妊娠希望。歯根膿胞経過観察中でその影響が気になる
相談者:
しろあゆさん (22歳:女性)
投稿日時:2010-01-17 00:52:03
初めまして。
12年前に右上1番と2番を差歯にして7年前に強打して以来、歯根のう胞になってます。
状態は痛み、腫れは特にありませんが骨吸収になりかけていて歯茎に穴が開き自然に排膿している状態です。
年に1回の検診で抜歯など処置をお願いしましたが、口腔内を見て
「痛みや腫れがあるなら抜歯するしかないけど、特に変化がないなら今の状態を保ったほうが良い。
経過観察。」
と言われてしまいました。
妊娠を希望しているので、母体の炎症や細菌感染が早産につながる?という事を聞きどうしても意識してしまいます。
妊娠中は歯肉炎や歯周病になりやすいと聞きましたが、歯根膿胞も進行したりする例はあるのでしょうか?
排膿している状態のまま経過観察で妊娠の影響など大丈夫なのでしょうか?
不安です。
詳しく教えて下さい。宜しくお願い致します。
12年前に右上1番と2番を差歯にして7年前に強打して以来、歯根のう胞になってます。
状態は痛み、腫れは特にありませんが骨吸収になりかけていて歯茎に穴が開き自然に排膿している状態です。
年に1回の検診で抜歯など処置をお願いしましたが、口腔内を見て
「痛みや腫れがあるなら抜歯するしかないけど、特に変化がないなら今の状態を保ったほうが良い。
経過観察。」
と言われてしまいました。
妊娠を希望しているので、母体の炎症や細菌感染が早産につながる?という事を聞きどうしても意識してしまいます。
妊娠中は歯肉炎や歯周病になりやすいと聞きましたが、歯根膿胞も進行したりする例はあるのでしょうか?
排膿している状態のまま経過観察で妊娠の影響など大丈夫なのでしょうか?
不安です。
詳しく教えて下さい。宜しくお願い致します。
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2010-01-17 06:15:54
しろあゆさまおはようございます。
歯根嚢胞があって経過観察といわれているわけですね、妊娠御希望なためその影響が気になっているようですね。
歯根嚢胞と妊娠への影響については知見がないので判りかねます。
>12年前に右上1番と2番を差歯にして7年前に強打して以来、歯根のう胞になってます。
強打した所で歯根嚢胞になる事はありません、おそらく根管治療が不備であったためそれ以前に歯根嚢胞になっていたように思います。
>骨吸収になりかけていて歯茎に穴が開き自然に排膿している状態です。
おそらくフィステルが出来ているのではないでしょうか、個人的には治療なさったほうがいいと考えます。
>口腔内を見て
「痛みや腫れがあるなら抜歯するしかないけど、特に変化がないなら今の状態を保ったほうが良い。
抜歯は最後の手段です、先ず根管治療をやってみて結果が思わしくなければ他の方法を考えるべきだと思います、その上で保存不可能であれば抜歯も仕方がないとは思います。
>妊娠中は歯肉炎や歯周病になりやすいと聞きましたが、歯根膿胞も進行したりする例はあるのでしょうか?
妊娠そのものが歯肉炎や歯周病の原因にはならないと考えています、妊娠中のつわりや嗜好の変化で歯磨きが十分出来なかったり、お菓子の食べすぎで歯肉炎になったり歯周病が悪化したりすると考えていただいたほうがいいと思います。
歯根嚢胞については、フィステルが出来ていればこれ以上大きくなることは無いと思います。
>排膿している状態のまま経過観察で妊娠の影響など大丈夫なのでしょうか?
大丈夫かどうかについては判りかねますが根管治療をなさるのが一番いいように思います、引き受けていただけるDrを捜されて治療なさるのがいいでしょう、お大事になさいませ。
歯根嚢胞
http://yamadashika.jugem.jp/?search=%BB%F5%BA%AC%C7%B9%CB%A6
フィステル
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=87
歯根嚢胞があって経過観察といわれているわけですね、妊娠御希望なためその影響が気になっているようですね。
歯根嚢胞と妊娠への影響については知見がないので判りかねます。
>12年前に右上1番と2番を差歯にして7年前に強打して以来、歯根のう胞になってます。
強打した所で歯根嚢胞になる事はありません、おそらく根管治療が不備であったためそれ以前に歯根嚢胞になっていたように思います。
>骨吸収になりかけていて歯茎に穴が開き自然に排膿している状態です。
おそらくフィステルが出来ているのではないでしょうか、個人的には治療なさったほうがいいと考えます。
>口腔内を見て
「痛みや腫れがあるなら抜歯するしかないけど、特に変化がないなら今の状態を保ったほうが良い。
抜歯は最後の手段です、先ず根管治療をやってみて結果が思わしくなければ他の方法を考えるべきだと思います、その上で保存不可能であれば抜歯も仕方がないとは思います。
>妊娠中は歯肉炎や歯周病になりやすいと聞きましたが、歯根膿胞も進行したりする例はあるのでしょうか?
