神経を抜いた前歯の変色に悩んでいます
相談者:
ロックさん (33歳:女性)
投稿日時:2010-04-17 16:11:35
こんにちは。
前歯の変色について悩んでいます。
15年ほど前に転倒により、左前歯の角が少しだけ(2mm辺の三角形くらい)欠けました。
歯医者さんで、欠けた部分のみ足していただき(レジン充填?)、その後12年ほどは問題なく過ごしていました。
あるとき、欠けた部分の詰め物が無くなっていることに気づき(痛みは無かったので、鏡を見たときに気が付きました)、別の歯医者さんに行ったところ、
「今は大丈夫でも、絶対に神経を抜いておいたほうがいい!」
と強く言われ、そのまま抜かれてしまいました。
それから半年ほどたち、神経を抜いた前歯が変色していることに気が付きました。
変色することなど知らなかったですし、歯科医からの説明も無かったのでショックでした。
その後、審美歯科でウォーキングブリーチとオフィスホワイトニング(他の歯のため)を受け、5回ほどで満足いく白さになったのですが、半年ほどでまた変色してきました。
現在はまだ「良く見れば気がつく程度」だと思いますが、白さが2〜3年持つといわれていたので、落ち込んでいます。
ただ、抜髄後もブリーチ後も半年で変色してくるというのは、根幹治療に問題があった可能性はありますでしょうか?
再度ブリーチをしても良いのですが、安いものではないですし(1歯¥36,500でした)、半年ごとにブリーチをすることを考えると、差し歯やマニキュア、ラミネートベニア(無髄歯には向かないでしょうか?)などにしてしまう方が良いのでは・・・と考え始めています。
私は小さい頃から「きれいな歯だね」と褒められることが多かったため、前歯の変色がとても気になってしまい、人前で歯を出して笑うことにも少し抵抗を感じています。
ブリーチ後に歯がキレイになった時には、高くてもブリーチをしてよかった!と思いました。
自分の歯を削ることに抵抗はありますが、先生方ならどのようなご判断をされるか、アドバイスをいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
前歯の変色について悩んでいます。
15年ほど前に転倒により、左前歯の角が少しだけ(2mm辺の三角形くらい)欠けました。
歯医者さんで、欠けた部分のみ足していただき(レジン充填?)、その後12年ほどは問題なく過ごしていました。
あるとき、欠けた部分の詰め物が無くなっていることに気づき(痛みは無かったので、鏡を見たときに気が付きました)、別の歯医者さんに行ったところ、
「今は大丈夫でも、絶対に神経を抜いておいたほうがいい!」
と強く言われ、そのまま抜かれてしまいました。
それから半年ほどたち、神経を抜いた前歯が変色していることに気が付きました。
変色することなど知らなかったですし、歯科医からの説明も無かったのでショックでした。
その後、審美歯科でウォーキングブリーチとオフィスホワイトニング(他の歯のため)を受け、5回ほどで満足いく白さになったのですが、半年ほどでまた変色してきました。
現在はまだ「良く見れば気がつく程度」だと思いますが、白さが2〜3年持つといわれていたので、落ち込んでいます。
ただ、抜髄後もブリーチ後も半年で変色してくるというのは、根幹治療に問題があった可能性はありますでしょうか?
再度ブリーチをしても良いのですが、安いものではないですし(1歯¥36,500でした)、半年ごとにブリーチをすることを考えると、差し歯やマニキュア、ラミネートベニア(無髄歯には向かないでしょうか?)などにしてしまう方が良いのでは・・・と考え始めています。
私は小さい頃から「きれいな歯だね」と褒められることが多かったため、前歯の変色がとても気になってしまい、人前で歯を出して笑うことにも少し抵抗を感じています。
ブリーチ後に歯がキレイになった時には、高くてもブリーチをしてよかった!と思いました。
自分の歯を削ることに抵抗はありますが、先生方ならどのようなご判断をされるか、アドバイスをいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
回答1
田部歯科クリニック(名古屋市昭和区)の田部です。
回答日時:2010-04-17 16:27:38
こんにちは。
>ただ、抜髄後もブリーチ後も半年で変色してくるというのは、根幹治療に問題があった可能性はありますでしょうか?
抜髄をすると歯には根尖からの栄養がたたれるので、歯の色は黒くなります。
なので、根管治療をすれば、歯牙の変色はやむを得ません。
できるだけ歯への侵襲を防ぎたいのなら、しばらくブリーチをする。
それで、もし、二次カリエス、あるいは何らかのトラブル(歯牙の破折等)が起きたときに、はじめて切削して補綴処置をする。という手もありです。
一方、すぐに補綴処置に移る方もあられます。
補綴処置を受けられた後定期的なメンテナンスを勧めます。
いわゆるホワイトニングも後戻りは否めません。
その時は追加でホワイトニングをしなければなりません。
追加の部分の料金設定は歯科医院まちまちだと思います。
その点を主治医に確認をされてみてはいかがでしょう。
個人的には積極的な審美補綴を避けるように、普段から患者さんに話しています。
参考にしてください。
>ただ、抜髄後もブリーチ後も半年で変色してくるというのは、根幹治療に問題があった可能性はありますでしょうか?
