妊娠中。麻痺のリスクがある根管治療か、抜歯後の部分矯正か迷う
相談者:
イチゴぷりんさん (34歳:女性)
投稿日時:2009-10-23 13:14:16
現在、妊娠5ヶ月に入ったばかりの妊婦で、治療に通っております。
今回ご相談したいのは左下7番。
何年か前にすでに根管治療してある歯なのですが、レントゲンを撮ったところ、黒く膿が溜まっているので、妊娠8ヶ月くらいまでの安定期の間に治療を進めましょうということになりました。
通っている歯科医院には複数の先生がいらっしゃり、基本的には担当の先生は決まっているのですが、たまに違う曜日に受診したりすると、別の先生が診察・治療してくださることもあります。
そこで問題なのは、今回治療する予定の左下7番について、院長先生と担当の先生で異なった治療方法を勧められたので、どちらを選択しようか迷っております。
【院長先生】
なるべく歯を残す方向でまずは根管治療をした上で、ダメだったら抜歯も考えられる状態なので、出産前までに早めに根管治療を開始しましょう。
【担当の先生】
インプラントや抜歯後親知らずの移植、抜歯後部分矯正、根管治療などいくつかの選択肢を説明していただきましたが、最終的には
A.「抜歯後にすぐうしろにある親知らずを部分矯正して、7番にもってくる」
か
B.「麻痺が残る可能性があることを承知で根管治療するか」
私の方で歯を残したいかどうかを基準に選んで下さい。というお話でした。
先に(別の日)院長先生から根管治療の話を説明していただいた時には、麻痺の話はありませんでしたので、お二人の先生によって選択した治療が違ったのは何故だったのか、後日、担当の先生に詳しく治療についてお聞きしたところ、
「歯を残したいということであれば、根管治療から始めたいところだが、7番の膿が大きくなっており(「たぶん膿の袋ができてしまっている可能性が高い」と言われました)、レントゲンで見ると下顎に沿って横に走っている神経を押してしまい、神経が少し曲がってしまっているのが見える。
根管治療をする時に使う薬は強い薬なので、薬で神経をダメにしてしまったら、麻痺が残ってしまう可能性があるため、Aの方法をまずお勧めしました。
正直、麻痺が残るかどうかは五分五分の状態でやってみないと分からないところがあるので、その可能性を承知していただけるなら根管治療から始める価値はある状態ですよ」
とご説明がありました。
私自身としては、
・抜歯せずに治療が可能ならば、できるだけ歯を残したい希望はあるので根管治療から始めてみたい。
(矯正しか方法がないのであれば仕方ないですが、矯正代金に27万円前後かかるというのもあるので、金額的にもまず根管治療からはじめて、再発してしまったら→部分矯正…という思いもあります)
・妊娠中で強い痛み止めを避けたい今、抜歯後に激しい痛みが出た場合にカロナールなど軽い痛み止めで痛みに堪えられるか不安なこと。
そこで質問ですが、
1.もし根管治療するのであれば、薬が神経に影響しないような治療方法というのはないものなのでしょうか?
