歯根端切除術を行っている前歯の抜歯は避けられない?(アメリカ)
相談者:
USさん (38歳:女性)
投稿日時:2010-04-30 12:47:00
現在、アメリカ在住です。
10年前に根管治療、根尖切除をした左前歯2番(クラウン)ですが、この10年特段問題なく過ごしてきましたが、ここ2週間ほど違和感を感じ、歯医者にいき、レントゲンを撮ったところ、膿んでいることがわかりました。
痛みはないものの、膿みは大きいようです。
その後、根管治療の専門家に行くように言われ、みてもらったのですが、1度手術をして、すでに根が短くなっているので、再度手術しても根がさらに短くなり、クラウンを支えられない。
クラウンのための金属をはずして、根管治療を再度することもリスクが高いとのことで、抜歯するのが最善と言われました。
やっぱり抜歯することには抵抗があり、どうにかそれを回避したいのですが、やぱりこのケースでは、再根管治療、手術という選択肢はかなり難しく、抜歯しかないのでしょうか?
抜歯の場合には、個人的にはブリッジよりもインプラントをするつもりです。
それも問題で、1年後には日本に戻ることが決定しているので、こちらでやってもいいものかという問題もあります。
インプラントの専門家の先生は、なんとか1年でできるとはおっしゃっていますが。。
10年前に根管治療、根尖切除をした左前歯2番(クラウン)ですが、この10年特段問題なく過ごしてきましたが、ここ2週間ほど違和感を感じ、歯医者にいき、レントゲンを撮ったところ、膿んでいることがわかりました。
痛みはないものの、膿みは大きいようです。
その後、根管治療の専門家に行くように言われ、みてもらったのですが、1度手術をして、すでに根が短くなっているので、再度手術しても根がさらに短くなり、クラウンを支えられない。
クラウンのための金属をはずして、根管治療を再度することもリスクが高いとのことで、抜歯するのが最善と言われました。
やっぱり抜歯することには抵抗があり、どうにかそれを回避したいのですが、やぱりこのケースでは、再根管治療、手術という選択肢はかなり難しく、抜歯しかないのでしょうか?
抜歯の場合には、個人的にはブリッジよりもインプラントをするつもりです。
それも問題で、1年後には日本に戻ることが決定しているので、こちらでやってもいいものかという問題もあります。
インプラントの専門家の先生は、なんとか1年でできるとはおっしゃっていますが。。
回答1
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2010-04-30 13:43:05
USさん、こんにちは。
>再根管治療、手術という選択肢はかなり難しく、抜歯しかないのでしょうか?
状況にもよると思います。
現在の状態がわからないのでなんとも言えませんが、再根管治療が可能な場合もあると思いますよ。
一度歯根端切除を行っているということで、かなり根が短くなってしまっている場合には、抜歯せざるを得ないこともあります。
>インプラントの専門家の先生は、なんとか1年でできるとはおっしゃっていますが。
治療は一年で完結するでしょう。
しかし、メインテナンスは無理ですよね。
インプラント治療というのは、成功してからはメインテナンスが予後を左右します。
メインテナンスができないのであれば、帰国してからのほうが良いと思います。
それより何とか残せるといいですね。
お大事にしてください。
>再根管治療、手術という選択肢はかなり難しく、抜歯しかないのでしょうか?
状況にもよると思います。
現在の状態がわからないのでなんとも言えませんが、再根管治療が可能な場合もあると思いますよ。
一度歯根端切除を行っているということで、かなり根が短くなってしまっている場合には、抜歯せざるを得ないこともあります。
>インプラントの専門家の先生は、なんとか1年でできるとはおっしゃっていますが。
治療は一年で完結するでしょう。
しかし、メインテナンスは無理ですよね。
インプラント治療というのは、成功してからはメインテナンスが予後を左右します。
メインテナンスができないのであれば、帰国してからのほうが良いと思います。
それより何とか残せるといいですね。
お大事にしてください。
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2010-04-30 13:52:38
僕も畑田先生と同意見です。
>再根管治療、手術という選択肢はかなり難しく、抜歯しかないのでしょうか?
実際に拝見していないので何とも言えませんが、「2回目もアリ」かもしれません。
>なんとか1年でできるとはおっしゃっていますが。
畑田先生の書かれているように
「インプラント治療というのは、成功してからはメインテナンスが予後を左右します。
メインテナンスができないのであれば、帰国してからのほうが良いと思います。」
だと思います。
なので、
「仮に抜歯になったとしてもインプラントで治したい。
日本に帰国してからインプラントをしたいので、それまで、何とか持たせる方法は無いか?」
と言うような事を聞いてみてはいかがでしょうか?
