アメリカでの根管治療のあと日本でレジン冠。しかし再び歯茎に腫れが

相談者: yuukoさん (26歳:女性)
投稿日時:2009-09-18 15:01:45
8/10に神経治療後の腫れについて、問い合わせをさせて頂いたものです。
過去の相談⇒神経治療のやり直し中、腫れ、しびれ、痛みが出て心配 (アメリカ)


お忙しいところありがとうございました。
良くなったと御礼だけお伝え出来たらよかったのですが、その後の経過についてご相談させてください。

ご相談をさせて頂いたその後、アメリカにて担当の先生に再度診察してもらい、再度根管治療をしてもらいました。その際飲んでいた抗生物質(クリンダマイシン)の効き目もあってか、一時帰国にはかなり腫れも引いておりました。

それから10日後、日本帰国中にクラウンレジン)で蓋をして、先月末にアメリカに戻ってきました。

これでこのの治療は終わりと思っていたのですが、アメリカに戻ってきてすぐに、また歯茎が腫れているのに気がつきました。気がついたというくらいですから、特に痛みはなく、まだ感覚がおかしいのかな、という程度でした。

よく見ると、フロスをする際にはめたクラウンの下までフロスが入ってしまい、歯茎とクラウンの間に隙間があるのが一目瞭然でした。
浮いているという感じもしましたし、これではいけないとこちらの歯医者さんに再度診て頂きました。

結果的に、日本で入れたクラウンを取り、再度神経治療に逆戻りです。
現在はまた抗生物質(クリンダマイシン)も飲みながら、何度か通院して根気よく掃除をする必要があるとのことです。


? ここでお伺いしたいのですが、この再度腫れてしまった原因は、日本でいれたクラウンがいけなかったのでしょうか?
それとも私が一時帰国をするがために急いで蓋をしてしまったことに問題があったのでしょうか?

又、今回の日本での治療については、この問題の歯(左下奥から3番目)の歯だけでなく、奥から2番目と1番奥の歯も今回の2週間半という一時帰国の間に、銀歯を外して虫歯治療をしたのち、セラミックのオンレイを入れてもらいました。

その際、隣同士の歯の治療ということもあってか、歯茎がちゃんとあがるように(?)レーザーで歯茎を焼いたと説明されました。

現在、この腫れの原因は恐らく先月からの神経治療をしている歯によるものだという前提で治療をしておりますが、正直なところ隣同士に3つ並んでいる歯を同時期に治療してしまったこともあり、この腫れの原因の歯が神経治療した歯ではないのでは、と不安です。


? 通常、歯茎の腫れというのは神経治療した際に起り易いものでしょうか?
虫歯被せものの治療で歯茎にばい菌が入って腫れることもありますか?


長くなってしまって申し訳ありませんが、??のご質問について何かアドバイス頂けたら嬉しいです。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-09-20 07:18:14
おはようございます。
ご相談が埋もれかかっていましたね(^^)


経緯の確認ですが・・・

・8月第一週の水曜日に右下5番(6番?)の根管治療開始
・8月10日以降にアメリカで根管治療2回目?(終わったのは?)
・8月20日頃、日本でレジン冠装着(仮歯かな?治療開始は?)
・日本でセラミックオンレーも製作、装着(お盆前に治療開始?)
・8月末にアメリカへ
・アメリカで再度根管治療(再開しただけでは?)


レジン冠を入れた日本の先生は「これで治療完了」と言われていましたか?
奥にセラミックが入っているのに、そこがレジンというのには理由がありそうです。

根管治療途中だったから、仮歯を入れたような印象を受けますね。

治療スケジュールがよく分からないのですが、8月初旬に始めた根管治療が2週間程度で、クラウンのセットまで全て終わっているというのは、ちょっと考えにくいです。
(アメリカではありうることなのかも知れませんが・・・)

だから、当然のようにアメリカで根管治療を再び受けているのだと思います。

8月前半に受けた根管治療に不備がないのであれば、現在もまた根管治療をしているというのは、「純粋な治療再開」でなければ理由が分かりません。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-09-20 09:53:47
おはようございます。

吉岡先生が整理して下さいましたが、状況がちょっとうまく把握出来ないですね。
根管充填は一度はされてるんでしょうか?
日本で?アメリカで?

