2歳2ヶ月、サホライドを塗っていたのに上の歯が全てCOと言われました
相談者:
まめ子さん (2歳:女性)
投稿日時:2009-06-21 00:25:06
質問させていただきます。
2歳2ヶ月の子どもが先月前歯にサホライドを塗りました。
中央の2本の上半分が黒くなり、横の歯1本も若干黒くなりました。
(ちなみに大暴れしたので苦いのにうがいもできず、他の歯にもサホライドが流れていったのではと思っています)
その時かかっていた小児歯科では、あとは虫歯はないのでとりあえずフッ素を塗って、また数ヵ月後にできたらサホライドだったのですが、ここの小児歯科と考えも合わないこともあり、新しい小児歯科に変わりました。
すると今日、上の歯が全て虫歯になっていると言われかなりショックを受けました。
診察後、歯科手帳を見ると全てCOと記入されていました。
先月サホライドを塗ってからは、保育園以外ではおやつもジュースも全くあげていないし、毎朝毎晩フロス・歯磨きをして、寝る前にフッ素のスプレーもしているのに、急に全て虫歯になっていると言われとてもショックです。
そしてサホライドを塗ったほうがいいけれど、抵抗あるならしばらくは生活を改善して、2ヵ月後にまたフッ素を塗って様子を見ますか?と言われ、決断できずにとりあえずフッ素だけ塗って帰ってきました。
COでもやはりサホライドを塗ったほうがよいのでしょうか・・・
そしてやはり黒くなってしまうのでしょうか?
歯をよく見ると、歯茎の部分からわずかに確かに白くなっていました。
この時期だと再石灰化もできるのではとも思ったりもするのですが、それは素人考えなのでしょうか?
2歳2ヶ月の子どもが先月前歯にサホライドを塗りました。
中央の2本の上半分が黒くなり、横の歯1本も若干黒くなりました。
(ちなみに大暴れしたので苦いのにうがいもできず、他の歯にもサホライドが流れていったのではと思っています)
その時かかっていた小児歯科では、あとは虫歯はないのでとりあえずフッ素を塗って、また数ヵ月後にできたらサホライドだったのですが、ここの小児歯科と考えも合わないこともあり、新しい小児歯科に変わりました。
すると今日、上の歯が全て虫歯になっていると言われかなりショックを受けました。
診察後、歯科手帳を見ると全てCOと記入されていました。
先月サホライドを塗ってからは、保育園以外ではおやつもジュースも全くあげていないし、毎朝毎晩フロス・歯磨きをして、寝る前にフッ素のスプレーもしているのに、急に全て虫歯になっていると言われとてもショックです。
そしてサホライドを塗ったほうがいいけれど、抵抗あるならしばらくは生活を改善して、2ヵ月後にまたフッ素を塗って様子を見ますか?と言われ、決断できずにとりあえずフッ素だけ塗って帰ってきました。
COでもやはりサホライドを塗ったほうがよいのでしょうか・・・
そしてやはり黒くなってしまうのでしょうか?
歯をよく見ると、歯茎の部分からわずかに確かに白くなっていました。
この時期だと再石灰化もできるのではとも思ったりもするのですが、それは素人考えなのでしょうか?
回答1
回答日時:2009-06-21 00:40:39
まめ子さん、こんばんは。
>生活を改善して
これが最も重要だと思います。
普段の生活状況を話した上で「どうすればいいか」担当医に聞いてみて下さい。
『なぜ2歳2ヶ月でムシ歯ができてしまっているのか』を把握しないことには、問題の解決にはならないように思えます。
原因を追究しておかなければ、次々ムシ歯ができるでしょう。
>そしてやはり黒くなってしまうのでしょうか?
サホライドを塗れば、黒くなります。
サホライドなどで「CO」に介入するかどうかは、リスクとの兼ね合い次第です。
>再石灰化もできるのではとも思ったりもするのですが
現在の生活習慣のままでは、難しそうな気がします。
良い状態に変えることができれば、話も変わってきます。
>生活を改善して
これが最も重要だと思います。
普段の生活状況を話した上で「どうすればいいか」担当医に聞いてみて下さい。
『なぜ2歳2ヶ月でムシ歯ができてしまっているのか』を把握しないことには、問題の解決にはならないように思えます。
原因を追究しておかなければ、次々ムシ歯ができるでしょう。
>そしてやはり黒くなってしまうのでしょうか?