(担当の先生からは、すでに根に詰められている薬を取る時点で強い薬を使うので、全く薬を使わないということ自体が難しいと言われました)
2.麻痺は運動神経の麻痺ではないので、
「常に一部分だけ絆創膏を貼ったように違和感があったり、無感覚な部分があるような感じ」
と説明されましたが、これはそんなに普段の生活に影響がある状態なのでしょうか。
無感覚なだけでなく、「痺れ」が出てしまう可能性もあるのでしょうか。
またどれくらいの範囲(治療した歯の付け根の部分だけなのか、下顎全体にわたってしまうのか)になるのかはやってみたいと分からないものですか。
3.こちらのサイト内で抜歯しても「痺れ」や「痛み」などが続いているという内容の投稿を読んだことがあります。
ということは、「根管治療」「抜歯後、矯正」どちらの治療法を選んでも、麻痺などのリスクは変わらないということでしょうか。
それとも担当の先生からは
「薬による麻痺は神経が死んでしまうので、一度そうなってしまったら治らないでしょう」
とのことだったので、同じ不快感であっても抜歯後の痺れなどは、一定期間過ぎれば治っていく可能性が高いなど違いがあるのでしょうか。
来週早々には診察があるので、とても迷っています。
先生方、お忙しい中、大変恐縮ではありますが
どうぞよろしくお願い申し上げます。
今回ご相談したいのは左下7番。
何年か前にすでに根管治療してある歯なのですが、レントゲンを撮ったところ、黒く膿が溜まっているので、妊娠8ヶ月くらいまでの安定期の間に治療を進めましょうということになりました。
通っている歯科医院には複数の先生がいらっしゃり、基本的には担当の先生は決まっているのですが、たまに違う曜日に受診したりすると、別の先生が診察・治療してくださることもあります。
そこで問題なのは、今回治療する予定の左下7番について、院長先生と担当の先生で異なった治療方法を勧められたので、どちらを選択しようか迷っております。
【院長先生】
なるべく歯を残す方向でまずは根管治療をした上で、ダメだったら抜歯も考えられる状態なので、出産前までに早めに根管治療を開始しましょう。
【担当の先生】
インプラントや抜歯後親知らずの移植、抜歯後部分矯正、根管治療などいくつかの選択肢を説明していただきましたが、最終的には
A.「抜歯後にすぐうしろにある親知らずを部分矯正して、7番にもってくる」
か
B.「麻痺が残る可能性があることを承知で根管治療するか」
私の方で歯を残したいかどうかを基準に選んで下さい。というお話でした。
先に(別の日)院長先生から根管治療の話を説明していただいた時には、麻痺の話はありませんでしたので、お二人の先生によって選択した治療が違ったのは何故だったのか、後日、担当の先生に詳しく治療についてお聞きしたところ、
「歯を残したいということであれば、根管治療から始めたいところだが、7番の膿が大きくなっており(「たぶん膿の袋ができてしまっている可能性が高い」と言われました)、レントゲンで見ると下顎に沿って横に走っている神経を押してしまい、神経が少し曲がってしまっているのが見える。
根管治療をする時に使う薬は強い薬なので、薬で神経をダメにしてしまったら、麻痺が残ってしまう可能性があるため、Aの方法をまずお勧めしました。
正直、麻痺が残るかどうかは五分五分の状態でやってみないと分からないところがあるので、その可能性を承知していただけるなら根管治療から始める価値はある状態ですよ」
とご説明がありました。
私自身としては、
・抜歯せずに治療が可能ならば、できるだけ歯を残したい希望はあるので根管治療から始めてみたい。
(矯正しか方法がないのであれば仕方ないですが、矯正代金に27万円前後かかるというのもあるので、金額的にもまず根管治療からはじめて、再発してしまったら→部分矯正…という思いもあります)
・妊娠中で強い痛み止めを避けたい今、抜歯後に激しい痛みが出た場合にカロナールなど軽い痛み止めで痛みに堪えられるか不安なこと。
そこで質問ですが、
1.もし根管治療するのであれば、薬が神経に影響しないような治療方法というのはないものなのでしょうか?