日本で入れたクラウンレジン製と言うことですから、仮歯か、根管充填が終わっていたのなら硬質レジンジャケット冠かのどちらかでしょうね。

これらはどちらにしても、寸法精度が悪く、との間に隙間があきやすいです。

中のコアの精度などにもよりますが、コア、クラウン含めて根管の「蓋」となりますので、精度が悪いよりは良い方が、根管治療の予後も良いとされています。

ただし・・これだけ短期間となると、コア、クラウンの隙間が云々というよりは、単純に根管治療の失敗でしょうね。



当該歯が5番か6番かわかりませんが、どちらにしても感染根管治療ですから、成功率は米国の専門医(endodontist)で行ったとしても60%程度と言われています。

前回のご相談で、処置回数についてのご質問がありましたが、回数を多くする必要はないにしても、トータルの処置時間についてはそれなりにかけた方が成功率は高くなる傾向が、確実にありそうです。

そういう意味では、日本の保険治療では数分分ぐらいの診療報酬しかないので、一般的にはだいぶ不利だったりもしますよね。

参考⇒根管治療。5回治療しても痛みがあるが、仮歯で様子を見たほうが良いですか



また治療が成功したか失敗したかの判断にも通常期間がかかりますから、今回は残念ながら失敗だったのかも知れませんね。

参考⇒根管治療の「成功」と「失敗」は、いつ分かる?



話を整理しますが、元々問題になっていた「腫れ」は、5番(6番?)の感染根管が原因の、フィステルだったのではないでしょうか?
(他の可能性もありますから、主治医の先生に確認して下さいね。)



これをなくすには、原因歯の根管の中を綺麗に消毒する必要があるのですが、これの成功率が良くて60%、結果を出すのには時間も期間もかかると言うことです。

また、神経の生きてる歯がフィステルを作る可能性はほぼありませんが、虫歯処置中の刺激で神経が死んでしまうことが稀にありますので、その場合はその限りではないです。



ですので、よくは分かりませんが、?についても?についても、それほど特別なことは起きてないのではないか?という印象を受けました。

詳しくは、担当の先生に直接確認して下さいね。

異国での受診は不安も多いと思いますが、お大事になさって下さい。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: yuukoさん
返信日時:2009-09-20 13:11:22
吉岡先生、渡辺先生

お忙しいところお返事ありがとうございます。
なかなかお返事が頂けなくて、わかりにくい書き方をしてしまったのでは、と反省していました。
案の定分かりにくい説明をしてしまったようなので、改めて下記にこれまでの経緯を整理させてください。

8/5
数年前に日本で神経治療をした左下5番の神経治療やりなおし開始

(アメリカでの治療費がかなり高いこともあって、ちょうど一時帰国のタイミングでしたので、神経治療のみアメリカで行い、うまくいけば日本で被せものができるとのことで、一時帰国前に行うことにしました。)


8/11 腫れと痛みがあった為、アメリカで再度神経治療。

8/13 腫れが少し引いてきたことから、根管充填をされ、あとは日本でクラウンを作れば完了と言われました。(アメリカ)

8/18 日本の歯医者さんに行き、5番の型を取る。

又、前回のアメリカでの検診で、

「5番以外に、6番のオンレイがきちんとを被っていないこと、7番のオンレイの下が虫歯ということから、ゆくゆく治療をしないといけない」

と言われていたので、この一帰国で6番7番の治療も出来たらして頂きたいとお願いをしました。 

又、日本の保険がないことをご相談した際、6番7番は形的にもセラミックでないと難しいけど、5番だったら比較的安価なレジンジャケットでということになりました。

8/26 5番のレジン冠装着
6番7番の治療 ⇒型どり 

8/29 6番7番のセラミックオンレイ装着

型どりから3日での装着はかなり早いですが、昔から知っている歯医者さんに無理を言って対応して頂きました。

ただ、7番のオンレイをはめた際、セラミックの一部個所が薄すぎたそうで、一本線の亀裂(被せものの中心から半分くらいまで)が入ってしまいましたが、アメリカに2日後に戻るということから、とりあえずはそのままはめてもらいました。

