歯科助手です。妊娠中なのでレントゲンと笑気ガスの扱いが心配 (アメリカ)
相談者:
ゆめさん (26歳:女性)
投稿日時:2009-03-11 08:51:13
こんにちは。
アメリカの小児歯科で働いているゆめと申します。
今日、妊娠が発覚し、心配なことがあるので相談に乗ってください。
私が働いている小児歯科では、子供が1人でレントゲンを撮れない場合、助手がレントゲンを支えて一緒にレントゲンを撮ることになっています。
エプロンをつけてはいますが、ほぼ毎日と言っていいほど、レントゲンを一緒に浴びている状態です。
過去の相談から、妊婦が治療のためレントゲンを浴びても問題ないことはわかりましたが、私のように毎日浴びている場合はどうでしょうか。
また、小さい子供は、笑気ガスを使っての治療を行っています。
私はほとんど患者さんの頭を支える役なので、笑気ガス(患者さんの鼻)はほんとに目の前にあります。
これも毎日のことです。自分が直接吸引していない場合でも、同じ部屋にいる(部屋のドアは閉めきられる)場合は胎児に何か影響があるのでしょうか?
どうぞよろしくお願いいたします。
アメリカの小児歯科で働いているゆめと申します。
今日、妊娠が発覚し、心配なことがあるので相談に乗ってください。
私が働いている小児歯科では、子供が1人でレントゲンを撮れない場合、助手がレントゲンを支えて一緒にレントゲンを撮ることになっています。
エプロンをつけてはいますが、ほぼ毎日と言っていいほど、レントゲンを一緒に浴びている状態です。
過去の相談から、妊婦が治療のためレントゲンを浴びても問題ないことはわかりましたが、私のように毎日浴びている場合はどうでしょうか。
また、小さい子供は、笑気ガスを使っての治療を行っています。
私はほとんど患者さんの頭を支える役なので、笑気ガス(患者さんの鼻)はほんとに目の前にあります。
これも毎日のことです。自分が直接吸引していない場合でも、同じ部屋にいる(部屋のドアは閉めきられる)場合は胎児に何か影響があるのでしょうか?
どうぞよろしくお願いいたします。
[過去のご相談]
回答1
歯科医師の松山です。
回答日時:2009-03-11 09:51:59
>助手がレントゲンを支えて一緒にレントゲンを撮ること
フイルムをささえるのでしょうか?
それならば大問題です。
管球部分をさせるのでも被爆は多少なりともするはずです。
>笑気ガス(患者さんの鼻)はほんとに目の前にあります。
かなり薄まったものを吸う事になるのですが、空気中に沢山有る窒素が変化した亜酸化窒素と言えども、多少は影響するのではないでしょうか。
詳しいことはわかりません。
フイルムをささえるのでしょうか?
それならば大問題です。
管球部分をさせるのでも被爆は多少なりともするはずです。
>笑気ガス(患者さんの鼻)はほんとに目の前にあります。
かなり薄まったものを吸う事になるのですが、空気中に沢山有る窒素が変化した亜酸化窒素と言えども、多少は影響するのではないでしょうか。
詳しいことはわかりません。
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2009-03-11 13:02:19
ゆめさまこんにちわ。
小児歯科でお仕事をなさっていて、レントゲンを撮影するときお手伝いをなさっているのですね。
問題はどのような形でレントゲンを支えているかということになります、もし仮に指先でフイルムを押さえているのならかなり問題だと思います。
指先に不必要な放射線をそのたびに浴びていることになります、ご自信の指先の被爆が心配です、直ちにおやめになられることをお勧めいたします。
笑気ガスについては知識がないのでわかりかねますが、少なくとも部屋は開放しておかないと笑気が体内に入ってくる可能性はあると思います。
文面からは仔細なところについては判りません、できるようなら院長に尋ねてみてください。
ご自分を守れるのはご自分しかありませんよ。
小児歯科でお仕事をなさっていて、レントゲンを撮影するときお手伝いをなさっているのですね。
問題はどのような形でレントゲンを支えているかということになります、もし仮に指先でフイルムを押さえているのならかなり問題だと思います。
指先に不必要な放射線をそのたびに浴びていることになります、ご自信の指先の被爆が心配です、直ちにおやめになられることをお勧めいたします。
笑気ガスについては知識がないのでわかりかねますが、少なくとも部屋は開放しておかないと笑気が体内に入ってくる可能性はあると思います。
文面からは仔細なところについては判りません、できるようなら院長に尋ねてみてください。
ご自分を守れるのはご自分しかありませんよ。
相談者からの返信
相談者:
ゆめさん
返信日時:2009-03-13 03:40:14
松山先生、山田先生
お返事ありがとうございます。
レントゲンを撮る際は、フィルムを支えるのではなく、フィルムを支える器具を患者さんが噛めない(口を閉じることができない)ため、患者さんの顎を無理やり閉じて固定させます。
なので、実際には顎の部分を支えていることになります。
わかりにくい説明ですみません・・。
実際に指でレントゲンを支えている場合でなくても、これは止めたほうがよいのでしょうか。
その後、院長に妊娠していることを伝えたところ、笑気ガスを使う部屋ではアシスタントしない、また、患者さんと一緒にレントゲンは撮らないことになりました。
ただ、発覚するまで毎日のようにレントゲンを撮っていたので不安ではありますが・・。
お忙しい中のお返事、本当にありがとうございました!