(担当の先生からは、すでに根に詰められている薬を取る時点で強い薬を使うので、全く薬を使わないということ自体が難しいと言われました)
2.麻痺は運動神経の麻痺ではないので、
「常に一部分だけ絆創膏を貼ったように違和感があったり、無感覚な部分があるような感じ」
と説明されましたが、これはそんなに普段の生活に影響がある状態なのでしょうか。
無感覚なだけでなく、「痺れ」が出てしまう可能性もあるのでしょうか。
またどれくらいの範囲(治療した歯の付け根の部分だけなのか、下顎全体にわたってしまうのか)になるのかはやってみたいと分からないものですか。
3.こちらのサイト内で抜歯しても「痺れ」や「痛み」などが続いているという内容の投稿を読んだことがあります。
ということは、「根管治療」「抜歯後、矯正」どちらの治療法を選んでも、麻痺などのリスクは変わらないということでしょうか。
それとも担当の先生からは
「薬による麻痺は神経が死んでしまうので、一度そうなってしまったら治らないでしょう」
とのことだったので、同じ不快感であっても抜歯後の痺れなどは、一定期間過ぎれば治っていく可能性が高いなど違いがあるのでしょうか。
来週早々には診察があるので、とても迷っています。
先生方、お忙しい中、大変恐縮ではありますが
どうぞよろしくお願い申し上げます。
回答1
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2009-10-23 16:03:53
イチゴぷりんさん、こんにちは。
痺れが出ると言われて不安なことと思います。
>1.もし根管治療するのであれば、薬が神経に影響しないような治療方法というのはないものなのでしょうか?
私は根管治療の専門医ではないので、専門の先生の回答も参考にしてほしいのですが
通常は根管治療によって、神経の麻痺が出ると言う可能性は極めて低いと思います。
>2.麻痺は運動神経の麻痺ではないので、
>「常に一部分だけ絆創膏を貼ったように違和感があったり、無感覚な部分があるような感じ」
>と説明されましたが、これはそんなに普段の生活に影響がある状態なのでしょうか。
>無感覚なだけでなく、「痺れ」が出てしまう可能性もあるのでしょうか。
この場合の神経の麻痺と言うのは、オトガイ部(唇の下の部分)の感覚が麻痺します。
最初は感覚がない状態ですが、神経が回復してくる時にピリピリした感覚(錯感覚)が出て来ます。
これが非常に不快な症状になって来ます。
>3.こちらのサイト内で抜歯しても「痺れ」や「痛み」などが続いているという内容の投稿を読んだことがあります。
>ということは「根管治療」「抜歯後 矯正」どちらの治療法を選んでも麻痺などのリスクは変わらないということでしょうか。
拝見していないので無責任なことはいえませんが、どの治療も麻痺が出る可能性は極めて低いと思います。
結論としては、院長先生の抜歯する前にその歯を残す努力をしてみると言うご意見に賛成です。
ただ、私が実際に拝見しているわけではありませんのでわかりかねますが、担当の先生は何か事情があってそのような治療方針を立てられているのかもしれません。
痺れが出ると言われて不安なことと思います。
>1.もし根管治療するのであれば、薬が神経に影響しないような治療方法というのはないものなのでしょうか?
私は根管治療の専門医ではないので、専門の先生の回答も参考にしてほしいのですが
通常は根管治療によって、神経の麻痺が出ると言う可能性は極めて低いと思います。
>2.麻痺は運動神経の麻痺ではないので、
>「常に一部分だけ絆創膏を貼ったように違和感があったり、無感覚な部分があるような感じ」
>と説明されましたが、これはそんなに普段の生活に影響がある状態なのでしょうか。
>無感覚なだけでなく、「痺れ」が出てしまう可能性もあるのでしょうか。
この場合の神経の麻痺と言うのは、オトガイ部(唇の下の部分)の感覚が麻痺します。
最初は感覚がない状態ですが、神経が回復してくる時にピリピリした感覚(錯感覚)が出て来ます。
これが非常に不快な症状になって来ます。
>3.こちらのサイト内で抜歯しても「痺れ」や「痛み」などが続いているという内容の投稿を読んだことがあります。
>ということは「根管治療」「抜歯後 矯正」どちらの治療法を選んでも麻痺などのリスクは変わらないということでしょうか。
拝見していないので無責任なことはいえませんが、どの治療も麻痺が出る可能性は極めて低いと思います。
結論としては、院長先生の抜歯する前にその歯を残す努力をしてみると言うご意見に賛成です。
ただ、私が実際に拝見しているわけではありませんのでわかりかねますが、担当の先生は何か事情があってそのような治療方針を立てられているのかもしれません。
相談者からの返信
相談者:
イチゴぷりんさん
返信日時:2009-10-24 09:47:29
畑田先生、お忙しい中 早々にご回答を頂戴しまして
ありがとうございます。
ご回答くださいました内容につきまして、お忙しいところ恐縮ですが、何点かご確認させて頂きたいのですがよろしいでしょうか?
