レントゲンもとらずに痛みのない歯を削る虫歯治療に不審です

相談者: tmksknさん (36歳:女性)
投稿日時:2009-11-27 20:48:35
レントゲンを撮らずにいきなり虫歯治療をすることはあるのでしょうか?


人生初の虫歯治療となり、ネットなどで勉強したものの、実体験として知識がまるでないので、様々な見方を教えて頂ければ幸いです。


痛みなどの自覚症状もなく、単に歯のクリーニングで初めて訪れたクリニックで、

「右下5番、右上4番のの表面が薄ら黒い。
軽度の虫歯なので削りましょう」

と、レントゲンも撮らずにいきなりまず1本(右下5番)の表面を削られました。

しかも、「痛くない」=「神経まで行っていない」だと素人考えで思うのですが、治療前に麻酔をするかしないか聞かれたので、

「痛いんですか?」

と聞いたら、

「もしかしたら神経に届いているかもしれないから、痛いかどうかは半々の確率」

と言われました。

神経まで届いてるかも、ということは、可能性レベルだとしても深いかもしれないと目視診断されているということですよね?

そんな状態なのに、レントゲンで中も確認しないで削り始めて、正しい治療が出来るものなのでしょうか?

結局麻酔をかけて治療を行ったので、どの程度深く削られたのか不明です。
尋ねようと思った時には先生は次の患者さんを診ていて聞けませんでした。

ただ、被せモノは痛みも違和感もなく上手く収まっています。



また、次回に削る予定の右上4番に関しても、鏡で自分の目で確認しましたが、表面は確かにうっすら黒くなっています。
全然痛くはありません。

「表面も黒くなっているし、こちらはもしかしたら中で広がっているかもしれないから、最悪4分の1くらい削ることになるかもしれない」

と言われましたが、やはりレントゲンは撮らないようです。



1年ほど前に別の歯医者でクリーニングを行った際に既にこの上右4番の薄ら黒い部分は確認されており、その時はレントゲンを撮って、治療を恐がる私に、

「まだ虫歯ではなくなりかけなので、このまま放置して様子を見ても大丈夫」

と言われていました。

1年前なので、進行している可能性はあるのですが、今回のクリニックでレントゲンも撮らずにいきなり治療するのが正しいのかとても不安です。


ネットを少し調べたら、「替えの効かない大事な歯を安易に削ると、それを切っ掛けに、被せモノの下に虫歯ができたりと、どんどん虫歯が広がる」と書かれてあり、既に削られた右下5番が本当に削る必要がある歯だったのか疑問も残ります。



そこで質問なのですが、

【1】虫歯は目視だけで深さなど調べずに正しい治療が出来るものですか?

【2】削らずにやり過ごせる歯を削ってしまうメリットとデメリットは?

【3】「奥が深そう」とまで医者本人が言っているのに、レントゲンを撮らずに治療を行うのは、削ってゆけば確実に分かるからなのでしょうか?
必要のない部分まで削られてしまう心配はありませんか?

【4】全く傷みもないのに、削る部分が4分の1程度になるようなことはありえるのでしょうか?


心配性気味なのかもしれませんが、出来るだけ歯を大事にしたいのでお医者様の色々な見方をお伺いしたいです。
是非教えて下さい。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-11-28 01:47:55
過去にほぼ同様の相談がありますので、まずはこちらを参考にどうぞ。

⇒参考:歯石も取らずレントゲンも撮らずに虫歯治療。本当に虫歯だったのか?


実際に削るかどうかの判断は歯医者さんによって変わることが多いのですが、tmksknさんの担当の先生は削る前にちゃんと説明もされていますし、ごく一般的な対応だと思います。



【1】虫歯は目視だけで深さなど調べずに正しい治療が出来るものですか?

 虫歯をどこまで削るのかはレントゲンで決めるのではなく、削った時の硬さなどで判断します。



【2】削らずにやり過ごせるを削ってしまうメリットとデメリットは?

 そもそも、削らずにやり過ごせる状態なのかどうかがここではわかりません。



【3】「奥が深そう」とまで医者本人が言っているのに、レントゲンを撮らずに治療を行うのは、削ってゆけば確実に分かるからなのでしょうか?必要のない部分まで削られてしまう心配はありませんか?

