうございました!!
回答 回答12
  • 回答者
回答日時:2009-03-04 18:55:43
松元先生>

>遺伝等の体質で差が出る事がありますが、ご夫婦で治療した方が良いと思います。

>お子様にも感染する可能性がありますから、早い内に治される事をお勧めします。

松元先生は、歯周病を内因性感染としてではなくて、外因性感染として捉えておられるようですね。

むし歯の母子感染もそうなんですが、仮説としては有り得なくもないとは思いますが、いまのところ疫学的なデータはなかったと思いますが、ありますでしょうか?

回答 回答13
  • 回答者
回答日時:2009-03-05 21:56:36
大きな原因として菌を除去する事は大事であろう、と思っています。
なので、プラークの徹底した除去や歯石の除去、根面の研磨、補綴物の設計、更には力の介在状況のコントロール、非常に難しい場合もありますが、これでかなりの患者さんを何とか治せると信じて頑張っています。

それで力が及ばない方で、他の要因を探したいと思っています。

医療人として、出来るだけの事を全て手を打って、それでも駄目な方は事実としています。


まだまだ分からない事、知らない事、出来ない事がありますし、又一生賭けてもなくならないだろうと思って、勉強するしかない日々を過ごしております。

このご相談内容では、私自身疑問と感じる点を書かせていただきました。



田尾先生始め皆さんにご質問したいのですが、ご質問に関係の薄い、アドバイスの内容が乏しい書き込みもOKなのでしょうか?

書かれるのでしたら、患者さんに有益なものを、と信じるものを書かれるのがルールと信じておりますが・・・

ご自身が疑問を投げ掛けるのでしたら、まずご自身からその根拠をお示しいただければと存じます。

私は率直な性格ですので、遠慮は無用です。

患者さんの為でしたら、議論も大切と信じていますので。

回答 回答14
  • 回答者
回答日時:2009-03-05 22:40:17
>田尾先生始め皆さんにご質問したいのですが、ご質問に関係の薄い、アドバイスの内容が乏しい書き込みもOKなのでしょうか?

相談者さんの疑問にご自分なりの意見・回答を出して頂いた上で、回答者同士で議論をすることは一応OKというスタンスでこれまでやってきています。

ただ、回答者同士で意見交換を行う場合はある程度のバックグラウンドを知った上でないと、議論が平行線のままになってしまう可能性が非常に高いと思いますので、



>ご自身が疑問を投げ掛けるのでしたら、まずご自身からその根拠をお示しいただければと存じます。

ということだけは、気をつけて頂いたほうが良いのではないかと思います。


もしくは個別の先生への質問では無いのであれば、相談者として新規投稿されたほうがいろんな意見が得られると思いますので、そのようにして頂けますと幸いです。

(回答者でも一般の投稿者と同様に相談を投稿することは可能です)

回答 回答15
  • 回答者
回答日時:2009-03-05 23:55:30
>>ご自身が疑問を投げ掛けるのでしたら、まずご自身からその根拠をお示しいただければと存じます。

>ということだけは気をつけて頂いたほうが良いのではないかと思います。

回答3で書いてますが、もうちょっと詳しく書きます。


>ご家族内でのスキンシップで広がる可能性がある事を用心されて下さい。

松元先生は、上記のように、家族の生活に明らかにマイナスの影響がでることにまで言及されてますよね。

私は(山田先生やタイヨウ先生もおそらく同じだと思いますが、)歯周病菌感染予防はできないという立場をとってます。

それに対して、松元先生は(ある程度は)できるという立場ですよね?
だとすれば、できるという考えの先生に説明責任があるんじゃないでしょうか?