>通常は根管治療によって神経の麻痺が出ると言う可能性は、極めて低いと思います。
とのことですが、これは私のように「顎に通っている神経に膿の袋が当たってしまって、神経を変形させるくらい接している場合」でも、「通常の根管治療」の範囲に入るものでしょうか?
担当の先生からも通常の根管治療のように、膿の影と神経との間に骨などがあり、何ミリか隙間が空いていれば、薬を使って治療していっても根と神経との間に隙間があるので、薬が影響することなく、もちろん麻痺などの心配はない。
しかし今回の場合は神経と密着しているので、万が一、詰めている薬が膿の袋から漏れて神経にも薬が広がってしまうと、麻痺が出る可能性があるとご説明がありました。
また「抜歯など薬を使っていない治療での麻痺などの不快感は時間が経過すれば、神経が回復して不快感も消えていく可能性は高いが、薬で一度壊死してしまった神経は感覚が回復することはありません」と担当の先生からは言われましたが、畑田先生が質問2のご回答として書いて下さった「神経が回復してくる時にピリピリした感覚(錯感覚)」というのは、根管治療の薬で神経が壊死した場合のお話か、それとも薬を使ってない治療でのお話でしょうか。
もし今回の私のように、「膿の袋が神経を変形させるくらい接している場合」で「薬を使った」治療をしても、神経に薬が影響する可能性が低いというお話でしたら、お勧めいただいたように私自身も根管治療から進めていきたいと思っているのですが…。
他にももし根管治療にお詳しい先生もご覧になられているようでしたら、引き続きご意見をお伺いできますと大変有り難く思います。
どうぞよろしくお願い致します。
ありがとうございます。
ご回答くださいました内容につきまして、お忙しいところ恐縮ですが、何点かご確認させて頂きたいのですがよろしいでしょうか?
>通常は根管治療によって神経の麻痺が出ると言う可能性は、極めて低いと思います。
とのことですが、これは私のように「顎に通っている神経に膿の袋が当たってしまって、神経を変形させるくらい接している場合」でも、「通常の根管治療」の範囲に入るものでしょうか?
担当の先生からも通常の根管治療のように、膿の影と神経との間に骨などがあり、何ミリか隙間が空いていれば、薬を使って治療していっても根と神経との間に隙間があるので、薬が影響することなく、もちろん麻痺などの心配はない。
しかし今回の場合は神経と密着しているので、万が一、詰めている薬が膿の袋から漏れて神経にも薬が広がってしまうと、麻痺が出る可能性があるとご説明がありました。
また「抜歯など薬を使っていない治療での麻痺などの不快感は時間が経過すれば、神経が回復して不快感も消えていく可能性は高いが、薬で一度壊死してしまった神経は感覚が回復することはありません」と担当の先生からは言われましたが、畑田先生が質問2のご回答として書いて下さった「神経が回復してくる時にピリピリした感覚(錯感覚)」というのは、根管治療の薬で神経が壊死した場合のお話か、それとも薬を使ってない治療でのお話でしょうか。
もし今回の私のように、「膿の袋が神経を変形させるくらい接している場合」で「薬を使った」治療をしても、神経に薬が影響する可能性が低いというお話でしたら、お勧めいただいたように私自身も根管治療から進めていきたいと思っているのですが…。
他にももし根管治療にお詳しい先生もご覧になられているようでしたら、引き続きご意見をお伺いできますと大変有り難く思います。
どうぞよろしくお願い致します。
回答2
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2009-10-24 12:31:53
こんにちは、ちょっと不安になりますね。
さて、
>1.もし根管治療するのであれば、薬が神経に影響しないような治療方法というのはないものなのでしょうか?