サホライドを塗れば、黒くなります。
サホライドなどで「CO」に介入するかどうかは、リスクとの兼ね合い次第です。
>再石灰化もできるのではとも思ったりもするのですが
現在の生活習慣のままでは、難しそうな気がします。
良い状態に変えることができれば、話も変わってきます。
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2009-06-21 01:42:02
まめ子さまこんばんわ。
お子様の歯にむし歯が見つかってショックを受けていらっしゃるようですね。
今まで子育ての中で、むし歯にならない配慮はなさってこられたでしょうか。
しかし現実にはCoのむし歯が出来てしまったわけですから、何らかのむし歯原因はあったと考えるべきでしょう。
実際にはお口の中を拝見すれば、もっと適切なアドバイスが出来るとは思いますが、おそらくお菓子の食べすぎがあったことは間違いないことだと思います。
したがってとりあえず3歳までは、お菓子を与えない育児に軌道修正なさるのがいいと思います。
子どもさんにお菓子を与えてしまう原因は様々です、家庭内の人間関係も有るので一概にこうしろとは言えませんが、知恵を働かせてお菓子に頼らない育児に切り替えられるのが一番です。
フッ素に頼った所で、根本的な問題解決にはならないと考えています。
またお子さんがフッ素塗布の折大暴れしたとのことですが、大暴れするのは子どもさんが恐怖を感じているわけですから、無理やりお口を開けさせてフッ素を塗ったりすることには賛成いたしかねます。
おそらく今度そのような対応をすれば、益々歯医者に恐怖を感じて抵抗すると思います。
児童心理のことを十分理解している歯科医のもとで、じっくり子どもさんの気持ちを受け止めてくれる歯科医院に受診なさるのが一番いいように思います。
予防歯科 http://yamadashika.jp/prevent.html
お子様の歯にむし歯が見つかってショックを受けていらっしゃるようですね。
今まで子育ての中で、むし歯にならない配慮はなさってこられたでしょうか。
しかし現実にはCoのむし歯が出来てしまったわけですから、何らかのむし歯原因はあったと考えるべきでしょう。
実際にはお口の中を拝見すれば、もっと適切なアドバイスが出来るとは思いますが、おそらくお菓子の食べすぎがあったことは間違いないことだと思います。
したがってとりあえず3歳までは、お菓子を与えない育児に軌道修正なさるのがいいと思います。
子どもさんにお菓子を与えてしまう原因は様々です、家庭内の人間関係も有るので一概にこうしろとは言えませんが、知恵を働かせてお菓子に頼らない育児に切り替えられるのが一番です。
フッ素に頼った所で、根本的な問題解決にはならないと考えています。
またお子さんがフッ素塗布の折大暴れしたとのことですが、大暴れするのは子どもさんが恐怖を感じているわけですから、無理やりお口を開けさせてフッ素を塗ったりすることには賛成いたしかねます。
おそらく今度そのような対応をすれば、益々歯医者に恐怖を感じて抵抗すると思います。
児童心理のことを十分理解している歯科医のもとで、じっくり子どもさんの気持ちを受け止めてくれる歯科医院に受診なさるのが一番いいように思います。
予防歯科 http://yamadashika.jp/prevent.html
相談者からの返信
相談者:
まめ子さん
返信日時:2009-06-21 08:26:00
吉岡先生、山田先生、返信ありがとうございます。
先月サホライドを塗ってからは、生活を改善して家では一切お菓子をあげていません。
今まであげすぎだったことを反省しています。
ただ、保育園でのおやつをやめることはできず、それならサホライドを塗ったほうがいいのでしょうか・・・
毎日甘いものが出ているわけではないようです。
午前午後と1回ずつ出ているようです。
吉岡先生、
>サホライドなどで「CO」に介入するかどうかは、リスクとの兼ね合い次第です。
というのがいまいち理解できないのですが、どういうことなのでしょうか?
COのところにでも塗れば黒くなるということでしょうか?