9/5
左下歯茎全体(特に5番6番にかけて)が腫れているのに気付き、再びアメリカの歯医者さんへ
⇒日本で入れてもらった5番のクラウンを取り、神経治療へ逆戻り


一年半ほど前、別の歯をアメリカの同じ歯医者さんで神経治療(こちらも日本でやった歯のやり直し)をして頂いた際には、一度のやり直しの治療で治療が完了した為、今回も同じようなスケジュールで出来ると思っていたことが、いけなかったのかもしれません。

始めのご相談がかなりわかりにくくて大変申し訳ないのですが、?でご質問させて頂いた現在の腫れの原因ついて、5番でなく、被せものを変えた6番7番が原因の確率はありますでしょうか?
あった場合、高いでしょうか?

5番の神経治療は再度ゆっくり時間をかけてやることになっておりますが、その後腫れの原因が6番7番だったということにならないか、不安に思っています。

現在腫れている歯茎は、教えて下さったフィステルというより、5番6番をまたぐような大きな腫れで、外から触ると硬い腫れという感じです。
5番が原因であった場合でも、隣の歯の歯茎まで腫れが広がることはあるのでしょうか?

お忙しいところ申し訳ありませんが、ご意見頂けたら幸いです。
宜しくお願い致します。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-09-20 14:08:16
>腫れが少し引いてきたことから、根管充填

「急いてはことを仕損じる」って言いますが、そういう結果になっちゃったんでしょうかね。

日本の保険証がないのであれば、費用ってそんなに変わらないんじゃないかな〜って思ったんですが、そんなに違うもんですか。

アメリカの担当医の判断は「右下5」に原因あり!という判断なんですよね?
(じゃなきゃ、なんのためにやり直しているの?ってなりますよね)


>隣の歯茎まで腫れが広がることはあるのでしょうか?

あります。
なので、今の再根管治療も妥当だと思います。
推測ですが・・・。

6番の状況については、日本で説明を受けていますか?
「なにか不安な要素」について説明があれば、その可能性も否定できません。

アメリカでは6番についてのコメントはなかったですか?

どちらでも特に心配ないという見解なのであれば、6番が原因という可能性は低いと思います。

心配ならアメリカの担当医に説明を求めて、納得いったなら、信じて治療していくしかないですよね。

早く治ると良いですね。御大事に。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: yuukoさん
返信日時:2009-09-20 15:50:50
吉岡先生、

お忙しい中、重ねてのアドバイスありがとうございます。

アメリカの担当の先生は、レントゲンを撮って診察した上で5番の神経治療やり直しという処置を取られたので、5番に原因があるという判断でした。

場合にもよるかと思いますが、隣のまで腫れが広がることがあると聞いて安心しました。
その歯に問題があればその歯の歯茎だけに影響が出るのかと勝手に推測していた為、とりあえずは5番の神経治療の様子をみたいと思います。

6番については日本で特に説明はありませんでした。
ただ、亀裂の入ってしまった7番については、とりあえずは接着剤でとまっているけど場合によっては取れてしまうかもしれないとのことでした。もし取れてしまったらやり直さないといけないね、と。

アメリカの先生にからも6番についてはあまり触れられず。
ただ、レントゲンでみると7番の虫歯が取りきれていないように見えるというので、とりあえず5番の歯が終わってから対応を考えることになっています。。。

(こちらの先生曰く、日本で行った虫歯治療は裸眼で行われたこともあって、それだと完璧には取りきれない場合もあると言われました。ちなみにその先生は眼鏡に顕微鏡(??)のような筒状のものがついていて、それと裸眼では全然見え方が違うとのこと・・・)


ちなみに費用については、私は一応アメリカの歯科保険を持っていますが、それでも実費で神経治療$600、クラウン$600程度になります。
(時期にもよりますが、日本2往復できますね:苦笑)

