根の先にヒビ（パーフォレーション？）のある歯へのMTA根充等の可能性
相談者：
ninecoさん (27歳：女性)
投稿日時：2009-11-24 18:12:45
以前も相談させていただきました現在再根管治療中の右上４番のことで再度相談させていただきます。
参考：過去のご相談
・再根管治療にてＪ−ＯＰＥＮをしたリスクを排除する方法はありますか？
先週マイクロで見たところ根の先にヒビ（発見の経緯からはパーフォレーションかも？）があるとのことでした。
このまま詰めて使うか抜歯するかどうかという状態です。
そこで、以下のことをお尋ねします。
? MTAで根充することである程度の抜歯を回避する可能性はありますでしょうか。
? ?の場合、保険での根充との差はどれぐらいのものでしょうか。
? その他に考え得る処置はありますでしょうか。
? 相談とは少し外れますが、ヒビとパーフォレーションの違いは何なのでしょうか。
（ヒビとパーフォレーションではかなり処置が違うように見受けましたが…）
実際に診てみないとわからないことだとは思うのですが、一般的な可能性としてご教授いただければ幸いです。
ちなみにヒビは根のかなり先の方とのことで、現在痛み等特記すべき症状はありません。
色々ありヒビが発覚した経緯から、治療中にやってしまったのではないかと思われる節があり非常に悔しいのですが、今後の可能性として一定の成果を期待できる方法があるのであれば、一度MTA使用可の専門の先生のところへ相談に行ってみようと思っています。
宜しくお願い致します。
参考：過去のご相談
・再根管治療にてＪ−ＯＰＥＮをしたリスクを排除する方法はありますか？
先週マイクロで見たところ根の先にヒビ（発見の経緯からはパーフォレーションかも？）があるとのことでした。
このまま詰めて使うか抜歯するかどうかという状態です。
そこで、以下のことをお尋ねします。
? MTAで根充することである程度の抜歯を回避する可能性はありますでしょうか。
? ?の場合、保険での根充との差はどれぐらいのものでしょうか。
? その他に考え得る処置はありますでしょうか。
? 相談とは少し外れますが、ヒビとパーフォレーションの違いは何なのでしょうか。
（ヒビとパーフォレーションではかなり処置が違うように見受けましたが…）
実際に診てみないとわからないことだとは思うのですが、一般的な可能性としてご教授いただければ幸いです。
ちなみにヒビは根のかなり先の方とのことで、現在痛み等特記すべき症状はありません。
色々ありヒビが発覚した経緯から、治療中にやってしまったのではないかと思われる節があり非常に悔しいのですが、今後の可能性として一定の成果を期待できる方法があるのであれば、一度MTA使用可の専門の先生のところへ相談に行ってみようと思っています。
宜しくお願い致します。
回答1
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時：2009-11-24 18:44:21
こんにちは、
４番はトラブルが多い歯なので色々大変だと思いますが・・・
＞? MTAで根充することである程度の抜歯を回避する可能性はありますでしょうか。
やってみないと分からないという回答になってしまいます。
＞? ?の場合、保険での根充との差はどれぐらいのものでしょうか。
全くそういった研究がないので何ともいえません。
ただMTAの方が生体親和性・封鎖性が高い材料であることは言えます。
＞? その他に考え得る処置はありますでしょうか。
折れていれば何をしても無理のような気も。。。
＞? 相談とは少し外れますが、ヒビとパーフォレーションの違いは何なのでしょうか。
＞（ヒビとパーフォレーションではかなり処置が違うように見受けましたが…）
ヒビは折れていると言うことで。
パーフォレーションは歯に穴が開いている状態のことです。
＞ちなみにヒビは根のかなり先の方とのことで、現在痛み等特記すべき症状はありません。
マイクロで見ても根の先の方のヒビは見えないと思うのですが^^;
＞色々ありヒビが発覚した経緯から、治療中にやってしまったのではないかと思われる節があり非常に悔しいのですが
ヒビは人為的に入るものではありませんから^^;
また多くの場合ヒビの診断は非常に難しく、経過を見てみないと分からないものが多いように私の臨床では感じます。
ヒビがありそこに感染が起こると独特のレントゲン所見を示す時はありますが、これも確実な診断方法ではないので・・・
何とか歯が保存できるといいですね^^
おだいじに
４番はトラブルが多い歯なので色々大変だと思いますが・・・
＞? MTAで根充することである程度の抜歯を回避する可能性はありますでしょうか。
やってみないと分からないという回答になってしまいます。
＞? ?の場合、保険での根充との差はどれぐらいのものでしょうか。
全くそういった研究がないので何ともいえません。
ただMTAの方が生体親和性・封鎖性が高い材料であることは言えます。
＞? その他に考え得る処置はありますでしょうか。
折れていれば何をしても無理のような気も。。。
＞? 相談とは少し外れますが、ヒビとパーフォレーションの違いは何なのでしょうか。
＞（ヒビとパーフォレーションではかなり処置が違うように見受けましたが…）
ヒビは折れていると言うことで。
パーフォレーションは歯に穴が開いている状態のことです。
＞ちなみにヒビは根のかなり先の方とのことで、現在痛み等特記すべき症状はありません。
マイクロで見ても根の先の方のヒビは見えないと思うのですが^^;
＞色々ありヒビが発覚した経緯から、治療中にやってしまったのではないかと思われる節があり非常に悔しいのですが
ヒビは人為的に入るものではありませんから^^;
また多くの場合ヒビの診断は非常に難しく、経過を見てみないと分からないものが多いように私の臨床では感じます。
ヒビがありそこに感染が起こると独特のレントゲン所見を示す時はありますが、これも確実な診断方法ではないので・・・
何とか歯が保存できるといいですね^^
おだいじに
回答2
坂田歯科医院(愛知県豊明市)の坂田です。
回答日時：2009-11-25 08:56:56
ninecoさん
私の考え方としてヒビとパーフォレーションでは、状態によって材料は違ってきます。
井野先生が、言われているようにMTAは、親和性があり優れた材料ですが、硬化するときに膨張するという欠点もあります。
よって、根管内の修理という考え方でMTAを使用するには問題ないと思いますが、根管充填材として使用する場合には、根管の破折を助長する可能性も起きます。
参考までに。。。
私の考え方としてヒビとパーフォレーションでは、状態によって材料は違ってきます。
井野先生が、言われているようにMTAは、親和性があり優れた材料ですが、硬化するときに膨張するという欠点もあります。
よって、根管内の修理という考え方でMTAを使用するには問題ないと思いますが、根管充填材として使用する場合には、根管の破折を助長する可能性も起きます。
参考までに。。。
| タイトル | 根の先にヒビ（パーフォレーション？）のある歯へのMTA根充等の可能性 |
|---|---|
| 質問者 | ninecoさん |
| 地域 | 非公開 |
| 年齢 | 27歳 |
| 性別 | 女性 |
| 職業 | 非公開 |
| カテゴリ |
歯のヒビ(ひび割れ) MTA 根の穴・穿孔(パーフォレーション) 歯根破折 根の穴・穿孔(パーホレーション) |
| 回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。