>再根管治療、手術という選択肢はかなり難しく、抜歯しかないのでしょうか?
実際に拝見していないので何とも言えませんが、「2回目もアリ」かもしれません。
>なんとか1年でできるとはおっしゃっていますが。
畑田先生の書かれているように
「インプラント治療というのは、成功してからはメインテナンスが予後を左右します。
メインテナンスができないのであれば、帰国してからのほうが良いと思います。」
だと思います。
なので、
「仮に抜歯になったとしてもインプラントで治したい。
日本に帰国してからインプラントをしたいので、それまで、何とか持たせる方法は無いか?」
と言うような事を聞いてみてはいかがでしょうか?
回答3
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2010-04-30 14:03:22
こんにちは
>抜歯は避けられないか?
こればっかりはしょうがないというか・・・
再外科処置もないことはないですが、お国柄この方法はそちらの国では取らないように思います。
今月サンディエゴの方の学会(AAE)に参加していましたが、日本と違いそちらの国は非常に合理的で、医療で言えば1回やって駄目なものは次の処置に入るというのが一般的だと思います。
根の治療 ⇒ 外科処置 ⇒ 抜歯
医療保険の兼ね合いもあると思いますが、アメリカは白黒をはっきり付けに行きます。
これはある面合理的なのですが、助かるケースも。。。
ここでは残る残せない判断は出来ませんので、何件か歯科医院を回って引き受け先を見つけるしかないと思います。
ただ完全に残らない歯になっていて無駄にUSさんを走り回らせてしまう可能性も大きいので後3件行って駄目だったら諦めるとか区切った方がいいと思いますよ^^;
日本の医療は良くも悪くもファジーな所があり、ある面患者利益に繋がっている面はあります。
医療とは国が違えば考え方も変わってきますので、難しい問題だと思います。
ケースによっては外科処置出来ますが、適応かどうかは先生に聞いてみてください。
外科的歯内療法
http://eedental.fine.to/eeblog/2010/01/post-38.html
おだじに
>抜歯は避けられないか?
こればっかりはしょうがないというか・・・
再外科処置もないことはないですが、お国柄この方法はそちらの国では取らないように思います。
今月サンディエゴの方の学会(AAE)に参加していましたが、日本と違いそちらの国は非常に合理的で、医療で言えば1回やって駄目なものは次の処置に入るというのが一般的だと思います。
根の治療 ⇒ 外科処置 ⇒ 抜歯
医療保険の兼ね合いもあると思いますが、アメリカは白黒をはっきり付けに行きます。
これはある面合理的なのですが、助かるケースも。。。
ここでは残る残せない判断は出来ませんので、何件か歯科医院を回って引き受け先を見つけるしかないと思います。
ただ完全に残らない歯になっていて無駄にUSさんを走り回らせてしまう可能性も大きいので後3件行って駄目だったら諦めるとか区切った方がいいと思いますよ^^;
日本の医療は良くも悪くもファジーな所があり、ある面患者利益に繋がっている面はあります。
医療とは国が違えば考え方も変わってきますので、難しい問題だと思います。
ケースによっては外科処置出来ますが、適応かどうかは先生に聞いてみてください。
外科的歯内療法
http://eedental.fine.to/eeblog/2010/01/post-38.html
おだじに
回答4
中山歯科医院(石川県金沢市)の中山です。
回答日時:2010-04-30 15:40:54
アメリカですから、「補償」っていう観点が大きいのだと思います。
ですから、万が一うまくいかなくても、最悪、早期に抜歯になったとしても、文句言いません。
って感じなら、手術はしてくれるんではないでしょうか??
ですから、万が一うまくいかなくても、最悪、早期に抜歯になったとしても、文句言いません。
って感じなら、手術はしてくれるんではないでしょうか??
相談者からの返信
相談者:
USさん
返信日時:2010-05-01 03:59:31
タイトル | 歯根端切除術を行っている前歯の抜歯は避けられない?(アメリカ) |
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質問者 | USさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 38歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯、根の病気で抜けた・抜く予定 抜歯:2番(側切歯) 歯根端切除術 インプラント治療法 アメリカ(米国) 根の病気(根尖病変・根尖病巣) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。