抜歯前検査でCT撮影したら、1ヶ月以内の抜歯は保険適用されない?

相談者: モッキンさん (35歳:女性)
投稿日時:2010-04-29 02:23:38
保険のことについてお聞きしたいのですが・・・

先ほども投稿させてもらったのですが、先日親知らずが痛みレントゲンをとったところ、抜歯する歯と神経が近いため3Dの映像を撮りたいと言われました。

その3Dが保険適用外のため、1ヶ月以内に抜歯をすると抜歯も保険適用外になると言われました。
なので抜歯は6月にしたいとのことでした。

保険のことは全くわからないのですが、早く親知らずを抜きたいのですがこういうことってあるのでしょうか?

よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-04-29 02:29:08
モッキンさまこんばんわ。

もちろんCT画像が有るに越したことはありませんが、なくてもそれほど問題になることはないと思いますよ。
レントゲンの撮り方ひとつでリスクは判るでしょう。

抜歯は、経験が物を言う処置のうちのひとつです。
参考になれば幸いです。

親知らず http://www.yamadashika.jp/wisdom_tooth.html

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-04-29 09:50:45
そうですね。

歯科用CTは健康保険適応外です。

保険外診療保険診療は同時に行う事はできません(混合診療の禁止)。


従って、担当の先生はそのような発言をされたのでしょう。
(ただ、厳密にいえば1ヶ月以上経っていても混合診療とになされてしまうばあいもありますが…)



おそらくモッキンさんの親知らずは下顎に通っている太い神経に接している(ように普通のレントゲンでは見えている)のでしょう。

神経損傷のリスクを事前に把握するために担当の先生はCTを撮りたいとおっしゃられているのでしょう。

大げさに言えば

CTを撮らずに神経損傷のリスクを負って抜歯をするのか(保険内)。
CTを撮って神経損傷のリスクを回避するのか(保険外)。

という事だと思います。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-04-29 09:52:03
ご相談ありがとうございます。

3Dの映像とは、X線CTスキャン検査のことを指しているのであれば、特に必要と認められれば保険適応されることがあります。
前例もあるようです。



たしかに保険とはあやふやなことがあり、また地域によっても認める認めないとの違いがあるという、少々わかりにくい制度です。

お話の状況は特別な検査が必要と認められる可能性もあると思います。
そうすれば全部保険で、そしてすぐに抜歯も可能かもしれません。

また保険外の検査をした後に1ヶ月あければ、引き続きその治療を今度は保険でして良いとも保険で決まっているわけではありません。



今回の場合は特別に手続きが必要になるかもしれません。
今の医院でそういった大変なお手間をかけていただけるかにもよります。
しかし、普通はそこまでしないことが多いようです。
そういう医院を探す方がさらに時間がかかるでしょう。


しかし、本来の保険制度は日本の医療に役立てようとしていますから意外にためになっていることもあります。

直接ご相談してみてはいかがでしょうか。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2010-04-29 11:01:37
ああ・・長文が消えてしまいました・・・




ショックすぎるので再度詳細は書きませんが、この件については私も問い合わせたことがありますので、要点だけ書きますね。



?親知らず抜歯目的での撮影だと、今のところ保険適用不可と思われます。

・・例外は、悪性腫瘍やのう胞上顎洞炎、骨折などの疑い以上の場合に、「限られた撮影機種」で、だけだと思います。
本人の同意を得て、無償で撮影した場合は問題ありません。



?保険適用外の目的でCTを(有償で)撮影した場合の、保険治療との絡みは、はっきりしません。

・・最新の材料や機械などの保険適用可否の判断は、未だに「昭和51年通知」と言う、200字程度の古くて短い文章を元に各自判断されています。
当然、CTの様な診査機器のことは想定されていないので、県や担当者によって判断が変わる可能性があると思います(個人的見解)。

厳しく解釈するなら、CTで写った部位(多くは1口腔全て)は全て、それを見ながら保険治療は出来ません。

甘く解釈するなら、別の目的で撮影した、あるいは他の歯を見るために撮影した、あるいは別の医療機関で、患者さんが自主的に撮影してきたデータを持参された、あるいは一昔前(カルテが初診に戻る1ヶ月以上前?)のもの・・だったら、良いのかも????????知れません。



