生活改善したのに子供の虫歯が進行。さらにすべきことがあれば教えてください

相談者: さわちさん (31歳:女性)
投稿日時:2009-06-28 15:52:55
過去の質問等、拝読いたしました。
同じような質問もありましたが、やはり我が家の場合についてアドバイスお願いします。

現在2歳6ヶ月になる娘がいます。

2歳検診時に、左上AをCOと指摘され、以来、以下のような生活改善を行ってきました。

歯磨きは最低2回(プラウトを使用・平日家にいるときは3回)

歯石染め出し液を週に2,3回使用

フッ素含有の歯磨き粉使用

・おやつは午後1回 果物や米菓中心 最後には必ず牛乳やお茶などを飲ませる

・以前は少しでも食べさせようと食事時間が長かったことを反省し、おおむね30分程度で切り上げる

・棒状のスナックパンをよく与えていたのでいっさいやめた

・主人の帰りが遅く、夕飯が遅くなりがちだったので9時以降の飲食に気をつけた


半年経った状況は、左右上Aと左のみ上Bのの裏に小さな虫歯があります。

3ヶ月ごとに歯科に通い、進行止めの塗布を受けています。
小さな黒い点がポツ、ポツとある感じで、左上Bは着色はしていませんがすこし削れている感じです。

自分ができることをしているつもりなのに 虫歯が進行しているという事実がある以上、何か改善しなければならないことがあるということですよね。



市の検診では

「食事に神経質になるくらいなら お母さんきちんと磨いてあげてください」

といわれ、ノイローゼになりそうです。


子供の癖で、

・食べ物を口の中にいれて、噛まずにちゅうちゅうしていることがよくある

・口を開けてよだれを垂らして寝ていることが多い(歯医者さんに指摘されました)

ということも気になります。



週末に帰る祖父母宅でのおやつや、外出先で飲食後、帰りの車の中で寝てしまうことなど、気になって仕方がありません。

週末はみんなでドーナツや和菓子などのおやつを食べてはいますが、完璧な教科書通りの生活でなければ、虫歯の進行はとまりませんか?

何か見落としていることがあれば 教えていただきたいです。


同じ月齢の子供に、食事時メロンソーダを与えている友達もいます。
珍しいことではないそうです。


その子は虫歯はないので、ますます落ち込むばかりです。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-06-28 16:57:08
こんにちは。

お子さんの虫歯よりも、さわちさんの精神衛生状態が心配になりますが・・。



実際に拝見していないので断定は出来ませんが、現在されている対応でも十分な努力をされていると思いますよ。

乳歯の虫歯の進行を停止させると言うのは、言うほど簡単なことではありません。



もちろん極論を言えば、食事を与えなければ進行を相当抑えることが出来る訳ですが、そこまでしたくありませんよね?・・っていうかしないで下さいね^^;

難しい問題なのですが、楽しく心身ともに健やかに生活することと、病気に対する予防行動のバランスというものも考えないといけないのではないかと思いますよ。

幸いいつか生え変わるでもあるのですから、ノイローゼになるほどご自身を責めずに、生え変わりまでなんとか持てばいいやぐらいに、目標を下げてもいいのではないかとも思います。



理想的には、予防行動について一緒に考えて尽力してくれるアドバイザーを探されると良いかも知れませんね。

予防と言う考え方は保険治療にはあまりないので、制度上は難しいところでもあるのですが、予防に特別詳しくて、力を入れて勉強しておられそうなかかりつけを見つけられれば、さわちさんの安心に繋がるのではないでしょうか。

現在のかかりつけの先生のことは存じ上げませんが、頼りになる先生でしたら今日の様な内容でも直接相談してみて下さいね。

さわちさんやお子さんのことを知っている先生や、そこの衛生士さんが、一番頼りになりますよ。

無理しない範囲で頑張って下さい。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-06-28 21:29:23
>半年経った状況は、左右上Aと左のみ上Bのの裏に小さな虫歯があります。
>3ヶ月ごとに歯科に通い、進行止めの塗布を受けています。
>小さな黒い点がポツ、ポツとある感じで、左上Bは着色はしていませんがすこし削れている感じです。

>自分ができることをしているつもりなのに 虫歯が進行している という事実がある以上、何か改善しなければならないことがあるということですよね。

状況を診せていただいたわけではありませんのではっきりとはいえませんが、虫歯はほんとうに進行しているのでしょうか?

ここが最も重要です。


サホライドを塗布すると真っ黒になりますから、一見虫歯が進行してしまったような印象を受ける可能性があります。

歯科医師が進行していると判断していないのであれば、努力してきたことに効果があったと考えてよいのではないでしょうか。

そうではなくて歯科医師が診ても虫歯が進行してきているのであれば、改善策を相談してみてください。虫歯の部位や進行状況によっても対応策は異なります。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-06-28 21:56:59
さわちさん、こんばんは。

ノア先生、森川先生の回答におおむね賛成です。

気になる点だけ書かせてもらいます。


歯磨きは最低2回

歯垢プラークを取ることが大事です。
歯磨きの目的は食べカスを取ることではありません。
(たまにゴッチャになっている方がいるので確認です)


フッ素含有の歯磨き粉使用

子ども用だとフッ素濃度が低い物もありますから、濃度も確認してみてください。

たまに「フッ化ナトリウム950ppm」なんていう表記のものがあります。
これだとフッ素濃度は約430ppmになります。(19/42で計算)
参考:2歳の子供の虫歯予防、フッ素の慢性中毒2

・最後には必ず牛乳やお茶などを飲ませる

お茶や水は良いと思います。牛乳はどうなんでしょう。
成分が残りやすいので、『すすぎ』には好ましくないように思えます。


食事は「よく噛める=噛みやすいメニュー」もオススメです。
「よく噛む」ことは、いろんな面でプラスに働きます。

後々、ブクブクができるようになってきたら、
ミラノール」や「オラブリス」などのフッ素洗口も検討されてはどうですか?

