[写真あり] 6歳、何度も再発する歯茎の膿。次々と虫歯が出来てしまう・・
相談者:
ko2bさん (40歳:男性)
投稿日時:2009-09-19 13:09:53
6歳の息子についての相談です。
【まえがき】
妻や私で、仕上げみがき等をして歯みがきを管理していても虫歯が減らないので、実費で検査して貰ったところ、虫歯菌の量が非常に多く、虫歯になりやすい状態ということが分かっています。
その為か、エナメル質から少しずつ虫歯に侵され、C2→C3と状態が悪化していく傾向があります。
左右の第一乳臼歯が虫歯に侵されC3の状態まで進行したため、根管治療をして頂きました。
治療が終了し3ヶ月もしないうちに、頬の形が変わるほど歯茎が大きく腫れ、その都度レジンを外し、治療のやり直しをして頂いていましたが、その繰り返しが続き、そのうちにレジンを外さずに化膿止めだけを処方されるようになってきました。
それで一時的に腫れは治まりますが、すぐに再発という状態です。
今回、これ以上の治療を進めると歯が割れてしまうかもしれないと言われ、抜く処置をした場合には隣に生えてきた第二乳臼歯の位置を固定するために、自由診療でブリッジをしたいという話を持ち出されました。
何度も何度も再発を繰り返すことについて担当医は、子供の乳歯にはよくあることですと回答をしてきておりますが、私も受診の際には根管治療がうまくいかず、詰め物をしたあとに歯茎が大豆状に膨らむなどいい記憶がなく、不信感が高まってきました。
【質問】
・レジンなどの詰め物をした後に歯茎が腫れ、膿が確認できた場合も、化膿止めで腫れが引いたらそのままという処置は正しいのでしょうか?
・後にその歯の下から生える永久歯に影響が出ることは、ないでしょうか?(レントゲンで存在は確認済み)
・根管治療をして3ヶ月もしないうちに左右の歯とも再発するのを繰り返すというのは、治療法に問題があると考えられますでしょうか?
・6歳臼歯(第二乳臼歯)は正しく生えてきておりますが、ブリッジの処置は、必要な処置であると言えますでしょうか?
セカンドオピニオンとして、当掲示板を利用させて頂いています。
ご回答頂ける先生方、どうかよろしくお願いします。
***ご注意***
本相談室はセカンドオピニオンとしてのご利用はできません。
一般的な情報提供を主目的としております。
(相談室編集部)
【まえがき】
妻や私で、仕上げみがき等をして歯みがきを管理していても虫歯が減らないので、実費で検査して貰ったところ、虫歯菌の量が非常に多く、虫歯になりやすい状態ということが分かっています。
その為か、エナメル質から少しずつ虫歯に侵され、C2→C3と状態が悪化していく傾向があります。
左右の第一乳臼歯が虫歯に侵されC3の状態まで進行したため、根管治療をして頂きました。
治療が終了し3ヶ月もしないうちに、頬の形が変わるほど歯茎が大きく腫れ、その都度レジンを外し、治療のやり直しをして頂いていましたが、その繰り返しが続き、そのうちにレジンを外さずに化膿止めだけを処方されるようになってきました。
それで一時的に腫れは治まりますが、すぐに再発という状態です。
今回、これ以上の治療を進めると歯が割れてしまうかもしれないと言われ、抜く処置をした場合には隣に生えてきた第二乳臼歯の位置を固定するために、自由診療でブリッジをしたいという話を持ち出されました。
何度も何度も再発を繰り返すことについて担当医は、子供の乳歯にはよくあることですと回答をしてきておりますが、私も受診の際には根管治療がうまくいかず、詰め物をしたあとに歯茎が大豆状に膨らむなどいい記憶がなく、不信感が高まってきました。
【質問】
・レジンなどの詰め物をした後に歯茎が腫れ、膿が確認できた場合も、化膿止めで腫れが引いたらそのままという処置は正しいのでしょうか?