だって、患者さんに聞かれてなんて答えるんですか?
まさか、「有効ではないと言う論文はない」なんて答えないですよね。


もし私が、患者さんに感染予防できないんですか?と聞かれたら、

感染経路も特定できていない。
感染力もわかっていない。
当然、感染予防法も確立していない。
感染予防できたという疫学的なデータもない。

以上より、予防できるのかもしれないが(=そういった仮説もあるが)予防できるとまでは言えない。不明である。

と答えます。

回答 回答16
  • 回答者
回答日時:2009-03-06 07:19:38
見解の相違としか申し上げられないですね。

私自身何処にもない、論文もない根拠もない治療をかなり前よりしてきて、今ではそれが国内のみならず世界的にもかなり出始めて今エビデンスが積み重なりつつある現状と理解しておりますので、その時点のみでのDR間の腕の差、エビデンスの根拠の曖昧さに懐疑的立場を取っております。

私に出来る事は、出来ますよ、としか申し上げられない。
但し、それが全ての方で出来るのかどうかは、私自身に患者さんが全て着いて来る、と言う事がなければ証明出来ませんので、現実的に不可能だと思います。


私自身にしか出来ない事は、私自身にしか出来ない、だから色々な場所とかを借りて賛同いただき、学んで下さる仲間を少しずつ増やしていて、それなりに成果を上げて来ている、としか申し上げられません。


エビデンス、学術的証明は常に後付けである、と私は世界の学会に長年直接出て来て、確信しております。

新たな地平線には根拠、エビデンスは存在せず、そこにあるのはパイオニアのDRの直観、確信だけと信じています。


40年も以上も前にインプラントブローネマルクが始めた時、20年以上前にGTRはリンデ達が始めた時、そのすぐ後にGBRがブーザー達が始めた時、全て完璧な論文、根拠、エビデンスが存在した訳ではなく、その当時はパイオニア達の今までの経験からの直観、確信、私は閃きと呼んでいますが、そこから始まったいるのでは、と申し上げます。

ないから出来ない、有り得ないなら、先生方には”空気""酸素”が見えるのでしょうか?
見えなくても存在しているものが存在している、と私は信じております。


言い過ぎていましたら、御免なさい。

全く悪意はありません。
議論は患者さんの為に大いに結構と存じます。

失礼致しました。

回答 回答17
  • 回答者
回答日時:2009-03-06 09:51:11
確かに松元先生のHPを拝見しているとパイオニアと言うかフロンティアスピリッツを感じます。
特に即日過重に関しては「一発、レクチャーしてもらいたいな‥」と。
(ひやかしではありませんが、現時点ではイマイチ本気になっていないタイヨウではありますが‥)



さて、歯周病感染経路に関しては、僕は「垂直感染80%。水平感染20%」と思っています。

なので、松元先生や佐藤先生の書かれているように「カップル単位で治療する事」も必要かと思います。

しかし、山田先生、森川先生のお書きのように「防ぎようが無い」とも思っています(矛盾だ‥)。


僕としての結論は「まずは自分の歯周病予防」から取り組み、ある程度浸透してきたら(成果が出てきたら)旦那さんも巻き込んで「家族で歯周病予防」と言う流れが自然ではないか‥と。

僕自身は「地域密着」とか「かかりつけのホームドクター」を目指しているわけではありませんが、結果的に1人の患者さんを診て行くにつれ、パートナーの方も連れて来て「一緒に予防」をされる方が自然と増えていってくれる‥そんな状況がよろしいのでは無いかと思っています。


p.s.
時期を見て、松元先生のオフィスを襲撃させていただきます(-_-)v

回答 回答18
  • 回答者
回答日時:2009-03-06 10:29:02
私の個人的感覚でもタイヨウ先生と似ています。


私は予防できると断言しているつもりではないのですが、そう受け取られているとしたら、誤解は解いていただけるようお願いします。

しかし、積極的介入で、結構防げる可能性が高いだろうと、と信じています。


家族のスキンシップを邪魔する阻害するつもりは毛頭ありません。

現に私自身も、子供が離乳食の時食べさせていて、その口に入れたものが美味しかったらしく、わざわざ出して食え!と口に押し付けて来たのを、頑張って食べました。
そしたら、子供がニコニコとても嬉しそうだったので、まあ良いかと思いました。