妊娠そのものが歯肉炎や歯周病の原因にはならないと考えています、妊娠中のつわりや嗜好の変化で歯磨きが十分出来なかったり、お菓子の食べすぎで歯肉炎になったり歯周病が悪化したりすると考えていただいたほうがいいと思います。
歯根嚢胞については、フィステルが出来ていればこれ以上大きくなることは無いと思います。
>排膿している状態のまま経過観察で妊娠の影響など大丈夫なのでしょうか?
大丈夫かどうかについては判りかねますが根管治療をなさるのが一番いいように思います、引き受けていただけるDrを捜されて治療なさるのがいいでしょう、お大事になさいませ。
歯根嚢胞
http://yamadashika.jugem.jp/?search=%BB%F5%BA%AC%C7%B9%CB%A6
フィステル
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=87
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2010-01-18 09:56:48
山田先生と大筋で同意見です。
妊娠にかかわらず根管治療される事をお勧めします。
おそらく、
1 担当の先生は根管治療があまり得意ではない
2 メタルコアが太く長かったりして除去が困難
なのではないかと思います。
まずは根管治療の得意な(できればマイクロスコープを使う)先生を探して見られてはいかがでしょうか。
普通にアプローチ可能であれば「根管治療」を、難しければ「外科的歯内療法」を考えます。
山田先生も書かれているように「結果が思わしくなければ他の方法を考えるべき」だと思います。
おだいじにされてください。
妊娠にかかわらず根管治療される事をお勧めします。
おそらく、
1 担当の先生は根管治療があまり得意ではない
2 メタルコアが太く長かったりして除去が困難
なのではないかと思います。
まずは根管治療の得意な(できればマイクロスコープを使う)先生を探して見られてはいかがでしょうか。
普通にアプローチ可能であれば「根管治療」を、難しければ「外科的歯内療法」を考えます。
山田先生も書かれているように「結果が思わしくなければ他の方法を考えるべき」だと思います。
おだいじにされてください。
相談者からの返信
相談者:
しろあゆさん
返信日時:2010-01-18 12:00:39
回答3
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2010-01-18 12:33:37
>右2番が歯根破折になっており
>「抜歯して、インプラントかブリッジしかないので
う〜ん。
インプラントにするなら、なおさら炎症が続いている状態は避けたいと思ってしまう…。
もっと言えば、インプラントを考える前にできれば治療したい…と思ってしまうのは歯科医師のエゴでしょうか。
何はともあれ、レントゲン(出来れば歯科用CT)で状態を確認したいと個人的には思ってしまいます。
>「抜歯して、インプラントかブリッジしかないので
う〜ん。
インプラントにするなら、なおさら炎症が続いている状態は避けたいと思ってしまう…。
もっと言えば、インプラントを考える前にできれば治療したい…と思ってしまうのは歯科医師のエゴでしょうか。
何はともあれ、レントゲン(出来れば歯科用CT)で状態を確認したいと個人的には思ってしまいます。
回答4
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2010-01-19 05:25:39
おはようございます。
2番が歯根破折ですか、出来たら修復して残したい所ですね。
個人的には前歯のインプラントは避けたいところです、ましてや歯根破折であれば骨の裂開があってインプラントの植立は困難が予想されます。
>持たせるだけ持たせましょう
この場合最悪2本欠損になる可能性があります、私なら積極的に治療することを考えますが・・・。
歯根破折
http://yamadashika.jp/infection.html#a02
2番が歯根破折ですか、出来たら修復して残したい所ですね。
個人的には前歯のインプラントは避けたいところです、ましてや歯根破折であれば骨の裂開があってインプラントの植立は困難が予想されます。
>持たせるだけ持たせましょう
この場合最悪2本欠損になる可能性があります、私なら積極的に治療することを考えますが・・・。
歯根破折
http://yamadashika.jp/infection.html#a02
タイトル | 妊娠希望。歯根膿胞経過観察中でその影響が気になる |
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質問者 | しろあゆさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 22歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根の病気(根尖病変・根尖病巣) 歯茎の婁孔(ろうこう・フィステル) 妊娠希望・不妊治療中 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。