>(担当の先生からは、すでに根に詰められている薬を取る時点で強い薬を使うので、全く薬を使わないということ自体が難しいと言われました)
この強い薬とは何を意味するのか、定義するのかが少し分かりませんが、今回のような歯は薬云々ではなく根管治療することにリスクがあると捕えてもらった方がいいと思います。
ですから、刺激のない薬などは考えなくていいと思います。
薬でなくファイル操作をすることによっても、麻痺のリスクはあります。
脅してはいませんよ。
薬にナーバスになる必要はありません。
>2.麻痺は運動神経の麻痺ではないので、
>「常に一部分だけ絆創膏を貼ったように違和感があったり、無感覚な部分があるような感じ」
>と説明されましたが、これはそんなに普段の生活に影響がある状態なのでしょうか。
生活には支障はないですが、不快感は大きいと感じられる人もいます。
>それとも担当の先生からは「薬による麻痺は神経が死んでしまうので、一度そうなってしまったら治らないでしょう」とのことだったので、同じ不快感であっても抜歯後の痺れなどは一定期間過ぎれば治っていく可能性が高いなど違いがあるのでしょうか。
化学的な薬剤で麻痺が起こると、麻痺が治ってくるにのには期間がかかると思います。
ただ畑田先生がおっしゃるように、そんなに頻繁に起こるものではないですよ。
私は歯科医師になってまだ10年ですが、根管治療中に麻痺が出たのは2年前に1ケースのみです。
またその方も3ヶ月ぐらいしたら知覚が少しずつ戻ってきました。
下の奥歯の治療には必ず起こりうるリスクの1つなのですが、一般的にみなさん説明をしていないだけでいつ起こっても不思議ではないと思います。
私が経験した麻痺のケースも下歯槽管まで結構距離があったのですが、起こってしまいましたし・・・
担当の先生はきちんと説明はしてくれていると思います。
ただ説明を受けて不安が大きくなってしまったというものですよね。
>もし今回の私のように、「膿の袋が神経を変形させるくらい接している場合」で「薬を使った」治療をしても神経に薬が影響する可能性が低いというお話でしたら、お勧めいただいたように私自身も根管治療から進めていきたいと思っているのですが…。
実際診ていないので無責任な言い方ですが、根管治療からでいいと思いますよ。
ただどんな治療をするにしろリスクは少なからずあるということだけ知っておいてくださいね。
何とかうまくいくといいですね。
おだいじに^^
さて、
>1.もし根管治療するのであれば、薬が神経に影響しないような治療方法というのはないものなのでしょうか?
>(担当の先生からは、すでに根に詰められている薬を取る時点で強い薬を使うので、全く薬を使わないということ自体が難しいと言われました)
この強い薬とは何を意味するのか、定義するのかが少し分かりませんが、今回のような歯は薬云々ではなく根管治療することにリスクがあると捕えてもらった方がいいと思います。
ですから、刺激のない薬などは考えなくていいと思います。
薬でなくファイル操作をすることによっても、麻痺のリスクはあります。
脅してはいませんよ。
薬にナーバスになる必要はありません。
>2.麻痺は運動神経の麻痺ではないので、
>「常に一部分だけ絆創膏を貼ったように違和感があったり、無感覚な部分があるような感じ」
>と説明されましたが、これはそんなに普段の生活に影響がある状態なのでしょうか。
生活には支障はないですが、不快感は大きいと感じられる人もいます。
>それとも担当の先生からは「薬による麻痺は神経が死んでしまうので、一度そうなってしまったら治らないでしょう」とのことだったので、同じ不快感であっても抜歯後の痺れなどは一定期間過ぎれば治っていく可能性が高いなど違いがあるのでしょうか。
化学的な薬剤で麻痺が起こると、麻痺が治ってくるにのには期間がかかると思います。
ただ畑田先生がおっしゃるように、そんなに頻繁に起こるものではないですよ。
私は歯科医師になってまだ10年ですが、根管治療中に麻痺が出たのは2年前に1ケースのみです。
またその方も3ヶ月ぐらいしたら知覚が少しずつ戻ってきました。