こう言う事は、家族、子供が小さい時には良くあると思います。

それを無碍に出来る親はいないでしょう。


でも私達夫婦は、口移しでは食べ物あげた事がありません。
子供が赤ん坊の頃は、甘えて顔と言わず唇から何から何までかぶり付かれ、嘗め回される事を経験していますから、感染の疑いは否定出来ません。

感染源が分からないにも同意します。
今後の課題でしょう。


予防が疫学的に有効なのは、酒田の熊谷先生のご研究で明らかだと思います。
これ以上のものは世界でも余りないと思うので、予防は積極的にして欲しい。
それが私のスタンスです。

失礼しました。


PS.襲撃ですか、怖いですね。(笑)
 でも心からお待ち申し上げています。 

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: レイナさん
返信日時:2009-03-06 16:17:09
勉強になります。

色んな考え方があるようですが、夫も多分歯周病なので、夫にもきちんと治療を受けさせ、今後は悪化しないように定期的なメンテナンス等しっかりしていきたいと思います。


子供に関しては(まだいませんが)どうなんでしょうか・・・口移しは子供にとって必要な菌(免疫の関係?)もある為、ある程度は必要と聞いたことがあるのですが、極力避けるべきなのでしょうか?
回答 回答19
  • 回答者
回答日時:2009-03-06 17:45:11
親御さんがかなり綺麗にメインテナンスされていて、歯周病虫歯のリスクが低いなら大丈夫なんじゃないかなー、とは思います。

私の所は家内の考えですので・・・


子供は色々やらかしてくれて、必然的に口に色々入れますから、色んな菌が入るとは思いますが、これ以上の事では私は不勉強で、ちゃんと親御さんが歯磨き指導してブラッシングの習慣付けしてあげる事が重要、くらいしかアドバイスできないですね。

申し訳ありません。

回答 回答20
  • 回答者
回答日時:2009-03-06 23:52:26
この相談室の回答者でも、根拠に基づいた治療を行なおうとする先生と、そうではない先生がいますし、結果は必ずしも根拠に基づいた治療を行なっている先生のほうが良いとは限りませんので、松元先生のように、根拠に基づかない治療を行なうのもアリだとは思います。


ただ、そういった治療・指導を行なうのであれば、個人的には、根拠がほとんどない(EBMレベルは低い)ことは患者さんには伝えて欲しいとは思います。

(おそらく、レイナさんにはその予防法の根拠の無さは正確には伝わってないと思いますので)


患者さん自身も、多くの歯科医師が言っているからと言って、その考えが正しいとは言えないことは、認識していてもらいたいですね。(テストと同じで、正解か不正解かは多数決ではありませんので)

回答 回答21
  • 回答者
回答日時:2009-03-07 01:47:15
私も森川先生の意見に賛成です。

>>40年も以上も前にインプラントブローネマルクが始めた時、20年以上前にGTRはリンデ達が始めた時、そのすぐ後にGBRがブーザー達が始めた時、全て完璧な論文、根拠、エビデンスが存在した訳ではなく、その当時はパイオニア達の今までの経験からの直観、確信、私は閃きと呼んでいますが、そこから始まったいるのでは、と申し上げます。


これは研究者の行うことです。
しかも、患者には研究段階の治療であることを了解の上での治療だと思います。

一般の臨床医が、確立した治療法があるのに、結果のはっきりしない治療を行うべきではないと思います。


現在では研究者でさえ、第3者の倫理委員会を通して出なければ、そういった治療はできなくなってきております。

もしどうしても、そういった治療がしたいのなら、研究機関に所属して、第3者の判断を仰いでから行うべきでしょう。


患者のためといいながら、実際には患者のためになっていないことも多くあるのではないでしょうか。

回答 回答22
  • 回答者
回答日時:2009-03-07 02:58:14
重ねて申し上げますが、見解の相違ですし、又何か患者さんにアドバイスする内容のないコメントは非公開で議論致しませんか?

患者さんが混乱するだけと言いながら、それに輪を掛ける言動は如何なものでしょうか?