・後にその歯の下から生える永久歯に影響が出ることは、ないでしょうか?(レントゲンで存在は確認済み)
・根管治療をして3ヶ月もしないうちに左右の歯とも再発するのを繰り返すというのは、治療法に問題があると考えられますでしょうか?
・6歳臼歯(第二乳臼歯)は正しく生えてきておりますが、ブリッジの処置は、必要な処置であると言えますでしょうか?
セカンドオピニオンとして、当掲示板を利用させて頂いています。
ご回答頂ける先生方、どうかよろしくお願いします。
***ご注意***
本相談室はセカンドオピニオンとしてのご利用はできません。
一般的な情報提供を主目的としております。
(相談室編集部)
回答1
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2009-09-19 23:17:32
>・レジンなどの詰め物をした後に歯茎が腫れ、膿が確認できた場合も、化膿止めで腫れが引いたらそのままという処置は正しいのでしょうか?
永久歯との交換までには、まだしばらくありそうですから、可能なら再根管治療を行ったほうが良いように思いますが、何らかの理由により治癒が期待できない(再発を防げない)場合は抜歯するのが一般的だと思います。
放置というのは、おそらく担当の先生ができるだけ抜歯したくないとの考えからの選択ではないでしょうか。
>・後にその歯の下から生える永久歯に影響が出ることは、ないでしょうか?(レントゲンで存在は確認済み)
まったくないとは言えないと思います。
>・根管治療をして3ヶ月もしないうちに左右の歯とも再発するのを繰り返すというのは、治療法に問題があると考えられますでしょうか?
誰が行っても困難なケースもありますし、術者が変われば再発せずに済む可能性もあります。
>・6歳臼歯(第二乳臼歯)は正しく生えてきておりますが、ブリッジの処置は、必要な処置であると言えますでしょうか?
ブリッジではなくておそらく保隙装置のことでしょうか。
保隙を行ったほうが、歯並びの点で有利に働くことが多いと考えられます。
特に珍しいわけでもない一般的な処置です。
術者の好き嫌いの問題(別の方法もあると言う意味です)もありますので、必ず行わなければならないわけでもありません。
ところで、指導は受けておられると思いますが、食生活の改善は努力されてますでしょうか?
永久歯との交換までには、まだしばらくありそうですから、可能なら再根管治療を行ったほうが良いように思いますが、何らかの理由により治癒が期待できない(再発を防げない)場合は抜歯するのが一般的だと思います。
放置というのは、おそらく担当の先生ができるだけ抜歯したくないとの考えからの選択ではないでしょうか。
>・後にその歯の下から生える永久歯に影響が出ることは、ないでしょうか?(レントゲンで存在は確認済み)
まったくないとは言えないと思います。
>・根管治療をして3ヶ月もしないうちに左右の歯とも再発するのを繰り返すというのは、治療法に問題があると考えられますでしょうか?
誰が行っても困難なケースもありますし、術者が変われば再発せずに済む可能性もあります。
>・6歳臼歯(第二乳臼歯)は正しく生えてきておりますが、ブリッジの処置は、必要な処置であると言えますでしょうか?
ブリッジではなくておそらく保隙装置のことでしょうか。
保隙を行ったほうが、歯並びの点で有利に働くことが多いと考えられます。
特に珍しいわけでもない一般的な処置です。
術者の好き嫌いの問題(別の方法もあると言う意味です)もありますので、必ず行わなければならないわけでもありません。
ところで、指導は受けておられると思いますが、食生活の改善は努力されてますでしょうか?
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2009-09-20 07:25:52
ko2bさまおはようございます。
仕上げ磨きをしているにもかかわらず、むし歯が出来てひどくなっているのですね。
>・レジンなどの詰め物をした後に歯茎が腫れ、膿が確認できた場合も、化膿止めで腫れが引いたらそのままという処置は正しいのでしょうか?
