髄腔内麻酔を行う頻度は?
相談者:
まじっくさん (31歳:男性)
投稿日時:2010-03-09 00:34:20
参考:過去のご相談
・こんなに相談が多いのは歯の治療の予後があまり良くないから?
他
たびたび投稿を失礼いたします。
よく歯の治療を行う時に麻酔を効かせる事が多いと思いますが、こちらの投稿や色々な掲示板などで、「麻酔が効かなかった」とか「めちゃくちゃ痛い麻酔だった」という投稿をよく目にします。
私は今まで、運がよく神経を除去した治療はありませんが、今後はわかりません。
そこでお伺いしたいのですが、かなり痛い「髄腔内麻酔」を打たれる頻度はけっこう多いのでしょうか?
なるべくこの麻酔だけは打ちたくないと切に願っております。
・こんなに相談が多いのは歯の治療の予後があまり良くないから?
他
たびたび投稿を失礼いたします。
よく歯の治療を行う時に麻酔を効かせる事が多いと思いますが、こちらの投稿や色々な掲示板などで、「麻酔が効かなかった」とか「めちゃくちゃ痛い麻酔だった」という投稿をよく目にします。
私は今まで、運がよく神経を除去した治療はありませんが、今後はわかりません。
そこでお伺いしたいのですが、かなり痛い「髄腔内麻酔」を打たれる頻度はけっこう多いのでしょうか?
なるべくこの麻酔だけは打ちたくないと切に願っております。
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2010-03-09 07:21:04
まじっくさまおはようございます。
「髄腔内麻酔」を心配なさっているようですね、個人的にはめったにすることはありません。
上顎は比較的浸潤麻酔で効きますし下顎なら伝達麻酔で十分麻酔が効きます、麻酔の手技に慣れている歯科医ならなんら心配はないと思います。
それより抜髄しなくてはならないようなむし歯を作らないよう、歯科保健行動を心掛ける様お勧めいたします。
歯科保健行動
http://yamadashika.jp/prevent08.html#a010
「髄腔内麻酔」を心配なさっているようですね、個人的にはめったにすることはありません。
上顎は比較的浸潤麻酔で効きますし下顎なら伝達麻酔で十分麻酔が効きます、麻酔の手技に慣れている歯科医ならなんら心配はないと思います。
それより抜髄しなくてはならないようなむし歯を作らないよう、歯科保健行動を心掛ける様お勧めいたします。
歯科保健行動
http://yamadashika.jp/prevent08.html#a010
回答2
回答3
回答4
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2010-03-11 08:24:29
>かなり痛い「髄腔内麻酔」を打たれる頻度はけっこう多いのでしょうか?
私は頻繁にやりますよ、髄腔内麻酔。
髄腔内麻酔の前に、歯肉への麻酔をうっておくのは当然ですから、もちろんある程度は効いているわけで、髄腔内麻酔だからといって、必ずしもそれほど痛くはないようです。
(まったく痛みを感じない場合も多いです。)
大人と違い小児の治療の場合は、治療中の痛みは確実にとるというのは大原則ですから、麻酔の量は可能な限り少量で、かつ確実にと考えれば、髄腔内麻酔を”念のため”行なうのは、別段不思議なことではないと思います。
>なるべくこの麻酔だけは打ちたくないと切に願っております。
髄腔内麻酔が強烈に痛いような治療であれば、麻酔をしなかったら”死ぬほどの痛み”になりますよ。
髄腔内麻酔は誰がうっても確実に効きます。
麻酔操作が痛い痛くないの違いはありますが、効果に差はないように思います。
麻酔が上手いか下手かでもちろん異なりますが、少なくとも私には、髄腔内麻酔なしは有り得ないですね。
私は頻繁にやりますよ、髄腔内麻酔。
髄腔内麻酔の前に、歯肉への麻酔をうっておくのは当然ですから、もちろんある程度は効いているわけで、髄腔内麻酔だからといって、必ずしもそれほど痛くはないようです。
(まったく痛みを感じない場合も多いです。)
大人と違い小児の治療の場合は、治療中の痛みは確実にとるというのは大原則ですから、麻酔の量は可能な限り少量で、かつ確実にと考えれば、髄腔内麻酔を”念のため”行なうのは、別段不思議なことではないと思います。
>なるべくこの麻酔だけは打ちたくないと切に願っております。
髄腔内麻酔が強烈に痛いような治療であれば、麻酔をしなかったら”死ぬほどの痛み”になりますよ。
