[写真あり] 妊娠中。転倒し前1番の歯が折れ神経を取ることに・・・
相談者:
うーちゃんさん (25歳:女性)
投稿日時:2009-05-09 22:06:11
回答1
回答日時:2009-05-09 22:22:30
うーちゃんさん、こんばんは。
歯髄は一度細菌に感染してしまうと治癒することが不可能で、しかも歯痛の原因になってしまうので、虫歯が深くなって歯髄に細菌感染が起こってしまった場合には、抜髄をする必要があります。
簡単にいえば、バイ菌の入った神経は取らないと痛くなってきちゃうので、取るのが一般的だということです。
>妊婦なのであまり身体に負担のかからない治療はないでしょうか?
そんな負担のかかる治療じゃないので、ご心配なく。
>いままで歯医者にかかったことがないので、不安と心配でいっぱいです。
そんなうーちゃんさんのお口の状態の方が心配でいっぱいです。
歯髄は一度細菌に感染してしまうと治癒することが不可能で、しかも歯痛の原因になってしまうので、虫歯が深くなって歯髄に細菌感染が起こってしまった場合には、抜髄をする必要があります。
簡単にいえば、バイ菌の入った神経は取らないと痛くなってきちゃうので、取るのが一般的だということです。
>妊婦なのであまり身体に負担のかからない治療はないでしょうか?
そんな負担のかかる治療じゃないので、ご心配なく。
>いままで歯医者にかかったことがないので、不安と心配でいっぱいです。
そんなうーちゃんさんのお口の状態の方が心配でいっぱいです。
回答2
横浜相鉄ビル歯科医院(横浜市西区)の田中です。
回答日時:2009-05-09 22:28:18
こんばんは。
歯の中には歯髄という血管や神経を含む組織が入っている部分があります。
↓↓をご覧になってみて下さい。
参考歯の基礎知識<歯の構造
その部分が露出するまで割れてしまったわけです。
という事は一般的にはその歯の中の歯髄は感染してしまっているので、歯を抜くわけではありませんが、その中にある歯髄を歯から取り去るという事です。
神経を取った場合にはその後の治療方法もやや複雑になりますが、やはり感染が疑われる場合には抜髄となる事が多いでしょう。
↓↓
参考:抜髄(根管治療)
ケースによっては神経を取らずに保存できる場合もありますが、限られたケースであると思います。
妊婦ということでご不安もあるかと思いますが、一般的な歯科治療のほとんどは受けていただいて問題ありません。
投薬や外科処置には制約がございますが、抜髄の際の麻酔も問題は少ないと思われますので、むしろきちんと痛みの生じないような治療をしていただければつらい思いをする事もないと思います。
もしお腹がそろそろ重くなってきている時期でしたら、長時間仰向けになる事で赤ちゃんの重みが胸のほうにかかって循環器系を圧迫し、急に起き上がる事で脳貧血を起こす事がありますので注意していただくとよいでしょう。
しかし実際にどういう方法を取るのかは、実際に診させていただいた者にしか判断はいたしかねます。
まずはご担当下さる歯科医師とよくお話をして下さい。
もし感染しておりそのまま悪化してしまった場合には、それこそ問題が大きいと思われますので、歯医者さんは恐ろしいかも知れませんが赤ちゃんのためにも勇気を出して下さい。
歯の中には歯髄という血管や神経を含む組織が入っている部分があります。
↓↓をご覧になってみて下さい。
参考歯の基礎知識<歯の構造
その部分が露出するまで割れてしまったわけです。
という事は一般的にはその歯の中の歯髄は感染してしまっているので、歯を抜くわけではありませんが、その中にある歯髄を歯から取り去るという事です。
神経を取った場合にはその後の治療方法もやや複雑になりますが、やはり感染が疑われる場合には抜髄となる事が多いでしょう。
↓↓
参考:抜髄(根管治療)
ケースによっては神経を取らずに保存できる場合もありますが、限られたケースであると思います。
妊婦ということでご不安もあるかと思いますが、一般的な歯科治療のほとんどは受けていただいて問題ありません。
投薬や外科処置には制約がございますが、抜髄の際の麻酔も問題は少ないと思われますので、むしろきちんと痛みの生じないような治療をしていただければつらい思いをする事もないと思います。
もしお腹がそろそろ重くなってきている時期でしたら、長時間仰向けになる事で赤ちゃんの重みが胸のほうにかかって循環器系を圧迫し、急に起き上がる事で脳貧血を起こす事がありますので注意していただくとよいでしょう。
しかし実際にどういう方法を取るのかは、実際に診させていただいた者にしか判断はいたしかねます。