正しいか正しくないかの判断はこれだけでは致しかねます、再発を繰り返すのであれば、診断か処置に何か問題が有るのかもしれません。
>・後にその歯の下から生える永久歯に影響が出ることは、ないでしょうか?(レントゲンで存在は確認済み)
おそらく現在は4番の歯冠は出来上がっていると考えられるので、今後は歯冠形態に問題はでてこないと思います。
ただ経験上乳歯に炎症があれば、永久歯の萌出方向が歪むことが有るかもしれません。
>・根管治療をして3ヶ月もしないうちに左右の歯とも再発するのを繰り返すというのは、治療法に問題があると考えられますでしょうか?
レントゲンで歯根の状態を審査する必要はありますが、左右ともというのは珍しいと思います。
>・6歳臼歯(第二乳臼歯)は正しく生えてきておりますが、ブリッジの処置は、必要な処置であると言えますでしょうか?
保隙装置のことだと思いますが、装着なさったほうがいいと思います。
一番気になるのは、御夫婦で仕上げ磨きを一生懸命なさっているにもかかわらず、むし歯が出来るという所です。
おそらくお菓子の食べすぎが有るように思います。
幾ら歯磨きを一生懸命なさっていても、お菓子の食べすぎがあればむし歯予防は出来ません。
6歳臼歯の萌出時期になっているので、6歳臼歯をむし歯にしないためにもお菓子の食べすぎをなさらないよう、食生活の改善をなさったほうがいいように思います。
思い当たる節が有るなら気をつけていただけたらいいと思います、お菓子は一日一種類一個がいいと考えています。
参考になさってください。
乳歯のフィステル http://yamadashika.jugem.jp/?search=%C6%FD%BB%F5%A4%CE%A5%D5%A5%A3%A5%B9%A5%C6%A5%EB
永久歯の異所萌出 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=71
保隙装置 http://yamadashika.jugem.jp/?search=%A5%AF%A5%E9%A5%A6%A5%F3%A5%EB%A1%BC%A5%D7
むし歯の出来ない砂糖の量 http://yamadashika.jp/prevent05.html
むし歯ゼロ育児インタビュー http://yamadashika.jugem.jp/?cid=171
仕上げ磨きをしているにもかかわらず、むし歯が出来てひどくなっているのですね。
>・レジンなどの詰め物をした後に歯茎が腫れ、膿が確認できた場合も、化膿止めで腫れが引いたらそのままという処置は正しいのでしょうか?
正しいか正しくないかの判断はこれだけでは致しかねます、再発を繰り返すのであれば、診断か処置に何か問題が有るのかもしれません。
>・後にその歯の下から生える永久歯に影響が出ることは、ないでしょうか?(レントゲンで存在は確認済み)
おそらく現在は4番の歯冠は出来上がっていると考えられるので、今後は歯冠形態に問題はでてこないと思います。
ただ経験上乳歯に炎症があれば、永久歯の萌出方向が歪むことが有るかもしれません。
>・根管治療をして3ヶ月もしないうちに左右の歯とも再発するのを繰り返すというのは、治療法に問題があると考えられますでしょうか?
レントゲンで歯根の状態を審査する必要はありますが、左右ともというのは珍しいと思います。
>・6歳臼歯(第二乳臼歯)は正しく生えてきておりますが、ブリッジの処置は、必要な処置であると言えますでしょうか?