山田先生、大暴れしてサホライドを塗ったところからは転院しました。
今の歯医者は小児歯科専門とのことで、ここのずっと通おうと思っています。
先月サホライドを塗ってからは、生活を改善して家では一切お菓子をあげていません。
今まであげすぎだったことを反省しています。
ただ、保育園でのおやつをやめることはできず、それならサホライドを塗ったほうがいいのでしょうか・・・
毎日甘いものが出ているわけではないようです。
午前午後と1回ずつ出ているようです。
吉岡先生、
>サホライドなどで「CO」に介入するかどうかは、リスクとの兼ね合い次第です。
というのがいまいち理解できないのですが、どういうことなのでしょうか?
COのところにでも塗れば黒くなるということでしょうか?
山田先生、大暴れしてサホライドを塗ったところからは転院しました。
今の歯医者は小児歯科専門とのことで、ここのずっと通おうと思っています。
回答3
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2009-06-21 08:37:05
歯が黒くなることを厭わないのなら全く問題はありません、個人的には推奨します。
フッ素を塗布するより効果的だと考えています、問題はお子さんがそれを受け入れてくれるかでしょう。
また無理やり押さえつけて塗るようなことは避けていただきたいと考えています。
現在お菓子を与えていないとの事なので、うまく行けば甘党にならずに済むかも知れません。
がんばってください、応援しています。
フッ素を塗布するより効果的だと考えています、問題はお子さんがそれを受け入れてくれるかでしょう。
また無理やり押さえつけて塗るようなことは避けていただきたいと考えています。
現在お菓子を与えていないとの事なので、うまく行けば甘党にならずに済むかも知れません。
がんばってください、応援しています。
回答4
湯浅です。
回答日時:2009-06-21 08:52:28
まめ子さん、こんにちは。
小児歯科は詳しくないですが、時々、でてくる相談なので、
>>>>
先月サホライドを塗ってからは保育園以外ではおやつもジュースも全くあげていないし、毎朝毎晩フロス・歯磨きをして、寝る前にフッ素のスプレーもしているのに、急に全て虫歯になっていると言われとてもショックです。
>>>>
これだけしているのに、「急に全て虫歯になる」ことは、ありません。
よって、最初の歯科医院、新しい歯科医院の、診断基準などが違っていることになります。
どちらかが間違っているとは、書いてないことに注意してください。
学校の歯科では、基準が決まっていますが、日本独自の精度の低い基準です(これがダメということではありません。現時点での医療政策上の妥協点で作られています。)。
一般の歯科医院での、COの診断基準は、明文化されていないことが多いです(詳しくは、僕にはわかりません)。
基本的に、カリエスの診断には、明るい光源のもとで、しっかりと、空気を吹き付けて乾燥させなければなりません。
さらには、ルーペ・顕微鏡などで拡大すると、さらに精度は、あがります(僕は、このエビデンスは、知りませんが、そのように考えています。)。
「大暴れした」とありますが、これが、診断時もなら、さらに、診断精度まで低下するので、診断が異なることは多いです。
また、その診断の結果、介入が必要かどうかも、1回の診察ではわかりません。
よって、まめ子さんが、現時点でショックをうけるとか、歯科医院に不信感をいだかない方が良いと思います。
小児歯科は詳しくないですが、時々、でてくる相談なので、
>>>>
先月サホライドを塗ってからは保育園以外ではおやつもジュースも全くあげていないし、毎朝毎晩フロス・歯磨きをして、寝る前にフッ素のスプレーもしているのに、急に全て虫歯になっていると言われとてもショックです。
>>>>
これだけしているのに、「急に全て虫歯になる」ことは、ありません。
よって、最初の歯科医院、新しい歯科医院の、診断基準などが違っていることになります。
どちらかが間違っているとは、書いてないことに注意してください。
学校の歯科では、基準が決まっていますが、日本独自の精度の低い基準です(これがダメということではありません。現時点での医療政策上の妥協点で作られています。)。
一般の歯科医院での、COの診断基準は、明文化されていないことが多いです(詳しくは、僕にはわかりません)。
基本的に、カリエスの診断には、明るい光源のもとで、しっかりと、空気を吹き付けて乾燥させなければなりません。
さらには、ルーペ・顕微鏡などで拡大すると、さらに精度は、あがります(僕は、このエビデンスは、知りませんが、そのように考えています。)。
