15歳、床矯正中。下顎がかなり曲がってきて心配です
相談者:
ごま大福さん (44歳:女性)
投稿日時:2009-05-04 20:14:35
15歳の息子の下顎の事でご相談します。
今から4年前に、近くの歯科医院の先生に上下の正中が合っていないからと、矯正装置を着けた方がいいと薦められました。
息子は上下に付ける矯正装置は嫌がったので、取り外しが出来る床矯正をやる事にしました。
初めは寝る時だけに装着するタイプの透明なプレート(上下)で1年半位、その後上顎だけの床矯正の装置をやっています。(上の顎を広げています)
寝る時だけでいいとの事で、1ヶ月に1度だけネジで調節し、はめています。
下はなにもしていません。
担当の先生は、
「今、骨自体が成長しているのでその間は様子を見て、これ以上、顎が曲がらないように予防として上顎を広げる装置を着けているのです。
成長が止まったらまた次の治療を考えましょう。」
と言っています。
納得はしたものの、先日、中学3年の学生証の写真を撮ったものを見て驚きました。
下顎がかなり右に曲がっているのです。
普段見ていてそれほど気にならなかったのですが、写真で見ると曲がりがよくわかります。
それで、今の矯正をこのまま続けていっても大丈夫なのか?
また、歯列矯正と顎のズレは本当に関係があるのか?
など不安でいっぱいになりました。
インターネットでも調べてみたのですが、プレート(バイオプレート)の治療や顎関節症の治療等いろいろあるようですが、顎のズレを正位置に治すにはどの治療が一番よいのでしょうか?
宜しくお願い致します。
今から4年前に、近くの歯科医院の先生に上下の正中が合っていないからと、矯正装置を着けた方がいいと薦められました。
息子は上下に付ける矯正装置は嫌がったので、取り外しが出来る床矯正をやる事にしました。
初めは寝る時だけに装着するタイプの透明なプレート(上下)で1年半位、その後上顎だけの床矯正の装置をやっています。(上の顎を広げています)
寝る時だけでいいとの事で、1ヶ月に1度だけネジで調節し、はめています。
下はなにもしていません。
担当の先生は、
「今、骨自体が成長しているのでその間は様子を見て、これ以上、顎が曲がらないように予防として上顎を広げる装置を着けているのです。
成長が止まったらまた次の治療を考えましょう。」
と言っています。
納得はしたものの、先日、中学3年の学生証の写真を撮ったものを見て驚きました。
下顎がかなり右に曲がっているのです。
普段見ていてそれほど気にならなかったのですが、写真で見ると曲がりがよくわかります。
それで、今の矯正をこのまま続けていっても大丈夫なのか?
また、歯列矯正と顎のズレは本当に関係があるのか?
など不安でいっぱいになりました。
インターネットでも調べてみたのですが、プレート(バイオプレート)の治療や顎関節症の治療等いろいろあるようですが、顎のズレを正位置に治すにはどの治療が一番よいのでしょうか?
宜しくお願い致します。
回答1
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。
回答日時:2009-05-05 03:09:08
下顎がかなり右に曲がっているということですが、これには、
1.たまたま右側にあごをずらしている
2.歯並びが原因であごが右にずれている
3.顎骨が原因であごが右にずれている
の3パターンが考えられます。
1.であれば、特に心配はありません。
(クセになっているのであればやめるように心がける必要はあるかもしれません)
2.の場合はちょっと問題で、将来的に矯正治療を行うかどうかを検討する必要性が出てくるかもしれません。
3.が一番問題で、下顎の成長の余地はまだ多少残されているので、今後まだ改善される可能性もあると思いますが、この場合は骨を切って行う外科矯正が必要になるかもしれません。
いずれにしましても、まずは息子さんが上記のどのタイプに当てはまっているのかということを知った上で、今後についても考えなくてはいけないのではないかと思います。
まずは担当の先生にお聞きしてみて、納得いかないようであれば一度他の医院(できれば歯科大学付属病院のように複数の矯正専門医が在籍している施設)で見てもらうと良いのではないかと思います。
矯正治療の中でも、床矯正というものは特に患者さんの協力度が治療結果にダイレクトに反映されますので、不安や不信感を持った状態で治療を進めるというのは好ましくありません。
不安や不信感を解消する方法は十分にありますので、あせらずにどうするのが良いのかを、まずはゆっくりと考えてみられてはいかがでしょうか?
1.たまたま右側にあごをずらしている
2.歯並びが原因であごが右にずれている
3.顎骨が原因であごが右にずれている
の3パターンが考えられます。
1.であれば、特に心配はありません。
(クセになっているのであればやめるように心がける必要はあるかもしれません)
2.の場合はちょっと問題で、将来的に矯正治療を行うかどうかを検討する必要性が出てくるかもしれません。
3.が一番問題で、下顎の成長の余地はまだ多少残されているので、今後まだ改善される可能性もあると思いますが、この場合は骨を切って行う外科矯正が必要になるかもしれません。
いずれにしましても、まずは息子さんが上記のどのタイプに当てはまっているのかということを知った上で、今後についても考えなくてはいけないのではないかと思います。
まずは担当の先生にお聞きしてみて、納得いかないようであれば一度他の医院(できれば歯科大学付属病院のように複数の矯正専門医が在籍している施設)で見てもらうと良いのではないかと思います。
矯正治療の中でも、床矯正というものは特に患者さんの協力度が治療結果にダイレクトに反映されますので、不安や不信感を持った状態で治療を進めるというのは好ましくありません。
不安や不信感を解消する方法は十分にありますので、あせらずにどうするのが良いのかを、まずはゆっくりと考えてみられてはいかがでしょうか?