保隙装置のことだと思いますが、装着なさったほうがいいと思います。
一番気になるのは、御夫婦で仕上げ磨きを一生懸命なさっているにもかかわらず、むし歯が出来るという所です。
おそらくお菓子の食べすぎが有るように思います。
幾ら歯磨きを一生懸命なさっていても、お菓子の食べすぎがあればむし歯予防は出来ません。
6歳臼歯の萌出時期になっているので、6歳臼歯をむし歯にしないためにもお菓子の食べすぎをなさらないよう、食生活の改善をなさったほうがいいように思います。
思い当たる節が有るなら気をつけていただけたらいいと思います、お菓子は一日一種類一個がいいと考えています。
参考になさってください。
乳歯のフィステル http://yamadashika.jugem.jp/?search=%C6%FD%BB%F5%A4%CE%A5%D5%A5%A3%A5%B9%A5%C6%A5%EB
永久歯の異所萌出 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=71
保隙装置 http://yamadashika.jugem.jp/?search=%A5%AF%A5%E9%A5%A6%A5%F3%A5%EB%A1%BC%A5%D7
むし歯の出来ない砂糖の量 http://yamadashika.jp/prevent05.html
むし歯ゼロ育児インタビュー http://yamadashika.jugem.jp/?cid=171
相談者からの返信
相談者:
ko2bさん
返信日時:2009-09-20 08:21:33
森川先生
ご回答有難う御座います。
保隙装置の必要性など不理解な点について理解が出来ました。
有難う御座います。
間食についてですが、幼年期(2〜4歳頃)は与える手軽さから、キャラメルのようなお菓子を多く与えていました。
当時からも仕上げみがきは行っておりましたが、現在のように徹底出来ておらず、ミュータンス菌やラクトバチラス菌を口内で増殖させ続けてしまったようです。
箸の共有なども極力避けてはいましたが、口内の環境が菌の増殖に適してしまっていたようです。
5歳〜現在については生活が規則的になっていますので、お菓子などを与えることはほとんどなく、間食は学校へ行く平日においてはさせていません。
間食をさせた後は、ジュースなどでも口うがいをさせています。
また、お菓子の管理もしており子供が自由に食べられる環境にしてありません。
歯みがき後は、デンタルリンス(キシリトール含)で口うがいをさせ、GC MI Pasteというペーストを歯に塗りこんでいます。
口内の検査を1年半ほど前に行っていますが、ミュータンス菌の数はクラス2の約75万/ml、ラクトバチラス菌の数もクラス2の約10万/mlと算定されています。
唾液緩衝能は、クラス0の即青(pH≧≧6.0)判定でした。
唾液の量は、5.0ml/5分で普通とのこと。
フッ素の塗布は、3ヶ月に一度実施を継続中です。
他、家庭で出来ることなどありましたらアドバイスをお願いします。
山田先生
ご回答有難う御座います。
森川先生と同様に間食についてのご指摘頂きまして、間食と虫歯の関係が良く分かりました。
現在では与えるお菓子は糖分の少ないものを選択しており、キャラメルや飴などは両親が買い与えることはしておりません。
息子の口内の環境があまりよろしくないようで、就寝前の飲食はもちろん、通常の間食もほとんどさせていません。
睡眠はたくさん取らせているのですが、起床後の朝食をダラダラと取る傾向があり、そこに問題があるように思い、起床後の口うがいを開始させました。
大人のように自分で管理することがなかなかできませんので、効果のほどはあるかわかりませんが、続けさせていかせたいと思います。
口内検査の結果についても記述しておきましたので、目を通して頂き、今後の歯の保存についてアドバイスありましたらよろしくお願いします。
ご回答有難う御座います。
保隙装置の必要性など不理解な点について理解が出来ました。
有難う御座います。
間食についてですが、幼年期(2〜4歳頃)は与える手軽さから、キャラメルのようなお菓子を多く与えていました。
当時からも仕上げみがきは行っておりましたが、現在のように徹底出来ておらず、ミュータンス菌やラクトバチラス菌を口内で増殖させ続けてしまったようです。
箸の共有なども極力避けてはいましたが、口内の環境が菌の増殖に適してしまっていたようです。
5歳〜現在については生活が規則的になっていますので、お菓子などを与えることはほとんどなく、間食は学校へ行く平日においてはさせていません。
間食をさせた後は、ジュースなどでも口うがいをさせています。
また、お菓子の管理もしており子供が自由に食べられる環境にしてありません。
歯みがき後は、デンタルリンス(キシリトール含)で口うがいをさせ、GC MI Pasteというペーストを歯に塗りこんでいます。
口内の検査を1年半ほど前に行っていますが、ミュータンス菌の数はクラス2の約75万/ml、ラクトバチラス菌の数もクラス2の約10万/mlと算定されています。
唾液緩衝能は、クラス0の即青(pH≧≧6.0)判定でした。
唾液の量は、5.0ml/5分で普通とのこと。
フッ素の塗布は、3ヶ月に一度実施を継続中です。