お返事ありがとうございます。
レントゲンを撮る際は、フィルムを支えるのではなく、フィルムを支える器具を患者さんが噛めない(口を閉じることができない)ため、患者さんの顎を無理やり閉じて固定させます。
なので、実際には顎の部分を支えていることになります。
わかりにくい説明ですみません・・。
実際に指でレントゲンを支えている場合でなくても、これは止めたほうがよいのでしょうか。
その後、院長に妊娠していることを伝えたところ、笑気ガスを使う部屋ではアシスタントしない、また、患者さんと一緒にレントゲンは撮らないことになりました。
ただ、発覚するまで毎日のようにレントゲンを撮っていたので不安ではありますが・・。
お忙しい中のお返事、本当にありがとうございました!
回答3
大阪中之島デンタルクリニック(大阪市福島区)の山本です。
回答日時:2009-03-16 13:07:21
遅レス(いつもですが)ですみません。
レントゲンについては、松山先生、山田先生のご意見通りです。
笑気については、実際のところ、頭の付近で押さえていたとしても笑気は拡散(専門用語かもしれません)しやすいので、吸気に入ってくる量はごく僅かです。
また笑気は体内で代謝されることなく、そのまま吐き出す息の中に混じって排出されるので、体内に残ることはありません。
また吸入濃度も低濃度ですから、かなりうすいものと思ってもらっていいと思います。
しかし、天井近辺や少し離れたところと比較すると、明らかにヘッドレスト周りは、余剰ガス濃度が高く、それを問題にする人もいます。
妊婦には、僕自身では笑気吸入鎮静法は使いませんが、それは妊娠したネズミに48時間笑気を吸わせると、先天性異常(奇形)が出る可能性があるという実験に基づくもの(うろ覚えなので不確かですが)で、私自身は奇形が出るとはあまり思っていません。
ですからあまり神経質に気にされることは無いと思います。
妊娠中期以降は、吸入しても問題はないと思いますが、今後は吸入されないようにしていけば大丈夫だと思います。
それより、小児の吸入で、いつも頭を押さえていなければならない方が気になります。
笑気吸入鎮静法は、通常リラックスして落ち着いた状態で治療を受けていただく方法なので、小児といえども頭を押さえる必要はあまりないのではないでしょうか?
レントゲンについては、松山先生、山田先生のご意見通りです。
笑気については、実際のところ、頭の付近で押さえていたとしても笑気は拡散(専門用語かもしれません)しやすいので、吸気に入ってくる量はごく僅かです。
また笑気は体内で代謝されることなく、そのまま吐き出す息の中に混じって排出されるので、体内に残ることはありません。
また吸入濃度も低濃度ですから、かなりうすいものと思ってもらっていいと思います。
しかし、天井近辺や少し離れたところと比較すると、明らかにヘッドレスト周りは、余剰ガス濃度が高く、それを問題にする人もいます。
妊婦には、僕自身では笑気吸入鎮静法は使いませんが、それは妊娠したネズミに48時間笑気を吸わせると、先天性異常(奇形)が出る可能性があるという実験に基づくもの(うろ覚えなので不確かですが)で、私自身は奇形が出るとはあまり思っていません。
ですからあまり神経質に気にされることは無いと思います。
妊娠中期以降は、吸入しても問題はないと思いますが、今後は吸入されないようにしていけば大丈夫だと思います。
それより、小児の吸入で、いつも頭を押さえていなければならない方が気になります。
笑気吸入鎮静法は、通常リラックスして落ち着いた状態で治療を受けていただく方法なので、小児といえども頭を押さえる必要はあまりないのではないでしょうか?
タイトル | 歯科助手です。妊娠中なのでレントゲンと笑気ガスの扱いが心配 (アメリカ) |
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質問者 | ゆめさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 26歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
妊娠中の歯科治療 歯科助手関連 アメリカ(米国) レントゲン写真 笑気麻酔 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。