髄腔内麻酔は誰がうっても確実に効きます。
麻酔操作が痛い痛くないの違いはありますが、効果に差はないように思います。
麻酔が上手いか下手かでもちろん異なりますが、少なくとも私には、髄腔内麻酔なしは有り得ないですね。
回答5
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2010-03-11 08:39:22
ご相談ありがとうございます。
その方法は成人の治療の場合にはごく稀ですが、伝痲は的確に効いているはずなのに痛みが完全に取れないときなどは行います。
森川先生の説明通り、それをしないままの治療はとてもつらいはずですし、昔は神経を殺す薬を使ったりして危険が増えたものです。
その麻酔を乱暴にすれば強い痛みがありますが、丁寧にすれば大丈夫です。
その方法は成人の治療の場合にはごく稀ですが、伝痲は的確に効いているはずなのに痛みが完全に取れないときなどは行います。
森川先生の説明通り、それをしないままの治療はとてもつらいはずですし、昔は神経を殺す薬を使ったりして危険が増えたものです。
その麻酔を乱暴にすれば強い痛みがありますが、丁寧にすれば大丈夫です。
回答6
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2010-03-11 09:06:29
>私は頻繁にやりますよ。
へ〜そうなんですか。(゜o゜)
僕はホント、やらないですね…。
少なくとも、この半年間でやった記憶はないです。
やっちゃいけないと言う事は無いですし、森川先生の書かれているように「必ずしもそれほど痛くはない」「麻酔の量は可能な限り少量で、かつ確実に」は確かにその通りですよね。
へ〜そうなんですか。(゜o゜)
僕はホント、やらないですね…。
少なくとも、この半年間でやった記憶はないです。
やっちゃいけないと言う事は無いですし、森川先生の書かれているように「必ずしもそれほど痛くはない」「麻酔の量は可能な限り少量で、かつ確実に」は確かにその通りですよね。
回答7
大野歯科医院(群馬県前橋市)の大野です。
回答日時:2010-03-11 11:26:17
下顎の大臼歯で行う機会はあると思います。
行うとしたら、下顎大臼歯が歯髄炎が急性化膿性のケースではないでしょうか。
私も追加麻酔として行うことがあります。
地方ですとそんな患者さんがいたりします。
伝達麻酔などで下歯槽神経臼歯枝に麻酔が奏効しても、知覚の消失が不十分なことは解剖学的にありうる、と学生時代の解剖の本に書いてあったような・・すみません、いま手元にありません。
行うとしたら、下顎大臼歯が歯髄炎が急性化膿性のケースではないでしょうか。
私も追加麻酔として行うことがあります。
地方ですとそんな患者さんがいたりします。
伝達麻酔などで下歯槽神経臼歯枝に麻酔が奏効しても、知覚の消失が不十分なことは解剖学的にありうる、と学生時代の解剖の本に書いてあったような・・すみません、いま手元にありません。
回答8
沼尾デンタルクリニック(栃木県日光市)の沼尾です。
回答日時:2010-03-11 21:53:25
私も髄腔内麻酔を行うときは時々あります。
大野先生がおっしゃるように、下顎大臼歯の急性歯髄炎のときがほとんどです。
浸潤麻酔と伝達麻酔をして奏効するまで十分に時間を取ってから処置をしていますが、それでも知覚が残っている場合に行うことがあります。
大野先生がおっしゃるように、下顎大臼歯の急性歯髄炎のときがほとんどです。
浸潤麻酔と伝達麻酔をして奏効するまで十分に時間を取ってから処置をしていますが、それでも知覚が残っている場合に行うことがあります。
相談者からの返信
相談者:
まじっくさん
返信日時:2010-03-17 21:25:18
ありがとうございます。
大変参考になりました。
大変参考になりました。
タイトル | 髄腔内麻酔を行う頻度は? |
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質問者 | まじっくさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 31歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | 麻酔その他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。