他、家庭で出来ることなどありましたらアドバイスをお願いします。
山田先生
ご回答有難う御座います。
森川先生と同様に間食についてのご指摘頂きまして、間食と虫歯の関係が良く分かりました。
現在では与えるお菓子は糖分の少ないものを選択しており、キャラメルや飴などは両親が買い与えることはしておりません。
息子の口内の環境があまりよろしくないようで、就寝前の飲食はもちろん、通常の間食もほとんどさせていません。
睡眠はたくさん取らせているのですが、起床後の朝食をダラダラと取る傾向があり、そこに問題があるように思い、起床後の口うがいを開始させました。
大人のように自分で管理することがなかなかできませんので、効果のほどはあるかわかりませんが、続けさせていかせたいと思います。
口内検査の結果についても記述しておきましたので、目を通して頂き、今後の歯の保存についてアドバイスありましたらよろしくお願いします。
回答3
相談者からの返信
相談者:
ko2bさん
返信日時:2009-09-21 06:23:50
回答4
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2009-09-21 16:57:07
むし歯が左右の第一乳臼歯のみなら、あまり問題はないと思っていたのですが、むし歯の本数が多いですね。
>口内の検査を1年半ほど前に行っていますが、
とのことですが、(検査結果が良好で虫歯もない人は別ですが)だ液検査は定期的に行わないとそれほど意味はありません。
だ液検査がすべてではありませんが、ある程度参考にはなります。
検査結果に改善が見られない、もしくは再治療が必要となった歯の部位(ここで言う部位とは、D、Eとかいった歯種ではなくて、歯の噛む面とか頬側といった同じ歯の別の場所という意味です)が、治療を行った部位とは異なるようであれば、新しくむし歯ができてしまったことになります。
もうすでに相当の対策を行っているko2bさんのお子さんのむし歯を防ぐのは、非常に困難であると思われます。
そうではなくて、現在の検査結果は良好、あるいは治療を行った部位と同じ場所が短期間で再治療となる場合は、治療自体が問題である場合が多いように思います。
>口内の検査を1年半ほど前に行っていますが、
とのことですが、(検査結果が良好で虫歯もない人は別ですが)だ液検査は定期的に行わないとそれほど意味はありません。
だ液検査がすべてではありませんが、ある程度参考にはなります。
検査結果に改善が見られない、もしくは再治療が必要となった歯の部位(ここで言う部位とは、D、Eとかいった歯種ではなくて、歯の噛む面とか頬側といった同じ歯の別の場所という意味です)が、治療を行った部位とは異なるようであれば、新しくむし歯ができてしまったことになります。
もうすでに相当の対策を行っているko2bさんのお子さんのむし歯を防ぐのは、非常に困難であると思われます。
そうではなくて、現在の検査結果は良好、あるいは治療を行った部位と同じ場所が短期間で再治療となる場合は、治療自体が問題である場合が多いように思います。
相談者からの返信
相談者:
ko2bさん
返信日時:2009-09-21 20:48:15
森川先生
何度も親身に回答して頂き有難うございます。
虫歯の発生状況ですが、治療した歯のみに異常が出るわけでなく全ての歯でどんどん虫歯が進行しているような状態です。
レジンでつめて貰っても、歯がどんどん溶けていくので隙間が出来てしまうというような感じです。
何処に虫歯が出来るというものでなく、すべての歯全体が溶かされていくような状態です。
私が仕上げみがきをしてあげるのは時々なのですが、口の中を見る度に、歯全体が溶けたように明らかに虫歯が進行しているのを確認できるため、非常に危機感があります。
森川先生の所見でも困難とされる状態なのかもしれませんが、少しでも状態を良くしたいと思います。
参考になるかどうかはわかりませんが、息子の歯の写真を掲載させて頂きます。
画像1 画像2
何度も親身に回答して頂き有難うございます。
虫歯の発生状況ですが、治療した歯のみに異常が出るわけでなく全ての歯でどんどん虫歯が進行しているような状態です。
レジンでつめて貰っても、歯がどんどん溶けていくので隙間が出来てしまうというような感じです。
何処に虫歯が出来るというものでなく、すべての歯全体が溶かされていくような状態です。
私が仕上げみがきをしてあげるのは時々なのですが、口の中を見る度に、歯全体が溶けたように明らかに虫歯が進行しているのを確認できるため、非常に危機感があります。
森川先生の所見でも困難とされる状態なのかもしれませんが、少しでも状態を良くしたいと思います。
参考になるかどうかはわかりませんが、息子の歯の写真を掲載させて頂きます。
画像1 画像2
回答5
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2009-09-21 21:39:02
写真からすると、それほど口腔内環境は悪くはない(=むし歯の進行スピードを遅くするのには、ある程度は成功している)ように思えるのですが、現状の評価と今後の対策を、担当の先生はどのようにおっしゃっておられるのでしょうか?