現実に目の前にエビデンスとか、論文の根拠で救えない方が来ていて、それをお救いするのに色々個人で海外まで勉強に出掛けて、向こうの個人開業医に弟子入りして、薫陶を授けられその延長上で恩師すらしていない事をして差し上げないと治せない、そう言う状況の患者さんと巡り合ってしまう運命。
こう言う運命ばかりに出会う者もいるのです。

安全域にのみ安穏としていては救えない、そう言う状況の経験がない方が、本音で羨ましいです。

前例がないと悪弊は日本の国の官僚を見ていれば、良く分かると思うのです。
私は官僚とも喧嘩して勝つまで闘いを貫徹した者です。


なので、患者さんが抱えている問題を解決するまで、患者さんと伴に解決出来るまで引かないと約束して、治療を引き受けて前に進みます。

今では当たり前に成って来た治療も、私は10年近く前からして来ました。
当時はそれはそれは叩かれましたが、今では流行し、その弊害がでている始末です。

目の前の患者さんを救うのに、出来ませんで済ませられないのが、私の性格です。


ペリオの感染を予防出来ない、が患者さんに明るい気持ちを持ってもらえるとは私には思えません。

否定される先生には、熊谷先生の疫学論文を否定出来る根拠を示していただければと思います。
予防には一定の効果がある、これは私は否定して欲しくないと思います。


又失礼ですが、最後に一言、ご自分が出来ない事が他人も出来ない、と決め付けるのは、とても危険な思想であるとご指摘申し上げましょう。

私はプライドの欠片もない者ですので、出来ない知らない事は素直に頭を下げて教えを請います。


どうぞ教えて下さい。

回答 回答23
  • 回答者
回答日時:2009-03-07 04:46:57
何を持って患者さんのためとするのか?というのは、一概に絶対にこうだ!というのは言い切れないのではないかと思っています。

考え方が違えば行動も違ってきますので…。


現在一般的に行われている治療法でも、臨床が先で後から研究が追いついてきているものはたくさんありますし、僕は最近「再生医療」の本当に最先端を進まれている方々とお話をさせて頂く事があるのですが、そこにはエビデンスは無いわけです。

ではそれは悪なのかというと、そういった人たちがいるからこそ医学が発展するという面もあるのではないかと思っています。
(反面、予想だにしなかったことが起こるリスクというものは大きくなると思います)


ただ、医学の発展も非常に大切だと思いますが、一般臨床医にとって一番大切なものはご自身に体を預けられている患者さんでしょうから、その患者さんにどのような姿勢で臨むのかということは各々の歯科医師が判断するしかないと思います。


その際、僕は必要最低限のこととして、

・十分な説明責任を果たしている
・患者さんのためを思っての行動である

という点を満たしているのであれば、同じ医療者同士ある程度認め合わなくてはいけないんじゃないかな〜と思っています。(本当に個人的な意見です)




ちょっと話の内容が相談と離れてしまいましたが、レイナさんのご相談内容についての僕なりの意見も書かせて頂きます。



>カップル単位で治療すべきかどうか?

どこまでの予防効果があるのかはわかりませんが、やってマイナスになることは無いと思いますので、できればやったほうが良いのではないでしょうか?

虫歯歯周病には一応「原因菌」と呼ばれる菌はいるのですが、実際のところ本当にどの菌が原因なのか?というのは分かっていませんし、感染しやすい菌・しにくい菌がいますし、感染=発症ではありませんので、予防効果については未知数です。



>子供に口移しするのを避けるべきかどうか?

ベビーシッターに育てられた子供(口移しされる機会が少ない子供)は虫歯が少なかったという報告があります。

また、お母さんとお子さんのお口の中の菌が似てくるので、お子さんのお口の中の環境を良い状態にするためには、親御さんのお口の中の状態を良くしておくべきだという意見もあります。

現実的には、「親御さんのお口の中の状態を良くしておくべき」ということについてはマイナス面はほぼ無いと思いますので、ぜひやっておくべきだと思います。

ただ、口移しについてはスキンシップの問題もあると思いますし、口移しをしたらもう絶対に虫歯予防ができない!というわけではありませんので、そこまで神経質になる必要はないんじゃないかな?と思っています。