回答2
歯科医師の松山です。
回答日時:2009-05-05 10:25:00
矯正中と言うことですが、どこかに反対咬合の咬み合わせ部分が有りませんか。
それだけで咬み合わせは(下顎)はどちらかにづれますから。
舌の癖も問題になります。
後心配なのは顎変形症なのですが、問題ないのでしょうか。
それだけで咬み合わせは(下顎)はどちらかにづれますから。
舌の癖も問題になります。
後心配なのは顎変形症なのですが、問題ないのでしょうか。
回答3
回答日時:2009-05-05 12:04:54
こんにちは。
私も、反対咬合の素因がないかな、と思いました。
(ただの想像ですが・・)
矯正治療の影響があったのかなかったのか、全く不明ですが、下顎が大きいタイプだと正中のズレは強調されます。
ご両親のどちらかが受け口さんだったりすると、可能性は高くなるでしょうね。
顎は、通常誰でもどちらかに多少はずれてます。
下顎が骨格的に大きいタイプだと、単にそれが強調される様です。
今回は下顎の成長期と矯正の時期が重なってしまったため、因果関係についてはよく分からないですが、人為的にコントロールするのはとても難しいことだと思います。
>顎のズレを正位置に治すには
については田尾先生の書かれた通りですね。
>不安や不信感を持った状態で治療を進めるというのは好ましくありません
・・ので、納得できるまで、場合によっては複数の先生にも相談してみて下さい。
お大事にどうぞ。
私も、反対咬合の素因がないかな、と思いました。
(ただの想像ですが・・)
矯正治療の影響があったのかなかったのか、全く不明ですが、下顎が大きいタイプだと正中のズレは強調されます。
ご両親のどちらかが受け口さんだったりすると、可能性は高くなるでしょうね。
顎は、通常誰でもどちらかに多少はずれてます。
下顎が骨格的に大きいタイプだと、単にそれが強調される様です。
今回は下顎の成長期と矯正の時期が重なってしまったため、因果関係についてはよく分からないですが、人為的にコントロールするのはとても難しいことだと思います。
>顎のズレを正位置に治すには
については田尾先生の書かれた通りですね。
>不安や不信感を持った状態で治療を進めるというのは好ましくありません
・・ので、納得できるまで、場合によっては複数の先生にも相談してみて下さい。
お大事にどうぞ。
相談者からの返信
相談者:
ごま大福さん
返信日時:2009-05-09 19:42:29
田尾先生、松山先生、渡辺先生、ご回答ありがとうございました。
田尾先生のおっしゃる通り、大きな病院で一度診てもらってきます。
なぜ今までそれに気がつかなかったのだろうと思う位です。
早速ネットで調べたところ、東京歯科大学付属の病院がいくつかありましたので、そこへ行ってこようと思います。
ありがとうございました。
松山先生の「顎変形症」の指摘も初めて聞いた病名だったので、こういう病気もあるんだと改めて知りました。(無知でスミマセン)
それも含めよく調べてもらってきます。
渡辺先生の「親が受け口」にもびっくりです。
私が受け口・・ではないのですが、開咬です。
遺伝もあるのですね。
大学病院へ行くことで一つ質問があります。
今、かかりつけの先生に原因と顎変形症ではないかどうかを聞いたうえで、一度大学病院で調べてみたいと言ってもいいものでしょうか?(これはセカンドオピニオンになるのでしょうか?)
それとも、何も言わずに行ってみた方がよいでしょうか?
今の先生に4年もお世話になっているので、どうしたものかとちょっと悩んでいます。
こんな事での質問で申し訳ありませんが、宜しくお願い致します。
田尾先生のおっしゃる通り、大きな病院で一度診てもらってきます。
なぜ今までそれに気がつかなかったのだろうと思う位です。
早速ネットで調べたところ、東京歯科大学付属の病院がいくつかありましたので、そこへ行ってこようと思います。
ありがとうございました。
松山先生の「顎変形症」の指摘も初めて聞いた病名だったので、こういう病気もあるんだと改めて知りました。(無知でスミマセン)
それも含めよく調べてもらってきます。
渡辺先生の「親が受け口」にもびっくりです。
私が受け口・・ではないのですが、開咬です。
遺伝もあるのですね。
大学病院へ行くことで一つ質問があります。
今、かかりつけの先生に原因と顎変形症ではないかどうかを聞いたうえで、一度大学病院で調べてみたいと言ってもいいものでしょうか?(これはセカンドオピニオンになるのでしょうか?)
それとも、何も言わずに行ってみた方がよいでしょうか?
今の先生に4年もお世話になっているので、どうしたものかとちょっと悩んでいます。
こんな事での質問で申し訳ありませんが、宜しくお願い致します。
回答4
相談者からの返信
相談者:
ごま大福さん
返信日時:2009-05-12 20:34:06
タイトル | 15歳、床矯正中。下顎がかなり曲がってきて心配です |
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質問者 | ごま大福さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 44歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正の治療法 歯列矯正のトラブル 噛み合わせ(咬合)その他 マウスピース矯正 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。