参考:「昭和51年通知」
歯科領域の差額徴収の廃止に伴い、保険給付外の材料等に よる歯冠修復及び欠損補綴は保険給付外の治療となるが、この取扱いについては、当該治療を患者が希望した場合に限り、歯冠修復にあっては歯冠形成(支台築造を含む)以降、欠損補綴にあっては補綴時診断以降を保険給付外の扱いとするものである。 なお、保険医療機関は、当該治療を行った場合は、社会保険に係る歯科診療録の「備考」欄に自費診療へ移行等がその旨判るように記載を行う」


↑これを見て、CTはどうか??を考えています。
基本は、保険診療を受けるなら、全て保険で。
保険適用外の物が使用できるのは、一部の例外(セラミックの歯など)だけ、というスタンスが良いと思います。



?では今回の様な場合に、撮影の価値は? 個人的にはあると思います。

・・親知らずの位置や形態を三次元的に把握しておくことで、わずかでも、危険(神経損傷や抜歯中止)の回避、施術時間の短縮化に繋がる可能性があるからです。

微量の被曝量と撮影コスト(大体2万前後?)を考えても、慎重を期するのなら、普通のレントゲン写真上での危なげな感じによっては、十分メリットが得られます。

ただ問題は保険のルールとの絡みなのですが、これは保険医療機関側が負うリスクであって、モッキンさんには関係のないことですから、撮りたいと思われるのなら先生のご指示通りにされれば良いでしょうね。

親知らずの状態にもよりますが、おそらく感謝こそすれ、不信感を持つ必要はないかと思いますよ。

もちろんそのわずかな安全確保を不要と思われれば撮らなくても構いませんし、その場合このまますぐに抜歯出来ると思います。






結局また長文になってしまいましたが・・お大事にして下さい。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2010-04-29 11:42:55
新たな器材に制度が付いて来ることが出来ていないという印象ですね。

>本人の同意を得て、無償で撮影した場合は問題ありません。

渡辺先生がおっしゃられた今の解釈もおかしいと思うんですよね。
(渡辺先生が悪いということではありませんよ)

海外でこんなことを言ったらまず「99%」のドクターは「?」
となるでしょうね。
2000〜3000万するCTをなぜ無償で!?

となるはずです。

保険内で使用する為の、きちんとしたガイドラインがないので難しい問題だと思います。


また歯科治療は、「51年通達の解釈の仕方」で変わってきてしまう所もあり、あやふやと言うか・・・

>基本は、保険診療を受けるなら、全て保険で。
>保険適用外の物が使用できるのは、一部の例外(セラミックの歯など)だけ、というスタンスが良いと思います。

以前開業する時「根の治療自費でしたい」と相談した所、
⇒保険は使用せず、自費歯科医院として開業してください。

との返答でしたから、白黒つけるならCTを取れば以降は自費治療ということになってくるのだと・・・



>ただ問題は保険のルールとの絡みなのですが、これは保険医療機関側が負うリスクであって
親知らずの状態にもよりますが、おそらく感謝こそすれ、不信感を持つ必要はないかと思いますよ。

私もそう思います。
1ヶ月待っても麻痺などの大きなリスクが回避出来た方がメリットは大きいと思います。

 
あまり気にしなくていいと思いますよ^^


おだいじに
 
 

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: モッキンさん
返信日時:2010-04-29 12:08:33
先生方ありがとうございました!

凄く混んでいる大きい病院で、壁に張り紙がしてあり

「現在、予約が混雑しており抜歯等の新しい予約は受け付けておりません(緊急や紹介状を持っている方は除きます)」

確かこんな感じだったと思うのですが。

を見ていたので、正直、忙しくて抜歯するのを先にされているのではないか・・・と不信感が生まれてしまっていました。

先生方の意見を聞いて、安心して今の先生にお任せすることができます。

本当にありがとうございました。



タイトル 抜歯前検査でCT撮影したら、1ヶ月以内の抜歯は保険適用されない?
質問者 モッキンさん
地域 非公開
年齢 35歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず)
歯が抜けた・抜く予定 その他
親知らずの抜歯
その他(保険と保険外)
治療費・費用
CT
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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