「大暴れした」とありますが、これが、診断時もなら、さらに、診断精度まで低下するので、診断が異なることは多いです。
また、その診断の結果、介入が必要かどうかも、1回の診察ではわかりません。
よって、まめ子さんが、現時点でショックをうけるとか、歯科医院に不信感をいだかない方が良いと思います。
回答5
佐藤歯科医院(大阪市北区)の佐藤です。
回答日時:2009-06-21 09:20:17
大暴れをした時点で、大人に行うようなキチンとしたことはまず無理です。
歯科医院、歯科医師側に精度の高いことを求められても無意味なことです。
女児よりも男児の方が歯科医院の様な場で、いう事を聞いてもらえないものではないか?と私はそういった印象があります。
お母さんとお子さん、ご両親とお子さんとの間の関係を今一度振り返って見られてお考えになられた方が宜しいかと存じます。
きちんと見せてくれるような態度になられるまでは、フッ素でウガイ、フッ素いり歯磨きの使用などで出来るだけの抵抗をしてもらい、キチンとした態度が取れる様になられたら、診察を受けてください。
無事治療終了致しますよう、ご祈念申し上げます。
歯科医院、歯科医師側に精度の高いことを求められても無意味なことです。
女児よりも男児の方が歯科医院の様な場で、いう事を聞いてもらえないものではないか?と私はそういった印象があります。
お母さんとお子さん、ご両親とお子さんとの間の関係を今一度振り返って見られてお考えになられた方が宜しいかと存じます。
きちんと見せてくれるような態度になられるまでは、フッ素でウガイ、フッ素いり歯磨きの使用などで出来るだけの抵抗をしてもらい、キチンとした態度が取れる様になられたら、診察を受けてください。
無事治療終了致しますよう、ご祈念申し上げます。
回答6
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2009-06-21 22:12:57
COもそうなのですが、C1、C2、C3、C4もすべて臨床診断です。
COの診断で象牙質まで虫歯が進んでいて、麻酔をしてレジン充填が必要なこともありますし、う蝕とはまったく関係のない白濁の場合もあります。
ですので、COならこういった処置というのが決まっているわけではありません。
またサホライドを塗って黒く変色するのでしたら、再石灰化が期待できない不可逆的な虫歯(=C1と診断したほうが良い状況?)ではないかと思います。
ちなみに、私の場合は、前歯にサホライドを塗って黒くしたのでは、あまりに子どもがかわいそうだと考えますので、行なったことはありません。
個人的には、まず泣こうが暴れようがきちんと診断できる歯科医院を受診することが、まず第一だと考えます。
診断がきちんとなされていない状況で、あれこれ考えてもあまり意味のあることではないと思いますので。
COの診断で象牙質まで虫歯が進んでいて、麻酔をしてレジン充填が必要なこともありますし、う蝕とはまったく関係のない白濁の場合もあります。
ですので、COならこういった処置というのが決まっているわけではありません。
またサホライドを塗って黒く変色するのでしたら、再石灰化が期待できない不可逆的な虫歯(=C1と診断したほうが良い状況?)ではないかと思います。
ちなみに、私の場合は、前歯にサホライドを塗って黒くしたのでは、あまりに子どもがかわいそうだと考えますので、行なったことはありません。
個人的には、まず泣こうが暴れようがきちんと診断できる歯科医院を受診することが、まず第一だと考えます。
診断がきちんとなされていない状況で、あれこれ考えてもあまり意味のあることではないと思いますので。
相談者からの返信
相談者:
まめ子さん
返信日時:2009-06-21 22:19:35
先生方、ありがとうございます。
今回の小児歯科は、一応口を開けてくれて、明るいライトの下でチェックしてもらいました。
ということは、やはり先月からCOだったということでしょうか?
COの基準というのは、そんなにばらつきがあるのは知りませんでした。
あまりあてにならないのは知っていますが、保育園の歯科検診でもサホライドを塗っている虫歯以外はゼロでした・・・
COということであれば、無理にサホライドを塗らなくてもいいのでしょうか・・・
前歯に塗ってありますので、今さら少し増えてもあまり印象は変わらないといえばそうなのですが、女の子なのでやはりあまり黒い部分は増やしたくないという親心もあり、複雑です。
ただ、本当に最近は家ではおやつもジュースもあげていませんし、あげるとすれば食後に果物を少しあげ、すぐに歯磨きしています。
あとは補食という考えでおいもをふかしたり、おにぎりにしたり。
そういった生活を続けていけるのであれば、無理にサホライドを塗らず、再石灰化に少し期待してもいいのでしょうか?