 【1】と同じ回答です。


【4】全く傷みもないのに、削る部分が4分の1程度になるようなことはありえるのでしょうか?

 ありえます。



歯を守ろうと思ったら、なぜ今のように虫歯ができてしまったのか?どうすればこれから虫歯や歯周病にならないようにすることができるのかを考えることが重要です。

そして、お口の環境が改善されれば、長くご自身の歯を残すことができるようになると思います。

担当の先生にはぜひ、「どうすれば自分の歯を長持ちさせることができるのか?」ということを聞いてみて下さい。

お大事にどうぞ。

回答 回答2
  • 回答者
坂田歯科医院(愛知県豊明市)の坂田です。
回答日時:2009-11-28 11:39:28
tmksknさん

田尾先生がしっかりと説明されているので。。。少し補足をします。

虫歯の大きさや深さを知るために、レントゲンダイアグノデント齲蝕検知液といったものを使用しますが、全て虫歯の状態を知るための情報にすぎません。

実際に虫歯を診て触って虫歯を除去する過程でしっかりと虫歯がどの程度の大きさかや深さが判明します。
その後、その虫歯の状態やの残っている健全な歯の状態を加味して充填(修復)作業に移ります。

虫歯の状態によっては、全ての検査が必要かどうかは、担当の先生によっても違うと思います。

また、虫歯除去中の痛みに関しても、患者さんの痛みに対する感受性や虫歯の発生状況によっても違ってきます。
また、そのような機器で虫歯を除去するかでも痛みの出方は変わってきます。

今では、虫歯の状況次第ですが、無麻酔でEr:YAGレーザーを使用して虫歯除去することが保険導入もされました。
点数は、20点加算ですが。。。

参考までに。。。。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: tmksknさん
返信日時:2009-11-30 21:06:15
田尾先生、坂田先生、お忙しい中、ご回答をありがとうございました。
とても参考になりました。

田尾先生
> 実際に削るかどうかの判断は歯医者さんによって変わることが多い

これは本当にそのようですね。

「軽い虫歯なので治療しましょう」でも、「軽い虫歯なので様子を見ましょう」でも、それは本当にその先生の治療方針なのだと思いました。

そういう意味では、出来るだけ現存のを大事にしたい私としては、「ぱっと見虫歯なので削りましょう」という掲題の先生の方針とは合わなかったようです。

田尾先生
> tmksknさんの担当の先生は削る前にちゃんと説明もされていますし、ごく一般的な対応だと思います。

「歯の表面が薄ら黒い。軽度の虫歯なので削りましょう」というのが、私にとっては「ちゃんとした説明」とは思えなかったのです。

また、一度もレントゲンを撮らずに治療を始めるのは、友人などにも聞きまくりましたが、やはり一般的ではないと思います。(皆「少なくとも最初に1回は撮られているよ」とビックリしていました)


右下5番を削られてしまってから色々調べて知ったのですが、例えば麻酔にしても、

「虫歯が取れてくると健康な象牙質に近づいてくるために、水がしみたり、痛みが出たり知覚が現れてきます。

痛くなったのは虫歯が取れたサインです。

ただし麻酔を使用している場合はこの方法は使用できません。(All about[歯の健康]より)」

という情報を知っていれば、麻酔はしませんでした。
麻酔をするかしないかだけを聞くのではなく、麻酔をすることのメリット・デメリットも事前に教えて欲しかったです。

(このレベルの説明を求めるのは甘えているということになるのでしょうか……)



こんな調子ですから、健康な象牙質まで多く削られてしまったのではないかと心配です。

このように、結局はこの担当医からの説明不足による納得できない状態に陥っているのだと客観的に判断し、本日、口コミサイトなどで患者に親身な納得の治療が行ってもらえると評判のクリニックに足を運びました。

結果、「現在のクリニックでは追加治療はしない」という方針で落ち着いた旨、ご報告いたします。


納得の治療をしてくださった本日の先生は、まず口腔内の環境を確認し、歯の写真を撮り、それを私に見せて薄ら黒い部分の説明をしてくれました。

「現在の口腔環境と過去に治療歴がないことも合わせて、ケアもできているし、恐らく虫歯が出来にくい体質のようなので、今回の右上4・5番の少々黒い部分もレントゲンを撮ってみて、中まで進行していないようなら経過観察で大丈夫でしょう」

