割れている右下7番を抜歯した場合、噛合わせの為に親知らずも抜くべき?
相談者:
きっこさん (28歳:女性)
投稿日時:2009-07-18 02:35:48
右下の7番(第二大臼歯)が抜歯になった場合、この機会に親知らずの抜歯もすべきかについてご意見をお願いします。
10年以上前に、虫歯と根管治療の状態が思わしくなく、「左下の第二大臼歯(7番)」を抜いてます。
左下7番抜歯後、親知らずがはえてきていて、7番の位置に真っ直ぐはえていますが、隣の6番と同じ高さではなく高さが足りないので(埋没?)、隣の6番の間に食べかすが詰まり噛み心地もかなり悪くまともに左の奥歯では噛めない感じです。
左で噛んでると変な神経を使ってるからか喉も痛みます。
左は上も真っ直ぐに親知らずがはえており、左上の親知らずは高さも横の歯と「ほとんど同じ」で咬み合っていますが下とのかみ合わせに違和感があります。
なので、ずっと右噛みでした。
その右下の7番も10年ほど前に神経を抜いて銀歯にし治療してました。
つい最近、その7番の銀のクラウンが取れてしまい歯医者に行ったところ、7番の歯が割れているとのことでした。
根元まで割れてしまっているのか、温存可能な歯なのかが今の段階ではわからないので、次回までにレントゲンを見て抜歯後の方法も重ねて検討しておくとの事でした。
状況次第だが、温存出来る可能性より抜歯になることの方が多いので抜歯の覚悟も必要との事でした。
もし、右7番が抜歯になってしまった場合、過去の左下の状況と同じように右7番がなくなることで、横の親知らずがはえてきそうだとの事でした。
10年以上前に行った病院には、左下の親知らずは真っ直ぐはえてるので「このまま放置」でいいだろうとのことでしたが、今回の場合は、昔と違って「左上8番の親知らず」も存在するので抜いた方がいいのではないか?と思っています。
(昨年別件で歯科に行くまで、上の親知らずが普通に真っ直ぐはえていた事さえ気付いてませんでした)
ちなみに右上の親知らずは真っ直ぐはえていましたが、炎症を起こした為、昨年抜歯しています。
「次回の診察までは出来るだけ右の歯に負荷をかけないように」
と言われ右をほとんど使わず左で噛んでますが、親知らずと隣の段差などの事もありかなり噛みづらいです。
<歯は親知らずであろうがまっすぐはえてきてるならあったにこしたことはない>と思い、管理出来るものなら大事にしよう!と思っていましたが、どうも冒頭にも書いたように食べかすの問題や、高さの問題など残しておくことのリスクの方が多いような気がしています。
ただ、「安易に抜いてしまう」と後悔先に立たずです。
おいしくモグモグご飯を噛み(食べ)たいですが、「抜かなきゃこんな手もあったんだ・・・抜くべきじゃなかった」こういう後悔だけは避けたいです。
先生は
「もし抜歯になった場合、親知らずを7番に移植っていう手もなくはないんだけどね」
と仰ってましたが、移植するメリットとデメリットなどはあるのでしょうか?
