話しやすさ、人柄で歯科医院を選択しました。これで良かったのでしょうか?

相談者: ナツメママさん (33歳:女性)
投稿日時:2010-04-05 16:13:08
こんにちは。

先日は相談に乗って頂いてありがとうございました。

前回のご相談
〔写真あり〕小臼歯を保険でレジンにしたいが、耐久面で無理と言われました

その後、以前通っていた歯医者で納得できる処置をして頂けそうなので、そちらに通うことにしました。


そこで、もう一度ご相談させてください。

今まで通っていたA医院は最近新しくなり、歯科衛生士助手の方もたくさんいて、予防歯科にも力を入れているようです。
口腔内写真を何枚も撮ったり、唾液検査をしたりして、これから予防の為の計画を立てましょうと言われました。

でも、常に何人もの患者さんを回しているようで、先生(40代)の処置時間や説明の時間が短いです。

歯の処置に関しても、

「この辺が黒ずんでいるんですが・・」

と言うと

「はい、虫歯です、削りましょう。
レントゲンでも、インレーの下に影が見える場所が何か所もあるので、全て削って治しましょう」

という感じです。


一方、今度通おうと思っているB医院は、助手の方一人と先生(40代)だけでやられているような小さな所です。

予約時間中は一人しか患者さんがいないので、話も先生がとことん聞いてくれますし、処置にも時間を掛けてくれます。

同じ黒ずんだ部分について聞いた時も、

「進行している虫歯ではなさそうだし、経過観察してはどうだろうか。
インレーの下の影も昔入れた薬が(10年以上前のインレーなので)映っているだけかもしれないから、虫歯とは限りませんよ。
外してみて判断しましょう」

という感じです。

ただ、A医院の様に歯科助手の方が丁寧に予防の為の計画を立ててくれたりなどはありません。(こちらから提案すればやってくれるのでしょうが・・)


先生の治療方針や、話しやすさ、人柄などからB医院に通院を決めたのですが、この選択はいかが思われますか?


また、子供に虫歯菌を移さない為には、母親の口内環境を整えることだと言いますが、経過観察中の虫歯があると虫歯菌は増えるものなのですか?

小さな虫歯でも処置してしまった方が、菌を移さない為にはよいのでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-04-05 16:58:50
僕ならB歯科医院を選びますね。

差は

「常に何人もの患者さんを回しているようで、先生の処置時間や説明の時間が短いです。」

「予約時間中は一人しか患者さんがいないので、話も先生がとことん聞いてくれますし、処置にも時間を掛けてくれます。」

ですね。


まあ、ウチの自慢をするわけではありませんが、以前はA歯科のように綿密な治療計画書を作成したりしていたのですが、最近はやらなくなりました。

治療計画書を作成する事自体は悪い事ではありませんし、むしろ、とても良い事だと思います(やらなきゃいけなぁ…とも思っています^_^;)。


しかし、僕(や担当の衛生士)が治療計画書を作成していると、「患者さんとお話をしている時間が無くなってしまう」のです。

 「治療計画書」と「患者さんとお話をする時間」

を天秤に掛けたら、圧倒的に後者を取りたいな…と。

治療計画書を作ってくれと言われれば(お時間はかかりますが)いつでも作る事は可能です。

しかし、その医院の診療スタイルとして「患者さんとのお話の時間をたっぷり取るシステム」になっていなければ、「何か聞きたい事があった時」に即座に対応するのは難しい事だと思います。


「話しやすさ、人柄」

を理由に歯科医院を選ばれると言う事はとても大切な事だと思いますよ。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-04-05 17:13:29
同じくB歯科医院に一票。

経営者として、「効率」を考えるとA歯科なんですけどね・・

おそらく予防計画については、助手の方がシステマティックに作っているのかなと思うのですが、本気でやるなら膨大な知識を使って、患者さんお一人お一人にかなり違う内容になってくるはずです。

毎回答えが変わる問題を出されている様なものですので、効率化とは相反するものがあります。

担当の歯科医なり衛生士なりとの時間をかけた会話や治療というプロセスの中に、必要な情報があるのではないでしょうか。

もちろん、「フッ素を毎日塗りに来て下さい」とか、「砂糖禁止」などの極端な方法を誰にでも選ぶのだったら、特別な知識はいりませんけどね。



B歯科の方が、診療のシステムとしては好ましいと思うのですが、B先生が予防にも明るい先生なのかどうかまではここでは分かりませんけどね。

でも、

>「話しやすさ、人柄」

は最重要ですね。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-04-05 21:07:26
同じくB歯科医院に一票。(選挙しているみたいですが…)

理由は、ナツメママさんが「先生の治療方針や、話しやすさ、人柄などからB医院に通院を決めた」から (^-^)

それに加えて「予約時間中は一人しか患者さんがいないので、話も先生がとことん聞いてくれますし、処置にも時間を掛けてくれます」という点が大きなポイントです。

ということですので・・・


>この選択はいかが思われますか?

良いと思いますよ!!

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2010-04-05 23:57:27
>また、子供に虫歯菌を移さない為には、母親の口内環境を整えることだと言いますが、経過観察中の虫歯があると虫歯菌は増えるものなのですか?
>小さな虫歯でも処置してしまった方が、菌を移さない為にはよいのでしょうか?


そもそもむし歯菌はいまだ、はっきりとはわかっていないのですが、かりにわかったとして、

ナツメママさんがお子さんに虫歯菌を移さない努力をすることに意味があるのは、

1.お子さんの口の中に虫歯菌が存在しない。

2.お子さんの口の中に虫歯菌が存在するが、ナツメママさんの口の中のそれとは種類が異なり、かつナツメママさんの口の中の虫歯菌のほうがむし歯をつくる力が強い

のどちらかです。


1はどういった状況かといいますと、甘いものをいくら食べようが歯みがきをまったくしなかろうが、むし歯にはまったくならないということを意味します。(私はそんな状況は有り得ないと思います。)

2は可能性としてはありますが、移さない努力をするというよりも、移ることは防げないので、むし歯を作る力が強い細菌を増やさないようにして、むし歯を作りにくい細菌を移すと考えたほうがよいように思います。

そういった点から、ナツメママさんがむし歯になりにくい口腔内環境を維持することは意味があることかと思いますので、経過観察を続けられる=むし歯が進行しない≒むし歯を作る細菌が少ないと考えられなくもないと思います。

担当医が経過観察と判断されたのでしたら、そのようにされてよいのではないかと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ナツメママさん
返信日時:2010-04-06 15:36:00
タイヨウ先生、渡辺先生、吉岡先生、ご回答ありがとうございました。

歯科に通院を決めたものの、せっかく予防計画まで立ててくれたA歯科への通院をやめていいのか迷っていましたが、やはり実際治療してくれるのは先生だし、その先生を信頼できなければ満足する結果は得られないということが分かりました。

これで安心して通院できます。


森川先生のご回答は、目から鱗でした。

今までの生活の中でも、もう既に虫歯菌は子供に移っていると思います。
これから虫歯を作るような強い菌を移さないために、私自身も新たな虫歯を作らないような口腔内環境を整えておきたいです。

先生方、本当にありがとうございました。



タイトル 話しやすさ、人柄で歯科医院を選択しました。これで良かったのでしょうか?
質問者 ナツメママさん
地域 非公開
年齢 33歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ その他(その他)
歯医者さんの探し方・見つけ方
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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