まずはご担当下さる歯科医師とよくお話をして下さい。
もし感染しておりそのまま悪化してしまった場合には、それこそ問題が大きいと思われますので、歯医者さんは恐ろしいかも知れませんが赤ちゃんのためにも勇気を出して下さい。
相談者からの返信
相談者:
うーちゃんさん
返信日時:2009-05-10 00:40:01
吉岡先生、田中先生お返事ありがとうございました。
とても丁寧な説明で、よく分かりました。
まだ不安はありますが、歯医者さんを信頼してお任せしようと思います。
とても気持ちが楽になりました。
ありがとうございました。
後、もうひとつだけ聞いていただきたいのですが・・・
お願いします。
歯が折れた時に、応急の処置として、見栄えのため、簡単に歯をかたどった仮歯をつけていただいたのですが、食事の際すぐ取れてしまいました。
歯医者さんにも少しのことですぐ取れます。と言われていたので、納得なのですが、休日を挟むので、診療まで時間があります。
痛みもありませんが、そのまま診療まで放置しても問題ありませんでしょうか?
お返事よろしくお願いします。
とても丁寧な説明で、よく分かりました。
まだ不安はありますが、歯医者さんを信頼してお任せしようと思います。
とても気持ちが楽になりました。
ありがとうございました。
後、もうひとつだけ聞いていただきたいのですが・・・
お願いします。
歯が折れた時に、応急の処置として、見栄えのため、簡単に歯をかたどった仮歯をつけていただいたのですが、食事の際すぐ取れてしまいました。
歯医者さんにも少しのことですぐ取れます。と言われていたので、納得なのですが、休日を挟むので、診療まで時間があります。
痛みもありませんが、そのまま診療まで放置しても問題ありませんでしょうか?
お返事よろしくお願いします。
回答3
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2009-05-10 00:41:20
うーちゃんさまこんばんわ。
歯が折れて露髄してしまって抜髄することになっているのですね。
破折して露髄してしまえば通常抜髄することになるのは致し方ないことなのですが、露髄していれば痛みは有るように思うのですが、冷痛はありませんかどうなんでしょう。
露髄していれば歯髄が見えるとおもうのですがいかがでしょうか、もしそのようなことが伺えないのなら露髄していないのかもしれません。
冷たいものを口に含んだり、鏡で折れたところ見てみてははいかがですか。
冷痛も無く露髄している兆候がないのなら歯髄を保存できるかもしれません。
もっとも半分に折れているのなら、抜髄するのはは致し方の無い所だとは思います。
参考になさってください。
抜髄根管充填
http://yamadashika.jp/infection02.html
歯が折れて露髄してしまって抜髄することになっているのですね。
破折して露髄してしまえば通常抜髄することになるのは致し方ないことなのですが、露髄していれば痛みは有るように思うのですが、冷痛はありませんかどうなんでしょう。
露髄していれば歯髄が見えるとおもうのですがいかがでしょうか、もしそのようなことが伺えないのなら露髄していないのかもしれません。
冷たいものを口に含んだり、鏡で折れたところ見てみてははいかがですか。
冷痛も無く露髄している兆候がないのなら歯髄を保存できるかもしれません。
もっとも半分に折れているのなら、抜髄するのはは致し方の無い所だとは思います。
参考になさってください。
抜髄根管充填
http://yamadashika.jp/infection02.html
回答4
佐藤歯科医院(大阪市北区)の佐藤です。
回答日時:2009-05-10 02:35:08
山田先生も心配されておられますが、打撲のショックで歯の神経の連続性に支障があるときには神経が露出していても、感じないこともあります。
この場合は感染していても感じないのですが、これも、歯髄を取らないといけないので、そのことだけ含みおき下さいね。
この場合は感染していても感じないのですが、これも、歯髄を取らないといけないので、そのことだけ含みおき下さいね。
回答5
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2009-05-10 10:02:02
最初に書いておきますが私の書いていること全く一般的ではないので、なぜ先生はこの治療選択肢が出なかったのかなど思わないでくださいね。
歯科知識が少ない方に下記のようなことを書いてしまうと。。。
ですが、後で読まれる方の為にもあえて書かせてもらいます。