後悔はしたくないのと今考えている事は素人の考えなのでプロのご意見などが聞きたくて相談させて頂きました。
よろしくお願いします。
10年以上前に、虫歯と根管治療の状態が思わしくなく、「左下の第二大臼歯(7番)」を抜いてます。
左下7番抜歯後、親知らずがはえてきていて、7番の位置に真っ直ぐはえていますが、隣の6番と同じ高さではなく高さが足りないので(埋没?)、隣の6番の間に食べかすが詰まり噛み心地もかなり悪くまともに左の奥歯では噛めない感じです。
左で噛んでると変な神経を使ってるからか喉も痛みます。
左は上も真っ直ぐに親知らずがはえており、左上の親知らずは高さも横の歯と「ほとんど同じ」で咬み合っていますが下とのかみ合わせに違和感があります。
なので、ずっと右噛みでした。
その右下の7番も10年ほど前に神経を抜いて銀歯にし治療してました。
つい最近、その7番の銀のクラウンが取れてしまい歯医者に行ったところ、7番の歯が割れているとのことでした。
根元まで割れてしまっているのか、温存可能な歯なのかが今の段階ではわからないので、次回までにレントゲンを見て抜歯後の方法も重ねて検討しておくとの事でした。
状況次第だが、温存出来る可能性より抜歯になることの方が多いので抜歯の覚悟も必要との事でした。
もし、右7番が抜歯になってしまった場合、過去の左下の状況と同じように右7番がなくなることで、横の親知らずがはえてきそうだとの事でした。
10年以上前に行った病院には、左下の親知らずは真っ直ぐはえてるので「このまま放置」でいいだろうとのことでしたが、今回の場合は、昔と違って「左上8番の親知らず」も存在するので抜いた方がいいのではないか?と思っています。
(昨年別件で歯科に行くまで、上の親知らずが普通に真っ直ぐはえていた事さえ気付いてませんでした)
ちなみに右上の親知らずは真っ直ぐはえていましたが、炎症を起こした為、昨年抜歯しています。
「次回の診察までは出来るだけ右の歯に負荷をかけないように」
と言われ右をほとんど使わず左で噛んでますが、親知らずと隣の段差などの事もありかなり噛みづらいです。
<歯は親知らずであろうがまっすぐはえてきてるならあったにこしたことはない>と思い、管理出来るものなら大事にしよう!と思っていましたが、どうも冒頭にも書いたように食べかすの問題や、高さの問題など残しておくことのリスクの方が多いような気がしています。
ただ、「安易に抜いてしまう」と後悔先に立たずです。
おいしくモグモグご飯を噛み(食べ)たいですが、「抜かなきゃこんな手もあったんだ・・・抜くべきじゃなかった」こういう後悔だけは避けたいです。
先生は
「もし抜歯になった場合、親知らずを7番に移植っていう手もなくはないんだけどね」
と仰ってましたが、移植するメリットとデメリットなどはあるのでしょうか?
後悔はしたくないのと今考えている事は素人の考えなのでプロのご意見などが聞きたくて相談させて頂きました。
よろしくお願いします。
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2009-07-18 04:06:06
きっこさまおはようございます。
右下の7番にクラックが見つかり抜歯の可能性がでてきたため、今後の治療方法について悩んでいらっしゃるのですね。
治療方法として考えられるのは「7番の接着修復」あるいは抜歯ということになります。
接着修復の方法としては抜歯せずにそのまま接着する方法と、一旦抜歯して接着した後再植する方法があります。
抜歯した場合は8番の移植とインプラントと入れ歯で補綴する方法がありますが、入れ歯は違和感が強いためあまり現実的ではありません。
7番の状況が不明なため断定は出来ませんが個人的には接着修復できるならそれが一番いいと思います、次いで移植がいいでしょう。
その二つの方法が適応出来ないのなら、インプラントになると思います。
反対側の8番についてですが咬合状態がはっきりしないのでなんとも言えませんが、矯正治療で上下の歯の咬みあわせを改善するか、補綴的に改善するかになるように思います。
主治医と相談しながら一番出来そうな方法を考えて治療をすすめることになるでしょう、参考になさってください。
歯根破折歯の接着修復
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=143
破折歯の接着再植法
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=161
インプラント
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=67
入れ歯
http://www.yamadashika.jp/denture.html
右下の7番にクラックが見つかり抜歯の可能性がでてきたため、今後の治療方法について悩んでいらっしゃるのですね。
治療方法として考えられるのは「7番の接着修復」あるいは抜歯ということになります。
接着修復の方法としては抜歯せずにそのまま接着する方法と、一旦抜歯して接着した後再植する方法があります。
抜歯した場合は8番の移植とインプラントと入れ歯で補綴する方法がありますが、入れ歯は違和感が強いためあまり現実的ではありません。
7番の状況が不明なため断定は出来ませんが個人的には接着修復できるならそれが一番いいと思います、次いで移植がいいでしょう。
その二つの方法が適応出来ないのなら、インプラントになると思います。
反対側の8番についてですが咬合状態がはっきりしないのでなんとも言えませんが、矯正治療で上下の歯の咬みあわせを改善するか、補綴的に改善するかになるように思います。
主治医と相談しながら一番出来そうな方法を考えて治療をすすめることになるでしょう、参考になさってください。
歯根破折歯の接着修復
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=143
破折歯の接着再植法
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=161
インプラント
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=67
入れ歯
http://www.yamadashika.jp/denture.html
タイトル | 割れている右下7番を抜歯した場合、噛合わせの為に親知らずも抜くべき? |
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質問者 | きっこさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 28歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯のひび割れ、破折で抜く予定 抜歯:7番(第二大臼歯) 抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず) 親知らずの抜歯 親知らずその他 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。