というわけで僕の考えとしては、両親がある程度しっかりとした口腔内ケアを行った上であれば口移しに関しては特に気にしなくてもいいんじゃないかな?と思っています。



>口移しは子供にとって必要な菌(免疫の関係?)もある為、ある程度は必要と聞いたことがあるのですが…

それはよく分かりません…



最後に、一番の目的は「虫歯や歯周病を予防してを守る」ことです。

そのためには感染を防ぐということもひとつのポイントかもしれませんが、それ以上に日々のお口のケア、歯科医院での定期的なメンテナンスが重要であることは明白であると思います。

まずは基本をしっかりと押さえ、それができた上でさらに上を目指す場合には可能な範囲で負担にならない程度に行うというのが、現実的にはベストに近い対応ではないかと個人的には考えています。

回答 回答24
  • 回答者
回答日時:2009-03-07 09:19:46
田尾先生、ありがとうございます。

私のスタンスも全く同じです。

今の世の中、右を見ても左を見ても暗めの話ばかり。

少しでも希望を抱いていただく、それに予防する事で患者さん自身が家族ごと健康に成る、更に言えば、やはりが健康な方は体の問題も少ないと感じます。

特別養護老人ホームに8年以上関わって来ましたが、例え総義歯でも咀嚼口腔機能が維持されている方は健康でしたし、ほぼ100歳で見事な天然歯を咬合面がまっ平らで維持されている方も拝見しました。

口腔の健康が体に如何に寄与するか、科学的に証明する事は大変に難しいと思います。
何代にも渡って、研究者も対象の方も追跡調査しないといけません。

現実的に取り組んでいる所があるのかどうか、不勉強で知りません。
ご存知の方がいたら教えて下さい。

このように根本的な歯科医療に関連する事すら、医学科学は証明できていません。


しかし、感触として100歳から0歳まで拝見して感じる事は、歯の健康を維持している方は、体も健康である感じがする。
何しろ、歯科医院に来る方は、かなり問題を抱えてきますので、来られない方含めて全体での視点が必要だと思います。

歯科に関心を持っていただいて、予防に目覚めていただく事は、その家族の方が子々孫々健康になれる可能性が高い素晴らしい未来の提示だと信じています。

ですから、疑心暗鬼になるくらいでしたら、信頼出来る歯科医をお探しになって、家族でお世話になる事は決して否定できない事ではないか、と考えます。


私自身が特定分野で突き抜けてしまっている人物である為に、色付き眼鏡で見られているとしたら、大変に残念です。

上でも書きましたが、10年前から誰も味方してくれなくても、患者さんが治して欲しいと強く願って目の前に来て、それを頑として断れず引き受けてしまった。

その経験以外でも、色んな事を20年以上の臨床経験でしなくては救えない、と言う場面に遭遇して来ました。

その修羅場とも言える場面で、患者さんに諦めて下さい、とは言えない、弱い私です。


今では学んで下さる方が増えて、して下さって患者さんに凄く感謝される方も少しずつ出て来ています。

熊谷先生の取り組みも全くそうだった筈です。
やっていた当時は、何してんだ、と思われていたそうです。
先生ご自身有名な話ですが、著名な補綴家だった方だそうですから。
(勿論、今でもその腕は凄いとお聞きしています。
それあればこそあの予防が可能なんだとも思っています)


なので、臨床家の感覚として良さそうに感じている予防に取り組まれる事は、とても良いのではないか、と私はお勧めします。

回答 回答25
  • 回答者
回答日時:2009-03-07 09:29:19
熊谷先生のお話が出たので一言私の意見を言わせていただくと、歯科医が患者さんを管理するのは間違いだと思っています。