ネットでフッ素のジェルも買ったので、とりあえず次の健診までは自宅でのケアをかなりがんばるつもりではあるのですが、本当はどうしたらいいのかわからず途方にくれています。
ただ言い訳なのですが、お菓子の量も確かによくあげてはいたかもしれませんが、知り合いの虫歯ゼロの子供たちに比べると、そんなに飛びぬけて多かったわけでもないですし、ジュースもあげない日もあったのに、こんなに虫歯が多いのはかなりショックです。
歯の質ということもあるのでしょうか・・・?
今回の小児歯科は、一応口を開けてくれて、明るいライトの下でチェックしてもらいました。
ということは、やはり先月からCOだったということでしょうか?
COの基準というのは、そんなにばらつきがあるのは知りませんでした。
あまりあてにならないのは知っていますが、保育園の歯科検診でもサホライドを塗っている虫歯以外はゼロでした・・・
COということであれば、無理にサホライドを塗らなくてもいいのでしょうか・・・
前歯に塗ってありますので、今さら少し増えてもあまり印象は変わらないといえばそうなのですが、女の子なのでやはりあまり黒い部分は増やしたくないという親心もあり、複雑です。
ただ、本当に最近は家ではおやつもジュースもあげていませんし、あげるとすれば食後に果物を少しあげ、すぐに歯磨きしています。
あとは補食という考えでおいもをふかしたり、おにぎりにしたり。
そういった生活を続けていけるのであれば、無理にサホライドを塗らず、再石灰化に少し期待してもいいのでしょうか?
ネットでフッ素のジェルも買ったので、とりあえず次の健診までは自宅でのケアをかなりがんばるつもりではあるのですが、本当はどうしたらいいのかわからず途方にくれています。
ただ言い訳なのですが、お菓子の量も確かによくあげてはいたかもしれませんが、知り合いの虫歯ゼロの子供たちに比べると、そんなに飛びぬけて多かったわけでもないですし、ジュースもあげない日もあったのに、こんなに虫歯が多いのはかなりショックです。
歯の質ということもあるのでしょうか・・・?
相談者からの返信
相談者:
まめ子さん
返信日時:2009-06-21 22:23:52
森川先生のコメントと同時になってしまいました。
森川先生のところではサホライドはなさらないのですね。
私もそちらに通いたいくらいです・・・
本当はサホライドを塗ったらいい場合でも、塗らないのですよね?
そういった場合、どういう処置を取るのでしょうか?
参考にお聞かせください。
今回は明るいライトの下ですんなり口を開けてくれたので、先生もジックリ見てくれました。
小児専門医の先生です。
そういう状況でのCOは、誤診の可能性はどうなのでしょうか?
森川先生のところではサホライドはなさらないのですね。
私もそちらに通いたいくらいです・・・
本当はサホライドを塗ったらいい場合でも、塗らないのですよね?
そういった場合、どういう処置を取るのでしょうか?
参考にお聞かせください。
今回は明るいライトの下ですんなり口を開けてくれたので、先生もジックリ見てくれました。
小児専門医の先生です。
そういう状況でのCOは、誤診の可能性はどうなのでしょうか?
回答7
回答日時:2009-06-21 22:38:48
>というのがいまいち理解できないのですが、どういうことなのでしょうか?