『安い=費用対効果が高い』というので、田尾先生はよく勧められてますね。

参考になれば、幸いです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: さわちさん
返信日時:2009-06-29 13:01:06
お忙しい中、先生方にお答えいただいたこと本当にうれしく思います。
ありがとうございます。


「ノイローゼになるくらいなら、おやつやめたらどうですか」

くらい言われるかと思っていたので、少しほっとしています。


使用している歯磨き粉歯科医院から勧められたもので、薬用成分 NaF(950ppm F)と表記されています。
フッ素イオン濃度が950ppmという認識でいいのでしょうか。

私自身、現在歯列矯正中で、そこの歯科医でもおすすめしてあるものです。


フッ素洗口薬も探してみようと思います。
「おやつの後にはぶくぶくうがい」は負担なくできそうなので
これからはそうします。

安易におやつで孫の「いやいや!」をごまかそうとした義母に、何ともいえない憤りを感じたり、夕飯の支度時につまみぐいをする子供に(ゆでた野菜とかですが)感情的に怒ってしまってそんな自分に落ち込んだりして。

そして歯科検診で「母親がすべて悪い」みたいなことを言われて
本当に泣きたくなりました。


子供を見てもらっている歯科医師の方は

「大丈夫よ」

と言ってくださるので今後も相談してみようと思います。


半分人生相談みたいになってしまいましたが、今続けていることをがんばってみようと思います。
お忙しいところ、ありがとうございました。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2009-06-30 02:44:47
フッ素イオン濃度が950ppmという認識でいいのでしょうか。

仰るとおりです。日本で許されている上限に近い濃度の製品です。


フッ素洗口薬も探してみようと思います。

先に挙げた製剤は、歯科医院での処方が必要ですので、医院に問い合わせてみて下さい。


>安易におやつで孫の「いやいや!」をごまかそうとした義母に、何ともいえない憤りを感じたり

気持ちは分かりますけど、さわちさんも「自分の子ども」と「孫」では接し方が変わるかも・・・です。
(これはだいぶ先になって経験することだと思いますが)


>感情的に怒ってしまって そんな自分に落ち込んだりして。

頑張り過ぎては疲れるだけです。

『予防』って、続けることが大事だと思うので、無理なく続けられるように工夫をしていくこともポイントだと思います。

『無理なく、無駄なく、ムラなく』を意識してください。
(○○○自動車の工場の標語みたいですけど・・・)

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2009-06-30 12:56:42
『安易におやつで孫の「いやいや!」をごまかそうとした義母に何ともいえない憤りを感じたり、夕飯の支度時につまみぐいをする子供に(ゆでた野菜とかですが)感情的に怒ってしまってそんな自分に落ち込んだりして。

そして歯科検診で「母親がすべて悪い」みたいなことを言われて本当に泣きたくなりました。』

とか

『同じ月齢の子供に、食事時メロンソーダを与えている友達もいます。珍しいことではないそうです。
その子は虫歯はないので、ますます落ち込むばかりです。 』

どうも最近の子育てについては問題を感じざるを得ません。
こんな母親に対して厳しすぎる風潮もおかしいと思っています。


2007年に子育ての環境について1年間学んだ経験があるのですが深刻に考えすぎと、手本となる人が周囲に少なすぎる傾向にあり、ついつい過剰な反応を起こし、鬱や心身症様のお母さんは増加傾向にあります。

『虫歯一本で人生滅茶苦茶になるわけじゃないですよ。』

子供の虫歯はお母さんの責任じゃないです。』

2007年に勉強した際に、出会った考え方でノーバディーズ・パーフェクト という考え方があります。
(下記URL参照)
http://homepage3.nifty.com/NP-Japan/

このタイトルが示す通り、誰も完璧に出来るわけじゃない。
そんな親などいません。



ガチガチに厳しく、四角四面な生活をして辛く息苦しい人生の親子よりも、

ちょっとゆっくり、
適当に遊びをいれて、
手を抜いて、

笑顔の多い親子の方がどれだけ素晴らしいかを考えて下さい。


虫歯になったら、歯医者に任せればいいんです。
しない様に努力するのは、とてもいいことですが、それで落ち込んだり、悩んで眠れないなんて、馬鹿げています。

あーくだらない と笑い飛ばして下さい。


には替わりはあります。

でも

お母さんの笑顔には替わりなどありません。


どっちが大事でしょうか?

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2009-06-30 13:06:52
>ちょっとゆっくり、適当に遊びをいれて、手を抜いて
>笑顔の多い親子の方がどれだけ素晴らしいかを考えて下さい。

同感!! 『笑う門には福来る』って言いますしね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: さわちさん
返信日時:2009-06-30 14:57:24
ありがとうございます。
先生方の言葉に、元気がでてきました。

この半年、いつも鬱々と過ごしていたわけではありませんが何かきっかけがあると、すごく気になっていました。

ちょうど次の市の歯科検診の案内がきていたのもあり、なんて言われるのだろうかと怖かったので。。。

子供と一緒に楽しく生活できるのが一番ですね。
nobody's perfect ですね。

自分のしていることに 自信もって検診には連れいていこうと思います。



タイトル 生活改善したのに子供の虫歯が進行。さらにすべきことがあれば教えてください
質問者 さわちさん
地域 非公開
年齢 31歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 子供(子ども)の虫歯
子供の虫歯予防
回答者




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  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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