患者さんがご自身で健康管理ができる必要があります、我々医療人はそのお手伝いに如何にしてかかわるかだと思います。

回答 回答26
  • 回答者
回答日時:2009-03-07 10:40:14
山田先生、ご注意ありがとうございます。

その通りですね。
患者自身が、健康に関心を持ち、口腔を健康にする事に進んで下さる事が本筋であると、私も思っております。

レイナさんも、ここを利用されて口腔に関心を抱いて下さった。
その介助をして差し上げられたら、素晴らしいと思います。

逆な言い方をさせていただきますと、で悩まされない人生を送れる良い機会と捉えていただいて、強迫観念とかを抱かないで欲しいと思います。

回答 回答27
  • 回答者
回答日時:2009-03-07 11:04:09
>患者さんがご自身で健康管理ができる必要があります、我々医療人はそのお手伝いに如何にしてかかわるかだと思います。

賛成です。

とある有名な衛生士さんのセミナーで

「患者さんの動機付けをしてあげる事は大切。
 でも、押しつけ過ぎはダメ。
 逆に、管理しすぎてもダメ。
 最初は 衛生士80% 患者さん20%でも良い。
 だんだん、50:50にして行く。
 目標は 衛生士20% 患者さん80%に持って行く」

と。
僕はそれでいいと思ってますよ。


で悩まされない人生を送れる良い機会と捉えていただいて、強迫観念とかを抱かないで欲しいと思います。

ですね〜(^。^)。

回答 回答28
  • 回答者
回答日時:2009-03-07 15:03:41
口腔の健康が体に如何に寄与するか、科学的に証明する事は大変に難しいと思います。何代にも渡って、研究者も対象の方も追跡調査しないといけません。

>現実的に取り組んでいる所があるのかどうか、不勉強で知りません。ご存知の方がいたら教えて下さい。


後ろ向き調査ですけど、僕が仙台に少し住んでいた時にお世話になった東北大学の渡辺先生の調査を…(記事は僕が書いています)


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の数が減ると脳が萎縮する!」・・・これは単なる噂話ではありません。

歯の数と脳の萎縮に関しての研究は、財団法人・ぼけ予防協会が厚生労働省の助成を受けて設置した調査研究検討委員会(委員長、石川達也・前東京歯科大学長)のプロジェクトとして実施されました。

実際に歯の数が減ると脳が萎縮するということを突き止めたのは東北大学の渡辺誠教授らのグループで、仙台市内の70歳以上の高齢者1167人を対象に、健康な人と痴呆の疑いのある人の歯の数を調査しました。

その結果、健康な652人は平均14.9本の歯がありましたが、痴呆の疑いのある55人は9.4本と少なく、歯の数と痴呆との関連が示唆されました。

さらに、高齢者195人(69〜75歳)の脳をMRI(磁気共鳴画像化装置)で撮影し、残っている歯や噛み合せの数と、脳組織の容積との関係を調べた結果、歯が少ない人ほど海馬付近の容積が減少していることが判明しました。また、意思や思考など高次の脳機能に関連する前頭葉などの容積も減っていました。また、噛み合せの数が少ないとこうした部分の減少が大きことも分かりました。

渡辺教授は、「噛むことで脳は刺激されるが、歯がなくなり、歯の周辺の痛みなどの神経が失われると脳が刺激されなくなる。それが脳の働きに影響を与えるのではないか」と話しています。

この研究のほかにも、東京医科歯科大学ではものを噛むと脳の血流が増えるが、ものを噛まないと脳の血流が減少するという研究が発表されるなど、噛むことと脳との間には大きな関係があることが多くの研究で示唆されています。


日本は世界有数の長寿大国ですが、その一方で世界有数の「寝たきり大国」でもあります。

寝たきり患者数は2010年には170万人、2025年には230万人に達すると予想され、これはアメリカの約10倍の数です。(人口比)

日本人の寝たきり患者が多い最大の原因は現行の医療制度・介護者不足のせいだと思いますが、日本人の高齢者の歯の状態がアメリカなどの歯科先進国と比べて悪いというのも、寝たきり患者が多い理由の一つではないかと私は考えています。(実際、歯科先進国のアメリカ、スウェーデンなどは寝たきり患者の数も非常に少ないですし)

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回答 回答29
  • 回答者
回答日時:2009-03-07 19:17:01
松元先生>

>否定される先生には、熊谷先生の疫学論文を否定出来る根拠を示していただければと思います。
>予防には一定の効果がある、これは私は否定して欲しくないと思います。

回答12では、こういった根拠があるなら教えて欲しいと書いただけで、あるなら最初から示していただければよかったのですが・・・

否定するも何も読んだことがありません。簡単に手に入りますか?