分かりにくい表現で申し訳ありません。
「CO」は「要観察歯」といわれるものです。
文字通り「観察」が必要な歯を指しています。
・ムシ歯になりやすそうだ、進みそうだという状況なら「塗る」。
・このまま進行せず、大人しくしているようなら「塗らない」。
・もしくはサホライドは塗らずに「フッ素だけ塗る」。
状況によって、色んな選択肢があるということです。
「治療」か「予防」か微妙なところなので「介入」と書きました。
湯浅先生が書かれたように「CO」は微妙な存在です。
「見た目なんだかオカシイけれど、治療しなくても良いかな〜」
・・・といった感覚で「CO」と付けられているように思えます。
担当医の考え方、経験などで基準が変わっちゃうのが「CO」です。
とにかくどんな治療をしても、ムシ歯は元の無傷の状態には戻ることはないので、今後、ムシ歯を増やさないように原因を見つけることが重要だと思います。
ちなみに「砂糖」がなくても、ムシ歯はできますからね。
分かりにくい表現で申し訳ありません。
「CO」は「要観察歯」といわれるものです。
文字通り「観察」が必要な歯を指しています。
・ムシ歯になりやすそうだ、進みそうだという状況なら「塗る」。
・このまま進行せず、大人しくしているようなら「塗らない」。
・もしくはサホライドは塗らずに「フッ素だけ塗る」。
状況によって、色んな選択肢があるということです。
「治療」か「予防」か微妙なところなので「介入」と書きました。
湯浅先生が書かれたように「CO」は微妙な存在です。
「見た目なんだかオカシイけれど、治療しなくても良いかな〜」
・・・といった感覚で「CO」と付けられているように思えます。
担当医の考え方、経験などで基準が変わっちゃうのが「CO」です。
とにかくどんな治療をしても、ムシ歯は元の無傷の状態には戻ることはないので、今後、ムシ歯を増やさないように原因を見つけることが重要だと思います。
ちなみに「砂糖」がなくても、ムシ歯はできますからね。
回答8
湯浅です。
回答日時:2009-06-21 22:50:05
僕は、小児歯科の専門でないのですが、よくある感じの質問なので、少し付け加えます。
多くの質問者の方が、「誤診」という用語を使われるので、書き込みたいと思います。
「誤診の可能性はどうなのでしょうか?」
「誤診」という用語は、この場面では使わない方が良いと思います。
もともと、診断というものは、正診率というのがあります。
http://www.sysmex-tmc.co.jp/cd/rinsyou/demo/I/HTML/002.htm
http://www.snap-tck.com/room04/c01/stat/stat0902.html
すなわち、検査の結果陽性でも、実際は陰性ということを、最初から盛り込んで、検査というものがります。
ところが、「誤診」という用語は、一般社会では、「医師がミスをして誤診した」というニュアンスがあります【重要】。
厳密な定義は、僕は知らないのですが、「誤診」という用語では、この場面では、まめ子さんの、知りたいことが伝わらないと思います(誤診率という先生もいるが)。
視診の検査でCOと診断しても、COでないということももちろんあります。
また、COという診断に対して、一般歯科医院で、または、小児歯科専門医院での、正診率などの研究は、ないはずです(と思います)。
よって、どんな状況でも「可能性はあります」が回答になり、その頻度や確率などは、不明ですというのが、回答になります。
後は、その先生の、経験的な、エイヤーという、ざっくりとした、診断精度ぐらいは、言えるかもしれませんが、専門医間でもバラツキは多いと思います(なにせ、診療所での診断基準が決まってないはずですから)。
よって、その担当の先生に聞くしかありませんが、そんなことを把握している先生は、いないと思いますし、先生の診断能力はどのくらいなんて、僕も怖くて聞けません(^^;。
答えになってない答えとなりましたが、それが、現状です。
それ以上のことを知りたければ、歯科への、研究費の予算を増やすような政策をとるように、政府に働きかけるしかないと思います(さらに、身も蓋もない回答でごめんなさい)。
多くの質問者の方が、「誤診」という用語を使われるので、書き込みたいと思います。
「誤診の可能性はどうなのでしょうか?」
「誤診」という用語は、この場面では使わない方が良いと思います。
もともと、診断というものは、正診率というのがあります。
http://www.sysmex-tmc.co.jp/cd/rinsyou/demo/I/HTML/002.htm
http://www.snap-tck.com/room04/c01/stat/stat0902.html
すなわち、検査の結果陽性でも、実際は陰性ということを、最初から盛り込んで、検査というものがります。
ところが、「誤診」という用語は、一般社会では、「医師がミスをして誤診した」というニュアンスがあります【重要】。
厳密な定義は、僕は知らないのですが、「誤診」という用語では、この場面では、まめ子さんの、知りたいことが伝わらないと思います(誤診率という先生もいるが)。
視診の検査でCOと診断しても、COでないということももちろんあります。
また、COという診断に対して、一般歯科医院で、または、小児歯科専門医院での、正診率などの研究は、ないはずです(と思います)。
よって、どんな状況でも「可能性はあります」が回答になり、その頻度や確率などは、不明ですというのが、回答になります。
後は、その先生の、経験的な、エイヤーという、ざっくりとした、診断精度ぐらいは、言えるかもしれませんが、専門医間でもバラツキは多いと思います(なにせ、診療所での診断基準が決まってないはずですから)。
よって、その担当の先生に聞くしかありませんが、そんなことを把握している先生は、いないと思いますし、先生の診断能力はどのくらいなんて、僕も怖くて聞けません(^^;。
答えになってない答えとなりましたが、それが、現状です。
それ以上のことを知りたければ、歯科への、研究費の予算を増やすような政策をとるように、政府に働きかけるしかないと思います(さらに、身も蓋もない回答でごめんなさい)。
回答9
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2009-06-21 22:55:37
湯浅先生>
>「誤診」という用語は、この場面では使わない方が良いと思います。
>もともと、診断というものは、正診率というのがあります。
なるほど。
訂正させてもらいます。
>「誤診」という用語は、この場面では使わない方が良いと思います。
>もともと、診断というものは、正診率というのがあります。
なるほど。
訂正させてもらいます。
回答10
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2009-06-21 23:11:32
>本当はサホライドを塗ったらいい場合でも塗らないのですよね?
