半年前に歯科でX線撮影。今回また撮影することの身体への影響は?
相談者:
ぽーさん (40歳:女性)
投稿日時:2009-08-18 12:41:51
こんにちは
今回、初めての歯科医院を受診するにあたって教えてください。
私の中では「初診時に一通りX線を撮りカルテを作る。」という、勝手なイメージがあるのですが…
2月に抜歯後ブリッジをいれるという治療を受けた歯科医院でX線撮影をしております。
今回、理由があって他の医院で治療を受けたいと思うのですが、もし、X線撮影を必要とされたとき、身体への影響を考えてやめておいたほうが良いのでしょうか?
最近のX線は身体への影響も少なくなっていると聞くので、必要に応じては撮っても問題ないのでしょうか?
今回の治療目的は、昔治療した左上5番の詰め物が取れた為です。
3日前にたまたま舌で触った感触で、取れていることに初めて気づいた程小さな詰め物です。
この程度の治療ならば、通常はX線を必要とはされないでしょうか?
宜しくお願いいたします。
今回、初めての歯科医院を受診するにあたって教えてください。
私の中では「初診時に一通りX線を撮りカルテを作る。」という、勝手なイメージがあるのですが…
2月に抜歯後ブリッジをいれるという治療を受けた歯科医院でX線撮影をしております。
今回、理由があって他の医院で治療を受けたいと思うのですが、もし、X線撮影を必要とされたとき、身体への影響を考えてやめておいたほうが良いのでしょうか?
最近のX線は身体への影響も少なくなっていると聞くので、必要に応じては撮っても問題ないのでしょうか?
今回の治療目的は、昔治療した左上5番の詰め物が取れた為です。
3日前にたまたま舌で触った感触で、取れていることに初めて気づいた程小さな詰め物です。
この程度の治療ならば、通常はX線を必要とはされないでしょうか?
宜しくお願いいたします。
回答1
佐藤歯科医院(大阪市北区)の佐藤です。
回答日時:2009-08-18 12:55:33
撮影回数は最小限の方が望ましいです。
しかし、過敏になる必要性は薄いと思います。
外を歩けば空から降ってきてますし、雲の上の山の頂上や、飛行機の中では地上の何倍も放射線は降ってます。
放射線と放射能をよくごちゃごちゃにしている記述が、ネットには見受けられます。
何十枚も一度に撮影するのは避けたいですが、年に数枚程度で、きちんと防護すれば、あまり過敏になることもないと思います。
しかし、過敏になる必要性は薄いと思います。
外を歩けば空から降ってきてますし、雲の上の山の頂上や、飛行機の中では地上の何倍も放射線は降ってます。
放射線と放射能をよくごちゃごちゃにしている記述が、ネットには見受けられます。
何十枚も一度に撮影するのは避けたいですが、年に数枚程度で、きちんと防護すれば、あまり過敏になることもないと思います。
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2009-08-18 14:00:12
レントゲンに関する質問は確かに多いので、後で田尾先生にページ作ってもらおっと。
さて、ご質問の件ですが、結論から言うと「全く気にする必要はありません」です。
歯科で用いられるレントゲンの放射線量はどのくらいか?
大きなパノラマ写真で0.004〜0.030ミリシーベルト
小さなデンタル写真で0.001〜0.008ミリシーベルト
(以下mSvと略)
(紀周により違いますし、最新のものほど小さい傾向にあります)
1年間で日本人が自然に浴びる放射線量が2.4mSvですから、デンタル1枚撮るのであれば9時間外出しなければ、全く影響ないと言う計算になります。
デジタルパノラマでもその約4倍ですから、放射線が気になると言うのであれば「36時間外出しないでください」と言う感じですね。
対して、医科の被爆では
胸部CT 6.9mSv
胃のX線検査 0.6mSv
胸のX線検査 0.05mSv
と、少し被爆量が多いので、連発で被曝する事は可能な限り、少ししたいですね。
(ゼロが数ケタ違うのがお解りになると思います)
また、自然放射線でも「東京-ニューヨーク間」往復で浴びる放射線量は0.2mSvと言われています。
つまり、歯科用のX線はパイロットやキャビンアテンダントさんが1フライトで浴びる被爆量の50〜200分の1であると言う事ですね。
無意味に被曝する事は良くありませんが、治療に対して受ける被爆は気にする必要がありません。
それ以上にレントゲン撮影する事により得られる医学的情報の方が、はるかに有益です。
さて、ご質問の件ですが、結論から言うと「全く気にする必要はありません」です。
歯科で用いられるレントゲンの放射線量はどのくらいか?
大きなパノラマ写真で0.004〜0.030ミリシーベルト
小さなデンタル写真で0.001〜0.008ミリシーベルト
(以下mSvと略)
(紀周により違いますし、最新のものほど小さい傾向にあります)
1年間で日本人が自然に浴びる放射線量が2.4mSvですから、デンタル1枚撮るのであれば9時間外出しなければ、全く影響ないと言う計算になります。
デジタルパノラマでもその約4倍ですから、放射線が気になると言うのであれば「36時間外出しないでください」と言う感じですね。
対して、医科の被爆では
胸部CT 6.9mSv
胃のX線検査 0.6mSv
胸のX線検査 0.05mSv
と、少し被爆量が多いので、連発で被曝する事は可能な限り、少ししたいですね。
(ゼロが数ケタ違うのがお解りになると思います)
また、自然放射線でも「東京-ニューヨーク間」往復で浴びる放射線量は0.2mSvと言われています。
つまり、歯科用のX線はパイロットやキャビンアテンダントさんが1フライトで浴びる被爆量の50〜200分の1であると言う事ですね。
無意味に被曝する事は良くありませんが、治療に対して受ける被爆は気にする必要がありません。
それ以上にレントゲン撮影する事により得られる医学的情報の方が、はるかに有益です。
相談者からの返信
相談者:
ぽーさん
返信日時:2009-08-18 15:37:49
佐藤先生・タイヨウ先生
ご回答ありがとうございました。
そうですねぇ…
あまり神経質になる必要はないですねぇ^^
先生方からのご説明を読み、安心しました。
どうもありがとうございました。
ご回答ありがとうございました。
そうですねぇ…
あまり神経質になる必要はないですねぇ^^
先生方からのご説明を読み、安心しました。
どうもありがとうございました。
タイトル | 半年前に歯科でX線撮影。今回また撮影することの身体への影響は? |
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質問者 | ぽーさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 40歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | レントゲン写真 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。