根幹治療中(穿孔あり)・保存治療か、抜歯かで迷う
相談者:
こうじさん (40歳:男性)
投稿日時:2009-03-26 23:59:26
半年ほど前から根の治療を近所の歯科医で行っていましたが、腫れ、痛みが引かないので、根管治療の専門医に診て頂いたところ、削りすぎのため穴?が開いており、長期の保存は難しいとの診断でした。
このまま治療を続けても構わないが、保存期間は保障できないとのことで、抜歯も選択肢と言われました。
(5年以上持つかもしれないし、半年でだめかもしれない。
10年以上はまず無理で、期間は神のみぞ知るとのご意見でした)
左下7番なので、抜歯後はそのままかインプラントでしょうと言われました。
結局、
1、自費負担が短期で無駄になることを覚悟の上で、治療を続ける
2、抜歯してそのまま。
3、抜歯してインプラント
の選択肢があるようなのですが、どうすべきか迷っております。
それぞれメリット、デメリットがあるかと思いますが、ご意見、アドバイス頂けるようでしたらお願いします。
また、1or2の期間や対処法によっては、最終的にインプラントを選択する場合の障害となることはあるのでしょうか?
このまま治療を続けても構わないが、保存期間は保障できないとのことで、抜歯も選択肢と言われました。
(5年以上持つかもしれないし、半年でだめかもしれない。
10年以上はまず無理で、期間は神のみぞ知るとのご意見でした)
左下7番なので、抜歯後はそのままかインプラントでしょうと言われました。
結局、
1、自費負担が短期で無駄になることを覚悟の上で、治療を続ける
2、抜歯してそのまま。
3、抜歯してインプラント
の選択肢があるようなのですが、どうすべきか迷っております。
それぞれメリット、デメリットがあるかと思いますが、ご意見、アドバイス頂けるようでしたらお願いします。
また、1or2の期間や対処法によっては、最終的にインプラントを選択する場合の障害となることはあるのでしょうか?
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2009-03-27 05:48:41
こうじさまおはようございます。
根管治療を続けていたがよくならないため根管治療の専門医に診ていただいたところ穴が開いているとのことですね。
パーフォレーヨンを起こしているとのことなのでしょうか。
もしそういうことなら穴を封鎖することになります。
私は保険医なので保険診療で対応するので費用的にはそれほどかかりません。
穴が小さい場合は極力保存するようにしています。
穴が大きくて治療が難しい場合は事情を説明して最終的には患者さんに決めていただいています。
たいていの場合は保存することになって経過は概ね良好です。
ほとんど抜歯することにはなりません。
こうじさまの場合は自費診療のようなので治療費の問題が絡んできてどうするか決めるのは難しいですね。
費用の問題を除けば治療して保存する方向で考えるのがいいと思います。
予後が悪ければ抜歯することになるでしょう。
抜歯の後の治療方法については咬合関係や部位によって様々な方法が考えられます。
インプラントについては前歯部なら審美的な問題に一番配慮しなければならないと思います。
骨が十分あればそれほど困難ではありませんが、これとて咬合関係の診査が必要だと思います。
参考になさってください。
根管治療を続けていたがよくならないため根管治療の専門医に診ていただいたところ穴が開いているとのことですね。
パーフォレーヨンを起こしているとのことなのでしょうか。
もしそういうことなら穴を封鎖することになります。
私は保険医なので保険診療で対応するので費用的にはそれほどかかりません。
穴が小さい場合は極力保存するようにしています。
穴が大きくて治療が難しい場合は事情を説明して最終的には患者さんに決めていただいています。
たいていの場合は保存することになって経過は概ね良好です。
ほとんど抜歯することにはなりません。
こうじさまの場合は自費診療のようなので治療費の問題が絡んできてどうするか決めるのは難しいですね。
費用の問題を除けば治療して保存する方向で考えるのがいいと思います。
予後が悪ければ抜歯することになるでしょう。
抜歯の後の治療方法については咬合関係や部位によって様々な方法が考えられます。
インプラントについては前歯部なら審美的な問題に一番配慮しなければならないと思います。
骨が十分あればそれほど困難ではありませんが、これとて咬合関係の診査が必要だと思います。
参考になさってください。
回答2
佐藤歯科医院(大阪市北区)の佐藤です。
回答日時:2009-03-27 10:20:48
もちろん診察していませんから、一般的なお話です。
穿孔している状態で条件が悪ければ、最も後ろの臼歯であれば、抜歯が適切だと思います。
その後、
かみ合わせの状態と骨の状態を勘案して、
?インプラント単独植立
?就寝時のマウスピース装着で対合の挺出防止
?何もしない
の判断となります。
延長ブリッジや連結冠はやめた方がよろしいとアドバイス致します。
穿孔している状態で条件が悪ければ、最も後ろの臼歯であれば、抜歯が適切だと思います。
その後、
かみ合わせの状態と骨の状態を勘案して、
?インプラント単独植立
?就寝時のマウスピース装着で対合の挺出防止
?何もしない
の判断となります。
延長ブリッジや連結冠はやめた方がよろしいとアドバイス致します。
回答3
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2009-03-27 18:50:22
難しいですね‥。
山田先生、佐藤先生の意見、ともに賛成なんですよね。
僕は自費専門なので「できるだけ残したい」と言う患者さんには最大限の努力はします。
MTAセメントでパーフォレーションのリペアをするのですが、今の所、予後は良好なことが多いです。
残念ながら半年後に抜歯になってしまったケースも無くは無いですが‥。
確かに費用的にはかかりますが、出来るだけ残す努力をされても良いように思います。
それでダメなら、抜歯→放置またはインプラントと言うステップを踏んでも良いように思います。
もちろん、佐藤先生の書かれているように「抜歯が適切」と言うのも理解できるんですよね‥。
判断としては難しいですね。
山田先生、佐藤先生の意見、ともに賛成なんですよね。
僕は自費専門なので「できるだけ残したい」と言う患者さんには最大限の努力はします。
MTAセメントでパーフォレーションのリペアをするのですが、今の所、予後は良好なことが多いです。
残念ながら半年後に抜歯になってしまったケースも無くは無いですが‥。
確かに費用的にはかかりますが、出来るだけ残す努力をされても良いように思います。
それでダメなら、抜歯→放置またはインプラントと言うステップを踏んでも良いように思います。
もちろん、佐藤先生の書かれているように「抜歯が適切」と言うのも理解できるんですよね‥。
判断としては難しいですね。
相談者からの返信
相談者:
こうじさん
返信日時:2009-03-28 10:56:36
いろいろとアドバイス頂き有難うございます。
個人的には、費用は主要な問題ではないので、保存する方向で考えたいと思いますが、治療期間が長いので、早くすっきりしたいという思いもあります。
保存した場合は、再発を気にしながらということになるかと思うのですが、定期的な検査の様なものが必要になるのでしょうか?
個人的には、費用は主要な問題ではないので、保存する方向で考えたいと思いますが、治療期間が長いので、早くすっきりしたいという思いもあります。
保存した場合は、再発を気にしながらということになるかと思うのですが、定期的な検査の様なものが必要になるのでしょうか?
回答4
回答5
タイトル | 根幹治療中(穿孔あり)・保存治療か、抜歯かで迷う |
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質問者 | こうじさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 40歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯:7番(第二大臼歯) MTA 根の穴・穿孔(パーフォレーション) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。