学校での事故で永久歯を破折。補償内容の不満と、将来への不安

相談者: ゆかだけさん (39歳:男性)
投稿日時:2009-04-14 00:02:55
こんばんは。

以前こちらに、11歳折った前歯抜髄の必要性について質問したものです。
左上中切歯破折、抜髄。

【過去のご相談】
11歳、折った前歯を抜髄する必要はあったのでしょうか?今後の治療は?

 
抜髄は、必要であったと納得したのですが、以前の質問時にも書いたように、歯科医を疑ったような質問をした為、歯科医とのコミュニケーションがうまくいきません。

学校での事故で、補償内容に納得がいかないので、学校と交渉する為、予後や今後の治療予定、予算等を聞こうとしたのですが、歯科医がなにやら警戒しています。

保険治療で十分との見解です。
余計なことは聞けません。

当方が余計な心配をしているに過ぎないかとも思うのですが、色々調べてみると不安になる事がおおく、今回受けた損害はかなり大きいと思っています。

学校の対応は、スポーツ振興センターの給付のみです。

給付内容は、保険診療で、3割負担分に1割乗せた4割分を10年間給付するというものです。
保険外の治療をすると一切給付されなくなるとの説明を受けました。(保険外治療分のみだと思いますが)

当方無過失の事故という事なので、保険診療だけでは納得がいかず、将来に対する不安も多く、それなりの補償をと思っているのですが、それなりの補償ってどんなものかが、見当つきません。

今一度、お力をお貸し頂きたいと思います。


質問

?幼若永久歯の抜髄は予後が良くないという事を聞きました。
30年ぐらいで抜歯に至る可能性高いとか?本当でしょうか?

?生涯(60歳位)にわたって、どのような治療が必要になってくるでしょうか?

例えば、10年毎に歯冠交換等、自然なと比べ、必要となる治療。

?左上中切歯破折、給付内容で、十分な補償といえるでしょうか?


以上抽象的な質問で申し訳ありませんが、率直なご意見をお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-04-14 00:15:26
保障の話は我々ではわかりかねますので、弁護士さんに相談されるのがいいのでは?


『?幼若永久歯抜髄は予後が良くないという事を聞きました。
30年ぐらいで抜歯に至る可能性高いとか?本当でしょうか?』

根っこの成長がその時点でストップしますから、十分に成長しきっていない場合は、そのぶん長さが少し足りないことはあり得ます。

もちろん、すでにある程度成長していますから誤差の範囲内かもしれません。

の寿命ですが、30年なのか?50年なのか?70年なのか?どのくらい持つのかまったく読めません。
 
お手入れ次第なので、きちんと歯磨きをする習慣が確実に必要ですので、これが出来るのは家庭教育しかありません。

頑張って厳しく指導してあげて下さい。



『?生涯(60歳位)にわたって、どのような治療が必要になってくるでしょうか?
例えば、10年毎に歯冠交換等、自然な歯と比べ、必要となる治療。』

別段、必要ありません。

二十歳くらいのときに最終的な被せものをしたら、あとは普通の歯の定期健診で結構です。



『?左上中切歯破折、給付内容で、十分な補償といえるでしょうか?』

どうでしょう?
個人個人の価値観でしょうから、なんとも言えません。
一回分のセラミクス冠の代金の10万円から20万円程度の費用くらいでしょうか?

学校が団体の保険に入っていませんか?

ご両親のクレジットカードの特約についていませんか?
医療保険や学資保険の特約は確認しました???


歯医者さんを疑ったのは、はやまったかも知れないですね。。。
お時間を取って戴いて、きちんと詫びて、お話されたらいかがでしょうか????

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-04-14 01:02:16
佐藤先生の意見に同意します。

保険診療をしていると、処置内容と診療報酬とのバランスの問題から「萎縮治療」を行いがちで、なおかつクレームだとか保障だとかという言葉に敏感になりがちです。

「揉め事は避けたい」というのが担当医の本音だと思います。

ですから、佐藤先生がいうように補償うんぬんのことは、基本的に弁護士さんなどに相談することを前提にして、そのことも伝えた上で、改めて担当医とお話されてはいかがでしょうか。

医学は自然科学ですから『絶対』というものはありません。

また、将来の可能性を推測することは可能ですが、各個人の生活習慣やメンテナンス、癖なども大いに影響するので「どれだけもつ?」というのも分かりません。

事故や後遺症に対する補償などの目安は、確かあったはずですが状況や状態によって変わるので、それこ法律の専門家に相談すべきことだと思います。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-04-14 09:35:42
基本的にお二人の先生の意見に同意です。


以前、僕も似たような学校内での事故による歯冠破折のケースを治療した事があります。

記憶が曖昧なのと、もうかなり前の話なので制度的に何か変更があるかも知れませんし、地域によって対応の差があるのかも知れませんので「絶対にこうなる」とは思わないで、学校保険の担当の方としっかり相談されてください。


僕が行ったケースでは

破折 → 露髄 → 抜髄 → CRにて修復→ 20歳前後で成長が止まったらメタルボンド自費10万円程度)にて再度歯冠修復

と言う治療計画を立てて、「おおむね妥当」と言う事で、全て通ったと記憶しております。


また傷害の程度(等級)によってどこまでが補償されるかにもよりますが、歯冠破折で抜髄まで行っているとするとメタルボンドは補償されるのではないでしょうか?