参考:〔一度ダメージを受けた歯の神経は、自然治癒することはない?〕
外傷によって歯が欠け出ている神経の細菌感染は、そこまで深い所まで進行していません。
(外傷後直ですよ、1週間も神経が出ている場合は・・・^^;)
露髄後直は細菌の感染が上だけにとどまっているので、きちんと消毒してMTA(保険外材料)などを神経が出た場所においてレジン充填など行えば神経を取らずに被せずにすむ治療法があります。
ただし、外傷の衝撃により後(数か月〜1年後)で神経が死んでしまうこともあります。
ですから定期的な観察は前提の治療となります。
*術前にこの辺りを含めしっかり説明を受ける必要があります。
個人的には、患者さんの歯科治療に対して理解度が高くないと、患者さん&歯科医師の関係が悪くなってしまう時がありますので、普及しにくいのかなと・・・
後で、神経が死んできてしまうリスクがあるので最初から神経を取ってしまうのも1つの考え方です。
私も以前は外傷で露髄している場合は、100%直に抜髄して被せ物を入れていました^^;
ですが今は、MTAとレジンで画像1のように修復できる
注)、MTAを用いて神経を保護する治療は今は全く一般的ではありませんので^^;
診断も非常に難しいので小さな虫歯のように「はい、じゃあ治療しましょう」とは行きません。
>いままで歯医者にかかったことがないので不安と心配でいっぱいです。
これを機会に定期的に歯科医院で掃除などメンテナンス・虫歯&歯周病予防を行われた方がいいですよ。
そこまで恐がらなくていいですよ。
ならないことに越したことはないのですが、
もしお子さんの歯が同じようになった時には、覚えて頂いてもいいかもしれません。
画像1
歯科知識が少ない方に下記のようなことを書いてしまうと。。。
ですが、後で読まれる方の為にもあえて書かせてもらいます。
参考:〔一度ダメージを受けた歯の神経は、自然治癒することはない?〕
外傷によって歯が欠け出ている神経の細菌感染は、そこまで深い所まで進行していません。
(外傷後直ですよ、1週間も神経が出ている場合は・・・^^;)
露髄後直は細菌の感染が上だけにとどまっているので、きちんと消毒してMTA(保険外材料)などを神経が出た場所においてレジン充填など行えば神経を取らずに被せずにすむ治療法があります。
ただし、外傷の衝撃により後(数か月〜1年後)で神経が死んでしまうこともあります。
ですから定期的な観察は前提の治療となります。
*術前にこの辺りを含めしっかり説明を受ける必要があります。
個人的には、患者さんの歯科治療に対して理解度が高くないと、患者さん&歯科医師の関係が悪くなってしまう時がありますので、普及しにくいのかなと・・・
後で、神経が死んできてしまうリスクがあるので最初から神経を取ってしまうのも1つの考え方です。
私も以前は外傷で露髄している場合は、100%直に抜髄して被せ物を入れていました^^;
ですが今は、MTAとレジンで画像1のように修復できる
注)、MTAを用いて神経を保護する治療は今は全く一般的ではありませんので^^;
診断も非常に難しいので小さな虫歯のように「はい、じゃあ治療しましょう」とは行きません。
>いままで歯医者にかかったことがないので不安と心配でいっぱいです。
これを機会に定期的に歯科医院で掃除などメンテナンス・虫歯&歯周病予防を行われた方がいいですよ。
そこまで恐がらなくていいですよ。
ならないことに越したことはないのですが、
もしお子さんの歯が同じようになった時には、覚えて頂いてもいいかもしれません。
画像1
相談者からの返信
相談者:
うーちゃんさん
返信日時:2009-05-10 13:05:13
回答6
歯科医師の松山です。
回答日時:2009-05-10 13:10:27
相談者からの返信
相談者:
うーちゃんさん
返信日時:2009-05-10 19:14:01
松山先生お返事ありがとうございました。
安心しました。
安心しました。
タイトル | [写真あり] 妊娠中。転倒し前1番の歯が折れ神経を取ることに・・・ |
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質問者 | うーちゃんさん |
地域 | 大阪 |
年齢 | 25歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 主婦 |
カテゴリ |
歯が割れた・折れた・欠けた 根管治療の治療法 妊娠中の歯科治療 その他(写真あり) 根管充填 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。