抜髄をすると歯には根尖からの栄養がたたれるので、歯の色は黒くなります。
なので、根管治療をすれば、歯牙の変色はやむを得ません。
できるだけ歯への侵襲を防ぎたいのなら、しばらくブリーチをする。
それで、もし、二次カリエス、あるいは何らかのトラブル(歯牙の破折等)が起きたときに、はじめて切削して補綴処置をする。という手もありです。
一方、すぐに補綴処置に移る方もあられます。
補綴処置を受けられた後定期的なメンテナンスを勧めます。
いわゆるホワイトニングも後戻りは否めません。
その時は追加でホワイトニングをしなければなりません。
追加の部分の料金設定は歯科医院まちまちだと思います。
その点を主治医に確認をされてみてはいかがでしょう。
個人的には積極的な審美補綴を避けるように、普段から患者さんに話しています。
参考にしてください。
回答2
パリムデンタルクリニック(大阪府豊中市)の大前です。
回答日時:2010-04-17 17:08:57
ウォーキングブリーチとオフィスホワイトニングを行なって、一度は満足のいく白さになったのですね
それでしたら、ホームホワイトニングを試してみてはいかがでしょう
基本的に神経の無い歯のホワイトニングを行なう際は、「白くならない」とお客様には説明をしますが、経験的には全く白くならないという方が少なく、多少白くなります。
ですから、カスタムトレー(ホワイトニング用のマウスピース)を作って頂いて、歯の色が気になり始めたら、その歯の部分だけホワイトニングジェルをカスタムトレーに入れて、その歯だけホワイトニングをするというのはいかがでしょう?
それでしたら、ホームホワイトニングを試してみてはいかがでしょう
基本的に神経の無い歯のホワイトニングを行なう際は、「白くならない」とお客様には説明をしますが、経験的には全く白くならないという方が少なく、多少白くなります。
ですから、カスタムトレー(ホワイトニング用のマウスピース)を作って頂いて、歯の色が気になり始めたら、その歯の部分だけホワイトニングジェルをカスタムトレーに入れて、その歯だけホワイトニングをするというのはいかがでしょう?
相談者からの返信
相談者:
ロックさん
返信日時:2010-04-18 01:19:15
田部先生、ありがとうございます。
やはり、できるだけ自分の歯を残す方法を考えた方が良さそうですね。
差し歯の経験が無いので、どれくらいの違和感や日常的な注意が必要かがわからず、余計に悩んでしまいます。
前歯の神経を抜いた後は、しばらく感触が鈍いような違和感があったのですが、健康な歯と全く一緒とは言えませんが、1ヶ月もすれば慣れてしまいました。
差し歯の場合もそれくらいの違和感であれば…と考えたのですが、もう少し自分の歯でがんばってみます。
大前先生、ありがとうございます。
神経の無い歯はホワイトニングでは白くならないと思っていたので、目からウロコです!
部分的に自分でホワイトニングが可能であれば、治療費のことを心配せずに気になったら処置ができますね。
マウスピースを作っておけば、全体のホワイトニングもできますし、一石二鳥ですね!
ホームホワイトニングについて相談してみようと思います。
ありがとうございました。
やはり、できるだけ自分の歯を残す方法を考えた方が良さそうですね。
差し歯の経験が無いので、どれくらいの違和感や日常的な注意が必要かがわからず、余計に悩んでしまいます。
前歯の神経を抜いた後は、しばらく感触が鈍いような違和感があったのですが、健康な歯と全く一緒とは言えませんが、1ヶ月もすれば慣れてしまいました。
差し歯の場合もそれくらいの違和感であれば…と考えたのですが、もう少し自分の歯でがんばってみます。
大前先生、ありがとうございます。
神経の無い歯はホワイトニングでは白くならないと思っていたので、目からウロコです!
部分的に自分でホワイトニングが可能であれば、治療費のことを心配せずに気になったら処置ができますね。
マウスピースを作っておけば、全体のホワイトニングもできますし、一石二鳥ですね!
ホームホワイトニングについて相談してみようと思います。
ありがとうございました。
タイトル | 神経を抜いた前歯の変色に悩んでいます |
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質問者 | ロックさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 33歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯の変色・着色 ホワイトニング治療法 審美歯科治療(人工の歯) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。