相談者からの返信
相談者:
ko2bさん
返信日時:2009-09-21 22:42:43
森川先生
ご回答有難うございます。
通常妻が歯科に連れて行っているために、どのように担当医が思っているのかは聞き出せておりませんが、何度もレジンを入れて治療した歯が再発する件については、
「子供は再発しやすい」
と言われ具体的な説明はなかったそうです。
唾液検査の結果も衛生士さんに結果を見せられながら、今後の方針を
「定期的にフッ素を塗布していきましょう(3ヵ月毎を目安)」
※3ヶ月以内に塗布をお願いしても出来ないと言われた。
「間食は3時間は空けて下さい」
「仕上げみがきを、奥歯のつめてあるところを気をつけてください」
※歯みがき指導はなし
「永久歯を守りましょう」
以上のコメントを頂きました。(メモが残してあります)
連休を挟んでいますので、来週月曜に治療の予約をしてあります。
その時にでも、担当医の考えをしっかり聞きだしたいと思います。
タイトルの主旨と内容が変わってきてしまっていますので、そのときにでも、あらためてタイトルを起したいと思います。
「虫歯の出来やすい子供の口内環境の改善方法について」
家庭での対処法や、心がけなどについてご指導頂けたらと思います。
ご回答有難うございます。
通常妻が歯科に連れて行っているために、どのように担当医が思っているのかは聞き出せておりませんが、何度もレジンを入れて治療した歯が再発する件については、
「子供は再発しやすい」
と言われ具体的な説明はなかったそうです。
唾液検査の結果も衛生士さんに結果を見せられながら、今後の方針を
「定期的にフッ素を塗布していきましょう(3ヵ月毎を目安)」
※3ヶ月以内に塗布をお願いしても出来ないと言われた。
「間食は3時間は空けて下さい」
「仕上げみがきを、奥歯のつめてあるところを気をつけてください」
※歯みがき指導はなし
「永久歯を守りましょう」
以上のコメントを頂きました。(メモが残してあります)
連休を挟んでいますので、来週月曜に治療の予約をしてあります。
その時にでも、担当医の考えをしっかり聞きだしたいと思います。
タイトルの主旨と内容が変わってきてしまっていますので、そのときにでも、あらためてタイトルを起したいと思います。
「虫歯の出来やすい子供の口内環境の改善方法について」
家庭での対処法や、心がけなどについてご指導頂けたらと思います。
回答6
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2009-09-22 00:20:57
>「虫歯の出来やすい子供の口内環境の改善方法について」
>家庭での対処法や心がけなどについて、ご指導頂けたらと思います。
基本的には今通院されている先生と同じですよ。
・食生活を中心とした生活の改善
・フッ化物の応用
・口腔清掃指導
ただ、状況は患者さんごとに異なりますので、その対策も、通り一遍とうに○○をすればよい。それでだめなら△△をする。それでもだめなら□□を行う。というものではありません。
個人的には、必要最小限の努力で最大の成果を上げることが良いと考えます。
たとえば最大限の生活改善として、
「おやつは全面禁止」
「飲み物はお茶と水だけ」
「食事も必ず決まった時間に3度の食事だけとし、大人とまったく同じものにする」
「食事内容も戦前のような粗食にする」
なんてことを実行すれば、おそらくほとんどの人がむし歯にならなくなると思いますが、そんなこと実行する人はおそらくいないと思います。
それは幸せな食生活ではないと思いますのでお勧めしません。
また、通院中の先生の診断と指導は正しいのに、それがうまく伝わっておらず、対処法の実施が不確実であるだけかもしれません。
結局、診察させていただき、検査、問診の後、治療、指導を行い、経過観察してみないと、個々の問題点は見えてきませんので、ネットでの相談ではどうしてもアバウトなことしか言えません。