あと、
>又失礼ですが、最後に一言、ご自分が出来ない事が他人も出来ない、と決め付けるのは、とても危険な思想であるとご指摘申し上げましょう。

だれもこんなこと言ってませんよ。

他にもたくさん、誤って解釈されている個所があります。
解釈のズレを少なくするために、もう少し注意して読んでいただけると良いのではないかと思います。

回答 回答30
  • 回答者
回答日時:2009-03-07 22:27:59
これは陰湿ないじめですか?
言葉の上の揚げ足取りばかりで、議論が成立していません。

患者さんに答えることがベースなのですから、その内容を含んで書き込んでいただきたい。

示唆をしているのですから、後は勉強は自分でするものではないですか?
的を得ていない、漠然としている質問には返答できません。

まあこれも、このような先生達がいると患者さんに見えるので、その教育効果があって宜しいのではないでしょうか?

何をどう感じるのか、患者さん達、読まれる方が決める事ですので。



私はこの発端のレイナさん始め、患者さん全体へ予防、メインテナンス、慢性疾患への取り組みをするきっかけと成っていただき、健康な人生を送っていただければと切に願っているだけです。


感染は防ぎようがない、では元も子もないのでは、と申し上げているだけです。

そう言うのは研究室で論じていれば良い次元のもので、臨床の場で歯周病カリエス、トラウマ、ウェアーに悩まされ、を喪失する事に立ち向かう感覚で、患者さん達にも協力を仰いで、やがては患者さん主体で予防を定着していただきたい、そしてその一族、家族の方々全体が後々、子々孫々まで健康に過ごせるように成れれば素晴らしいのでは、と提言したいのです。

これには異論はないのではないですか?

単純にスケーリングブラッシング指導だけして終わり、ではない関わり方が今後重要に成って来るのでは、と言う事です。

我々の仕事の本質的な価値観を向上できるのではないか、と信じています。

歯を守る事を通じて、体も健康に成って行く、素晴らしいと思いませんか?

私個人的には、そう言う可能性がかなり高いと信じています。
レイナさんだけでなく、患者さん全体に是非関心を持っていただきたい、と思っています。



レイナさん、如何でしょうか?
これぐらいで締められるのではないかと思いますが。

回答 回答31
  • 回答者
回答日時:2009-03-08 09:16:12
>単純にスケーリングブラッシング指導だけして終わり、ではない関わり方が今後重要に成って来るのでは

同意ですね。


を守る事を通じて、体も健康に成って行く、素晴らしいと思いませんか?

歯科医師衛生士の目指す目標はここでしょ(^_^)v

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: レイナさん
返信日時:2009-03-09 14:42:21
田尾先生のと脳のはなし納得です。

以前に「歯は全身の健康と大きな関わりがある」という事を書いてある本を読んだことがあります。

矯正するにあたって色々と調べましたが、日本は(歯科先進国に比べて)かなり歯に関しての意識レベルが低い国だと言うことが分かりました。

私の周りでも40代位ですでに自分の歯を何本も失っているいる人が少なくないですし、歯を失う危機感もあまりないように思います。(そう言う私も虫歯こそありませんが歯周病と診断されてから危機感を覚えた一人です)

日本を今後も「寝たきり大国」にしない為にも、予防歯科の重要性を一人一人認識しなければなりませんね。



先生方、今後の明るい日本の為にもどうか頑張ってください!

今回もためになる解答をありがとうございました。

また何かありましたらよろしくお願い致します。



タイトル 歯周病を他人に感染させない為にはどうしたらいいか
質問者 レイナさん
地域 非公開
年齢 28歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯周病(歯槽膿漏)治療
歯周病(歯槽膿漏)予防
歯周病その他
歯周病関連
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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