今回の日本での歯医者さんは、家族の知人でもあったので、費用的にはかなり配慮を頂けたのです。。。


費用的にすごく高いという額ではないのかもしれませんが、過去1年半以内に神経治療1本、クラウン2つを作らなければいけなかったこともあって、今回の帰国で日本で治せる個所は治してもらおうと欲張ってしまったのがいけなかったようです。

とりあえずは、隣の歯茎まで腫れることもあるようなので、しばらく様子をみながら、神経治療の続きをする際に、再度聞いてみようと思います。

もし何か追加でアドバイス等ありましたら、頂けたら幸いです。
改めて、お忙しいところご返答ありがとうございました。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2009-09-20 20:40:11
ご相談ありがとうございます。

>? ここでお伺いしたいのですが、この再度腫れてしまった原因は、日本でいれたクラウンがいけなかったのでしょうか?

治療の選択は悪くないと思います。
レジンジャケットはベストではありませんが、きちんと作ればそんなに悪くはありません。




>よく見ると、フロスをする際にはめたクラウンの下までフロスが入ってしまい、歯茎とクラウンの間に隙間があるのが一目瞭然でした。

これは腫れる原因ともなり得ます。



>それとも私が一時帰国をするがために急いで蓋をしてしまったことに問題があったのでしょうか?

それ自体は悪くありません。




>?通常、歯茎の腫れというのは神経治療した際に起り易いものでしょうか?

きっかけになることはあります。




虫歯被せものの治療で歯茎にばい菌が入って腫れることもありますか?

ありえます。
しかし虫歯だけでこのように短期間で起きることは考えにくいことです。




>現在腫れている歯茎は、教えて下さったフィステルというより、5番6番をまたぐような大きな腫れで、外から触ると硬い腫れという感じです。
>5番が原因であった場合でも、隣のの歯茎まで腫れが広がることはあるのでしょうか?

ありえますが、上記の点から考えると原因は、「急いで、隙間のある、レジンジャケットを入れた」こと、「6番7番のセラミックオンレイを急いで入れたこと」に何かヒントがありそうです。

その2点は、注意深く治療しないと歯周病の原因となることもあります。
通常は短期間では異常が感じられませんが、心配をしながら長距離で時差のある移動も行っているストレスから、早く症状が出たのかもしれません。

米国は専門医に分かれていますから、歯周病の専門医にも診察していただくという考えもあります。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: yuukoさん
返信日時:2009-09-21 12:15:59
さがら先生、

お忙しいところお返事頂きありがとうございます。

そうですね。
一時帰国が迫っている中の腫れに対する不安とストレスがかなりあったこと、短期滞在中に何度も通院しないといけない状況にしたことに、我ながら後悔しています。。。

今週もアメリカで神経治療の続きがあるので、6番7番のについても聞いてこようと思います。
今こちらで通っている先生は、一般歯科〜神経治療もやっている先生なので、しばらく様子を診てみて、それでも腫れが引かないようだったら専門医か別歯科にてセカンドオピニオンを聞いてみようと思います。

ひとつ最後に質問をさせて頂きたいのですが、先週(9/15)に神経治療の続きをした際、クリンダマイシンという抗生物質を出されました。

その後9/18頃から喉に痛みがでるようになって、問い合わせたところ副作用だといけないからとりあえず止めてください、と言われ現在服用をやめています。

そして昨日になって全身の筋肉が痛い+頭痛+微熱が出ています。
これは薬の副作用の影響と考えられますか?
それとも単なる風邪でしょうか?
一時帰国前にもこの薬を出された際は、特に問題なかったのですが、いろいろと調べると服用から数週間後に副作用が出るということも言われていたり…。

歯の治療と話がずれてしまって申し訳ありませんが、宜しくお願い致します。



タイトル アメリカでの根管治療のあと日本でレジン冠。しかし再び歯茎に腫れが
質問者 yuukoさん
地域 非公開
年齢 26歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の失敗・再治療
根管治療に関するトラブル
アメリカ(米国)
歯茎の婁孔(ろうこう・フィステル)
回答者




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