ですので、とりあえずは担当の先生とよく相談していただき、それでも不明な点がまだありましたら、もう一度、質問していただくと良いかと思います。
>家庭での対処法や心がけなどについて、ご指導頂けたらと思います。
基本的には今通院されている先生と同じですよ。
・食生活を中心とした生活の改善
・フッ化物の応用
・口腔清掃指導
ただ、状況は患者さんごとに異なりますので、その対策も、通り一遍とうに○○をすればよい。それでだめなら△△をする。それでもだめなら□□を行う。というものではありません。
個人的には、必要最小限の努力で最大の成果を上げることが良いと考えます。
たとえば最大限の生活改善として、
「おやつは全面禁止」
「飲み物はお茶と水だけ」
「食事も必ず決まった時間に3度の食事だけとし、大人とまったく同じものにする」
「食事内容も戦前のような粗食にする」
なんてことを実行すれば、おそらくほとんどの人がむし歯にならなくなると思いますが、そんなこと実行する人はおそらくいないと思います。
それは幸せな食生活ではないと思いますのでお勧めしません。
また、通院中の先生の診断と指導は正しいのに、それがうまく伝わっておらず、対処法の実施が不確実であるだけかもしれません。
結局、診察させていただき、検査、問診の後、治療、指導を行い、経過観察してみないと、個々の問題点は見えてきませんので、ネットでの相談ではどうしてもアバウトなことしか言えません。
ですので、とりあえずは担当の先生とよく相談していただき、それでも不明な点がまだありましたら、もう一度、質問していただくと良いかと思います。
相談者からの返信
相談者:
ko2bさん
返信日時:2009-09-22 06:08:42
森川先生
まず、しなければならないことは、担当の先生とよく話し合って息子の状態に適した治療の方針、対策を確実に実施していくこと。ということが良く分かりました。
ご丁寧な回答を何度となくして頂き有難うございます。
よく話し合えば、担当の先生も森川先生のように親身になって治療の方針などわかりやすく説明して頂けるかもしれません。
こちらの歯チャンネルには、口内の状態を良くする方法についても、基本的なことは情報・記事として書かれていますので、今一度熟読して子供の口内の状態の改善に取り組んでいきたいと思います。
有難うございました。
まず、しなければならないことは、担当の先生とよく話し合って息子の状態に適した治療の方針、対策を確実に実施していくこと。ということが良く分かりました。
ご丁寧な回答を何度となくして頂き有難うございます。
よく話し合えば、担当の先生も森川先生のように親身になって治療の方針などわかりやすく説明して頂けるかもしれません。
こちらの歯チャンネルには、口内の状態を良くする方法についても、基本的なことは情報・記事として書かれていますので、今一度熟読して子供の口内の状態の改善に取り組んでいきたいと思います。
有難うございました。
タイトル | [写真あり] 6歳、何度も再発する歯茎の膿。次々と虫歯が出来てしまう・・ |
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質問者 | ko2bさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 40歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯磨きに関する疑問 歯の生えかわり(生え変わり) その他(写真あり) 根の病気(根尖病変・根尖病巣) 乳歯の虫歯(むし歯) 子供(子ども)の虫歯 子供の虫歯予防 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。