右上6番、歯根に1.5センチ程の膿が溜まっていると診断されました
相談者:
もちもち子さん (28歳:女性)
投稿日時:2010-04-13 13:00:11
はじめまして。
ご質問させて頂きます。
現在、無痛治療を進める歯科医院に通っています。
初診(2010年1月末)の際、ご好意で歯のCTを撮っていただいた結果、右上6番の歯の根部分に1.5センチ程の膿みが溜まっているようだとご説明をいただきました。
専門的な言葉では説明はありませんでしたが、過去の記事を拝見し、「歯根のう胞」ではないかと思っています。
担当医師の方も初めての大きさなので、上の方と相談し今後大学病院を紹介するか、処置を相談しましょうとお話いただきました。
この時点で私自身痛みがなかったので、他の歯の治療にとりかかったのですが、2010年4月11日から痛みだし、上あご右(6番の根あたりでしょうか)が舌で確認できるほど腫れ、相当の痛み(顔右半分痺れ、頭痛もあり)が伴います。
本日4月12日に歯科に伺って確認していただいたところ、やはり腫れているという事で、抗生物質「サワシリン250mg」、鎮痛剤「ボルタレン」を処方されました。
これでも痛みがひかない場合は、メスで少し歯茎を切って膿みをだしましょう。と言われたのですが、CTの結果が出た当時、
・この膿みの大きさは初めて
・大学病院を紹介するかも
と言われた事が頭に残り、メスの処置をしていただくべきか迷っています。
ですが、現在鎮痛剤を飲んでも少し鈍痛が残り、食事も不自由な状態です。
仕事にも支障が出ている為、早めの処置をしたいのですが、
そこで改めて質問です。
■今回提案されたメスで少し切り膿みを出す、というのは応急処置と考え、一度膿を出していただき、改めて大学病院等を紹介していただいた方がよいでしょうか。
■同じく、鎮痛剤と抗生物質で現在の痛みが治まったとしても、今後の再発防止の為、大学病院等を紹介してもらった方がよいでしょうか。
■仮に紹介していただいた場合、可能性のある処置はやはり抜歯か。
歯根のう胞の摘出、歯根端切除の手術になるのでしょうか。
■また、入院や通院等が必要な場合どれほどの期間を用いるのでしょうか。
現在通っている歯科医院は
・レントゲン、CTを撮った際はしっかりと説明をしてくれます。
・処置をする時は医師の方一人で看護士の方はつきません。
・経歴に口腔外科勤務だった医師の方はいるようですが、担当医師は違います。
どうぞよろしくお願い致します。
ご質問させて頂きます。
現在、無痛治療を進める歯科医院に通っています。
初診(2010年1月末)の際、ご好意で歯のCTを撮っていただいた結果、右上6番の歯の根部分に1.5センチ程の膿みが溜まっているようだとご説明をいただきました。
専門的な言葉では説明はありませんでしたが、過去の記事を拝見し、「歯根のう胞」ではないかと思っています。
担当医師の方も初めての大きさなので、上の方と相談し今後大学病院を紹介するか、処置を相談しましょうとお話いただきました。
この時点で私自身痛みがなかったので、他の歯の治療にとりかかったのですが、2010年4月11日から痛みだし、上あご右(6番の根あたりでしょうか)が舌で確認できるほど腫れ、相当の痛み(顔右半分痺れ、頭痛もあり)が伴います。
本日4月12日に歯科に伺って確認していただいたところ、やはり腫れているという事で、抗生物質「サワシリン250mg」、鎮痛剤「ボルタレン」を処方されました。
これでも痛みがひかない場合は、メスで少し歯茎を切って膿みをだしましょう。と言われたのですが、CTの結果が出た当時、
・この膿みの大きさは初めて
・大学病院を紹介するかも
と言われた事が頭に残り、メスの処置をしていただくべきか迷っています。
ですが、現在鎮痛剤を飲んでも少し鈍痛が残り、食事も不自由な状態です。
仕事にも支障が出ている為、早めの処置をしたいのですが、
そこで改めて質問です。
■今回提案されたメスで少し切り膿みを出す、というのは応急処置と考え、一度膿を出していただき、改めて大学病院等を紹介していただいた方がよいでしょうか。
■同じく、鎮痛剤と抗生物質で現在の痛みが治まったとしても、今後の再発防止の為、大学病院等を紹介してもらった方がよいでしょうか。
■仮に紹介していただいた場合、可能性のある処置はやはり抜歯か。
歯根のう胞の摘出、歯根端切除の手術になるのでしょうか。
■また、入院や通院等が必要な場合どれほどの期間を用いるのでしょうか。
現在通っている歯科医院は
・レントゲン、CTを撮った際はしっかりと説明をしてくれます。
・処置をする時は医師の方一人で看護士の方はつきません。
・経歴に口腔外科勤務だった医師の方はいるようですが、担当医師は違います。
どうぞよろしくお願い致します。
回答1
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2010-04-13 13:56:08
もちもち子さん、こんにちは
拝見していないのでわかりませんが・・・
右上6番はどういう状態でしょうか?