下の奥歯の治療には必ず起こりうるリスクの1つなのですが、一般的にみなさん説明をしていないだけでいつ起こっても不思議ではないと思います。
私が経験した麻痺のケースも下歯槽管まで結構距離があったのですが、起こってしまいましたし・・・
担当の先生はきちんと説明はしてくれていると思います。
ただ説明を受けて不安が大きくなってしまったというものですよね。
>もし今回の私のように、「膿の袋が神経を変形させるくらい接している場合」で「薬を使った」治療をしても神経に薬が影響する可能性が低いというお話でしたら、お勧めいただいたように私自身も根管治療から進めていきたいと思っているのですが…。
実際診ていないので無責任な言い方ですが、根管治療からでいいと思いますよ。
ただどんな治療をするにしろリスクは少なからずあるということだけ知っておいてくださいね。
何とかうまくいくといいですね。
おだいじに^^
相談者からの返信
相談者:
イチゴぷりんさん
返信日時:2009-10-24 16:42:09
井野先生、お忙しい中、度々の投稿にご回答いただきまして
ありがとうございます。
お二人の先生のご意見から致しますと、絶対ではなくてもそんなに麻痺が出てしまう確率は高いものではない治療とお伺いでき、本当に安心致しました。
担当の先生はいつも質問をさせて頂くと、図解にしてくださったり、細かく丁寧に説明してくださる先生でしたので、安心して治療を受けていたのですが、今回の根管治療によって麻痺が出る可能性が否定できない以上、それをお伝えしないで治療を進められないとおっしゃっておられたので、きっとより慎重にご説明いただいたり、他の治療法もご提案して下さったのかも知れないですね。
畑田先生、井野先生からご説明いただきましたように、どの治療にもリスクは伴うことを頭におきつつ、今回は根管治療から始めていただくようにお願いしてみようと思います。
今回は妊娠中ということもあり、この治療について自分なりにいろいろ調べたり、何週間もどの治療法を選べばいいかとずっと迷っておりましたが、畑田先生・井野先生のお言葉で安心し、やっとスッキリしました。
畑田先生・井野先生、お忙しい中わざわざ時間を割いて分かり易くご説明いただきまして、本当にありがとうございました。
ありがとうございます。
お二人の先生のご意見から致しますと、絶対ではなくてもそんなに麻痺が出てしまう確率は高いものではない治療とお伺いでき、本当に安心致しました。
担当の先生はいつも質問をさせて頂くと、図解にしてくださったり、細かく丁寧に説明してくださる先生でしたので、安心して治療を受けていたのですが、今回の根管治療によって麻痺が出る可能性が否定できない以上、それをお伝えしないで治療を進められないとおっしゃっておられたので、きっとより慎重にご説明いただいたり、他の治療法もご提案して下さったのかも知れないですね。
畑田先生、井野先生からご説明いただきましたように、どの治療にもリスクは伴うことを頭におきつつ、今回は根管治療から始めていただくようにお願いしてみようと思います。
今回は妊娠中ということもあり、この治療について自分なりにいろいろ調べたり、何週間もどの治療法を選べばいいかとずっと迷っておりましたが、畑田先生・井野先生のお言葉で安心し、やっとスッキリしました。
畑田先生・井野先生、お忙しい中わざわざ時間を割いて分かり易くご説明いただきまして、本当にありがとうございました。
タイトル | 妊娠中。麻痺のリスクがある根管治療か、抜歯後の部分矯正か迷う |
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質問者 | イチゴぷりんさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 34歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯:7番(第二大臼歯) 根管治療に関するトラブル 妊娠中の歯科治療 根の病気(根尖病変・根尖病巣) 部分矯正・限局矯正(MTM、LOT) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。