>そういった場合、どういう処置を取るのでしょうか?
すべての治療にはメリット、デメリットがありますので、「本当はこの治療法がよい」というような治療法は存在しないと考えます。
サホライドは、お手軽である程度進行を遅くする効果が期待できるメリットがありますが、必ずしも進行を遅くできるとは限らないばかりか、黒く変色すると言う致命的な欠点があります。
ですので、前歯には使用しないと言う小児歯科医は私だけではないと思います。
そういった場合は、低年齢である程度虫歯が進行していれば普通に(レジン充填等で)治療します。
虫歯が進行していても生え変わりが近いようであれば、放置することが多いです。
また、COと診断するような初期の虫歯の場合は、山田先生や吉岡先生が書かれているように、生活習慣の問題点を洗い出して、対策をとるのがもっとも大切だと思います。
それから佐藤先生が書かれているように、フッ化物も併用することが多いです。
>ただ言い訳なのですが、お菓子の量も確かによくあげてはいたかもしれませんが、知り合いの虫歯ゼロの子供たちに比べるとそんなに飛びぬけて多かったわけでもないですし、ジュースもあげない日もあったのに、こんなに虫歯が多いのはかなりショックです。
>歯の質ということもあるのでしょうか・・・?
虫歯の感受性は非常に個人差があり、不平等です。
まめ子さんのお子さんは残念ながら虫歯になりやすいようですから、虫歯になりにくい子と同じことをしていては虫歯になってしまう可能性があります。
歯の質が違うというより、口の中の環境が違うという見かたをしたほうが良いと思います。
>そういった場合、どういう処置を取るのでしょうか?
すべての治療にはメリット、デメリットがありますので、「本当はこの治療法がよい」というような治療法は存在しないと考えます。
サホライドは、お手軽である程度進行を遅くする効果が期待できるメリットがありますが、必ずしも進行を遅くできるとは限らないばかりか、黒く変色すると言う致命的な欠点があります。
ですので、前歯には使用しないと言う小児歯科医は私だけではないと思います。
そういった場合は、低年齢である程度虫歯が進行していれば普通に(レジン充填等で)治療します。
虫歯が進行していても生え変わりが近いようであれば、放置することが多いです。
また、COと診断するような初期の虫歯の場合は、山田先生や吉岡先生が書かれているように、生活習慣の問題点を洗い出して、対策をとるのがもっとも大切だと思います。
それから佐藤先生が書かれているように、フッ化物も併用することが多いです。
>ただ言い訳なのですが、お菓子の量も確かによくあげてはいたかもしれませんが、知り合いの虫歯ゼロの子供たちに比べるとそんなに飛びぬけて多かったわけでもないですし、ジュースもあげない日もあったのに、こんなに虫歯が多いのはかなりショックです。
>歯の質ということもあるのでしょうか・・・?
虫歯の感受性は非常に個人差があり、不平等です。
まめ子さんのお子さんは残念ながら虫歯になりやすいようですから、虫歯になりにくい子と同じことをしていては虫歯になってしまう可能性があります。
歯の質が違うというより、口の中の環境が違うという見かたをしたほうが良いと思います。
相談者からの返信
相談者:
まめ子さん
返信日時:2009-06-24 22:44:53
タイトル | 2歳2ヶ月、サホライドを塗っていたのに上の歯が全てCOと言われました |
---|---|
質問者 | まめ子さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 2歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
フッ素 歯医者への不信感 その他(診断) 子供の虫歯予防 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。