とのことでした。


レントゲンを撮って、結局虫歯は浅いということで、晴れて経過観察になりました。

既に削られてしまった右下5番も確認していただきましたが、

「ほんの少し削っているだけですね。
実際に見ないと何とも言えませんが、これしか削っていないなら、経過観察で充分だったかもしれませんね」

と。

「削るほどではなかったんですか?」

と改めて確認すると、

「虫歯だらけの人で、この程度の黒い染みがあれば、まぁ治療はしてしまいます。

ただ、tmksknさんの場合は口腔内が良い状態ですし、この虫歯も今を保っていれば進行しないと思われるので、トータル的に見て
経過観察で大丈夫でしょう。

3〜6ヶ月に1度、クリーニングに来ると良いと思います」

と答えて下さいました。


非常に分かり易く、納得の行く処置でした。
右上4・5番の治療予約は即キャンセル、今後はこちらのクリニックにお世話になるつもりです。



出会う先生でこんなにも治療方針が違ってきてしまうということに、歯医者探しの難しさを痛感しました。

私のように軽度の虫歯でセカンドオピニオンを求める人も少ないと思うので、もしかしたら少なくない人が、削らなくて良い
歯を安易に削ってしまっているのかもしれないなぁ……と気の毒に思いました。

無駄に失った右下5番の一部は、私にとっては高い勉強料でした。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-12-01 02:15:12
はじめまして、少し補足させてください。

これから大切なのは、が黒変してきたお口の環境を作ってきた、今までの、毎日の生活習慣のオーラルケアに関してです。

単に経過観察と6カ月ごとのクリーニングでは、黒変が虫歯に進行するリスクはそのままです。
ハブラシ歯磨きクリームを変え、歯磨きの回数を少し増やしたとしても・・・・・、

今までのオーラルケア生活習慣が変わらなければ、今の見た目のお口の綺麗さでは、確実に歯の表面下脱灰化は数年から10年単位で、進行してしまい、本当に虫歯として成長してしまい、結果削って治療する可能性が高いと思われますが?いかかでしょうか?


隣接面(歯の間)ケアなど、フロス糸ようじ)の指導とか、染め出しや、プラーク歯垢)を作らないような予防的お手入れなどの指導がありましたか?

もし、そういう指導がなくて今までと同じお手入れなら・・・・・

見た目がきれいでも、6か月してプラークが歯石になったり、歯の隣接面や裏に着色がついて、それをクリーニングしても、10年単にで観ると、虫歯が隣接面の接触点や、やがては、隣接面の歯周病の進行で、骨吸収が起きて、40代から根面の脱灰から、根面虫歯になったりしやすいです。


あなたのお口の中に虫歯菌がどのくらいの時間と面積で、バイオフィルムを作るのか?

またプラークという、ねばねばの層状に歯の表面を覆いやすい口腔内の細菌の種類や、その細菌たちのプラークの形成能力や、虫歯菌の出す酸産生能力、その酸を中和するあなたの唾液の中和緩衝能力などをミュータンス(虫歯)菌テスト、歯周病菌テスト、phテスト、サリバ(唾液)テスト、染め出しスコア(磨き残し歯面数)などで診断してもらったほうがいいかもしれません。。、


それらのリスク程度に応じて、毎日のオーラルケアでの除菌的な方法や的確な部位のケアの指導を受けることがよいのではないでしょうか?


予防的治療プランを立てるクリニックで、衛生士が居て、フロスの使い方などをハブラシ以上にしっかり教えてくれる。

また、治療後の修復物の隣接面のフロスフック(引っかかり)までチェックしてくれるクリニックでは、その歯の間などの隣接面という部位面のケアまで、しっかり考えてくれている。

そのようなクリニックなら、将来二度と虫歯を作ったりする危険も少なくなり、歯周病も予防できる可能性も高くなります。

単に経過観察と定期クリーニングでは、虫歯に進行するリスクは残るかもです。

オーラルケアトリートメントという予防的ケア法を習得して、、ぜひ24時間プラークコントロールを達成してください。

ここでのアドバイスはあくまでも参考程度にして頂いて、実際の診査・診断についてはしかるべき医療機関を受診してくださいね。




タイトル レントゲンもとらずに痛みのない歯を削る虫歯治療に不審です
質問者 tmksknさん
地域 非公開
年齢 36歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
レントゲン写真
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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