もし、すでに根管治療がされている場合には、修復物を除去して再根管治療を行うことで解決することもあります。
しかし、修復物を除去するにあたっては歯根破折などのリスクを考えなければなりませんし、治療期間も長期にわたる可能性もあります。
>■今回提案されたメスで少し切り膿みを出す、というのは応急処置と考え、一度膿を出していただき、改めて大学病院等を紹介していただいた方がよいでしょうか。
急性の症状で耐えられない状況であれば、それも致し方ないと思いますが、再根管治療を行うことができるのであれば、それによって症状が改善することもあります。
>■同じく、鎮痛剤と抗生物質で現在の痛みが治まったとしても、今後の再発防止の為、大学病院等を紹介してもらった方がよいでしょうか。
再発防止と言うより、膿がたまっているということは、何らかの感染源があるということですから、治療の必要はあります。
そちらの歯科医院で対応できない場合には、大学病院で治療を行ったほうが良いでしょう。
ただし根管治療を行う場合は、「保存科」と言う科になります。
>■仮に紹介していただいた場合、可能性のある処置はやはり抜歯か歯根のう胞の摘出、歯根端切除の手術になるのでしょうか。
先にもコメントしていますが、修復物を除去しての再根管治療も選択肢に加えられると思います。
というか私はそれが第一選択になると思います。
>■また、入院や通院等が必要な場合どれほどの期間を用いるのでしょうか。
これは病気の状態によって変わってきますので、現時点ではわかりません。
参考になれば幸いです。
拝見していないのでわかりませんが・・・
右上6番はどういう状態でしょうか?
もし、すでに根管治療がされている場合には、修復物を除去して再根管治療を行うことで解決することもあります。
しかし、修復物を除去するにあたっては歯根破折などのリスクを考えなければなりませんし、治療期間も長期にわたる可能性もあります。
>■今回提案されたメスで少し切り膿みを出す、というのは応急処置と考え、一度膿を出していただき、改めて大学病院等を紹介していただいた方がよいでしょうか。
急性の症状で耐えられない状況であれば、それも致し方ないと思いますが、再根管治療を行うことができるのであれば、それによって症状が改善することもあります。
>■同じく、鎮痛剤と抗生物質で現在の痛みが治まったとしても、今後の再発防止の為、大学病院等を紹介してもらった方がよいでしょうか。
再発防止と言うより、膿がたまっているということは、何らかの感染源があるということですから、治療の必要はあります。
そちらの歯科医院で対応できない場合には、大学病院で治療を行ったほうが良いでしょう。
ただし根管治療を行う場合は、「保存科」と言う科になります。
>■仮に紹介していただいた場合、可能性のある処置はやはり抜歯か歯根のう胞の摘出、歯根端切除の手術になるのでしょうか。
先にもコメントしていますが、修復物を除去しての再根管治療も選択肢に加えられると思います。
というか私はそれが第一選択になると思います。
>■また、入院や通院等が必要な場合どれほどの期間を用いるのでしょうか。
これは病気の状態によって変わってきますので、現時点ではわかりません。
参考になれば幸いです。
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2010-04-13 17:47:34
そうですね。
実際に画像も見ておりませんし、何とも回答しずらいのですが、僕としては「まずは根管治療から」と言う感じです。
歯根端切除は、ある意味「(抜歯前の)最終手段」になるわけですから…。
上顎の6番であればMB2と言われる副根管が存在し、それが原因で病巣が出来ている可能性があります。
だとすれば、外科処置よりもMB2が治療できる「根管治療専門医」による歯内療法が適応になるような気がします。
実際に画像も見ておりませんし、何とも回答しずらいのですが、僕としては「まずは根管治療から」と言う感じです。
歯根端切除は、ある意味「(抜歯前の)最終手段」になるわけですから…。
上顎の6番であればMB2と言われる副根管が存在し、それが原因で病巣が出来ている可能性があります。
だとすれば、外科処置よりもMB2が治療できる「根管治療専門医」による歯内療法が適応になるような気がします。
相談者からの返信
相談者:
もちもち子さん
返信日時:2010-04-14 03:32:36
回答3
宇藤歯科医院(町田市)の宇藤です。
回答日時:2010-04-14 04:29:00
おはようございます。
>神経は抜いています。
>根管治療は確かしておりません。
神経を抜く処置の事を根管治療といいますので、根管治療をされていると思います。
詳しく言うと前回の処置は抜髄といいます。
今回する2度目の根管治療は感染根管処置と言います。
>こういった場合は根管治療をしていただき、膿みを除去で治療できる事もあるという事でしょうか。
あります。
私も、畑田先生、タイヨウ先生がおしゃっているように、まずは再根管治療が第一選択だと考えます。
参考になさってください。
>神経は抜いています。
>根管治療は確かしておりません。
神経を抜く処置の事を根管治療といいますので、根管治療をされていると思います。
詳しく言うと前回の処置は抜髄といいます。
今回する2度目の根管治療は感染根管処置と言います。
>こういった場合は根管治療をしていただき、膿みを除去で治療できる事もあるという事でしょうか。
あります。
私も、畑田先生、タイヨウ先生がおしゃっているように、まずは再根管治療が第一選択だと考えます。
参考になさってください。
相談者からの返信
相談者:
もちもち子さん
返信日時:2010-04-14 13:10:08
宇藤先生、早い時間からありがとうございます。
神経を抜いた時点で根管治療なのですね!
勉強不足で大変申し訳ないです。
色々ご意見を聞く事ができとても参考になりました。
先生方、説明不足な質問にお早いご返信ありがとうございました。
とても感謝しております。
参考にさせていただき、今後の治療をすすめたいと思います。
神経を抜いた時点で根管治療なのですね!
勉強不足で大変申し訳ないです。
色々ご意見を聞く事ができとても参考になりました。
先生方、説明不足な質問にお早いご返信ありがとうございました。
とても感謝しております。
参考にさせていただき、今後の治療をすすめたいと思います。
タイトル | 右上6番、歯根に1.5センチ程の膿が溜まっていると診断されました |
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質問者 | もちもち子さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 28歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の治療法 歯根端切除術 根の病気(根尖病変・根尖病巣) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。