もちろん。担当の歯科医師がそのような治療計画書を作成してくれるかどうかによっても変わりますので、歯科医との綿密な相談も必要になるかと思います。


また、吉岡先生も書かれている通り

「医学は自然科学ですから『絶対』というものはありません。」

これも良く頭に入れておいていただいた方がいいですよ。

どうしてもお子さんの事となると(心配でしょうからなおさらなのは解りますが)追及しすぎてしまう事があり、担当者としては1歩引いてしまいがちです。

そうなると「歯科医がなにやら警戒しています。」となり、逆にマイナスになることもありますからね。


まずは学校の保険担当の方としっかり相談される事をお勧めします。




‥と書いて、自分なりに調べてみました。

http://www.naash.go.jp/kyosai/index.html
http://www.naash.go.jp/kenko/jyouhou/hakuti.html
http://www.naash.go.jp/kenko/jyouhou/pdf/hakuti/hakuti4.pdf


と、言う事は、もう自費による障害見舞金の給付は

「3本以上のに歯冠修復を加えた場合が対象」

となっているようですね‥。


ですので、詳しくはスポーツ振興センターの支所に問い合わせるしかなさそうです。
(もう問い合わせ済みですよね‥)

僕が書いた事は「もう過去の事」みたいです。
ゴメンナサイ。


>?左上中切歯破折、給付内容で、十分な補償といえるでしょうか?

確かに、言えないかもしれませんね。
しかし、「制度上での話はここまで」と決められてしまっています。

そうなると弁護士さんとの相談になってしまうかもしれません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆかだけさん
返信日時:2009-04-14 10:02:56
今回も、すばやいご回答をいただきありがとうございます。
御礼が遅くなってしまってすみません。

保険は、当方の保険ではおりません。
相手方が保険に入っていればおりると言われたのですが、相手方は入っておりませんでした。
支払の意思は見せてくれていますが、金額の折り合いがつきません。

そこで学校と交渉中なのですが、基本的には、スポーツ振興センターの給付のみです。
それ以外は国家賠償法の適応になるそうです。
いずれにせよ、先生の見積もりでないとという事です。

そこで、今回のような質問をさせていただきました。
担当医の先生は、御回答頂いたように、将来の予測は非常に難しいとの見解。
当方が何をしたいのかも分からない様子です。
一先ず、お時間を取って頂き、丁寧に説明と謝罪をしてきます。

先生は、患者のことを、一番に考えてくれているって事、良く分かります。
伝わってきます。

当方は、不安要素を列挙したい。
言い換えると、先生を攻めてる様になる。
10年という補償期間で直るのか?というのも不安。
治療と補償の違いでしょうか?

こちらのサイトなどを拝見していても、抜髄の影響や、被せ物耐用年数など、不安点は多くあります。

自分の過失で負った怪我なら、将来自分で背負いなさいと言えますが、背負わされた怪我なら、何とかしてあげないと、と思っていました。
しかし、何につけても素人考えはだめですね。

今回御回答いただき、気持ちはすごく楽になりました。
補償うんぬんというなら、やはり弁護士。
先生を信じ、治療に専念させることが、何より大切かなと思いました。
 
ありがとうございました。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2009-04-14 14:17:15
こんにちは。

概ねご納得されているようですが一言。

>10年という補償期間で直るのか?というのも不安。
>治療と補償の違いでしょうか?

補償が永久補償という規定があれば、どういう内容にせよよいでのしょうが、ほとんどこういったものには期間が設けられています。

そうでないとキリがなくなってしまいますし、保険をかける側の掛け金の額にもよるわけです。

おっしゃる通り現実的な治療と、その補償にはかなりのギャップがあります。
故にそれ以上の補償の必要性があるかどうかの判断は法律に委ねるということなのではないでしょうか。




タイトル 学校での事故で永久歯を破折。補償内容の不満と、将来への不安
質問者 ゆかだけさん
地域 非公開
年齢 39歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ その他(その他)
治療費・費用
歯をぶつけた、歯が欠けた・抜けた
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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